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出水市令和5年第4回定例会 第4日

○11番(北御門伸彦議員) 今回、総務病院委員会の視察は九州内4か所を回りました。どこも大変な先進地だと思います。こんな近くにこれほど進んだところがあるとはちょっと驚きだったんですが、地域エネルギーに関しては、みやま市をぜひ早めに視察していただいて、次のステップを早めに考えていただくよう要望したいと思いますが、次に参ります。
出水麓は、観光活用という大きな目的のために、市としては多くの投資をしていただいたというふうに理解しております。予算だけでなく、人材の配慮もされてるというふうに感じておりますが、書画カメラ1をお願いいたします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは9月2日に、NPO法人まちづくりネット八女の理事長をされている北島力さんを招いて、出水麓まちづくり講演会を出水公会堂で開催していただきました。主催は出水市で、企画運営は一般社団法人のテンラボに委託されて開催されたようですが、市の関係職員の方以外にも、ほかの部署の職員が数名いらっしゃったようにお見受けいたしました。街なみの保全・活用を担うプレイヤー発掘と地域とのつながりを目的とした講演会、ワークショップの開催がこのチラシにうたってありましたが、1991年に市民主体のまちづくり活動が始まり、行政と連携しながら、約30年かけて街なみ保存と活用に取り組んだ八女市は、約70件の空き家が再生活用されております。武家町と違って商家町という特性もありますけれども、八女市の都市計画で長く携わったこの北島さんが、退職された後も活躍されていて、大変参考になるお話を聞きました。NPOの運営にも市がかなりサポートをしてるというふうに聞いております。
また、国土交通省の街なみ環境整備事業で事業を進めておられると聞いております。私の記憶では、平成9年にこの計画を策定し、計画に基づきカラー舗装や街灯などの整備を行ってきたというふうに理解しているんですが、その後、関連して住民組織である麓街なみ保存会がつくられたというふうに記憶しております。さらに、その後は、この事業を活用したとは聞いた記憶がないんですが、当時は建設省ですが、今の国土交通省の街なみ環境整備事業、これをその後取り組んだかどうか確認させてください。