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出水市令和5年第3回定例会 第5日

○大久保哲志教育長 今、議員からお話がありましたように、特別支援教育の推進が進んできて、その中でこの発達障害ということについても、教員の中でもまだ十分に理解が浸透しているとは私もまだ思っておりません。ですから、中にはうまくいかなかったり、何度も同じことを繰り返すと、本人の努力不足じゃないかとか、家庭のしつけができてないんじゃないかとか、そういう見方をする例も過去にはありました。
現在、教員のほうでも、そういった子供たちの発達障害への理解が進んできて、そういったいろんなうまくいかないこと、学習面、行動面、それから対人関係、それぞれに関して子供たちがうまくいかない困難さを感じていること、これについての理解は、教員のほうではかなり深まってきたと私も理解しております。
   それに対して、それぞれ支援体制を、先ほど申しましたように特別支援教育コーディネーターを中心に行ってきていると。それに対して、今、紹介のありましたペアレントトレーニング、こういう言葉で保護者の方を集めて研修会というのは、現在、学校ではまだこういった形ではなされてないと思うんですけども、特別支援学級に通ってる保護者の皆様を、例えば学年PTAとか、学級PTAの際に一緒に集まって、それぞれのお子さんが持つ悩みとか、そういったのを語り合う場面というのをつくって、そして焦らずにどういう支援が必要かということを個別にお話をしたりとか、そういう形で進めていると理解しております。