令和5年出水市議会第3回定例会会議録第1号
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令和5年8月28日
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会議の場所 出水市議会議場
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出席議員 19名
1番 井 伊 健 一 議員
2番 迫 田 小百美 議員
3番 池 田 幸 弘 議員
4番 田 中 秀 一 議員
5番 宇 都 修 一 議員
6番 江川野 一 成 議員
7番 南 鶴 洋 志 議員
8番 鮎 川 浩 一 議員
10番 日 髙 信 一 議員
11番 北御門 伸 彦 議員
12番 吉 元 勇 議員
13番 土 屋 工 吉 議員
14番 鶴 田 均 議員
15番 田 上 真由美 議員
16番 杉 本 尚 喜 議員
17番 出 水 睦 雄 議員
18番 中 嶋 敏 子 議員
19番 道 上 正 己 議員
20番 髙 崎 正 風 議員
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欠席議員 1名
9番 上須田 清 議員
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地方自治法第121条の規定による出席者
椎 木 伸 一 市長
冨 田 忍 副市長
髙 橋 正 一 政策経営部長
山 元 周 作 総務課長
戸 澤 広 彰 くらし安心課長
大 田 直 子 財政課長
山 田 丞 財政課財政係長
青 﨑 譲 二 企画政策課長
福 川 正 樹 企画政策課秘書監(係長)
田 中 一 将 DX推進課長
福 田 慎 一 DX推進課情報管理係長
宮 木 隆 裕 契約検査課長
柿 木 彰 保健福祉部長
﨑 迫 真 也 福祉課長
小 村 郁 則 健康増進課長
小田原 由 美 いきいき長寿課長
田 口 保 こども課長
溝 口 雄 二 市民部長
新 森 章 悟 市民生活課長
山 口 寿 市民生活課保険年金係長
長谷川 健 税務課長
揚 松 智 幸 商工観光部長
阿 多 広 隆 商工観光課長
駒 壽 ひとみ 文化スポーツ課長
堀 昌 伸 ツル博物館クレインパークいずみ館長
高 口 悟 農林水産部長
中 村 孝 文 農林水産整備課長
小 原 一 郎 建設部長(水道部長併任)
島 畑 郁 朗 建設政策統括監(部長級)
澤 田 誠 一 建築住宅課長
松 井 勉 高尾野支所長
東 畠 賢 一 野田支所長
鮫 島 幸 二 病院事業管理者
福 濱 敏 郎 出水総合医療センター事務部長
今 川 武 出水総合医療センター総務課長
東 秀 文 出水総合医療センター医事課長
大 平 伸 章 消防長
吉 岡 公 生 消防本部予防課長
大久保 哲 志 教育長
宮 﨑 毅 教育部長
中 原 貴 浩 教育総務課長
谷 川 弘 之 生涯学習課長
別 府 順 一 出水商業高等学校事務長
冨 田 宏 選挙管理委員会委員長
吉 本 純 久 代表監査委員
横 峯 均 農業委員会会長
戸 﨑 奈 里 農業委員会事務局長
川 曲 聡 公平委員会委員長
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議会事務局
春 田 和 彦 局長
西 野 竜 一 次長(主幹)
濵 上 泰 廣 主任主査
野 﨑 育 美 主査
北 紘 至 主査
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付議した事件
議案第50号 出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第54号 財産の取得について(情報系サーバー機器)
議案第55号 鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の名称の変更及び同組合規約の変更について
議案第47号 令和5年度出水市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
議案第48号 令和5年度出水市介護保険特別会計補正予算(第2号)
議案第49号 令和5年度出水市交通災害共済特別会計補正予算(第1号)
議案第51号 出水市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
議案第45号 令和5年度出水市一般会計補正予算(第6号)
議案第46号 令和5年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
認定第1号 令和4年度出水市一般会計歳入歳出決算の認定について
認定第2号 令和4年度出水市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第3号 令和4年度出水市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第4号 令和4年度出水市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第5号 令和4年度出水市交通災害共済特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第6号 令和4年度出水市地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定について
認定第7号 令和4年度出水市水道事業会計決算の認定について
認定第8号 令和4年度出水市下水道事業会計決算の認定について
認定第9号 令和4年度出水市病院事業会計決算の認定について
議案第52号 令和4年度出水市水道事業会計決算による剰余金の処分について
議案第53号 令和4年度出水市下水道事業会計決算による剰余金の処分について
午前10時00分 開 会
△ 開 会
○議長(田上真由美議員) おはようございます。ただいまの出席議員は19名であり、定足数に達しております。これより令和5年出水市議会第3回定例会を開会いたします。
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△ 開 議
○議長(田上真由美議員) これより本日の会議を開きます。
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△ 欠席の申出
○議長(田上真由美議員) 上須田清議員から、本日の会議に欠席する旨の届出が出ております。
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○議長(田上真由美議員) 鶴田均議員より議場でつえを使用したいとの申出がありましたので、これを許可しております。
南日本新聞社から、本定例会の会期中、会議の写真撮影をしたい旨の申出がありましたので、これを許可しております。
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△ 日程第1会議録署名議員の指名
○議長(田上真由美議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、20番髙崎正風議員、1番井伊健一議員、2番迫田小百美議員を指名いたします。
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△ 諸般の報告
○議長(田上真由美議員) 令和5年第2回定例会以降の諸般の報告を申し上げます。
諸会議の出席報告につきましては、お手元に配付のとおりであります。その配付してあります諸会議の概要及び監査委員から報告のありました例月出納検査の結果につきましては、事務局に保管してあります資料により御承知願いたいと存じます。
また、市長から提出のありました諸会議の出席報告、地方自治法第180条第1項の規定による市長専決処分並びに地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定による令和4年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率について、監査委員の審査意見書を付けて報告がありましたので、皆様の議席に配付しておきました。
以上が、議長としての主な報告事項であります。これで、諸般の報告を終わります。
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△ 議会運営委員長の報告
○議長(田上真由美議員) ここで議会運営委員長の報告を求めます。
○議会運営委員長(杉本尚喜議員) おはようございます。本定例会の会期及び日程について、議会運営委員会が協議しました結果につきまして御報告申し上げます。
