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出水市令和5年第4回定例会 第5日

○20番(髙崎正風議員) 非常に農家の要望なんですね。これが、「いつまでこれをしているんだ」という話も出てくるんですよ。ですから、何とかならないかと。それは出水平野の土地改良区でやれということではなくてですね、やはり市がこれを先導してやらないと、なかなか前に進まないと思います。
転倒井堰についてはお伺いしましたので、今後は検討課題としていただきたいと思っています。早急に、これも解決できるような方向で進めていただきたいです。
それから、次に出水平野土地改良区の水利施設高度化事業ですね、これについて、令和6年、来年から10年までということで、4年間かな、事業で進められるということになっております。このことについては、先般、若干質問もあったかと思いますが、私が質問を申し上げておりますのは、工事負担金の割合のことでございます。国が50、県が25、市が12.5、農家が12.5の負担割合になっているんですけれども、今農家に、この負担を求めていい時期なのかということが、一番の私の考えなんです。これだけ農家が疲弊していく、後継者もいない、担い手もいないという状況の中に負担を求めていくというのは、ちょっと厳しい状況にあるんじゃないかと思います。
それと、今、出水平野の冠水時が、あれも畑地かんがい、それについても耕作している人は何とか負担金を払えるけれども、あまりそれを利用しない人たちについて、大きな負担になっているんですよね。ですから、このことがあとに残らないように、一遍に払うんじゃなくて、負担が残らないように、どうしても行政のほうで何とかこの12.5は負担ができないかということなんですが、いかがなもんでしょうか。