令和5年出水市議会第2回定例会会議録第1号
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令和5年6月5日
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会議の場所 出水市議会議場
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出席議員 20名
1番 井 伊 健 一 議員
2番 迫 田 小百美 議員
3番 池 田 幸 弘 議員
4番 田 中 秀 一 議員
5番 宇 都 修 一 議員
6番 江川野 一 成 議員
7番 南 鶴 洋 志 議員
8番 鮎 川 浩 一 議員
9番 上須田 清 議員
10番 日 髙 信 一 議員
11番 北御門 伸 彦 議員
12番 吉 元 勇 議員
13番 土 屋 工 吉 議員
14番 鶴 田 均 議員
15番 田 上 真由美 議員
16番 杉 本 尚 喜 議員
17番 出 水 睦 雄 議員
18番 中 嶋 敏 子 議員
19番 道 上 正 己 議員
20番 髙 崎 正 風 議員
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地方自治法第121条の規定による出席者
椎 木 伸 一 市長
冨 田 忍 副市長
山 元 周 作 総務課長
戸 澤 広 彰 くらし安心課長
大 田 直 子 財政課長
山 田 丞 財政課財政係長
青 﨑 譲 二 企画政策課長
福 川 正 樹 企画政策課秘書監(係長)
山 﨑 裕 樹 企画政策課課長補佐兼総合政策係長
田 中 一 将 DX推進課長
柿 木 彰 保健福祉部長
田 畑 幸 二 安心サポートセンター長
﨑 迫 真 也 福祉課長
小田原 由 美 いきいき長寿課長
田 口 保 こども課長
溝 口 雄 二 市民部長
新 森 章 悟 市民生活課長
長谷川 健 税務課長
揚 松 智 幸 商工観光部長
阿 多 広 隆 商工観光課長
駒 壽 ひとみ 文化スポーツ課長
堀 昌 伸 ツル博物館クレインパークいずみ館長
高 口 悟 農林水産部長
中 原 克 章 農政畜産課長
中 村 孝 文 農林水産整備課長
島 畑 郁 朗 建設政策統括監(部長級)
川 畑 正 樹 建設政策課長
澤 田 誠 一 建築住宅課長
高 見 勇 吉 西回り道・防災道の駅推進課長
松 井 勉 高尾野支所長
東 畠 賢 一 野田支所長
鮫 島 幸 二 病院事業管理者
福 濱 敏 郎 出水総合医療センター事務部長
今 川 武 出水総合医療センター総務課長
東 秀 文 出水総合医療センター医事課長
大 平 伸 章 消防長
橋 上 洋 一 消防本部消防総務課長
吉 岡 公 生 消防本部予防課長
戸 﨑 博 貴 消防本部警防課長
大久保 哲 志 教育長
宮 﨑 毅 教育部長
中 原 貴 浩 教育総務課長
谷 川 弘 之 生涯学習課長
岡 本 賢 一 学校給食センター所長
松 山 圭 上下水道課長
西 郷 博 行 上下水道課技術主幹兼下水道工務係長
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議会事務局
春 田 和 彦 局長
西 野 竜 一 次長(主幹)
濵 上 泰 廣 主任主査
野 﨑 育 美 主査
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付議した事件
選挙第1号 鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙
報告第1号 令和4年度出水市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
報告第2号 令和4年度出水市一般会計継続費繰越計算書の報告について
報告第3号 令和4年度出水市水道事業会計予算繰越計算書の報告について
報告第4号 令和4年度出水市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について
承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度出水市一般会計補正予算(第2号))
承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(出水市税条例の一部を改正する条例)
承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
同意第3号 出水市教育委員会委員の任命について
同意第4号 出水市固定資産評価員の選任について
議案第42号 出水市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第43号 出水市税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第33号 令和5年度出水市一般会計補正予算(第3号)
議案第35号 令和5年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第36号 令和5年度出水市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第38号 和5年度出水市下水道事業会計補正予算(第1号)
議案第40号 出水市再生可能エネルギーの利活用の推進に関する条例の制定について
議案第41号 出水市屋根付き市民ふれあい広場の設置及び管理に関する条例の制定について
議案第34号 令和5年度出水市一般会計補正予算(第4号)
議案第37号 令和5年度出水市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第39号 令和5年度出水市病院事業会計補正予算(第1号)
午前10時00分 開 会
△ 開 会
○議長(田上真由美議員) おはようございます。ただいまの出席議員は20名であり、定足数に達しております。これより令和5年出水市議会第2回定例会を開会いたします。
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△ 開 議
○議長(田上真由美議員) これより本日の会議を開きます。
南日本新聞社から、本定例会の会期中、会議の写真撮影をしたい旨の申出がありましたので、これを許可しております。
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△ 日程第1会議録署名議員の指名
○議長(田上真由美議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、17番出水睦雄議員、18番中嶋敏子議員、19番道上正己議員を指名いたします。
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△ 諸般の報告
○議長(田上真由美議員) 令和5年第1回定例会以降の諸般の報告を申し上げます。
諸会議の出席報告につきましては、お手元に配付のとおりであります。その配付してあります諸会議の概要及び監査委員から報告のありました例月出納検査の結果につきましては、事務局に保管してあります資料により御承知願いたいと存じます。
また、市長から提出のありました諸会議の出席報告は、皆様の議席にその写しを配付しておきました。
以上が、議長としての主な報告事項であります。これで、諸般の報告を終わります。
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△ 議会運営委員長の報告
○議長(田上真由美議員) ここで議会運営委員長の報告を求めます。
○議会運営委員長(杉本尚喜議員) おはようございます。本定例会の会期及び日程について、議会運営委員会が協議しました結果につきまして御報告申し上げます。