まず、会期日程について申し上げます。8月29日から9月6日までは休会といたします。9月7日、8日、11日、12日は本会議第2日、第3日、第4日、第5日の会議を開き、一般質問を行います。9月13日から9月21日までは休会とし、この間の9月13日、14日は、付託されました案件の委員会審査を行っていただきます。9月22日は本会議第6日の会議を開き、休会中審査事件の委員長報告の後、採決を行います。また、新たに意見書等の申出があったときは、この日に上程することといたします。以上が、会期日程等の概要でございます。
なお、一般質問の通告期限は8月30日正午までとなります。質問をされる方は通告書に所定の事項を記載し、提出されるようお願いいたします。一般質問提出時に発言順位の抽選を行います。一般質問は、申合せにより1日におおむね4人といたしておりますが、質問者の人数によっては、一般質問を予定している本会議が休会となることもあります。
この場合、各常任委員会審査予定日を変更し、委員会審査を行っていただきます。
以上のことから、本定例会の会期は、本日から9月22日までの26日間と定めました。
次に、本日の議事日程について申し上げます。
日程第3から日程第5までの条例議案等3件を一括上程、日程第6から日程第8までの令和5年度各会計補正予算議案3件を一括上程いたします。日程第3から日程第8までは、いずれも委員会付託を省略し、即決の取扱いといたします。日程第9の条例議案1件を個別に上程、日程第10及び日程第11の令和5年度各会計補正予算議案2件を一括上程、日程第12から日程第22までの令和4年度各会計決算認定9件及び令和4年度出水市水道事業及び下水道事業会計決算による剰余金の処分について、2件を一括上程いたします。日程第9から日程第22までは、提案理由説明ののち、これらの議案に対する総括質疑を行います。総括質疑終了後、日程第9から日程第11までについては、議案の委員会付託区分表(その1)のとおり、また日程第12から日程第22までについては、議案の委員会付託区分表(その2)のとおり、関係常任委員会に付託いたします。
皆様の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の委員長報告といたします。
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△ 日程第2会期及び会期日程の決定
○議長(田上真由美議員) 日程第2、会期及び会期日程の決定を議題とします。
お諮りします。本定例会の会期及び会期日程については、議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から9月22日までの26日間とし、会期日程については、配付いたしております会期日程表のとおりとすることに決定しました。
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△ 議事日程の報告
○議長(田上真由美議員) 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおり定めました。
令和5年出水市議会第3回定例会
議 事 日 程 第 1 号
令和5年8月28日 午前10時 開 議
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期及び会期日程の決定
第3 議案第50号 出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第4 議案第54号 財産の取得について(情報系サーバー機器)
第5 議案第55号 鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の名称の変更及び同組合規約の変更について
第6 議案第47号 令和5年度出水市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
第7 議案第48号 令和5年度出水市介護保険特別会計補正予算(第2号)
第8 議案第49号 令和5年度出水市交通災害共済特別会計補正予算(第1号)
第9 議案第51号 出水市火災予防条例の一部を改正する条例の制定について
第10 議案第45号 令和5年度出水市一般会計補正予算(第6号)
第11 議案第46号 令和5年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)
第12 認定第1号 令和4年度出水市一般会計歳入歳出決算の認定について
第13 認定第2号 令和4年度出水市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について
第14 認定第3号 令和4年度出水市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について
第15 認定第4号 令和4年度出水市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について
第16 認定第5号 令和4年度出水市交通災害共済特別会計歳入歳出決算の認定について
第17 認定第6号 令和4年度出水市地方卸売市場特別会計歳入歳出決算の認定について
第18 認定第7号 令和4年度出水市水道事業会計決算の認定について
第19 認定第8号 令和4年度出水市下水道事業会計決算の認定について
第20 認定第9号 令和4年度出水市病院事業会計決算の認定について
第21 議案第52号 令和4年度出水市水道事業会計決算による剰余金の処分について
第22 議案第53号 令和4年度出水市下水道事業会計決算による剰余金の処分について
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△ 議 事
○議長(田上真由美議員) これより議事日程により、議事を進めます。
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△ 日程第3議案第50号・日程第4議案第54号
日程第5議案第55号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第3から日程第5までの条例議案等3件を、一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 おはようございます。よろしくお願いいたします。
ただいま上程されました「出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」の制定について、ほか2件の提案理由を説明いたします。
まず、「出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」の制定について説明いたします。本案は、こども家庭庁の設置に伴いまして、国が定める子供・子育て関係の基準府省令において、所管省庁の変更等の一部改正がなされたことから、本市の関係条例においても府省令に準じて規定を改め、そのほか、文言の整理を行うものであります。附則ですが、この条例は一部の改正規定を除き、公布の日から施行するものであります。
次に、財産の取得について、提案理由を説明いたします。
本案は、現本庁舎での業務が始まった平成28年11月から稼働しております本市のネットワークの中で、情報系サーバー機器の保守が今年度で期限を迎えることから、更新しようとするものであり、地方自治法第96条第1項第8号及び出水市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づきまして、提案するものであります。
取得しようとする情報系サーバー機器は、職員の内部事務等を管理運用するもので、住民情報を管理するネットワークとは分離されております。取得の相手方は、鹿児島市東開町4-104、株式会社南日本情報処理センターで、取得価格は1億6,390万円であります。
次に、鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の名称の変更及び同組合規約の変更について、提案理由を説明いたします。
本案は、「伊佐北姶良環境管理組合」が、令和5年4月1日付で「伊佐湧水環境管理組合」に名称変更したことに伴いまして、鹿児島県市町村総合事務組合の規約を変更することについて、地方自治法第286条第1項の規定により、同組合から本市に協議を求められましたので、同法第290条の規定に基づきまして、議会の議決をお願いするものであります。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で提案説明が終わりました。
これから、議案第50号出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてに対する質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) 提案理由は、今、市長から提案されたとおりですけれども、こども家庭庁の設置に伴う見直しであると。市民に直接影響の出る項目についてはないのか、そこらちょっと確認をさせてください。
