議会議事録検索

出水市令和5年第3回定例会 第3日

○大久保哲志教育長 日髙信一議員の出水商業高校の水飲み場・手洗い場及びトイレの状況についての御質問にお答えします。
それぞれの設置数については、後ほど教育部長から答弁をさせます。
次に、水飲み場等の状況については、通常の時間帯での混雑は見られませんが、昼食後の歯磨きなど時間帯によっては混雑が見られ、令和2年度に生徒会から「水道を増やしてほしい。」という要望があり、蛇口の数を増やすなどの対応をしてきました。今年度も生徒会から同様の要望があったため、混雑する時間帯は、普通教室棟に隣接する管理棟、進路棟及び情報棟の水道を利用するよう説明しているところです。
次に、トイレの状況ですが、普段は混雑はなく、生徒会からの要望はありませんが、体育祭の休憩時などは利用が集中し、混雑している状況もあるようです。
なお、設置数の明確な基準はありませんが、労働安全衛生規則の基準を参考にしますと、その基準は満たしているところでございます。
次に、熱中症対策についてお答えします。
本市の学校では、基本的な対策として、暑さ指数計による測定結果や環境省による熱中症警戒アラートの発表に基づき、授業や学校行事、部活動等の実施判断や、実施方法についての判断を行っています。活動の際には、水分や塩分を補給する時間や休憩の時間を設定したり、吸湿性や通気性のよい服装で活動させたりしています。また、活動中止の判断に至らない場合であっても、活動前後や活動中は、子供たちの様子を観察するとともに、体調に変化がないかと問うなどして、熱中症事故防止に努めています。さらに、感染症対策でマスクを着用する児童・生徒も多く見られましたが、体育の授業や部活動等では、熱中症対策を優先し、マスクを外すように指導しています。
環境整備については、全ての学校で教室のクーラーを有効に活用できるように、扇風機やサーキュレーター等を設置しています。また、学校によっては、テントを設置して日陰をつくったり、屋外にミスト設備を設置したり、運動後にクールダウンできる部屋を準備したりするなどの対策を講じています。さらに、子供たちに対しては、熱中症は命に関わる危険があることや、自分がとるべき行動を自ら判断する大切さを継続的に指導しております。