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出水市令和5年第4回定例会 第2日

○大久保哲志教育長 このいじめの、今議員が「件数」とおっしゃいましたけれども、実際には、このいじめの認知件数ということで言っているわけですけれども、私どもは、この学校にはいじめの認知件数が少なければいいのではなくて、できるだけ多く認知して、そしてその解決に努めるようにというふうにお話をしています。
今、議員のほうから御紹介があった、出水市はかなり減っているということで、それ自体はもちろん学校の努力はあると思うんですけれども、例えば令和4年度のいじめの認知でいきますと、人口1,000人当たりにしますと、出水市は県とか全国よりもかなり多いんです。私は、この多いことは、いじめが多くてまずいというふうに理解しているのではなくて、やはりいじめをしっかりと認知して、そしてその解決に当たっていると、こういう評価をしております。これは国も県もそうですけれども、いじめというのは、なかなか、いじめと判断できる部分が難しいところで、いじめと疑わしいものも、そのような形で認知して、そして子供たちが楽しく学校で生活が送れるようにということで、その解決を図っていこうということで進めておりますので、私としては少なくなってただよかったではなくて、認知件数は変わらず国や県に比べても多い状態でありますので、しっかり認知ができているというふうに理解しております。