○柿木彰保健福祉部長 市長の提案理由にありましたとおり、今回は設置の法律に伴う関係条例の一部改正でございまして、政策的なものはございません。
○12番(吉元勇議員) 本議案については、先の定例会でも審議して、内容はよしとするところですが、参考までにお聞きしますが、このように以前、何年か前の議会でも少し協議したんですけれども、言葉が変わった、あるいは言葉の内容にちょっと変更があったと、この程度であれば議会にわざわざ議案として提案するよりも、何らかの方法で処置できるというふうに考えておりますが、そのような協議は行政のほうではなかったでしょうか。
○柿木彰保健福祉部長 今回の改正内容は、国の法令に伴います引用条例等の改正で簡易なものでございますが、条例の改正については議決事件となっておりますので、議会の議決が必要というふうに考えております。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第54号財産の取得について(情報系サーバー機器)に対する質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) 説明資料によれば、入札に参加したところは1者になっているわけですけれども、この1者になった理由と、それと最初の28年の11月当時はどうであったか。そして、そのときの価格と比較して今回どうなのか、分かればお答えください。
○髙橋正一政策経営部長 まず、今回のこの契約に基づきます入札についてでございますが、こちらは随意契約となっております。その理由といたしましては、現在の情報系システムですとかインターネットに接続するシステム等を構成するサーバー群は、株式会社南日本情報処理センターが設計・設置・構築したネットワークの一部でございまして、密接不可分の関係にございます。そのために、仮に競争入札等を行いまいまして、同社以外の業者が落札した場合に、既存のネットワークと更新対象のサーバー群との間で責任範囲が曖昧になります。例えば不具合が生じた場合に、契約不適合責任、つまり瑕疵担保責任の範囲が不明確になる恐れが生じますので、このような理由から随意契約を行ったものでございます。
○田中一将DX推進課長 平成28年11月に設置しました際の金額でございますが、こちらのほうは1億3,933万2,000円となってございます。ちなみに、当時は消費税8%でございましたので、そこも説明をしておきます。
それから、そのときの入札ですが、やはり南日本情報処理センター1者での応札となっております。
○12番(吉元勇議員) 私も1者だけなのかというふうに判断したのですが、随意契約ということで、その意味はよく分かりましたが、随意契約とはいえ1者だけの入札参加ということで、よく落札価格、予定価格の云々の中に入ったなと思っていますが、その辺は基本的には何も問題はなかったということで受け止めてよろしいですか。
○髙橋正一政策経営部長 この手続につきましては、適正に行われたものと考えております。
○7番(南鶴洋志議員) 直接関係がないかもしれませんけれども、今回、情報系サーバーということで説明がありました。しかも、その内部ネットワークということなんですが、今年度の議会でサイバー攻撃、ウイルス対策、不正アクセス対策をされるということでしたけれども、この関連について、今どのような動きになっているか、お聞かせください。
○田中一将DX推進課長 よく新聞等でウイルスに感染したというような報道がございますが、今回の機器に関しましても、ウイルス対策ソフト等を最新のものを導入する予定となってございます。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第55号鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の名称の変更及び同組合規約の変更についてに対する質疑を許します。
○20番(髙崎正風議員) 名称の変更なんですが、「伊佐北姶良環境管理組合」ということで、今度新しいのが「伊佐湧水環境管理組合」となっているんですが、この姶良のほうはまた別に何かあるのか、そこら辺を分かっていたらお知らせ願いたいと思います。
○髙橋正一政策経営部長 この「伊佐北姶良環境管理組合」ですが、構成団体といたしまして、伊佐市、湧水町、それから霧島市が入っておりました。この中から、本年4月1日付で霧島市が脱退したことから、「伊佐湧水」という形で名称変更になったものでございます。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△ 日程第6議案第47号・日程第7議案第48号
日程第8議案第49号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第6から日程第8までの令和5年度各会計補正予算3件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました、令和5年度出水市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)ほか2会計に係る補正予算について、一括して提案理由を説明いたします。
まず、後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について、説明いたします。
歳出の後期高齢者医療広域連合納付金では、令和4年度の出納整理期間中に収納した後期高齢者医療保険料が確定しましたので、従来からの広域連合との協議に基づき追加計上しました。また、後期高齢者医療保険料過誤納金還付金では、所得更正等による還付の増加により、還付金が不足する見込みとなりましたので、所要見込額を追加計上いたしました。これに対します歳入では、前年度繰越金及び諸収入を追加計上しております。今回の補正額は、186万8,000円の追加で、これにより予算規模は8億2,716万8,000円となるものであります。
次に、介護保険特別会計補正予算(第2号)について、説明いたします。
歳出では、人事異動等に伴い職員給与費を調整しましたほか、基金積立金では、介護保険特別会計の令和4年度決算に伴う純繰越金の確定により調整し、諸支出金では、令和4年度の介護給付費及び地域支援事業費等の確定に伴う国庫負担金等の精算返納金を新規計上いたしました。これに対します歳入では、増収が見込まれる介護保険料及び令和4年度決算の確定に伴う前年度繰越金、国庫・県支出金等を追加計上し、繰入金を調整いたしました。今回の補正額は、1億9,449万1,000円の追加で、これにより予算規模は64億9,704万円となるものであります。
次に、交通災害共済特別会計補正予算(第1号)について、説明いたします。
歳出の交通災害共済基金積立金では、交通災害共済特別会計の令和4年度決算に伴う純繰越金の確定によりまして、積立金を追加計上いたしました。これに対します歳入では、令和4年度決算の確定に伴います前年度繰越金を追加計上し、基金繰入金を調整しました。今回の補正額は410万円の追加で、これにより予算規模は1,653万円となるものであります。
以上が、後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)ほか2会計の補正予算に関する説明でございます。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で提案説明が終わりました。
これから、議案第47号令和5年度出水市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第48号令和5年度出水市介護保険特別会計補正予算(第2号)に対する質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) 15ページのところで諸支出金のところで、新規計上として過年度分の令和4年度介護給付費国庫・県負担金等精算返納金というのが1億2,000万円超でているわけですけれども、金額がちょっと大きいのかなと思うんですけど、これはコロナ禍などによるサービス利用がなかったということとして理解してよいのか、お答えください。
○柿木彰保健福祉部長 国庫負担金の精算については、年度当初、当初予算の額に基づきまして申請をし、何期かに分けて運転資金として支給を受け、翌年度精算方式になっております。当初予算ベースでの要求で、どうしても運転資金という性格上がありますとおり、ある程度余裕を持ったところで申請をし、翌年度返還しているという形になります。