まず、会期日程について申し上げます。6月6日から6月14日までは休会といたします。6月15日、16日、19日、20日は本会議第2日、第3日、第4日、第5日の会議を開き、一般質問を行います。6月21日から6月28日までは休会とし、この間の6月21日、22日は、付託されました案件の委員会審査を行っていただきます。6月29日は本会議第6日の会議を開き、休会中審査事件の委員長報告の後、採決を行います。また、新たに意見書等の申出があったときは、この日に上程することといたします。以上が、会期日程等の概要でございます。
なお、一般質問の通告期限は6月7日正午までとなります。質問をされる方は通告書に所定の事項を記載し、提出されるようお願いいたします。一般質問提出時に発言順位の抽選を行います。一般質問は、申合せにより1日におおむね4人としておりますが、質問者の人数によっては、一般質問を予定している本会議が休会となることもあります。
この場合、委員会審査予定日を変更し、委員会審査を行っていただきます。
以上のことから、本定例会の会期は、本日から6月29日までの25日間と定めました。
次に、本日の議事日程について申し上げます。
日程第3は、鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を行います。日程第4から日程第7までの報告議案4件を一括上程いたします。日程第4から日程第7は提案理由説明の後、これらの報告に対する質疑をする取扱いといたします。日程第8から日程第10までの承認議案3件を一括上程、日程第11及び日程第12の同意議案2件を一括上程、日程第13及び日程第14の条例議案2件を一括上程、日程第15から日程第18までの令和5年度各会計補正予算議案4件を一括上程いたします。日程第8から日程第18までは、いずれも委員会付託を省略し、即決の取扱いといたします。日程第19及び日程第20の条例議案2件を一括上程、日程第21から日程第23までの令和5年度各会計予算議案3件を一括上程いたします。日程第19から日程第23までについては、いずれも提案理由説明の後、これらの議案に対する総括質疑を行います。総括質疑終了の後、議案の委員会付託区分表のとおり、各関係常任委員会に付託いたします。
皆様の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の委員長報告といたします。
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△ 日程第2会期及び会期日程の決定
○議長(田上真由美議員) 日程第2、会期及び会期日程の決定を議題とします。
お諮りします。本定例会の会期及び会期日程については、議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から6月29日までの25日間とし、会期日程については、配付いたしております会期日程表のとおりとすることに決定しました。
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△ 議事日程の報告
○議長(田上真由美議員) 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおり定めました。
令和5年出水市議会第2回定例会
議 事 日 程 第 1 号
令和5年6月5日 午前10時 開 議
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期及び会期日程の決定
第3 選挙第1号 鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙
第4 報告第1号 令和4年度出水市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
第5 報告第2号 令和4年度出水市一般会計継続費繰越計算書の報告について
第6 報告第3号 令和4年度出水市水道事業会計予算繰越計算書の報告について
第7 報告第4号 令和4年度出水市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について
第8 承認第1号 専決処分の承認を求めることについて(令和5年度出水市一般会計補正予算(第2号))
第9 承認第2号 専決処分の承認を求めることについて(出水市税条例の一部を改正する条例)
第10 承認第3号 専決処分の承認を求めることについて(出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)
第11 同意第3号 出水市教育委員会委員の任命について
第12 同意第4号 出水市固定資産評価員の選任について
第13 議案第42号 出水市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第14 議案第43号 出水市税条例の一部を改正する条例の制定について
第15 議案第33号 令和5年度出水市一般会計補正予算(第3号)
第16 議案第35号 令和5年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第17 議案第36号 令和5年度出水市介護保険特別会計補正予算(第1号)
第18 議案第38号 和5年度出水市下水道事業会計補正予算(第1号)
第19 議案第40号 出水市再生可能エネルギーの利活用の推進に関する条例の制定について
第20 議案第41号 出水市屋根付き市民ふれあい広場の設置及び管理に関する条例の制定について
第21 議案第34号 令和5年度出水市一般会計補正予算(第4号)
第22 議案第37号 令和5年度出水市水道事業会計補正予算(第1号)
第23 議案第39号 令和5年度出水市病院事業会計補正予算(第1号)
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△ 議 事
○議長(田上真由美議員) これより議事日程により、議事を進めます。
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△ 日程第3選挙第1号 上程
○議長(田上真由美議員) 日程第3、選挙第1号鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙を議題とします。
鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員は、県内市町村の長及び議員のうちから、市長区分6人、市議会議員区分6人、町村長区分4人、町村議会議員区分4人から構成されています。現在の広域連合議会議員が令和5年7月1日をもって任期満了となることから、広域連合議会の議員の選挙に関する規則の規定に基づき、選挙の告示を行い、候補者の届出を締め切ったところ、市議会議員からの選出すべき人数を超える7人の候補者がありましたので、広域連合規約第8条第2項の規定により、選挙を行います。この選挙は同条第4項の規定により、全ての市議会の選挙における得票総数の多い順に当選人を決定することになりますので、会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち、当選人の報告及び当選人の告知は行いません。
そこで、お諮りいたします。選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定に関わらず、有効投票のうち、候補者の得票数までを報告することとしたいと思いますが、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。したがって、選挙結果の報告については、会議規則第32条の規定に関わらず、有効投票のうち、候補者の得票数までを報告することに決定しました。選挙は投票で行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(田上真由美議員) ただいまの出席議員数は、議長を含め20名です。
