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出水市令和5年第4回定例会 第6日

○12番(吉元勇議員) 議案80号に対して、賛成の立場で討論いたします。
広瀬川漁業協同組合に対するこの総合調整、全員協議会で本件に関して市長からは、本会議でもですが、「もう、うんざりだ。」という言葉がありました。この発言は、広瀬川漁業協同組合に対するこれまでの様々な不誠実な行為に対する言葉と認識し、そのとおりであります。
この議案は議会で全員一致で可決し、この総合調整の行為をまず一歩として進めなければなりません。
今後は、公共工事の道路や水路の改良工事、河川の災害復旧工事や改良工事の特記仕様書に、「工事協力金は払わない」と記載することにするべきであります。また広瀬川漁業協同組合の補助金の支給の是非や支給できないこと条例に入れ込むことも進めるべきであります。この公共工事の発注における特記仕様書に、工事協力金を払わないことは、国や県の仕様書にも入れるように強く要請することへの第一歩にすべきであります。
さらにこの際、以前から申し上げている7年前の大雪の夜に、市の職員を使って民間の増設工事ではありますが、2つの工事業者を出水市役所庁舎に呼び出させて、そのうちの1工事業者は大隅のほうの業者であります。国分までは来れたが大雪で来れない旨を伝えると、「新幹線があるじゃないか。」と市の職員に言わせる有様。この事案について、当時の市の職員の協力をもらい、いよいよ刑事告発すべきでもある一歩にしてほしいと考えます。
「もう、うんざり」と市長が言うのも、よく分かります。「もう、うんざり」は市の職員の代弁でもあります。県の職員、国の職員の代弁でもあります。さらに言えば、高川ダムの耐震調査は広瀬川漁業協同組合の不誠実な対応で調査できていないことは、高川ダムより下流の米之津川沿いの住民の生命・財産に多大な迷惑をかけている事実であり、このことを住民に広くアナウンスし、場合によっては生命・財産を脅かしたものとして広瀬川漁業協同組合に対し、損害賠償請求の訴訟を起こすことにもなるのではないでしょうか。このとこは、2011年東日本大震災でダム決壊の事案で早期に調査をすべきことでしたが、やれていない状況を見ても、住民を中心に行動を起こすべきでもあります。そのために、改めて行政による住民への情報提供をすべきであります。
市長が不当強要を不当行為と認識し、議員を警告してから来週で5年になります。いよいよ、このような不誠実なことからを完全に抑え込まなければなりません。マスコミの皆さんの力もお借りしたい。よろしくお願いします。広瀬川漁業協同組合自身が変わらなければ、広瀬川漁業協同組合の終わりの始まりであります。
以上、述べたことを考えると、出水市議会は賛成多数ではなく、全会一致で可決すべき点であります。
以上で、討論を終わります。