全体としては、確かにコロナの影響分はございますが、認定状況等につきましても若干減少はしておりますが、相対的には前々年度に比べれば大きな影響はなかったものと認識しております。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第49号令和5年度出水市交通災害共済特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△ 日程第9議案第51号 上程
○議長(田上真由美議員) 日程第9、議案第51号出水市火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました「出水市火災予防条例の一部を改正する条例」の制定について、提案理由を説明いたします。
本案は、「対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令」の一部改正において、急速充電設備、蓄電池設備等の基準について改められたことから、同設備等について定める本市の条例についても所要の改正をしようとするものでございます。
それでは、主な改正の内容について説明いたします。まず、第11条第1項第3号の2の改正は、変電設備の点検等に支障のない距離の規制の対象をキュービクル式と限定していましたが、全ての変電設備を対象とするよう改めるものでございます。
次に、第11条の2第1項の改正は、急速充電設備の充電対象に、船舶、航空機その他これらに類するものを追加するものです。また、従来は200キロワットを超える充電設備は変電設備とみなされていましたが、この上限を撤廃し、200キロワットを超える設備も急速充電設備として本条例の対象にするとともに、分離型の充電設備や手動緊急停止装置などの基準を定めるものです。
次に、第13条第1項の改正は、蓄電池設備について、基準及び規制対象の指定に係る単位を、「アンペアアワー・セル」から蓄電池容量を示す「キロワット時」に改め、10キロワット時以下のもの及び10キロワット時を超え20キロワット時以下のもので出火防止措置が講じられたものとして、消防庁長官が定めるものを規制の対象から除くことを定めるほか、設置場所や構造についての基準を定めるものであります。
次に、第23条第3項の改正は、「喫煙所」と表示した標識などについて、基準及び規格を定めるものであります。
次に、第44条第13号の改正は、消防長に届け出なければならない蓄電池設備について、蓄電池容量20キロワット時以下のものを除くよう改めるものです。
別表第3の改正は、新たに固体燃料を用いた厨房設備の周囲との離隔距離を定めるものです。
附則ですが、附則第1項では、この条例の施行期日を定め、附則第2項から附則第7項までの規定は、この条例の施行に伴う経過措置を定めております。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で、提案説明が終わりました。
これより、質疑に入りますが、質疑されるときは簡潔にお願いします。細部にわたっては所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。なお、質疑回数は4回以内とします。質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) ちょっと分からないので教えてください。
この条例改正の理由と目的、そして市民への影響について分かれば、おおまかに教えてください。
○大平伸章消防長 今回の出水市火災予防条例の改正でございますが、今回の改正は、近年電気自動車等に充電する急速充電設備の高出力化へのニーズが高まっていることや、それから火気を使用する器具等を取り巻く環境が変化してきたことなどから、総務省・消防庁において検討が行われまして、国の省令等が改正されるもので、本市の条例も改正するものでございます。
車の急速充電設備につきましては、200キロワット以上上限がありましたが、これを撤廃するということで、今回の条例改正につきましては、そのようなところが主なところになっております。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっています出水市火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表(その1)のとおり、総務病院委員会に付託いたします。なお、付託された議案で自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について、質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨、お伝えおき願いたいと存じます。
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△ 日程第10議案第45号・日程第11議案第46号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第10及び日程第11の令和5年度各会計補正予算議案2件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました、令和5年度出水市一般会計補正予算(第6号)及び、令和5年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、一括して提案理由を説明いたします。
まず、一般会計補正予算(第6号)について説明いたします。
今回の補正予算は、国・県支出金の内示等に伴う事務事業費の追加、人事異動等に伴う給与費の調整のほか、国庫補助金の過年度精算返納金及び市単独事務事業費の新規計上や特別会計繰出金を調整するため、それぞれ所要の予算措置を講じようとするものでございます。
それでは、第1条の歳入歳出予算の補正について、主なものを歳出から説明いたします。
23ページ、第2款総務費、総務管理費の行政不服審査費では、行政不服審査会の開催経費等を追加計上し、公共施設整備事業基金積立金では、令和4年度決算に伴います純繰越金が確定しましたので、地方財政法第7条に基づく積立金を追加計上いたしました。
次に、地域再生可能エネルギー利活用推進事業費では、公共施設における太陽光発電などの再生可能エネルギー設備導入に向けた調査及び整備計画の策定に係る委託費を新規計上いたしました。また、徴税費の課税事務費では、森林環境税の課税が令和6年度から開始されることに伴いまして、税務システムの改修委託費を新規計上いたしました。
次に、25ページ、統計調査費の漁業センサス費及び住宅・土地統計調査費では、県交付金の内示により、事務経費を追加計上いたしました。
続きまして、第3款民生費、社会福祉費の重度心身障害者医療費助成事業費では、県が重度心身障害者医療費助成制度について、令和6年度に自動償還払方式の導入や支給対象者の拡大などの制度改正を行うことに伴い、福祉医療システムの改修委託費を新規計上しております。
次に、27ページ、老人福祉費の地域介護基盤整備事業費補助金では、事業者が小規模多機能型居宅介護事業所の施設整備を進めているところでありますが、今回、事業所開設に向けた備品等購入に対する補助金を新規計上いたしました。また、生活保護費の生活保護適正実施推進事業費では、被保護者調査の見直しに伴い、生活保護システムの改修委託費を新規計上いたしました。
続きまして、第4款衛生費、保健衛生費の新型コロナウイルスワクチン予防接種健康被害給付事業費では、新型コロナウイルスワクチンの予防接種による健康被害が認定されたことに伴い、給付金を新規計上しております。
次に、29ページ、第6款農林水産業費、農業費の農地利用効率化等支援事業費では、融資を受けて農業機械を導入する際に融資残額の一部を助成する融資主体型補助事業費補助金を追加計上し、新規就農者育成総合対策事業費では、対象者となる認定新規就農者が当初の見込みを上回ることとなりましたので、経営開始資金として支援を行う新規就農者育成総合対策事業費補助金を追加計上いたしました。また、活動火山周辺地域防災営農対策事業費補助金では、飼料収穫機等の購入に対する機械導入補助金を新規計上し、農作物等災害支援事業費では、令和5年1月の寒波に伴う積雪などは、県内の農作物に大きな被害を与え、本市の園芸作物においても大きな被害が発生したことから、県の補助金を活用し、次期作物の生産を支援するための園芸産地再生産支援事業費補助金を新規計上いたしております。
次に、県営農村振興総合整備事業負担金では、出水西部地区の農業集落道の整備に係る県への負担金を新規計上し、県営農道保全対策事業負担金では、広域農道における橋梁補修等や、次期事業計画の策定に係る負担金を新規計上いたしました。また、県営防災ダム事業負担金では、御手洗ダムの管理システム更新に係る県への負担金を新規計上し、県営湛水防除事業負担金では、福ノ江排水機場のポンプ設備更新に係る負担金を新規計上いたしました。
次に、31ページ、県営水利施設整備事業負担金では、嶽ダムの管理システム更新などに係る県への負担金を新規計上しております。
