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出水市令和5年第4回定例会 第2日

○大久保哲志教育長 今ありましたように、小学生が非常に増えているということ。中学生、高校生も増加傾向にあるわけですけれども、そういう状況の中で、実際に不登校状態にある生徒が保健室登校でありましたり、ほっとハウス、そういったところに行っている数というのもあるわけですけど、その前にまず、この不登校の状況というのがどのようにカウントされているかということでございますが、何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因・背景により登校したくてもできないと。こういう状況でのものを数えていくわけですけれども、病気や経済的な理由によるものは除くというふうになっております。
こうしますと、不登校は例えば年度当初に不登校状態にあっても、今おっしゃったみたいに保健室登校であったり、あるいはほっとハウスとか、あるいは心の教室のほうに通うことで、学校に登校できるようになった場合でも、不登校数としてカウントしていく関係がございますので、年間と言いますか、ほとんど学校に来れない、保健室登校もできない、そしてほっとハウス等にも行けない、家に籠っている、あるいは学校に近づけない、完全に不登校の状態にあるという数は、現在のところは小学校で4名、中学校で17名というような数になっております。逆に言いますと、今議員がおっしゃったみたいに、保健室登校であったり、別室登校であったり、様々な形で学校では子供の意向であったり、保護者の要望等に応えて、できるだけ子供が学校もしくは今後の社会的自立に向けていけるような、そういった方法を取れるようになっておりますので、そういった意味では、今、様々な方法を申し上げましたけれども、そういったものが効果があるのではないかと考えております。