議会議事録検索

出水市令和5年第3回定例会 第5日

○20番(髙崎正風議員) よく「紐付き」と言われるんですけれど、紐付きでやる考え方というのはなかったのか、全体的にやるのはそれは当たり前の通常のことだから、それはあなたたちの仕事だから、何も言いませんよ。しかし、そこにやはりある一定の特化したものを考え方がないと、私言ってるんですよ。ですから、ある程度そういう議員からの一般質問があったりしたときには、重大なニーズを感じたときには、やはり特化して前に進まないと、いつまで経っても「ああそうですか」「そうだったでしょうか」で、済まされてしまっては、議会としても議員としても、やはり質問した以上は、きちんとやっぱりその成果を出してみたいという感じがあるわけですから、しっかりとその辺は受け止めながら、執行していただきたいと思っております。この件については終わります。
次に、畜産振興についてということで、御答弁をいただきました。この中で、廃業した人はいなかったという御答弁がありました。なるほど、いいことだなと感じたところでございます。それと、ひな導入については2月頃までで終わって、元に復帰していくという御答弁があったようでございます。来年1月ですから、まあ1年かかるというような状況であるようでございます。そういうことの答弁がありましたので、(1)については一応終わりたいと思っております。
それから、(2)については、今回の鳥インフルエンザの原因は、感染源についての疫学調査の結果についてどうだったのかとお伺いをしたところでございます。それなりの御答弁をいただきました。
ここにありましたように、疫学調査の報告書は私にも同じものをいただいております。これ全部読まさせていただいておりますから、中身についてはほとんど分かっていると思います。その結果から見て、疫学調査のこの資料の41ページの中にあるんですけれども、私が気にしていたことは、空気感染だと前から一般質問の中で申し上げておりましたけれども、ちょっとここにはいろいろ言葉が足りないところがあったのが、私が考えたのは、粉じん、今言われるように、このことについては疫学調査のほうにありますように、粉じんと、いや思うということを言いたかったんだけど、今、空気感染でなってしまったんですけど、このことがやはり取り上げられているようでございます。その中の一部を読んでみますと、周辺の発生農場からの感染についてということですが、発生農場で多く家禽が感染した場合は、農場内のウイルス量が増大し、発生農場由来の小動物や衛生害虫のほか、粉じんや羽毛などが周辺環境へ飛散し、感染源となる可能性は否定できないと。これは特定してないわけですから否定できない、その可能性もあるよということを言ってるんだろうと思います。現在のところ、こうした可能性を支持する科学的根拠がないことから、今後これらの要因について周辺農場への拡散状況、発生農場からの風向きの影響、粉じん・羽毛などのウイルスの付着状況、飼養家禽への暴露状況などについて、海外事例を含めて知見を収集し、検討することが求められるということになっています。
それと、農場の発生は、殺処分の防疫作業のために多くの人員が農場に出入りすることに加え、報道関係のヘリコプターやドローンなどにより、粉じんや羽毛などの飛散が増大すると考えられると。こういうふうに疫学調査の中の報告書の1つであります。
こういうことで、感染については、市長が申されたとおり疫学調査報告書のとおりだと思ってはおりますけれども、なかなか難しいことであります。今後の疫学調査の結果を見て、どのような対応をされていくのか、対策を考えているのか、御答弁をお願いしたいと思います。