続きまして、林業費、特用林産物の恵み豊かな産地づくり事業費では、特用樹林の造成及びハウスの整備等に対する補助金を新規計上し、森林整備地域活動支援交付金では、新たな林業事業体による森林経営計画作成促進等の活動実施に伴い、事業実施に対する補助金を追加計上いたしております。
次に、かごしまの竹で育む産地づくり事業費では、出水特林会ほか2団体が実施します竹林改良や管理路整備などに対する補助金を新規計上し、森林・山村多面的機能発揮対策事業費では、里山林の保全や歩道等の整備に取り組まれる活動組織を市としても支援するため、県のかごしまみどりの基金から交付される森林・山村多面的機能発揮対策交付金に係る市負担金を新規計上いたしました。また、33ページにかけての里山林等保全管理促進事業費では、県の補助事業を活用し、集落周辺の荒廃している私有林を整備し、景観や防災などの観点から森林環境の保全を図るため、荒廃雑木竹林伐採業務委託費を新規計上しました。今回、東光山花見山公園整備事業の一環として、東光山における事業実施を予定しているところであります。
次に、水産業費の名護漁港機能高度化事業負担金でありますが、県施工の物揚場防蝕工事や堤防補修工事に係る負担金を新規計上しております。
続きまして、第7款商工費、観光事業費の稼げる観光地づくり事業費では、外国人観光客の誘致を図るための取組を進めておりますが、今回、マレーシアをターゲットとした新たな旅行商品を造成するためのモニターツアー実施に係る負担金、及びマレーシアで開催される旅行博への旅行商品出展に伴う周知広報委託費を、それぞれ新規計上しております。また、併せて、「ツルの目で見る『出水のイマ・サキ』SDGsツアー」を支援するため、市観光特産品協会への補助金を新規計上いたしました。このツアーは、市民を対象として、ラムサール条約に登録されたツルの越冬地などの本市の貴重な資源を、チャーター機を活用して日頃とは違った上空からの目線、ツルの目線で見ることで、世界に誇れる豊かな自然を有するふるさとに新たな発見をすることを通じて、郷土愛の醸成を図るとともに、SDGsの取組推進や新たな旅行商品の造成など、今後の市の活性化につなげるものと考えております。
次に、35ページにかけての第8款土木費、道路橋梁費の県施工事業負担金では、県道湯出大口線及び県道水俣出水線の整備事業にかかる負担金を新規計上いたしました。また、河川海岸費の県単砂防事業負担金では、水之頭第二支渓の渓流保全工事に向けた測量設計に係る県への負担金を新規計上し、急傾斜地崩壊対策事業負担金では、県が実施する日当地区での崩壊対策工事に向けた測量設計等に係る負担金を新規計上いたしました。
続きまして、37ページ、第10款教育費、小学校費の小学校施設整備事業費では、野田小学校南校舎の長寿命化改修事業に係る工事費を新規計上しました。また、南校舎に続き改修を行います北校舎の長寿命化改修設計等に係る委託費を併せて新規計上しております。
次に、高等学校費の高等学校振興事業費では、本年度も出水商業高校の体操同好会や珠算部が全国大会に出場するなど、生徒の皆さんのすばらしい活躍に伴いまして、生徒対外運動競技会等参加補助金を追加計上しております。また、高等学校教育設備整備事業費でありますが、出水商業高校では、令和5年度に定員上限となる160人の1年生が入学するなど、来年度も生徒数の増加が見込まれることから、教育用タブレットの追加購入費を新規計上しております。
次に、幼稚園費の幼稚園一般管理費では、公立幼稚園における新型コロナウイルス感染症対策のための消毒薬等購入経費を新規計上しております。
続きまして、39ページ、社会教育費の文化会館等施設整備事業費では、中央公民館小ホールの空調設備の改修工事費を新規計上しました。また、保健体育費の社会体育施設一般管理費では、まもなく完成を迎えます屋根付き市民ふれあい広場の、トイレ清掃などの施設管理等に係る委託費や光熱水費などの管理経費を新規計上し、社会体育施設維持補修費では、高尾野体育館のカーテン取替に係る修繕費を新規計上しております。
以上が歳出の概要でございますが、これに対します歳入といたしましては、増収が見込まれる市税及び令和4年度決算に基づく繰越金のほか、地方特例交付金や国庫・県支出金、市債等を追加計上し、地方交付税及び繰入金を調整いたしております。
次に、7ページの補正予算第2条の繰越明許費の補正は、税務システム改修業務委託ほか2件につきまして、所要の工期確保等の関係から繰越明許費を設定するものでございます。また、補正予算第3条の債務負担行為の補正は、野田小学校南校舎長寿命化改修工事について、期間及び限度額を設定するものであります。補正予算第4条の地方債の補正につきましては、県営農村振興総合整備事業負担金ほか8件を追加し、臨時財政対策債の起債限度額を変更するものであります。なお、本条による補正後の市債の現在高は、予算説明書43ページの資料のとおりとなります。
以上が一般会計補正予算(第6号)の概要でありますが、今回の補正額は10億9,718万4,000円の追加でありまして、これにより予算規模は301億1,639万3,000円となるものでございます。
次に、国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、説明いたします。
歳出の総務費では、人事異動等に伴い職員給与費を調整し、一般管理費では、産前産後保険料免除制度の開始に伴う国民健康保険システムの改修委託費を新規計上しております。また、基金積立金では、国民健康保険特別会計の令和4年度決算に伴う純繰越金の確定により調整し、諸支出金では、令和4年度の保険給付費や特定健康診査事業費等の確定に伴う、国・県への精算返納金をそれぞれ新規計上いたしました。これに対します歳入では、県支出金及び令和4年度決算の確定に伴う前年度繰越金を追加計上し、繰入金を調整いたしました。
今回の補正額は1億1,078万3,000円の追加で、これにより予算規模は72億9,831万5,000円となるものでございます。
以上が、一般会計補正予算(第6号)及び、国民健康保険特別会計補正予算(第2号)に関する説明であります。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で、提案説明が終わりました。
これより、総括質疑に入りますが、質疑されるときは議案番号、何ページと示していただき、簡潔にお願いします。細部にわたっては所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いします。なお、質疑回数は4回以内とします。質疑を許します。
○16番(杉本尚喜議員) 議案第45号、令和5年度出水市一般会計補正予算(第6号)につきまして、2点ほどお伺いいたします。
予算書23ページでございます。中ほどの基金積立の関係でございますが、公共施設整備事業基金積立金でございますけれども、これは今、整備が計画されている防災道の駅に関係しているものなのか、どうなのか、まずそれを1点お伺いいたします。
それと、27ページでございますが、4款衛生費でございます。下段のほうにあります、新型コロナウイルスワクチン予防接種健康被害給付事業につきまして、お二人の方が給付をされるということでございますけれども、これは市長の提案説明の中では「認定された方」となっているんですけれども、これについては御本人からの申出があって認定されたものなのか、あるいは接種後、直ちに、そういう症状が出た関係で認定をされたのか。その辺をお伺いいたします。
○髙橋正一政策経営部長 この公共施設整備事業基金積立金につきましては、純繰越金分の2分の1以上を積立てるという、地方財政法の規定によりまして積立てるものでありまして、直接的にこの防災道の駅の部分をという形ではございません。ただ、間接的には、この基金等も活用していかなければならないものと考えております。
○小村郁則健康増進課長 新型コロナウイルスワクチンの予防接種健康被害給付、本人の申出に基づくものかという御質問でございましたが、本人の申出に基づきまして国が認定するものでございます。
○16番(杉本尚喜議員) ただいまの新型コロナウイルスワクチンの関係ですけれども、本人の申出があったということは、これまでにいろんな健康被害があった方もいらっしゃるかもしれないということにもなるんでしょうか。
○小村郁則健康増進課長 これまでも、そのような申出があったかということでございますけれども、申出があったことはありますが、具体的に件数とか中身については個人の特定につながりますので、ここでは公表は差し控えさせていただきます。
○18番(中嶋敏子議員) 議案第45号令和5年度一般会計補正予算(第6号)ですけれども、23ページの行政不服審査費が58万4,000円ですか、審査会開催回数の増等による調整となっておりますけれども、この回数増の理由について、まずお尋ねします。
そして、次は27ページの地域介護基盤整備事業費が822万6,000円計上されておりますけれども、小規模多機能施設がつくられるということでしたけれども、これはどこに整備をされるのか、分かれば教えてください。
