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出水市令和5年第4回定例会 第5日

○14番(鶴田均議員) 一般質問13番です。よろしくお願いいたします。
それでは、通告に基づき、市長に質問いたします。
まず、野田川水辺環境として、地域に親しまれる河川環境を見つけたいと考えました。御承知のことと思いますが、米之津川や高尾野川も、地域の中心地に水辺環境として一定の広場があります。そして、野田川は野田の中心地に近い早風井堰の上流左岸側に約100メートル河川改良整備に、地域の要望として河川整備をしたところがあります。本水辺広場は、渇水時に軽トラックなどで水の利用や、また航空防除としてヘリの発着地としての作業場所に利用されてきました。現在は雑草木や不安定な敷地広場があり、水不足のとき、農業用水として利用はできないと考えています。
また、本河川の整備時の要望は、野田地域消防団の防水等、定期点検や操法大会の訓練場所として、また出初め式時の一斉放水として利用されてきました。これらは、市民の生活にとっても、河川と触れ合う機会であり利用されてきました。今回、地域に消防団の顔が見える活動として、消防団の出初め式時の消防車のサイレン吹鳴や、現場に到達しての実演は、消防団を支援する者にとって意義があり、地域に密着した活動になるのではないかと考えます。
次に3D都市モデルを活用した防災対策として、先般、行政視察で玉名市の3Dを活用した研修をしてきました。その中で、玉名市は氾濫浸水の経験があり、出水市は平成18年7月に市街地の氾濫浸水があり、多くの被害が生じました。これは、今後も線状降水帯の通り道や停滞も想定されることから、その影響について、特に南九州西回り高速道路の開通に伴い、高速道路の盛土、土羽の影響で、流水遮断によって浸水の範囲が異なってくるのではないかと思います。
米之津川の越流や背面水の影響で、氾濫した場合の避難経路などの防災計画に3D都市モデルを活用して、安全回路などのシミュレーションを映像化することによって、今後の安全対策に反映されると考えます。
現在の米之津川は、以前の約1.75倍拡幅されたと聞きましたが、それ以上の降雨が今後は考えられることから、河川の越流や背面水からの氾濫浸水も考えられることも必要と思います。そして、3Dは氾濫浸水地域の人たちに安全対策として周知し、人災にならないようにできるものと思うが、伺います。
以上で、壇上からの質問を終わります。