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出水市令和5年第3回定例会 第6日

○総務病院委員長(鶴田均議員) ただいま議題となっています、議案第45号「令和5年度出水市一般会計補正予算(第6号)」所管部分につきまして、総務病院委員会が審査しました概要と結果につきまして、報告します。
歳入部分において、予算書19ページ、01細節純繰越金について、「令和4年度から令和5年度への純繰越金の確定に伴い、当初予算との差額13億4,392万2,000円を追加計上するものである。」
歳出部分において、予算書23ページ、04細目行政不服審査費について、「熊本県の検査で不正請求が確認された水俣の福祉作業所への行政処分に対し、その福祉作業所から不服審査請求が出されたため、現在、審議員を任用し、双方から弁明書等をもらい審査をしている。それに係る審議員の業務費及び行政不服審査会の開催経費について追加計上するものである。」
07細目基金積立金の公共施設整備事業基金積立金について、「令和4年度決算に伴う純繰越金が確定したので、地方財政法第7条に基づき、剰余金の2分の1以上を積み立てるもので、今回、6億7,200万円を追加計上するものである。」
10細目総合戦略推進管理費の地域再生可能エネルギー利活用推進事業費について、「5月に設立した地域エネルギー会社、株式会社いずみみらいが、来年度以降、公共施設を対象に太陽光発電設備や蓄電池を設置するといったPPA事業を行う。それに必要な施設の情報の整理や、事業実施の効果が高いと見込まれる施設の絞り込みと優先順位の設定をし、整備計画の策定を行う委託料を新規計上するものである。」との説明がありました。
討論では、賛成の立場で、「今回の補正予算の歳出においては、総務管理費において、それぞれ、県や国の内示に基づくものが予算化され、基金においては、運用ルールに基づく積立がなされ、将来のSDGs未来都市に向けた再生可能エネルギー設備導入に向けた調査・整備計画策定の予算も計上されている。歳入においてもバランスの取れた配分の予算となっていることから賛成する。」との討論があり、採決の結果、出席委員一致により、原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、総務病院委員長報告とします。