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出水市令和5年第3回定例会 第6日

○12番(吉元勇議員) 陳情第3号、原案に賛成の立場で討論いたします。
委員長報告の中で賛成少数、私が唯一1人、賛成した立場であり、その賛成討論の中で申し上げたとおりでありますが、私も議員になって14年目になりますけれども、どうも、こういった生活保護のことの陳情だとか、あるいはどちらかというと共産党系の方々の提案に対しては、この国の地方自治の議会は反対すべきものだという風潮があり、それぞれの政治家としての考えを持っているのかと、甚だ疑問に思っている14年間でもあります。
どうも、生活保護のことは引き上がると、生活保護者は仕事もせずに、引き上げばかりだといったような雰囲気もあちこち聞かれますが、我々の立場は、やっぱり生活保護の方々の生活を見た限り、贅沢を誰がしていますか。そんな裕福なことをやっているとは思えない。そんな中で、とりあえず生活保護費引き上げ、あるいは生活保護者を云々というのは、どうも反対すべきものだという風潮があります。
出水市議会で、地方自治議会ですけれども、ここで一つ、流れを皆さんつくりませんか。どうも、こういった話には反対すべきものということではなくて、そろそろ生活保護の方々の思いに立った立場でやると。そうなると、生活保護を受けている方も、それは働きたいけれども働けない理由もたくさんあると思います。でも、こうやって議会が支援するという立場を取ったら、やはりその方々ももう少し意欲を持って、自分たちのことは自分たちでやるんだという流れをつくるのを、我々政治家の役目であります。「生活保護費のことは、とりあえず反対」と、そういった風潮を少しでも今後、断ち切ろうではありませんか。そういったことを述べて、この原案に賛成するものです。