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出水市令和5年第4回定例会 第4日

○18番(中嶋敏子議員) 職員の労働環境について再質問させていただきます。
令和4年7月に開かれた出水市役所安全衛生委員会の会議録を資料としていただいて、それを基に今回質問しております。昨年6月議会では、令和3年度の同様の会議録を基にして質問しております。死にたいと思ったことがあるか等の質問は、この会議録のメンタルヘルスアンケート結果のところから引き出したものであります。
こころ機構の先生によれば、心身の不調について、昨年度と比べるとチェック項目の数が多くなっていると。チェック項目が3項目以上付くと黄信号、3項目以上は注意しなければならないが、4項目以上チェックが付いた方が151名いると。昨年度から独立させて追加した、死にたいと思った、消えたいと思った項目に関しては、自殺対策やうつ傾向やうつ状態に対するスクリーニングになってると。これにあると答えた方が50名、病気休暇を心の病気で取得される方を少しでも減らせるように、今年度から仕事が続けられないかな、あまりにもきつくて仕事から離れたいなと思ってる方をアンケートで問うたところ、あると答えた方が152名、実際、うつ病などの心の病気は15人で一番多く、91日以上の休職者が10人いるなど、長期化の傾向があると記されています。対面のカウンセリングは、昨年度は33件だったのに対して、今年度は78件と増えている。一月80時間残業している人が130人、産業医の面談を必要とした職員の実数は66人で、昨年度の46人から20人も増えております。昨年も出水市はどんな形で残業を減らしていくか考えていかなければならないと産業医が助言されております。産業医が面談を要する職員が阿久根市は年間で1人か2人しかいないのに、出水市は多すぎるのではないか。100時間を超えて残業をする人を何としても減らしていかなければならないという思いで、今年度も指摘をされております。
時間外勤務縮減等対策委員会が開かれているかと思うんですけれども、この実態を見れば、去年より減ったとは言われるけど、それでも多いんです。それが機能していないのではないかと。そこで協議されたことが実際の改善に結びついているのかお答えください。