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出水市令和5年第3回定例会 第4日

○12番(吉元勇議員) 先の定例会で一般質問をしませんでしたので、今日はリフレッシュな気持ちでやれるような気がして、いい質問になるような気がします。先輩議員の中嶋敏子先生も、真似してはいかがでしょうかということを申し上げておきたいと思いますが。言わんでよかったことですかね。
朝の登校時刻に交差点に立つようになって、26年になりました。誰も慰労会は開いてくれませんので、毎週一人で建四郎に行って慰労しております。子供たちを絶対に事故に遭わせない、そしてそのことは決してブレない、そんな気持ちを持って交通指導をしております。そのブレない気持ちで、自称でありますが、出水の、そして令和の田中正造こと吉元の一般質問を始めます。
まず、鳥インフルエンザ埋却地からの液体漏出のことについて伺います。
野田町下名で発生した本件について、地元2自治会の住民や農家の多大な迷惑となりました。この事案に関して、私議員として、どのような対応をすべきか、行動をとるべきか、考えております。
出水市行政は、この2自治会の住民や農家に対して、何らかの支援を行ったかどうか。また、県行政に対して、どのような申入れを行ったか。あれば、答弁をお願いします。
本事案については、埋却物の埋替えを今月中以降に行う予定としておりますが、埋替え作業について、出水市行政は県行政とともに、または県行政とは別に、何らかの対応を取る考えがありますか。考えについて、答弁をお願いします。
2つ目の質問ですが、学校での安全・安心の施策について伺います。教師による児童・生徒への暴言や暴力などの体罰の報道が絶えません。昨年、改定された生徒指導提要では、このような事案がないことを強く求めています。この指導提要を、教育委員会事務局や学校長はどのように活用し、体罰防止に努めていますか。ほとんどの学校には生徒を指導する主任が配置されていると認識しております。その人選は特に男性職員で、声が大きく怒鳴れる教員が選ばれていると感じます。今の時代、そのような教員では、児童・生徒は安心して学校生活を送れるどころか萎縮し、先ほどもありましたが、不登校にもつながります。この改善を、教育委員会、学校教育課が主体となって進めるべきであります。どう考えますか。
出水市学校現場では、児童・生徒の性的マイノリティの配慮から、各学級等や入学式、卒業式などの名簿が、令和3年度から男女混合名簿になりました。この導入は特にトランスジェンダーの児童・生徒のことを思っての導入ですが、肝心の教員の理解や対応が進んでいるとは感じておりません。教育委員会事務局では、教員の対応については、どのように認識しておりますか。
昨年の8月に曽於市立高岡小学校で、校庭の古い高木の枝落下により、校長の死亡事故が発生しました。当時は県教委をはじめ各市町村での、学校内危険木の調査や伐採等が実施されました。このことは、学校内活動において、安全・安心のために、高木の適正管理を目的とした剪定や伐採を進めていかなければなりません。そのことについて、今年度の実施状況、それと来年度の計画を説明ください。
3番目の質問ですが、パートナーシップ制度の導入について伺います。本市では、この制度を導入したいという方針を示しておりますが、導入に向けての取組はどのようになっていますか。この制度の導入を市民に理解してもらうために、他の自治体では、特にLGBTQの理解を深める活動をしております。毎年6月は、この理解を深める月間でもありますが、出水市行政での取組はなかったと思っております。今後、この啓発活動的な取組を行う予定がありますか。答弁をお願いします。
4番目の質問ですが、出水市定住促進事業補助金交付要綱で示す第3条の対象者のうち、公共交通機関の通勤補助金に特化して伺います。この制度を利用する条件に、特に住居地域の自治会の加入があります。自治会加入については、市長も述べているように、本人や世帯がいろいろ考えて選択するものであります。この補助金を利用する条件は「本市市民である」とか、「市税等の滞納がない」ことで十分です。自治会加入が補助金制度利用の条件になっていることは、自治会加入への強制加入ではありませんか。自治会加入条件は外すべきです。どのように考えますか。
5番目の質問ですが、水銀灯廃止に伴う公共施設の対応について伺います。水銀灯の製造等廃止により、公共施設の水銀灯照明はLEDなどの照明に更新する必要となってきました。自治体では、この施策が進んでいるところもあれば、まだ更新計画を立案していない自治体もあります。出水市行政では、この更新についてどのような計画になっていますか。水銀灯の施設について、特に出水市庭球場のコートの水銀灯照明は、使用するにあたり暗いと感じる利用者もおります。また、夏場、この時期ですが、カメムシが集まり、庭球場利用に大きな障害が出ております。このように、庭球場に照明のLED化は急ぐべきと考えます。どのように考えますか。
6番目の質問ですが、出水市植木市場への支援について伺います。出水市植木市場の運営は、樹木需要の低迷と低価格で運営が大変困難な状況にあります。現在、樹木購入等への補助金や市場を運営する組合の努力で、運営収支改善には努めておりますが、新たな支援策が必要な状況であります。出水市行政は、植木市場を開催、運営する組合への支援や市場の運営について、どのように考え、また捉えていますか。答弁をお願いします。
最後の質問ですが、畳生産者への支援について伺います。市内には、多くの畳の製造の小規模事業者がいますが、住宅等の構造変化で畳の需要の低迷が続いており、何らかの支援策が必要と考えます。市の木造住宅新築等建築工事促進事業に見られるような助成を参考に、畳需要や特に畳表替え、ござ替えのことですけど、これらのことが進むような施策を検討する考えがありますか。答弁を求め、壇上からの質問を終わります。