議会議事録検索

出水市令和5年第4回定例会 第5日

○椎木伸一市長 髙崎正風議員の御質問にお答えいたします。
まず、本市の農業に対する見解についてでございます。農業は本市の基幹産業の一つと捉えております。国においても、食料の安定供給や輸出体制の強化等が重点事項とされていることから、農業には大きなポテンシャル、成長の可能性があると考えております。
次に、頭首工における自動転倒ゲートの設置についてでございます。現在、出水市内には、約140か所の頭首工があり、規模や現場の状況も様々であります。更新につきましては、まずは老朽化対策が急務と考えておりますが、防災面や管理する農家の負担軽減、安全確保という観点から土地改良区と連携しながら調査してまいります。
次に、令和6年度からの「県営水利施設等保全高度化事業・出水平野第1地区」についてでありますが、計画概要としましては、頭首工2か所、用水路4路線、排水路1路線、加圧機場2か所の更新で、総事業費は7億900万円を予定しております。
また、本事業は県が事業主体で実施されますが、事業費の負担割合は、国50%、県が25%、市が12.5%、土地改良区が12.5%となっております。
次に、高尾野町野平交差点改良の進捗状況についてであります。当該箇所は広域農道と市道野平線との交差点で、近くには野平自治公民館がありまして、交通量も多い路線となっております。平成29年度に測量設計業務等を行い、その後、事業用地の取得を行っているところであります。