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出水市令和5年第3回定例会 第3日

○椎木伸一市長 もとより、先ほど答弁で申し上げましたように、この市内の均衡ある発展、バランスの取れた行政というのは、常日頃から考えているところでありますし、もとより私も一番端に住んでいる人間でございますので、どこに行くにも遠いわけです。ところが、今、車社会でありがたいことに西回り自動車道も整備されて、すごく助かっているといいますか、時間が短縮して、自分が予想した時間で到達できるようになっておりますので、そこは自分が住んでいる位置というのは、非常にカバーできているというふうには思っております。
今後、出水市はSDGs未来都市にも職員が頑張って2年かかりましたけれども、登録を指定をしていただきましたし、またツルの越冬地につきましてもラムサール条約湿地という非情に難しい基準もクリアし登録いただき、武家屋敷も日本遺産に登録いただき、規制緩和もできまして、今やっといろんな民活で麓地域も含めて活性化が進みつつあります。そしてまた、観光庁の事業によりまして、市内にいろんな店ができ、また改装され、この言えばアフターコロナに向けてスタートを切ろうかというようなところまで来ております。
今後につきましても、SDGsの目標に沿って、あるいは社会情勢の中でいろんな課題が出てきております。このジェンダーフリーの問題でありますとか、地球環境の問題であるとか、ごみの問題であるとかですね、様々問題が急激に進んでおりますので、それを先取りするような形で今後の総合計画の中にも入れながら、いつも言いますけれども、10年後20年後の出水市の将来像を見つめながら取り組んでいければと考えておりまして、その中に、市内の均衡ある発展というものも十分加味しながら、取り組んでいきたいと思っております。