次に立会人を指名いたします。会議規則第31条第2項の規定により、立会人に3番池田幸弘議員、16番杉本尚喜議員を指名いたします。
投票用紙を配ります。
[投票用紙の配付]
○議長(田上真由美議員) 念のため申し上げます。投票は単記無記名です。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を点検します。
[投票箱の点検]
○議長(田上真由美議員) 異状なしと認めます。
ただいまから投票を行います。職員が議席番号と氏名を呼び上げますので、順番に投票を願います。
○西野竜一議会事務局次長(主幹) 1番、井伊健一議員、2番、迫田小百美議員、3番、池田幸弘議員、4番、田中秀一議員、5番、宇都修一議員、6番、江川野一成議員、7番、南鶴洋志議員、8番、鮎川浩一議員、9番、上須田清議員、10番、日髙信一議員、11番、北御門伸彦議員、12番、吉元勇議員、13番、土屋工吉議員、14番、鶴田均議員、16番、杉本尚喜議員、17番、出水睦雄議員、18番、中嶋敏子議員、19番、道上正己議員、20番、髙崎正風議員、15番、田上真由美議員。
○議長(田上真由美議員) 投票漏れはございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 投票漏れなしと認めます。
これで、投票を終わります。
これより開票を行います。池田議員及び杉本議員、開票の立会いをお願いいたします。
[開票]
○議長(田上真由美議員) 選挙の結果を報告します。投票総数20票、有効投票20票、無効投票ゼロ票で、出席議員数に符合いたしております。有効投票のうち、川越桂路議員ゼロ票、田上真由美議員17票。山下美岳議員ゼロ票、小山田邦弘議員ゼロ票、久長登良男議員ゼロ票、川村孝則議員ゼロ票、持留良一議員3票、以上のとおりです。この鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙の結果を報告いたしておきます。
議場の閉鎖を解きます。
[議場の開鎖]
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△ 日程第4報告第1号・日程第5報告第2号
日程第6報告第3号・日程第7報告第4号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第4から日程第7までの令和4年度各会計繰越計算書の報告議案4件を一括して議題とします。
提案理由の説明並びに報告を求めます。
○椎木伸一市長 おはようございます。よろしくお願いいたします。
ただいま上程されました、令和4年度出水市一般会計繰越明許費繰越計算書ほか3件の報告について、一括して説明いたします。
繰越明許費繰越計算書及び継続費繰越計算書の報告につきましては、地方自治法施行令第146条第2項及び第145条第1項の規定により、また、予算繰越計算書の報告につきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定により、報告するものであります。
まず、一般会計繰越明許費繰越計算書から、繰越明許費として議決をいただいた順に説明いたします。
令和4年度出水市一般会計補正予算(第6号)で繰越明許費の議決をいただいた、農林水産業費の高尾野農村環境改善センター空調設備取替修繕事業、消防費の広報車購入事業及び教育費の文化会館空調設備改修事業については、所要額を繰り越し、令和4年度出水市一般会計補正予算(第9号)で繰越明許費の議決をいただいた、総務費の戸籍総合システム改修業務委託及び土木費の道路維持補修事業(第9号補正予算分)につきましては、全額を繰り越していますほか、農林水産業費の林道点検診断・保全整備事業、漁港等施設整備事業、土木費の一般道路整備事業(第9号補正予算分)、県単急傾斜地崩壊対策事業及び災害復旧費の現年発生道路補助災害復旧事業、現年発生河川単独災害復旧事業については、所要額を繰り越しています。
また、令和4年度出水市一般会計補正予算(第10号)で繰越明許費の議決をいただいた、民生費のいずみ子育て世帯生活支援給付金給付事業につきましては、所要額を繰り越し、令和4年度出水市一般会計補正予算(第11号)で繰越明許費の議決をいただきました、民生費の地域介護基盤整備事業費補助金及び土木費の地域活性化施設接続道路等詳細設計業務委託につきましては、全額を繰り越していますほか、土木費の道路新設改良補助事業(交通安全対策事業費補助金分)、橋梁維持補修補助事業、都市公園等整備事業については、所要額を繰り越しております。
次に、令和4年度出水市一般会計補正予算(第12号)で繰越明許費の議決をいただきました、土木費の出水駅東西自由通路軒先鉄骨塗装工事委託及び教育費の小学校トイレ洋式化等改修事業、野球場屋外投球練習場整備事業につきましは、全額を繰り越し、令和4年度出水市一般会計補正予算(第13号)で繰越明許費の議決をいただきました、民生費の園児送迎用バス安全装置設置事業費補助金、農林水産業費の食肉等流通体制整備事業費補助金、土木費の道路新設改良補助事業(第13号補正予算分)、都市公園等整備事業(第13号補正予算分)及び教育費の小学校新型コロナウイルス感染症対策消毒薬等購入経費、上場小学校屋内運動場長寿命化等改修事業、中学校新型コロナウイルス感染症対策消毒薬等購入経費、高等学校新型コロナウイルス感染症対策消毒薬等購入経費、中央公民館小ホール空調設備改修設計業務委託につきましては、全額を繰り越しております。
一般会計の全29事業では、合計28億899万9,000円の繰越額となるものであります。また、繰越財源については、特定財源が25億1,113万4,000円、一般財源が2億9,786万5,000円となっておりまして、特定財源では、国庫支出金等を未収入特定財源として繰り越し、令和4年度決算事業分として借り入れた一般道路整備事業(第9号補正予算分)等に係る市債の過充当相当額を既収入特定財源として繰り越したものであります。
次に、一般会計継続費繰越計算書について、説明いたします。
令和3年度から令和5年度までの継続費を設定しております、屋根付き市民ふれあい広場整備事業については、令和4年度の年割額3億8,040万7,000円と、令和3年度からの逓次繰越額2億8,932万6,000円の合計6億6,973万3,000円のうち、国庫支出金、市債、繰越金を財源として、2億2,248万6,000円を繰り越したものであります。
次に、水道事業会計予算繰越計算書については、地方公営企業法第26条第1項の規定により、年度内に支払義務が生じなかった建設改良費について繰り越すもので、市道上松北線改良工事に伴う配水管整備工事について、市道整備事業の繰越に伴い、繰越額937万2,000円を、過年度分損益勘定留保資金を財源として繰り越すものであります。
次に、下水道事業会計予算繰越計算書についてでありますが、水道事業会計と同様に、地方公営企業法第26条第1項の規定により、年度内に支払義務が生じなかった建設改良費について繰り越すもので、一般国道504号(阿久根高尾野道路)建設に伴う農業集落排水本設工事について、県の事業繰越に伴い、繰越額1,150万円を工事負担金、企業債、過年度分損益勘定留保資金を財源として繰り越すものであります。
以上、報告いたしますので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で報告は終わりました。
