議会議事録検索

出水市令和5年第3回定例会 第4日

○18番(中嶋敏子議員) 再生可能エネルギーとして、太陽光は大きな力を持って、国としても進めてきたわけですので、この機に及んで、50%近い削減をかけるというのは、事業者にとってはその方もおっしゃっていましたけれども、消費税だって5%、10%と段階を踏んでしてきたじゃないかと。事業者の意見も全く聞かないまま、いきなり40%、50%近い削減をかけてくるのは、民法上も公序良俗に違反するやり方ではないかということも、指摘をされているのを述べておきたいと思います。
今後の推移を見守っていきたいと思いますけれども、いずれにしても市内で頑張って設備をはかってこられた方々が影響を受けているわけですので、市長は国に対して、自分たちとしては言える立場ではないと言われましたけれども、そういう住民の思いをどう受け止めていくかというのは、課されている課題の一つではないかと思います。
次にいきます。会計年度任用職員についてですけれども、先ほどの答弁で条例改正など、必要な手続を進めると。そして、職員に対する給与の増額改定があった場合も、総務省からの通知に基づいて適切に対応していくと言われましたので、ぜひ、そのとおり実行していただくことを期待しておきたいと思います。
私は先日、民間アパートに住んでいるという会計年度任用職員の方から電話をいただきました。その方の手取りは約9万円です。家賃、アパートの共益費、自治会費等を払うと手元には6万円余りしか残らないと。まさに生活保護以下の暮らしを強いられておられるわけです。電気はつけず、テレビの明かりで済ます。トイレは1日1回しか流さない。食事は卓上用のガスコンロで余熱を使いながら、もやしをいっぱい買ってきて、それでいっぱい膨らませた野菜炒めを一遍にたくさん作り置きして、何日かに分けて食べていると。肉は1日に2、3切れしか食べられませんと。外食なんか、考えられもしない。冠婚葬祭など予定外の出費が出てくると、やりくりに眠れなくなるほどですと。仕事はやりがいを感じているけれども、贅沢は言わない。もう少し余裕が欲しいと、涙ぐましい日々が手に取るように分かり、これは放っておけない問題の一つだなと思っております。
市長は、こうした会計年度任用職員の生活実態、市の職員であります。市長が雇い主であります。その訴えをどのように受け止めておられるか、お答えください。