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出水市令和5年第3回定例会 第4日

○1番(井伊健一議員) この辺も含めて、公費負担ということですので、再度、何らかの形でLINE等でも発信をお願いしたいところであります。
続きまして、(6)男性もワクチン接種することということにつきまして、男性もHPVワクチンを接種することで、HPVに感染する疾病を予防できる。また、パートナーへの感染防止、社会全体での感染リスク低下など、意義は大きいと思っております。
実際、子宮頸がんになられた女性からの声というのもあるので、ちょっと紹介したいと思います。「当事者が国に男性へのHPVワクチン定期接種の要望書を提出」ということで、「2022年11月17日、男性もHPVワクチン接種によって肛門がんなど予防できることなどから、無料での接種に位置づけてほしい。」と、大学生が約1万5,000件の署名を集め、厚生労働省に提出した。代表の川上詩子さんは、「男性への接種の恩恵は大きく、子宮頸がんの撲滅にも貢献する。ぜひ、議論してほしい。」とまとめた。署名を提出した服部翼さんは、「自分も接種したかったのに、費用負担が壁になり接種できなかった。救えるはずの病気も、苦しむことを減らしたい。」と訴えたというふうに言っております。
WHOのホームページによると、HPVワクチンの接種を、公費で男女とも接種している国は、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、フランス、ドイツなど55か国に上っています。その中でも、男性ワクチンの接種率はオーストラリアで73%、カナダ73%、イギリス71%、アメリカ68%、先進諸国では男性への接種も進んでいます。最新の情報では、男性の接種率が80%を超えた国もあります。今や、HPVワクチン接種は世界の常識になりつつあります。
先ほどの答弁で、国の動向や他自治体の状況を見ながら検討するということなんですけども、実際、書画カメラの3番をお願いしたいと思います。(議場内ディスプレーへの資料表示)実際に、男性への接種を補助をしているところになります。東日本が主になるんですけれども、平成4年、平成5年といろんなところで全額助成とか、あるいは一部助成というところでてきます。
本市においても検討した上で、助成するお気持ちがないか、再度、市長にお伺いします。