近年、空き家の発生が大きな社会問題となっています。

　総務省が発表した平成25年住宅・土地統計調査によれば、全国の空き家率は13.5％であり、空き家約820万戸のうち、賃貸用や売却用、別荘用に該当しない「その他の住宅」は318万戸存在するとされています。同調査での本市の空き家率は15.0％と全国よりも高い割合となっています。

　また、平成27年度に本市全域を対象に「空家等実態調査」を実施したところ、戸建て住宅で空き家であるとみなされる建物が2,032戸。このうち、適正な管理がなされていない危険空き家として「特定空家等候補」と判断された住宅が342戸、そのまま又は補修すれば利活用可能な「空き家バンク候補」と判断された住宅が1,690戸存在することが判明しました。

　空き家は有効活用すれば、重要な社会的資産となりますので、適正管理に努めましょう。

　・空き家の適正管理について
　・空き家の活用について
　・空き家の除却・解体について
　・空き家バンクについて
 

　　本市では、空き家の管理や活用に悩んでいる所有者や、空き家を探している人、空き家の所在地の周辺住民等からの「空き家」に関する相談をワンストップで受け付ける窓口として「空き家相談窓口」を住宅課に設置しています。
　お受けした相談内容に応じて関係所管課が密接に連携して対応します。

　○問い合わせ先　建設部住宅課　住宅対策係　電話 63-4127

　

　また、空き家対策は専門的な内容もあるため、専門家団体とその団体加盟の市内事業者及び空き家管理等に関連する事業者をご紹介します。