報告第1号令和4年度出水市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報告第2号令和4年度出水市一般会計継続費繰越計算書の報告について、報告第3号令和4年度出水市水道事業会計予算繰越計算書の報告について、報告第4号令和4年度出水市下水道事業会計予算繰越計算書の報告についてに対して、一括して質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これで、報告第1号、報告第2号、報告第3号、報告第4号について、終了いたします。
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△ 日程第8承認第1号・日程第9承認第2号
日程第10承認第3号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第8から日程第10までの承認議案3件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました、令和5年度出水市一般会計補正予算(第2号)ほか2件の専決処分の承認を求めることについて、一括して提案理由を説明いたします。
まず、令和5年度出水市一般会計補正予算(第2号)について、説明いたします。
専決処分をしました補正予算は、食料品等の物価高騰による影響が大きい低所得の子育て世帯に対する、国の子育て世帯生活支援特別給付金の支給に係る経費について、新規計上するものであります。
今回、予算計上した給付金は、ひとり親世帯のうち、令和5年3月分の児童扶養手当の受給者等、また、ひとり親以外の世帯のうち、令和4年度の子育て世帯生活支援特別給付金の支給対象世帯等に対して、児童一人当たり5万円を支給するもので、可能な限り5月末までに支給するよう国が示したため、緊急の予算措置が必要となりましたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、5月2日に専決処分を行い、5月22日の初回支給以降、5月末時点で926世帯の児童1,699人分について、既に支給を行ったところであります。
議員の皆様におかれましては、諸般の事情を御賢察の上、御理解を賜りたいと存じます。
補正予算第1条の歳出では、予算書13ページ、第3款民生費、児童福祉費の職員給与費において、子育て世帯生活支援特別給付金の給付事務に当たる職員の時間外手当について財源変更をし、子育て世帯生活支援特別給付金給付事業費では、給付金及び給付事務に係る経費を、それぞれ新規計上いたしました。これに対する歳入としましては、国庫支出金を追加計上し、地方交付税を調整いたしました。以上が本補正予算の内容でありますが、今回の補正額は、1億588万8,000円の追加で、これにより予算規模は、264億4,833万6,000円となるものであります。
次に、「出水市税条例の一部を改正する条例」について、説明いたします。「地方税法等の一部を改正する法律」が本年3月31日に公布され、一部を除き、本年4月1日から施行されました。これに伴い、出水市税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなく、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、3月31日に専決処分により改正しましたので、議会の承認をお願いするものであります。
それでは、主な改正の内容について、説明いたします。
まず、第48条第1項及び第5項並びに第50条第1項の改正は、法人市町村民税の申告納付に係る申告納付又は不足税額の納付において、納付書の様式を新たに加えるものであります。
次に、附則第8条の改正は、肉用牛の売却による事業所得に係る課税の特例の適用期限を、令和9年度分の個人の市県民税まで延長するものであります。
次に、附則第10条の改正は、新型コロナウイルス感染症等に係る先端設備等の特例の廃止に伴い、固定資産税の課税標準の特例の読替規定について、法の引用を改めるものであります。
次に、附則第15条の2及び附則第15条の6の改正は、令和元年10月1日から令和3年12月31日までの間に取得した自家用の3輪以上の軽自動車で、乗用のものに係る環境性能割の非課税措置及び税率の特例措置を廃止するものであります。
次に、附則第16条の改正は、軽自動車税の種別割の税率に係るグリーン化特例の適用期限について、おおむね100分の75又は100分の50を軽減するものについては3年間、おおむね100分の25を軽減するものについては2年間延長するものであります。
以上が、主な改正内容であり、そのほか、引用条文の整理等を行っております。
附則でありますが、附則第1条では、この条例の施行期日を定め、附則第2条から附則第4条までの規定では、この条例の施行に伴う経過措置を定めております。
次に、出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、説明いたします。
「地方税法施行令の一部を改正する政令」が、本年3月31日に公布され、一部を除き、本年4月1日から施行されました。これに伴い、出水市国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなく、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、3月31日に専決処分により改正しましたので、議会の承認をお願いするものであります。
それでは、主な改正の内容について、説明いたします。
第2条の改正は、医療給付費の増加等を考慮して、後期高齢者支援金等課税額の課税限度額を20万円から22万円に2万円引き上げ、第23条の改正は、均等割額及び世帯別平等割額の5割又は2割を軽減する措置に係る軽減判定所得の要件を緩和するものであります。そのほか、引用条文の整理等を行っております。
附則でありますが、附則第1項では、この条例の施行期日を定め、附則第2項では適用区分を定めております。
よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) これから、承認第1号専決処分の承認を求めることについて(令和5年度出水市一般会計補正予算(第2号))について、これから質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) これは国の生活支援特別給付金、子育て世代に対するというものですけど、この中で家計が急変した世帯ですね、これはひとり親世帯も、ひとり親世帯以外の世帯についても、本人の申請を前提としているというふうに書いてありますね。そこで、この対象者への周知を徹底されなければ、なかなか申請主義というのは機能しないのかなと考えるところですね。
これまでも、これはいろいろありましたけれども、なかなか自分のこととして映っていない、知らないという方がたくさんおられる実態を見てきているのもありますので、どういう方法で周知を図っていただけるのか、そのことについて、まずお伺いしたいと思います。
○柿木彰保健福祉部長 周知広報の件でございますが、防災行政無線は当然のことでございますが、最近、登録者数の多いアプリですね、出水市のアプリを登録されている方、特に多いですので、そういった媒体を使って積極的に広報していきたいと考えております。
○18番(中嶋敏子議員) 防災無線を使っての周知も図っていただけるということですので、ぜひ、できれば繰り返ししていただければと思うところですけれども、例えばポスターをつくったりとか、あとチラシ等を市民課のそれぞれの1階の窓口といいますか、市民の方々が足しげく来所されるところに、そういう広報するチラシ等を置いておくということはできいなか、お尋ねいたします。
