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出水市令和5年第3回定例会 第5日

○20番(髙崎正風議員) 最初、初歩的なことが守れていないということで市長に申し上げたんですけれども、これ新聞紙上を見ても同じことが書いてあります。今の野村農林水産大臣のほうも、結局指摘されていたこと、前回のときにはそのことも質問をしたと思いますけれども、結局今の疫学調査の報告の中を見てみますと、飼養衛生管理の実施状況については、衛生管理区域に出入りする際の車両の消毒、衣服・靴の交換、手指消毒などの実施において、不備が見られたという事例が認められたということにあるんですよね。また、現地調査のときの聞き取りにおいてもこれらの衛生対策を実施する旨の説明があった事例において、その日、日常的な実効性については不十分と考えられる事例が見られたと。さらに、家禽の飼養管理衛生者は衛生対策を実施しているが、鶏ふん・堆肥などの一部の作業者、外来業者では実施していない。また、農場側からその実施状況を把握していない事例が見られたということであるから、感染防止のためには結局、このことは全く守られていないというようなことも指摘されておりますから、私も何回もこのことについて、靴を洗って入るとか、雨靴を替えるとか、いろいろ手洗い励行しなさいとかって、前回ちょうど発生時期にそういうことを言われてずっと来たんですけど、なかなかこの疫学調査においてもそういう指摘があります。
ですからこれは、もうちょっと飼養農家にとっても、もうちょっと真剣に、まだまだ真剣に考えていかないと、逆に言うと法定伝染病だからやむを得ないだろうと思って、行政、国・県・市も一生懸命になってやるということになっておりますけれども、一番肝心な原因、第一ですね、責任者というのは飼養農家にあるんだということを、きちんと法的にたたき込んでいかないと、私たちがするからあんたたちはいいんだよと、もうこれを放っておいたらあんたたちはもう、養鶏は飼えなくて生活もできなくなるんだよというぐらいの厳しいことをば、指摘していかないと、いつまで経ってもそういうこと守られない、本当に初歩的なことが守られていないということは、そこはもう残念だと思いますので、市長はこの辺についてはしっかりとやっぱりもうちょっと厳しい姿勢を持って、ただ防疫対策のお金をもらえる、そういう問題じゃなくて元を直していかないと、一番元になるのは、その発生源の元を直すには、そういうような努力が必要じゃないかと思います。
また、ウインドレスについても、完全な今の防疫対策になるんだということで、農林省が推奨されて補助金も出しましたけれども、結局換気が悪くて、中のほうから、真ん中のほうから全部倒れてきてると、鶏が。外部の換気のいいところはそうじゃなかったという話も聞いておりますから、結局、鶏舎はいいものを造ってもらっとっとに、そういう管理が行き届かないための問題が生じてきますので、この辺については、飼養農家にとっては厳しい姿勢で臨んでもらいたいと思いますが、市長の考え方はいかがでしょうか。