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出水市令和5年第4回定例会 第5日

○7番(南鶴洋志議員) 先ほどの御答弁で、平均利用時間が2時間未満と回答した生徒、小学生が71.1%ということで、逆にいうと29%の方が2時間以上、何らかの形で利用されているということでございます。
最近、一般質問で議員の方が本を紹介するので、私もちょっと紹介させていただきます。先ほどの増田彰則先生の「危機にある子育て環境」ということで、南日本新聞社が発売しているやつでございます。これを見ると、ここでちょっと書画カメラいきましょうか。(議場内ディスプレーへの資料表示)この増田先生も、多分教育長も御存じだと思いますが、さつま町の出身の方で、さつま町ではじめて子育て支援大使ということで任命された方で、まず一番最初に、状況把握、さつま町で依存症の調査をしようということで調査をされて、現状を確認されたところでございます。出水市でも、先ほどのように細かく調査をしていただきました。
次のページをご覧ください。(議場内ディスプレーへの資料表示)これちょっと、白黒で見づらいんですが、これ内閣府がつくったネット利用時間の変化でございます。黒色じゃなくて、ちょっと白っぽいのが2022年度、黒いほうが2019年度ということで、それぞれ乳幼児、小学生、中学生、高校生、それぞれ上がっています。1日2時間使用した場合、1年間で換算すると1か月間はネットを利用していると。仮に4時間ネットを使うと、1年間で2か月はネットばかりやっているということになります。
次のページをご覧ください。(議場内ディスプレーへの資料表示)これちょっと、また細かくてすみません。これは鹿児島県内の小学生の状況です。これも増田先生がつくられた資料なんですが、ゲーム・スマホ時間と睡眠の関係ということで、寝つきが悪い、ぐっすり眠れない、朝が起きれない、昼間が長い、ともに2時間を超えると影響が2倍になっていくのが御覧になれるかと思います。
次のページをお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これゲーム依存の低年齢化ということで、どんどんどんどんゲーム依存の低年齢化が出ております。小学生のほうは、小学男子では全体の17%、これがどんどんどんどん上がっていまして、高校生になると逆転して女子のほうが多くなっているような状況でございます。
ルールづくりのポイントということで、増田先生が言われるには、小学生は1日30分だよと、中学生、高校生は1日1時間ということで、これもちょっと厳しい話かなと思いながら見ていたんですが、そういうことを言われています。あと、宿題が終わったらゲームはNG。保護者であったら「宿題をしたらゲームをしていいよ。」とか「テレビを見ていいよ。」という話をされると思うんですが、私のときもそうやっていたんですが、「それをやってはいかんよ」ということを言われていました。あと、寝る1時間前は必ずやめるということで、やっぱりこのブルーライトというのが目に刺激があるので、できるだけ寝る1時間前はやめましょうということでした。
あと21時以降はできるだけ寝るということで、できるだけ小学生の場合は1日10時間、9時から寝れば7時くらいになって10時間の睡眠がとれるということです。我々のときも、できるだけ9時には寝るように、試験のときは別にして寝ていました。10時まで起きていたのは、ザ・ベストテンがある木曜日ぐらいかなと。それ以外は完璧に9時に。8時だよ全員集合が終わったら、本当にカトちゃんが言うとおりに、歯を磨いて寝ていたなという記憶があります。ただ、最近の子供たちは、なかなかそういうわけにはいかないところがありまして、それを増田先生は強く言っておられました。
これ、教育長も御覧になって増田先生の話は御存じかと思いますが、改めて、それてについて御感想をお願いします。