○柿木彰保健福祉部長 チラシについては作成しておりますので、前向きに検討したいと考えております。
○議長(田上真由美議員) ほかにございませんか。
○柿木彰保健福祉部長 すみません、ポスターも含めて検討したいと考えております。
○議長(田上真由美議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
○18番(中嶋敏子議員) ただいま提案をされております一般会計補正予算(第2号)について、意見要望を申し述べて討論としたいと思います。
これは国の制度であり、反対するものでありませんが、コロナ禍と異常な物価高騰が続いている中で、住民税非課税の方々だけではなくて、全ての子育て世代を対象とするべきではないかと主張したいと思います。
また、申請を必要としている対象者へいろいろと対策も検討いただけるということでありますけれども、防災無線を使ってとか、ポスターの張り出しとかチラシの配布とか、あらゆる方法を使って漏れがないように周知徹底を図っていただくことを求めて、討論といたします。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認されました。
次に、承認第2号専決処分の承認を求めることについて(出水市税条例の一部を改正する条例)について、これから質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) いろいろと中身があって、るる説明をしていただいたんですけれども、市民に直接影響が出るようなことは含まれていないのか、そのことについて、よかったらお答えください。
○溝口雄二市民部長 先ほど説明がございましたとおり、肉用牛の売却による事業所得に係る課税の特例の適用期限を延長するということがございました。このことにつきましては、影響がある人数が25名いらっしゃいまして、540万円の減税が継続されるというものでございます。
○議長(田上真由美議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は承認されました。
次に、承認第3号専決処分の承認を求めることについて(出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)について、これから質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) この提案については、これまで担当課に直接お尋ねをしたりすると、その場で大体答えていただいていたんですね。数字的にはメモ書きでいただいたりとかしたんですけれども、今回、資料請求をしていただきたいということで。本当は2日までの間に提出していただけるということで、資料請求もいたしましたけれども間に合わず、今に至ってもまだ来ていないんですけれども、そこでお尋ねいたします。
この改正の中身で、後期高齢者支援金等課税限度額20万円が22万円に上がる世帯の所得は幾らかと。その対象となる世帯数と影響総額についてお尋ねいたします。
そして、今回のこの改正を含めた国保の限度額の総額は幾らになるか、確認をさせてください。
そして、もう一つは、2割軽減に対する均等割と平等割の要件緩和が含まれているというのの説明だったのかなと思うんですけれども、それぞれについての要件緩和の所得要件と対象世帯数と影響総額について、まずお答えください。
○溝口雄二市民部長 所得限度額につきましては、今、手元に持っておりませんのでお答えできませんけれども、まず後期高齢者支援金等課税額の限度額を引き上げることにつきましては、影響件数としましては約110世帯、影響額としましては190万円ほどを試算をしております。
続きまして、2割、5割の軽減等につきましてですが、限度額につきましては先ほど御説明申し上げましたとおり、手持ち資料がございませんのでお答えできませんが、5割につきましては22世帯、約100万円の減税と、2割につきましては23世帯、額にしますと60万円ほどの減税を試算しているところでございます。
○18番(中嶋敏子議員) すみません、ちょっと聞こえにくかったので、もう一回確認をさせていただきたいんですけれども、2万円が引き上げられる世帯数は約110世帯で、その総額が百何万とおっしゃったのか、ちょっと聞こえにくかったので、もう一回確認させてください。
○溝口雄二市民部長 影響額としましては、190万円を試算しております。
○議長(田上真由美議員) 質疑ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
○18番(中嶋敏子議員) ただいま提案をされております、承認第3号専決処分の承認を求めることについて(出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)について、問題点を指摘して反対いたします。
今回の提案によって、国保税の5割軽減と2割軽減の要件が緩和されて、対象世帯が広がることは当然のこととは言え、歓迎したいと思います。
しかし、後期高齢者支援金等課税限度額20万円が22万円に2万円引き上がり、医療分、介護分と合わせて、限度額が104万円にもなります。これは昨年に続く値上げであります。この影響を受けるのは約110世帯、190万円程度の増税になるとのことであります。対象となる世帯の所得はおっしゃいませんでしたけれども、私がこれまでの答弁の中で考えますと、これと同じ給与所得者が加入している協会けんぽ等の本人負担分の約2倍の負担になります。これは、国保が事業主負担がなく、その上、ほかの制度にない均等割、平等割が課せられているからであります。全国知事会等も要望している1兆円の国庫負担増で、協会けんぽ並みに、せめて引き下げるべきであります。
そういうことから、今回の専決処分の承認案件については承認できませんので、反対いたします。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決は起立によって行います。本案を承認することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田上真由美議員) 起立多数です。よって、本案は承認することに決定しました。
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△ 日程第11同意第3号・日程第12同意第4号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第11及び日程第12の同意議案2件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました出水市教育委員会委員の任命について、ほか1件の提案理由を説明いたします。
まず、出水市教育委員会委員の任命について説明いたします。
本案は、出水市教育委員会委員である桐野貴広氏の任期が、本年5月16日をもって満了したことに伴い、後任に、宮本進之介氏を任命することについて、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第4条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
宮本氏の履歴は、お手元に配布してある参考資料のとおりでありますが、大学を卒業後、出水市に戻られ、家業である商店の運営する事業の統括に携わっておられます。また、令和3年6月から2年間、鶴の町商工会青年部長や理事を務められ、本市の発展に大きく貢献されています。若い世代の感性を十分に生かされ、本市の教育行政に大きく貢献していただけるものと期待し、教育委員会委員として任命したいと考え、提案するものでございます。
次に、出水市固定資産評価員の選任について、提案理由を説明いたします。
