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出水市令和5年第4回定例会 第2日

○柿木彰保健福祉部長 自殺対策のこれまでの取組ということでございますが、自殺対策基本法がございまして、それに基づきまして大綱を国が定めております。その大綱には、総合対策というふうに「総合」という字がついておりますが、自殺対策の基本は生きることの阻害要因を減らし、今度は生きることの促進要因を増やすことを通じて、リスクを下げるということで、阻害要因としましては、過労、生活困窮、育児や介護疲れ、いじめや孤立感、促進要因としましては、自己肯定感、信頼できる人間関係、本人の危機回避能力等ということで、総合的な包括的な取組をしなさいということで、本市におきましても、庁内でプロジェクトチームを立ち上げて、関係する部局で総合的な取組を計画以降、実施をしております。
先ほど、日髙議員のほうから、いわゆる目標に掲げられた自殺死亡率の減少ということで、29年度10万人に対する18.9ということで、令和6年が14.3以下、令和8年が13.0以下という目標を掲げてございます。
令和4年度につきましては、増えたところでございますが、その分析を、今後に考えておりますが、先ほども申し上げましたとおり、中・長期的には毎年増減は繰り返しながらも、だんだん減っているという傾向で、一定の効果は取組の成果は見えているのではないかと考えているところでございます。