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出水市令和5年第3回定例会 第5日

○14番(鶴田均議員) 本日2番です。よろしくお願いいたします。
   通告に基づきまして、市長に質問いたします。
まず、稼げる観光地について。本年度の施政方針と施策の中で、稼げる観光事業として、その方向性を提案されています。そこで、これらの実行に向けて、市長の取組ビジョンは出水市の観光事業にとって希望を感じるものだと思います。
 そこで、1つ、今回これに沿って具体的にどのようなテーマで推進されるか、伺いいたします。2つ目、観光客が出水市に興味を持ち、来ていただけるような出水市の見どころをどのような形で、どのようなものがあり、啓発活動をされるつもりか、その方向性を伺います。3つには、外国からのインバウンド推進はどのように計画されるのか。今、日本の観光地は外国に人気があり、外国人の観光客が増加しているはず。それは、宿泊の問題や観光マナーを守らない人もいて、苦慮しているところもあると聞きます。出水市は、外国からの観光客はまだ少ないようですので、もっと仕掛ける観光として、誘致のチャンスがあると思うが、伺います。4つに、ラムサール登録のツルの越冬地として、どのように観光に生かせるのか、特に荒崎のツルの観察センターの取組やクレインパークの観光地として、どのように生かせるか、伺います。5つに、麓武家屋敷の観光地としての戦略と麓歴史館の魅力としての仮想空間体験、VRの活用はどのように生かされているのか、伺います。6つに、出水市は養鶏の日本一と言っても過言ではないと思う。そこで、この地域としての地の利を生かし、鶏卵・鶏肉食を出水市の食文化としてするのか、鶏のまち出水市を全国に熟知させるように、広くアピールできるのではないかと思うが、伺います。7つに、出水市の繁華街、川端通りがのんべえ居酒屋街として癒しの空間、出会いと融和の場所として魅力がある。そこで、鹿児島の有名な癒しどころ天文館にちなみ、仮称「北薩の天文館川端通り」として、自信をもって世間にアピール、紹介できないか、伺います。8つに、今後大いに期待される屋根付き市民ふれあい広場は、地域の様々なイベントや雨天時は子供たちの遠足や、屋内でも広く自由に楽しい空間が生まれます。また、自信をもって大学等スポーツ合宿の誘致や、大小のアーティストの公演などにも利用できると思うが、伺います。
次に、農業委員会会長、市長に伺いますが、荒廃農地の活用はできないかについて。これは、農業経営の活性化につながることが大事であると思う。農業は食の代表格であり、生命を支える空気・水、その次に大事な役割を担っている。しかし今、肥沃のよい農地がたくさんあるが荒廃している。出水市の基幹産業は農業としていることもあり、これらを活用して農地の再整備はできないか、また、できる方法はないか、伺います。そして、特徴ある農産物の調査研究を行い、中山間地を生かせる農産物の提案はできないか、伺います。
次に、市道・農道の維持管理について、農村を生かすことは、まず生活道である道路が安定していることが大事で、特に道路の維持管理として、草払いなどは常に必要としており、その対応は厳しいものがあると考えます。中山間地の市道や公共性のある農道も多くあるが、受益地の耕作者の減少に伴い、現在の市の取組では厳しいものがあります。これらを打開するためには、市の事業として計画的に除草作業の対策が必要であると考えます。これについて、何回も質問しているが、一定要件を具備している農道は交付税に有利な市道に認定することが財政的にも有利と思います。維持的な草払いの作業賃金は十分確保できると思います。申請については、難しいとは思いません。合併して約18年になります。交付税対象になる農道などは、全体的に状況を把握して見直しを行い、認定できる路線は市道にするべきだと思います。また、過疎地域に指定された野田地域は、少ない人口で高齢者は多い地域で、農道の延長は長い。これは、農村の美化活動として草払いは厳しいものがあります。これらは住みやすい農村社会として、道路の草払いは特に必要と思うが、伺います。
以上で、壇上からの質問を終わります。