従来、固定資産評価員は、税務課長をもって充てているところでありますが、このたびの人事異動により、税務課長の異動がありましたので、新税務課長を固定資産評価員に選任するため、地方税法第404条第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものでございます。
よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で説明が終わりました。
これから、同意第3号出水市教育委員会委員の任命について、に対する質疑を許します。
○12番(吉元勇議員) 桐野氏が満了ということで、宮本さんということで、教育委員会の会議録を見ますと、桐野氏がほとんど質疑されているような形で意見を持っていらっしゃって、この方がいなくなると、この教育委員の定例会議がどうなるんだろうと心配しているところでありますが、宮本さんは下高尾野のほうに住所を置かれていますけれども、桐野さんも高尾野地域に住まわれているということで、この地域性の関係で桐野さんの代わりに、じゃあ高尾野地域の宮本さんといったことにつながったような状況でしょうか。
○椎木伸一市長 率直に申しますと、総合的にいろいろ考慮をしてのことでございます。男性女性もそうですし、地域的なことも考慮し、また年齢層的にも考慮しながら、総合的に決めているところでございます。
○12番(吉元勇議員) 今の時代ほど教育委員の立場が尊重され、またその任務に期待するものが大きい時代ではないかと思いますが、宮本さんも教育委員の任命について相談があった場合に、どのような教育委員でありたいと、教育委員会事務局、教育長をはじめ、市長、あるいは事務局に対して、このような意見を持って臨みたいといったような意見をお持ちで、また、そのことを述べられたようなことがあれば御紹介いただきたいと思います。
○椎木伸一市長 こちらからお願いしたわけでございますが、積極的にどういったというような議員御質問の内容的なことの答弁はございませんでしたけれども、私どもとしましては、宮本氏はこれまでもいろんなイベントにも積極的に関わっていただいて、いろんな御意見を賜っておりますし、また先ほど説明で申し上げましたように、鶴の町商工会青年部長、理事等も務められ、そしてまた先般の肉祭り等にも積極的に参加していただいておりました。若い世代の感性を、それぞれ十分に発揮していただき、子供たちの教育環境も身近で見ておられますので、そういったことが発言等に表れるのではないかと大きく期待をしているところであります。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
○12番(吉元勇議員) 同意第3号出水市教育委員会委員の任命について、宮本進之介氏の任命について、賛成の立場で討論いたしますが、要望も添えておきたいと。要望といいますか、賛成の内容も含めて討論したいと思います。
現在、様々な問題が学校現場にも出ております。特に、昨年の夏の曽於市での高木での学校現場での死亡事故、あるいは男女混合名簿を導入しましたけれども、なかなか学校の現場ではトランスジェンダーに対しての配慮がなかなか浸透しないこと、あるいは教職員による暴力のこと、徳之島の中学校でも起こりましたけれども、その事故等については文書での指示だけで終わったこと、あるいは学校給食費の徴収についてはK―NET化をきちんとする、あるいは、その先にある公会計のこと、あるいは小学校の小規模校による学校規模の適正化、いわゆる児童・生徒の適正化のことですけども、この辺も含めてきちんと委員として意見を持って、出水市の教育のこと、さらなる向上を求めたいと思います。期待することも含めまして、同意したいと思います。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び道上正己議員から無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは、会議規則第71条第1項の要件を満たしております。
よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(田上真由美議員) ただいまの出席議員数は、議長を除き19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので、御注意をお願いいたします。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
[投票]
○議長(田上真由美議員) 押し忘れ等はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで、投票を終わります。
[開票]
○議長(田上真由美議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち、賛成17票、反対2票、うち白票ゼロ票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、本案は同意することに決定しました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(田上真由美議員) 次に、同意第4号出水市固定資産評価委員の選任について、に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び道上正己議員から無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは、会議規則第71条第1項の要件を満たしております。
よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(田上真由美議員) ただいまの出席議員数は、議長を除き19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので、御注意をお願いいたします。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
[投票]
○議長(田上真由美議員) 押し忘れ等はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで、投票を終わります。
[開票]
○議長(田上真由美議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち、賛成18票、反対1票、うち白票ゼロ票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、本案は同意することに決定しました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(田上真由美議員) ここで暫時休憩いたします。再開を午前11時10分といたします。
午前10時57分 休 憩
午前11時10分 再 開
○議長(田上真由美議員) 再開いたします。休憩前に引き続き、会議を続行いたします。
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△ 日程第13議案第42号・日程第14議案第43号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第13及び日程第14の条例議案2件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました出水市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について、ほか1件の提案理由を説明いたします。
まず、出水市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明いたします。
