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出水市令和5年第4回定例会 第2日

○1番(井伊健一議員) GPS、そっちのほうから進めたいということなんですけれども、来年、2024年度からは学校の教科書等にもこういったQRコードを付けて、授業も展開されるということですので、その辺も含めて、心ある勇気ある小学生、中学生もこういった認知症の方を見つけたときには、場合によってはQRコードでぽっとできればいいのかなと思うので、ぜひとも検討をしていただきたいと思うところであります。
もう一つですね。これ実際、NHKのクローズアップ現代でも、たまたま私見て、資料をつくったあとに見たことなんですけど、認知症の方本人が自分の力を活かして、行方不明を防ぎながら、安心スムーズに外出を続けるための「希望をかなえるカード」の利用が広がっています。書画カメラの2をお願いしたいと思います。(議場内ディスプレーへの資料表示)こういったカードなんですけど、これも先ほど言ったように紹介されていました。危ないからと周囲に持たせるのではなく、本人が自由な外出を続けるために、自分が持つという、そういったカードであります。あらかじめカードに記載しておく内容も、認知症の方本人が自分なりに考えて持ち替えて歩くのです。例えば、「どこどこの駅で降りたい。一声かけて教えてください。」あるいは、「家への道を教えてください。目印は○○というお店です。」「私の代わりに電話をしてください。電話番号は何番です。」など、認知症の人それぞれが必要なときに周囲の人に見せて、協力してもらうカードであります。言葉が出にくくても、カードを出すと伝わる。そして、またみんな親切で嬉しいという声もあるそうです。こういった「希望をかなえるカード」を、認知症あるいは認知症の疑いで希望する方に配布するというお考えはないか、御質問いたします。