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出水市令和5年第4回定例会 第4日

○鮫島幸二病院事業管理者 将来的なオンライン診療というのは、恐らく今後発展していくものと考えております。現状で申しますと、まだそこまで当センターのほうができておりませんけども、もう既にAI問診を始めて、受診から診療までの時間短縮を図っておりますし、これ今一部の外来だけでやっておりますけども、今後広げていく予定でおります。
また、遠隔診療、遠隔診断というのも以前からやっておりますけども、当院では、在宅でも当院のカルテにアクセスできるようなシステムを独自に持っておりまして、特に1人部長、1人医師のところでは、常にその病院にいるということができない人のためにそういうシステムを稼働して、円滑な診療ができるように努めているところです。
ただ、今後、5Gから6Gになるにつれて、恐らく通信機器、あるいは端末も発展していくと思いますけども、今、医療機関といいますか、当センターも含めて医療機関が大きく捉えないといけない問題が、サイバーセキュリティでございます。これをネット上にカルテアクセスが自由にできるというと変ですが、恐らくセキュリティを考えてアクセスできるようにしても、いかなる方法で侵入されるか分からないというところで、当院も二重、三重にバックアップを取って、サイバーセキュリティには対応してるところですけども、やはり一番安全なところは、ネットワークにカルテ等をつながないことが一番の今の時点では安全策と言われています。今後、セキュリティの問題の発展、それから端末の発展、それから高齢者が多い出水地域によっては、そういう方々が使いやすい端末の発展、そういうのがそろってくれば、恐らく将来的に遠隔診療、オンライン診療というのは発展していくものと考えております。