本案は、人事院規則における特例措置に準じ、新型コロナウイルス感染症の患者に接して行う作業に従事した際に支給していた防疫手当の特例について、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に変更されたことに伴い、人事院規則において、新型コロナウイルス感染症への対応に係る防疫等作業手当の特例措置が廃止されたため、本市の防疫手当についても特例を廃止するものであります。附則でありますが、この条例は、公布の日から施行するものです。
次に、出水市税条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明いたします。
地方税法等の一部を改正する法律等が、本年3月31日に公布され、一部を除き、本年7月1日以降施行されることに伴い、出水市税条例についても、所要の改正をしようとするものであります。
それでは、主な改正の内容について説明いたします。
第34条の9、第38条、第41条、第44条、第47条、第47条の2及び第47条の6の改正は、「森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律」の施行に伴い、個人住民税に係る所要の改正を行うものです。
次に、第36条の3の2の改正は、給与所得者の扶養親族等申告書について、その申告書に記載すべき事項が前年に提出しました申告書の内容と異動がない場合には、その申告書に記載すべき事項に代えて異動がない旨を記載した申告書を提出することができることとするものであります。
次に、第82条の改正は、3輪以上の種別割を課す原動機付自転車から、特定小型原動機付自転車を除外するもので、附則第15条の2、附則第16条の2の改正は、自動車メーカーの不正により生じた納付不足額に係る納税義務を、当該不正を行ったメーカーに負わせる特例規定について、納付不足額を徴収する際に加算する割合を、現行の10%から35%に引き上げるものです。
以上が、主な改正内容であり、そのほか、引用条文の整理を行っております。
附則ですが、附則第1条では、この条例の施行期日を定め、附則第2条及び附則第3条では、この条例の施行に伴う経過措置を定めております。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で、提案説明が終わりました。
これから、議案第42号出水市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第43号出水市税条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) これは、いろいろ市長が説明されましたけれども、市民に直接関与するような項目条項があるのか、分かればお答えください。
○溝口雄二市民部長 直接市民に影響のある改正項目は、ございません。
○議長(田上真由美議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△ 日程第15議案第33号・日程第16議案第35号
日程第17議案第36号・日程第18議案第38号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第15から日程第18までの各会計補正予算議案4件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました、令和5年度出水市一般会計補正予算(第3号)ほか3会計に係る補正予算について、一括して提案理由を説明いたします。
まず、一般会計補正予算(第3号)について説明いたします。
今回の補正は、エネルギー・食料品価格等の物価高騰対策としまして、生活に特に大きな影響を受けている低所得世帯を支援するための、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金及び、本市が独自で実施する子育て世帯への生活支援給付金について、所要の予算措置を講じようとするものであります。
補正予算第1条の歳出では、予算書15ページ、第3款民生費、社会福祉費の職員給与費において、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金の事務を行う職員の時間外手当について財源変更をし、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援給付金給付事業費では、給付金に係る経費を新規計上いたしました。本給付金は、物価高騰による家計への影響が特に大きいと思われる住民税非課税世帯等の低所得世帯を対象に、国が支援を行いますが、市町村の裁量が認められており、本市においては1世帯当たり3万円を現金で支給するもので、支給開始は7月中旬を予定しているところです。
次に、児童福祉費のいずみ子育て世帯生活支援給付金給付事業費では、給付金に係る経費を新規計上いたしました。この給付金は、同じく物価高騰により様々な影響を受けている子育て世帯を包括的に支援するため、平成17年4月2日から令和6年4月1日までに生まれた18歳以下のお子さんを対象に1人当たり1万円を給付するもので、6月20日以降、順次、給付してまいります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対する歳入としましては、国庫支出金を追加計上し、地方交付税を調整いたししました。
次に、5ページ、補正予算第2条の繰越明許費は、先ほど歳出予算で説明しました、いずみ子育て世帯生活支援給付金給付事業について、翌年4月以降の申請も想定されることから、繰越明許費を設定するものです。
以上が一般会計補正予算(第3号)の概要ですが、今回の補正額は、3億4,430万円の追加で、これにより予算規模は、267億9,263万6,000円となるものであります。
次に、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、説明いたします。
歳出では、人事異動等に伴い職員給与費を調整したほか、会計年度任用職員に係る共済負担率の変更等に伴い、共済費を調整しました。これに対する歳入では、一般会計繰入金及び基金繰入金を調整いたしました。今回の補正額は246万8,000円の減額で、これにより予算規模は71億8,753万2,000円となるものです。
次に、介護保険特別会計補正予算(第1号)について、説明いたします。
今回の補正は、歳出では、人事異動等に伴う職員給与費の調整や、会計年度任用職員に係る共済負担率の変更等に伴い共済費を調整したほか、総務費の介護認定審査会費では、北薩広域行政事務組合介護保険業務費負担金を調整し、地域支援事業費では、保険者機能強化推進交付金の内示等に伴い財源変更をいたしました。
これに対する歳入では、県支出金を追加計上し、国庫支出金及び繰入金を調整いたしました。今回の補正額は605万1,000円の減額で、これにより予算規模は63億254万9,000円となるものです。
次に、下水道事業会計補正予算(第1号)について説明いたします。
補正予算第2条の収益的収入及び支出の支出では、人事異動等に伴う給与費の調整を行い、第3条の資本的収入及び支出の支出では、共済負担率の変更等に伴い給与費を調整したほか、国・県補助金の内示に伴い建設改良費を調整し、その財源として、国・県補助金を調整いたしました。また、第4条の企業債では、建設改良事業の限度額を調整し、第5条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費を調整しています。これにより、収益的収入及び支出の支出で1,387万4,000円を減額し、予算規模は15億5,282万2,000円となり、また、資本的収入及び支出の収入で6,422万円を減額し、予算規模は8億4,623万4,000円となり、支出では6,448万2,000円を減額し、予算規模は12億8,562万3,000円となるものであります。
