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出水市令和5年第4回定例会 第5日

○20番(髙崎正風議員) まず、人口に非常にこだわるんですけれども、これをきちんとやらなければ、出水市の発展はないんじゃないかなと思っています。相対的に考えても、農業の問題ではなくても、相対で考えても、やはり人口減少対策を優先的に考えていかなければならないと思っております。
本題の農業についてですが、本市に令和3年12月に策定された農業経営基盤強化の促進に関する基本的な構想と。目標として、施設園芸において、高収益性の作物、担い手を中心に導入して、地域の産地化を図るということで、一つ策定されたものがあります。
それと、令和5年度の出水市農業再生協議会水田収益力強化ビジョンというのが策定をされております。先ほど、この辺については若干の御紹介が市長のほうからありましたけれども、この中で、「年間農業所得が主たる農業従事者一人当たり360万円程度とし、年間労働時間が一人当たり2,000時間の水準を実現する」と、こういう文言がその中に入っております。360万円を2,000時間で割ってみますと、年間250日の稼働であると。それから、日当が計算すると1万4,400円、そうすると360万円の所得があるというふうに計算をしてみたんですけれども、日当からみれば非常にいい職業だなと思いますけれども、公務員からみれば3分の1にも満たないという状況の所得でございます。ですから、こういうすばらしい計画がなされておりますので、ぜひ、これを実現可能な実効性のあるものにしていかなければならないと思っております。
それから、水田収益力ビジョンについての高収益作物の17品目は、地域振興作物として捉えられております。でも、これをどうやってやるのかというと、品目は書いてあります。ソラマメ、実エンドウ、レイシ、イチゴ、ミニトマト、メロン、オクラ、ブロッコリー、キャベツ、タマネギ、バレイショ、カボチャ、トマト、ショウガ、サツマイモ、タバコと、ここに17品目は書いてあるんですけれども、これをどうやって進めていくかということが大事な問題ではないかと思っています。
これを実現に向けたすばらしいものができておりますので、これをどうやって具体的に進めていくのか。今、どうなっているのかについてお伺いしたいと思います。現状がどうなっているのかについて、お伺いいたします。