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出水市令和5年第4回定例会 第5日

○大久保哲志教育長 増田先生の話は、私も学校にいるときに、自分の学校にお呼びして講演をやっていただきましたので、かなり危機感を持った話で、子供たち、当時は中学生でしたけれども、中学生がかなり真剣に聞いて、ショッキングな印象を得たというのをよく覚えております。
今、お話のあった中でゲーム依存が低年齢化しているという話がありましたけれども、今学校の場合は、先ほど情報モラルの教育が学年に応じて、実情に応じて、こうして実施されているということをお話しましたので、子供たちもゲーム依存であったり、スマホの長時間の利用が体に悪影響を与えるということは、ある程度掴んできているので、それをどうやって防ぐかというのも考えていくわけでありますけれども、最近私は気になるのは、まだ子供たちが自分で考える力がつかない乳幼児期ですね、この時期にも子供が静かにしているからということで与えて、そして動画を見たり、ゲームをしているというのを見ると、かなり私もそれに関してはまずいんじゃないかという認識は持っております。
一旦依存になってしまうと、今度は、さっき言いましたように、いくら教育を受けて、これが身体に悪いということが分かっても、これから脱却できないということになりかねませんので、やはりゲーム依存に関しては、小学校の低学年のうちから、しっかりと、我々は学校でしかできないのでやりますけども、出水市では「みんなでぎゅっ!育ててみせる出水の宝子」というポスターをつくっていますけれども、こういった中で家庭でのやるべきことといいますか、こういったことに取り組んでほしいということも、今、啓発しているわけですけれども、小さいうちに、どういったことが大事かというと、これからもやっていかなくてはならないと。学校教育と平行して、生涯学習の場で、こういったゲーム依存とかこういったことを防ぐ、未然防止になるような取組を進めていく必要があると考えております。