それともう一つは、同じページの生活保護適正実施推進事業費が計上されております。被保護者調査見直しに伴うシステム改修委託費となっていますが、調査見直しの中身について分かればお答えください。
○髙橋正一政策経営部長 まず、この行政不服審査の関係でございますけれども、まず処分庁である市長が行いました水俣市の一般社団法人に対する訓練等給付費の不正請求額及び加算金の支払い通知という行政処分に対しまして、当該法人から審査請求がなされたことに伴いまして、審査庁である市長が審理員による審理を経て、行政不服審査会に諮問を行い、答申を受けた後に採決を行うという手続を踏むことになっております。この手続を踏むために、審理員の報酬及び費用弁償並びに行政不服審査会の開催回数を2回から4回に増加することに伴います報酬及び費用弁償を、今回、追加計上しようとするものでございます。
○柿木彰保健福祉部長 介護基盤整備事業でございますが、小規模多機能型の施設は西出水の大野原町でございます。
それと、生活保護の調査の改修の内容でございますが、見直しの内容としましては、月次調査と年次調査がございまして、月次調査につきましては申請件数等の追加、また保護廃止理由の区分追加、医療扶助関連調査が年次調査に移行されたものでございます。
一方、年次調査につきましては、学習支援費に関する調査項目が追加されたところでございます。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっています令和5年度各会計補正予算議案2件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表(その1)のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。なお、付託された議案で自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について、質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨、お伝えおき願いたいと存じます。
それでは、ここで暫時休憩いたします。再開を午前11時10分といたします。
午前10時56分 休 憩
午前11時10分 再 開
○議長(田上真由美議員) 再開いたします。休憩前に引き続き、会議を続行いたします。
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△ 日程第12認定第1号・日程第13認定第2号
日程第14認定第3号・日程第15認定第4号
日程第16認定第5号・日程第17認定第6号
日程第18認定第7号・日程第19認定第8号
日程第20認定第9号・日程第21議案第52号
日程第22議案第53号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第12から日程第22までの令和4年度各会計決算認定9件、及び令和4年度出水市水道事業及び下水道事業会計決算による剰余金の処分について2件を、一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま、一括上程されました令和4年度出水市一般会計ほか5特別会計及び、水道事業会計ほか2事業会計の決算の認定、令和4年度出水市水道事業会計決算による剰余金の処分並びに令和4年度出水市下水道事業会計決算による剰余金の処分について、提案理由を説明いたします。
まず、令和4年度出水市一般会計ほか5特別会計及び、水道事業会計ほか2事業会計の決算の認定について、説明いたします。
本案は、令和4年度の各会計の決算について、先に監査委員の審査を受けましたので、その意見や法令で定める関係書類を添えて、市議会の認定に付するものでございます。
令和4年度予算の編成状況から申し上げます。本市の令和4年度一般会計当初予算額は、247億9,400万円、また、特別会計は145億9,169万円、企業会計の支出は100億9,295万1,000円、合計で494億7,864万1,000円を計上し、令和3年度の補正予算と併せた執行により、第2次総合計画や第2次まち・ひと・しごと創生総合戦略を基本としながら、急速な社会情勢の変化に的確に対応するための各種施策に積極的に取り組むものでございます。その代表的なものとして、南九州西回り自動車道から直接アクセス可能な「防災道の駅」を目指す地域活性化施設の整備に向け準備を進めましたほか、雨天時におけるイベントの開催や、災害時の拠点施設として利用可能な屋根付き市民ふれあい広場についても順調に整備を進め、9月16日には落成式を開催する予定となっております。なお、この施設の愛称は、多数の御応募をいただいた中から、「ウイングドームいずみ」に決定したところでございます。
また、10月に開催される「燃ゆる感動かごしま国体」に向けた施設整備等につきましても、大会終了後におけるスポーツ環境の向上も踏まえつつ、選手や関係者の皆様を気持ちよくお招きするため、準備を進めてまいりました。
次に、私が政策の柱として掲げております「3つの安心」について申し上げますと、まず一つ目の「こどもの安心」では、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、子育て世帯における経済的負担を軽減するため、小・中学生の給食費について、第1子及び第2子は月額1,000円を第3子は実費相当額全額を助成する制度を新設いたしました。また、子供たちが衛生的に快適な学校生活を送ることができるよう、トイレの洋式化・乾式化への改修を実施したほか、市民が安心してスポーツなどを楽しむことができるよう、熱中症対策としまして総合体育館への空調整備を進めるなど、安心のまちづくりに向けた環境整備に努めてまいりました。
次に、「いのちの安心」についてでありますが、まず、新型コロナウイルスワクチン接種については、国の方針に基づき、地元医師会や医療関係者の皆様の御協力をいただきながら、小児用ワクチンの接種やオミクロン株対応ワクチンの接種など、確実な接種体制を速やかに確保することで、感染拡大防止を図ってまいりました。出水総合医療センターにおきましては、感染症指定医療機関として、引き続き、新型コロナウイルス感染症患者の受入れや発熱患者の対応、ワクチン接種など、市民の皆様の命と健康を守る公立病院としての役割を果たしてまいりました。経営状況につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、医師の招聘や職員給与の見直しなどに取り組んだことにより経営改善が図られ、令和4年度も黒字決算となったところであります。さらには累積欠損金を解消することができ、持続可能な経営基盤の確立に向け、一定の成果を出すことができました。
3つ目の「くらしの安心」でございます。市内事業所における必要な資格職の人材確保支援策として、復職奨励金の支給や奨学金の返還助成などの制度を創設しましたほか、令和4年11月から12月にかけて、市内の養鶏農場で発生しました鳥インフルエンザ対策においては、予備費の充用や補正予算の調製により予算を確保するとともに、自衛隊や鹿児島県などの関係機関の皆様の御協力をいただきながら、未曽有の危機に対応してまいりました。
また、コロナ禍からの社会経済活動の正常化が進む中、物価高騰への対応として、国と連動した各種給付金の迅速な給付のほか、市独自の子育て世帯への給付、燃油や配合飼料の購入に対する農家等への支援、プレミアム付き商品券の発行など、各種生活支援策や地域経済対策についても、時機を逸することなく対応してまいりました。
以上が、令和4年度の主要な施策の概要でありますが、当初予算に補正予算及び前年度からの繰越予算を加えた令和4年度の最終予算額は、一般会計が338億9,195万7,000円、特別会計が149億6,942万5,000円、企業会計の支出では103億9,541万4,000円、合計で592億5,679万6,000円となりました。また、令和4年度一般会計の決算額は、歳入が314億6,052万8,000円、歳出が297億340万8,000円で、歳入から歳出を差し引いた額は17億5,712万円となり、そのうち令和5年度への繰越に係る財源が3億1,319万7,000円ありますので、これを差し引きますと、実質収支は14億4,392万3,000円となりました。また、基金繰入については、普通交付税の減少などにより、財政調整のための基金繰入を行い、決算することとなりました。
次に、普通会計ベースでの財政指数については、財政運営の弾力性を示す経常収支比率は89.3%、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づきます実質公債費比率については7.6%となっており、おおむね健全な財政運営がなされているものと考えておりますが、指数の推移には、引き続き留意してまいりたいと考えているところであります。
