議会議事録検索

出水市令和5年第3回定例会 第3日

○3番(池田幸弘議員) ただいま、最近の取組例につきまして、市長から報告がございました。高尾野地域であれば遊休施設を活用した相撲場の整備、これらによりまして相撲少年団、皆様方相当感謝しているところであるかと思います。
それから、将来の出水市を担っていく子育てのために、子育て支援室、これを移転してスペースの広い場所に移転された高尾野の旧健康管理センターに移されたところでございます。それらの利用についても、今相当、利用度が広がっているという話を聞いております。
また、江内地区と大川内地区では、光通信網が完全に整備されて、光通信網のおかげで移住者もインターネット環境が十分に使えるということで、感謝をしているという声を聞いたことがあります。
最近の取組例の中では、実際に高尾野地域での話だけになってくるんですけれども、もう一つ高尾野町時代からの懸案でございました浦窪連尺野線が完成をしております。これも一つの昔からの、特に高尾野に思い入れのある先輩の髙崎正風議員も、このことに関しては、相当前から「継続事業だから、早くしてくれ。」というような気持ちも持って声を上げてきていらっしゃいました。完成が見られて、非常にありがたかったなと今、思っているところでございます。
あと、野田地域では特に、この例示がなかったところでございますけれども、今後、いろいろと話の中で出てくるかもしれませんが、野田地域には必要な施設というものが、また最後のほうの地域活性化施設、過疎地域の中で出てくるかもしれません。それについては、また後ほど触れたいと思います。
あと、この建物を整備していく考え、それぞれ公共施設の適正配置計画とか、いろいろとネックになるところがあるかもしれませんが、この地域発展のために、それぞれ利害関係者といいますか、ステークホルダーとして、私ども出水市の市税、それからふるさと納税、また地方交付税等を財源としまして、いろいろな施設を整備していかなければなりません。そういったときに、なかなか国のほうに財源の要望をしましても、簡単には取れるものでもございません。また、県のほうにも要望をしましても、自分たちが思うようなお金というのは、市に入ってこいないというところでございます。
市が自ら、出水市の活性化のために立案・決定していく事業でございますが、こういった事業につきましても、地域にあっては地域の住民の方々の政策への理解、事業計画への理解というものがなければ、なかなか進んでいきません。例えば、道路整備に関しましては、道路整備をするのに地権者の理解がないと進めることができないというところがネックになってまいります。
人口が減少する中で、新たな道路整備をしていくことが可能なのかどうか、そういったこともネックになるところでございますが、例えば、これも道上さんも以前、質問されたかと思うんですが、荒崎田代線、野田の中郡から野田の圃場幹線1号という田んぼの中の縦に504号まで続く道でございますが、そこを通過しまして下高尾野橋を通りまして、それから下高尾野線を通って麓線、中央横線を通って出水の西大野原の所まで通る道路、これは都市計画道路に指定されていると思うんですけれども、その道路の整備、これも昔から高尾野、それから野田の方々の整備要望が上がってきていた路線でございます。そういったところにつきまして、なかなか工事の取りかかりも、今ないという状況。一回、下高尾野橋が整備されて、高尾野の西部地区のあたりは、もう工事が済んだんですけれども、その後の状況というものについては動きがないというような状況でございます。そこの整備の状況についてはどうなっているか、お答えいただきたいと思います。