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出水市令和5年第3回定例会 第3日

○3番(池田幸弘議員) 県のほうが前向きに進めていってくれるというような言葉が、今聞けましたけれども、なるべく早急な整備が進むように、また市のほうにおかれましても県へ声上げをお願いしたいと思います。
それから、私、西部地区村づくりのほうで自治会の副会長もしているもんですから、役員をしているんですが、昔から村づくりのほうで生活環境の整備であるとか、道路環境の整備であるとか、生活に直結する悩み、地域課題というものについて相談をしてきております。これは、現場を見ながら、それぞれの道路河川課の方々、それから農林水産整備課の方々に来てもらって、現地で判断をして、市に要望をしていく。自分たちでできるものは自分たちで取り組んでいくというような村づくりの精神を受け継いだ活動をやっているんですけれども、そういった中で、道路の市道の残地が高尾野の西部縦線の石坂から本城に入った、本城の中心、西部第二団地のところに残地があるんですが、そういったところにつきまして、雑草が繁茂しているという所も、現状ではあります。
出水市街地に来ますと、コンクリートが張ってあったり、それから花を新たに植えて、花いっぱいプロジェクトで道路がすごくきれいになった印象を受けます。その西部縦線の市道の残地におきましても、実際、道路河川課とも話をしまして、「自ら住民の皆様方が花いっぱいプロジェクトに取り組んで、きれいにしていくようなことはできませんか。」とお願いをされております。そういうことも検討しましたけれども、本城自治会だけで、そこを花いっぱいにするような状況としては、なかなか難しい。高齢化も進んで、人手も少ないので、できれば一部を張りコンにして、一部をもしくは砂利敷きにして、残った部分を住民でできる部分だけを花いっぱい活動をしていくというような折中案で、またお願いをしようかなと現地調査では思っているところです。これは、住民の方々もどうにかならんかなということでしたので、またこれは現地調査の中で、また村づくりでの要望という形で上げていくことになるかと思います。
あと先ほど、こういった活動を進めていく中で、具体例についての話も若干ございました。地域活性化施設の整備ということでございますが、野田地域につきましては、過疎地域に指定されたということで、補助事業につきまして、メニューでこれは変わるんでしょうけれども、補助率が55%の事業が今年度実施されております。しかし、55%だけではなくて1%しか上乗せされない事業もあるということでございます。財源としましては、市債が100%使える、それから地方交付税が70%充当されるというようなことの優遇措置があるようでございます。
今後、野田地域におきまして、振興策として、地域住民の要望等が上がってきた段階で、地域活性化施設の整備、屋根付き広場的なものに近い、きらめきドーム的なものに近い形かは分かりませんけれども、屋根付きの運動場が整備されるような方向づけというのが、雨天時の活動ができる、人が集える今の屋根付き広場のコンセプトと一緒のことで、野田地域の活性化につながるものと考えておりますので、ぜひ、うまく計画をまとめていっていただきたいと思います。
野田地域におきましては、過疎地域から脱却というのは、なかなか難しいと思いますけれども、その過疎法の趣旨であるところの地域活性化を少しでも進められるように、その他のことにおきましても事業推進を様々に、また検討していただければと思っておりますので、よろしくお願いします。
そういった中で、いろいろとスケジュールを進めていくとなると、ちょうど出水市総合計画が今期、前期の最終年になると伺っております。実際は5年、5年で計画を進めていくんですけれども、1年目の最初のスタートが遅れましたので、6年目で5か年計画の最終年、そしてまた29年度までの次の4か年が後期の基本計画の期間ということになると考えております。
そういったところで、既存計画につきましては、各部と課での計画管理というのが大事になってまいります。新規計画につきましては、それぞれ長期であったり、中期であったり、短期であったりとかいうところの方向づけも必要であるところでございます。それに携わる職員につきましては、それぞれ様々な知識を持ったり、経験を持っていらっしゃる方々もたくさんいらっしゃいます。人材をしっかりと育成しながら、次の段階に向けて動き出してほしいと考えております。
もう一つとしまして、市長の考え方というのが計画に反映されてくるものでなければいけないとも考えております。できれば、そこの中に、今後とも均衡ある地域の発展について市長にも考えていただいて、その発展をどういった形で今後の後期の計画に反映されていかれるか、もしよろしければ御意見をお聞かせください。