また、企業会計におきましては、水道事業会計では、柴引地区における国道504号配水管整備工事や大平地区における配水管整備工事を実施するなど、安全で良質な水の安定供給に努め、下水道事業会計では、本町第一雨水マンホールポンプ場のポンプ更新工事の実施など、都市の健全な発達及び公衆衛生の向上、並びに公共用水域の水質保全に努めてまいりました。
また、病院事業会計では、CT装置や全身麻酔器等の医療器械の更新を行うなど、基幹病院としての医療の質の向上を図ってまいりました。
以上が、令和4年度出水市一般会計ほか5特別会計及び、水道事業会計ほか2事業会計の決算の認定について、概要に関する説明でございます。
このあと、各会計の決算状況の詳細につきましては、各部長から説明をいたします。
続きまして、令和4年度出水市水道事業会計決算による剰余金の処分及び、令和4年度出水市下水道事業会計決算による剰余金の処分について、説明をいたします。
本案は、地方公営企業法第32条第2項の規定によりまして、剰余金の処分について議会の議決をお願いするものでございます。
まず、令和4年度水道事業会計決算により生じました当年度未処分利益剰余金1億8,457万7,670円についての処分の方法でありますが、当年度純利益分8,108万2,670円については、老朽化した施設の更新費用のために、建設改良積立金に積み立てようとするものでございます。また、その他未処分利益剰余金変動額分1億349万5,000円につきましては、資本金に組入れを行おうとするものでございます。
次に、令和4年度下水道事業会計決算により生じました当年度未処分利益剰余金2億4,776万365円についての処分の方法でございますが、企業債の元金償還金の財源に充てるために、全額を減債積立金に積み立てようとするものでございます。なお、処分額のうち、2,706万円については、令和4年度当初予算において、資本的収入の不足額の補塡のため処分することについて、既に議決をいただいているところでございます。
以上が、令和4年度出水市水道事業会計決算による剰余金の処分及び、令和4年度出水市下水道事業会計決算による剰余金の処分に関する説明であります。
今後におきましても、扶助費や公債費の推移、地域活性化施設など大規模な整備事業費、公共施設マネジメントに基づく改修費など、本市の財政運営に大きな影響を与える要因を見通し、さらなる安心のまちづくりの実現に向け、必要な施策の推進と持続可能な市政運営の両立により、効率的、効果的な行財政の運営に努めてまいりたいと考えております。
引き続き、「市民が主人公」を基本とし、「安心のまちづくり」の実現に向け、全力で取り組んでまいる所存でございますので、よろしくお願いを申し上げます。
○髙橋正一政策経営部長 それでは、各会計の決算状況につきまして説明をいたします。
令和4年度の主な事業内容の詳細につきましては、別添の主要な施策の成果の説明書やその他の添付書類等で説明するところですが、ここでは、総体的な財政収支等について説明をいたします。
まず、一般会計からです。主要な施策の成果の7ページをお願いいたします。
歳入の目的別決算状況ですが、歳入の構成比では地方交付税が29.9%を占め、次いで、市税と国庫支出金が、ともに19.8%、県支出金が9.4%、繰越金が4.9%となっております。令和3年度と比較して、増減の大きなものといたしましては、市税が固定資産税の増加などによりまして、約3億1,700万円の増となりましたほか、県支出金が食肉等流通体制整備事業費補助金の増などによりまして、約3億6,500万円の増となっております。一方、国庫支出金が住民税非課税世帯等臨時特別給付金等の給付金事業に対する補助金の減少などによりまして、約10億600万円の大幅な減となったほか、市債が新支所庁舎整備事業の完了や臨時財政対策債の減少などに伴いまして、約4億8,500万円の減となっております。なお、自主財源の構成比は、市税、繰越金及び諸収入等で31.2%を占め、依存財源は、地方交付税、国庫支出金、県支出金及び市債等で68.8%となり、自主財源では、市税や繰入金などが増収となったことによりまして、前年度と比較して約13億600万円、率にして15.3ポイント増加いたしました。
続きまして、8ページをお願いいたします。
歳出の目的別決算状況でございますが、歳出の構成比では、民生費が37.8%、次いで総務費が12.8%と大きく、教育費が9.3%、土木費が9.2%、公債費が9.0%の順になっております。
令和3年度と比較しますと、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業費や子育て世帯への臨時特別給付金給付事業費などの減によりまして、民生費が約9億4,100万円減少いたしましたが、土木費が屋根付き市民ふれあい広場の整備等に伴いまして、約3億4,000万円の増、商工費が企業立地促進補助金等の増などに伴いまして、約3億800万円の増となっています。
なお、普通会計ベースでの財政指数は、先ほど市長も申し上げましたが、経常収支比率が89.3%で、昨年度と比較しまして2.4ポイント上昇しました。これは、普通交付税の大幅な減少などによるものでございますが、90%を下回っておりまして、財政の弾力性は、引き続き維持されているものと考えております。また、実質公債費比率は7.6%となりまして、昨年度と比較して0.1ポイント改善いたしております。
なお、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率及び将来負担比率、並びに企業会計における資金不足比率の各指標を監査委員の審査に付し、その意見を添付して、報告事項として提出しておりますので、御覧いただきたいと存じます。
最後に、一般会計における令和4年度末の基金残高は、財政調整基金が76億4,770万円、減債基金が29億7,300万円となるなど、合計で181億6,208万1,000円となり、昨年度末に比べ、2億5,433万3,000円の増となっております。また、令和4年度末の起債残高につきましては、226億1,439万1,000円となり、昨年度末に比べ、12億8,220万7,000円の減となりました。
次に、交通災害共済特別会計について説明いたします。
主要な施策の成果の2ページ、3ページをお開きください。各特別会計における予算の執行状況と実質収支の状況について記載してございますので、そちらを御覧ください。
まず、交通災害共済特別会計でございますが、当初予算額は1,536万円で、その後の補正予算の追加計上によりまして、最終予算額は1,768万3,000円となりました。
令和4年度の本共済加入者は、1万8,999人、加入率は36.76%となっております。見舞金の支給件数は56件、支給金額は410万3,000円となり、その内訳は、死亡見舞金が1件で100万円、傷害見舞金が55件で310万3,000円となっております。また、前年度と比較すると、死亡見舞金が1件増加し、傷害見舞金も20件増加していることから、支給金額は225万9,000円の増額となっております。決算額は、歳入が1,768万7,000円、歳出が1,358万2,000円で、差引き410万5,000円となりました。
○柿木彰保健福祉部長 続きまして、介護保険特別会計について御説明をします。
成果の説明書489ページからになりますが、予算書の2ページ3ページを御覧いただければと思います。当初予算額は62億4,050万円で、その後の補正予算の追加計上により、最終予算額は63億5,779万5,000円となったところでございます。令和4年度は、第8期介護保険事業計画の2年目に当たりまして、計画に基づき、各事業を実施してまいりました。
決算状況でございますが、歳入の介護保険料の現年度分の収納率は99.58%となっております。また、歳出では、介護認定者数の減少等により、保険給付費が減となるなど、歳出全体では前年度比0.2%の減となっているところでございます。
決算額は、歳入が62億8,235万1,000円、歳出が60億4,800万5,000円、差引き2億3,434万6,000円となったところでございます。
○溝口雄二市民部長 続きまして、国民健康保険特別会計について御説明申し上げます。
主要な施策の説明書429ページからでございます。当初予算額は74億9,800万円で、その後の補正予算の追加計上によりまして、最終予算額は77億5,208万3,000円となりました。
決算状況ですが、歳入の国民健康保険税現年課税分の収納率は95.28%となっております。収納総額は、対前年度比で2.9%の減、金額で約3,000万円の減収となっています。歳出の保険給付費では、療養給付費が45億2,004万7,000円となり、対前年度比2.8%の減となっています。決算額は、歳入が75億4,428万5,000円、歳出が74億1,012万7,000円で、差引き1億3,415万8,000円となりました。
次に、後期高齢者医療特別会計については、当初予算額が8億2,100万円で、その後の補正予算の追加計上により、最終予算額は8億2,493万4,000円となりました。
決算状況の主なものは、歳入では、後期高齢者医療保険料において、現年度特別徴収保険料の収納率が100%、現年度普通徴収保険料の収納率が98.98%となっています。歳出ですが、広域連合納付金として、被保険者の保険料及び保険料軽減分に相当する保険基盤安定負担金を支出しました。決算額は、歳入が8億2,013万3,000円、歳出が8億1,876万4,000円で、差引き136万9,000円となりました。
○高口悟農林水産部長 続きまして、地方卸売市場特別会計について御説明いたします。
主要成果のほうは542ページからになっております。
地方卸売市場は、平成11年4月の開設以来25年目を迎えております。当初予算額は1,683万円で、その後の補正予算の追加計上により、最終予算額は1,693万円となりました。歳出では、市場管理費及び市債元利償還金を支出しており、歳入では、市場使用料及び一般会計繰入金が主なものとなっております。
決算額は、歳入歳出ともに1,686万8,000円となりました。
○小原一郎水道部長 続きまして、水道事業会計について御説明いたします。
決算書の別冊になっておりますので、見ていただきたいと思います。
まず、事業概要では、令和4年度末における給水人口は、昨年度と比較して220人減少し、5万1,150人、また、年間総有収水量は、昨年度と比較して8万4,568立方メートル減少し、580万5,951立方メートルとなっています。
施設整備につきましては、先ほど市長が申し上げました柴引地区における国道504号配水管整備工事や大平地区における配水管整備工事のほか、県道脇本荘線における配水管整備工事等の施設の整備・拡充工事などを実施しました。
次に、経理の状況でございますが、収益的収支において、営業収益の給水収益が減少している一方で、営業費用において、エネルギー価格高騰に伴う動力費の増加などの影響により、当年度純利益は昨年度と比較して1,226万169円減少し、8,108万2,670円で、その他未処分利益剰余金に同額を加算した1億8,457万7,670円が、当年度未処分利益剰余金となりました。また、資本的収支においては、建設改良費及び企業債償還金の支出が収入を上回り、3億1,796万531円の不足が生じましたが、この不足額については内部留保資金などにより補塡しています。
続きまして、下水道事業会計について説明します。これも、また別冊となっております。
まず、事業概要でございますが、令和4年度末における水洗化人口は、昨年度と比較して294人減少し、3万616人となりました。また、年間有収水量は、昨年度と比較して6万6,724立方メートル減少し、386万1,383立方メートルとなりました。
令和4年度の主な事業としましては、ストックマネジメント計画等に基づく施設更新に係る実施計画や、下水道区域における浸水対策を計画的に進めるための雨水管理総合計画を策定しましたほか、本町第一雨水マンホールポンプ場のポンプ更新工事や、公共下水道管渠更生工事、枝線築造工事を実施しました。
次に、経理の状況でございますが、当年度純利益は、昨年度と比較して7,258万6,423円減少し、5,699万9,897円で、前年度繰越利益剰余金に同額を加算した2億4,776万365円が、当年度未処分利益剰余金となりました。また、資本的収支においては、建設改良費及び企業債償還金の支出が収入を上回り、4億4,348万6,867円の不足が生じましたが、この不足額については内部留保資金などにより補塡しています。
○福濱敏郎出水総合医療センター事務部長 それでは、また別冊になります。薄紫の冊子があると思います。そちらが病院の決算書でございます。
次に、病院事業会計について御説明いたします。
まず、事業概要ですが、令和4年度は先ほど市長も申し上げましたとおり、前年度に引き続き、年間を通して新型コロナウイルス感染症患者の受入れや発熱患者の対応、宿泊療養施設への医療従事者の派遣、さらには感染予防対策としてのワクチン接種事業など、必要とされる感染症医療を切れ目なく提供することで、市民の命と健康を守り、公立病院として、また感染症指定医療機関としての役割を果たしてまいりました。
市中感染の爆発的な拡大時には、院内においても患者の受入れを制限せざるを得ず、市民の皆様には大変御迷惑をおかけしましたが、経常利益は、前年度に比べ9,818万9,379円増加し、8億2,700万8,560円の黒字を計上することができました。
出水総合医療センターにおいては、CT装置、医用画像管理システム、全身麻酔器、手術台等の更新を行いましたほか、クラウドファンディングを初めて実施し、寄附金の一部をリハビリ訓練室の拡張や超音波治療器等の機材購入に充て、リハビリ環境の整備を進めました。
延べ患者数についてでございますが、入院が2,052人増加し、6万845人、外来が2,755人増加し、7万5,036人となりました。収益につきましては、入院が3億6,785万7,974円増加し、30億6,183万4,346円、外来が2,282万3,891円増加し、12億3,097万5,920円となっています。
高尾野診療所においては、外来診療のほか在宅療養支援診療所として、地域密着型の医療を提供してまいりました。延べ患者数につきましては、664人減少し、8,003人となり、外来収益については199万1,305円減少し、6,984万1,808円となりました。
野田診療所におきましても、外来診療のほか在宅療養支援診療所として、地域の在宅医療の充実に努めてまいりました。延べ患者数につきましては、875人減少し、7,971人となり、外来収益につきましては849万8,990円減少し、8,689万1,032円となりました。
次に、経理の状況でございますが、病院事業全体の当年度純利益は、先ほど申し上げましたとおり8億2,700万8,560円となり、繰越欠損金の5億1,457万5,337円を差し引いた、3億1,243万3,223円を利益剰余金として計上いたしました。また、病院事業全体の資本的収支では、建設改良費や企業債償還金の支出額が収入額を上回り、3億1,161万8,394円の不足が生じましたので、内部留保資金等で補塡いたしました。なお、期末現金預金残高は、前年度と比べ5億6,208万3,670円増加し、19億6,870万1,895円となっております。令和4年度も、前年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた決算となりましたが、経営改善の取組を確実に進展させ、累積欠損金を解消することができました。
今後におきましても、感染症対応を含め、市民の命と健康を守るとりでとして、職員一丸となって医療提供体制を確保し、市民に信頼される病院を目指し、持続可能な経営基盤の強化に取り組んでまいります。
以上が、一般会計、特別会計及び企業会計の決算認定についての説明でございます。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で、提案説明が終わりました。
これより、総括質疑に入りますが、質疑されるときは議案番号、何ページと示していただき、簡潔にお願いします。細部にわたっては所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。なお、質疑回数は4回以内とします。質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっています令和4年度各会計決算認定9件及び令和4年度出水市水道事業及び下水道事業会計決算による剰余金の処分について2件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表(その2)のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。なお、付託された議案で自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について、質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨、お伝えおき願いたいと存じます。
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△ 散 会
○議長(田上真由美議員) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。よって、本日はこれで散会いたします。
第2日の会議は9月7日に開きます。御苦労さまでした。
午前11時44分 散 会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
出水市議会議長
出水市議会議員
出水市議会議員
出水市議会議員
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