以上が、一般会計補正予算(第3号)ほか3会計の補正予算に関する説明でございます。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で提案説明が終わりました。
これから議案第33号令和5年度出水市一般会計補正予算(第3号)に対する質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) 説明の中で、市の独自事業についてお尋ねいたしますが、国の3万円の給付については生活保護世帯も支給対象になり、全額収入認定をしないという説明があったんですけれども、市の独自事業については8,000円を超える額については収入認定をして、8,000円だけ給付するということだったんですけれども、その収入認定されて支給されない生活保護世帯数とその金額の合計は幾らになるのかですね。
それと、この事業というのは、低所得者の特に生活保護世帯も含めてですけれども、物価高騰からくる生活支援となっていますけど、自立更生に寄与するものであるというふうに判断していいのかどうか、お聞かせください。
○田口保こども課長 生活保護世帯の対象者がどのくらいいるかということなんですが、現時点で47世帯の94人を見込んでいるところです。
○柿木彰保健福祉部長 「自立更生に寄与する事業か」という御質問でございますが、今回は物価高騰対策ということで、生活支援でございます。自立更生支援事業については、これが全く寄与しないというわけではございませんが、自立更生支援事業につきましては、また別途、市のほうでも措置を対応しているところでございます。
○18番(中嶋敏子議員) 一つ確認で、47世帯、90人とおっしゃったのか、一つ確認させてください。
○田口保こども課長 94人を見込んでいるところです。
○18番(中嶋敏子議員) 今、部長のほうから答弁があったんですけれども、生活保護手帳によれば、その他の収入として地方公共団体又はその長が、年末等の時期に支給する金銭については、その額が世帯合算額の8,000円、月額を超える場合、その超える額を収入として認定することとなっておると。そして、今回はこの規定に基づいて対応されたものと考えますけれども、そこのあとにただし書きがありまして、「自立更生を目的に恵与される金銭のうち、当該被保護世帯の自立更生のために充てられる額については、収入として認定しないこと」としてあるわけですね。今回、全くそうじゃないというふうな、それにも当たらないというふうな答弁でもあったわけですけれども、やはりもらうことで、結果としては自立更生につながるわけですから、解釈をそういう解釈としてされて、全額を給付する。生活保護世帯の人はとりわけ生活困難に直面している方々であろうと考えますので、それはその給付金に当たると考えてよいのではないかと考えるんですけれども、いかがでしょうか。
○柿木彰保健福祉部長 今回の低所得の子育て世帯等に対する生活保護制度上の取扱いにつきましては、令和5年4月12日付で国から通知が来ております。ひとり親、あとは非課税世帯の3万円給付については全額収入認定をしない。ただし、その他の給付金につきましては、先ほど中嶋議員からありましたとおり、令和4年9月27日の取扱いで対応するようという文書指導が来ております。
今回、ひとり親1万円は2回目でございますが、先の1回目につきまして県を通じて国に照会をしております。今回も同じ取扱いということで、児童一人当たり8,000円までは収入認定をしないという取扱いで回答を得ているところでございます。
○14番(鶴田均議員) 15ページのいずみ子育て世帯生活支援給付金なんですが、1万円となっています。これは1回限りで何月ごろの支給になるのか、教えてください。
○田口保こども課長 こちらは1回限りになりますが、支給開始を6月下旬と考えているところでございます。
○議長(田上真由美議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
○18番(中嶋敏子議員) ただいま提案をされております、一般会計補正予算(第3号)についてですけれども、これは第2号のところでも述べましたけれども、一つは国の制度であり、反対するものではありませんけれども、コロナ禍と異常な物価高騰が続いている中で、住民税非課税世帯のみでなく、全ての生活困窮者を対象とするべきではないかと考えます。
また、申請を必要としている世帯へは、でき得る限りの方法を使って周知徹底を図ることを求めておきたいと思います。
市の単独事業については、国や県の方針でもあるということではありましたけれども、生活保護世帯に限って8,000円を超える金額を収入認定して支給をするというのは、非常に私は問題ではないかと考えております。これは、見直しを図ることを私としては意見として述べておきたいと思いますけれども、以上をもって提案そのものには反対するものではないということで、私の意見を述べて討論といたします。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第35号令和5年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) この中身についてですけれども、「会計年度任用職員共済負担率の変更等に伴う」というのがあるんですけれども、この中身について、よろしかったら教えてください。
○山元周作総務課長 短期負担金、医療費分の負担金の増によるものです。
○議長(田上真由美議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第36号令和5年度出水市介護保険特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第38号令和5年度出水市下水道事業会計補正予算(第1号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△ 日程第19議案第40号・日程第20議案第41号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第19及び日程第20の条例議案2件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました、出水市再生可能エネルギーの利活用の推進に関する条例の制定について、ほか1件の提案理由を説明します。
まず、出水市再生可能エネルギーの利活用の推進に関する条例の制定について説明いたします。
本案は、本市が脱炭素社会の実現に向けた取組を推進するための再生可能エネルギーの利活用について基本的な事項を定めるものでございます。なお、本条例の制定により、本年5月25日に設立いたしました地域エネルギー会社「株式会社いずみみらい」が行う事業に、国の補助金を活用することが可能となり、さらに取組が推進できるものと考えております。
それでは、条例の内容について説明をいたします。
第1条では、目的について、第2条では、用語の定義について、第3条では、再生可能エネルギーの利活用推進の基本理念について、第4条では、市の責務について、第5条では、市が地域エネルギー会社を設立することについて、第6条では、地域エネルギー会社の業務に関する報告について、第7条では、委任について定めております。
附則でありますが、この条例は、公布の日から施行するものです。
次に、出水市屋根付き市民ふれあい広場の設置及び管理に関する条例の制定について提案理由を説明いたします。
本案は、屋根付き市民ふれあい広場の工事が本年9月に完了し、供用開始する見込みであることから、その設置及び管理に関し、必要な事項を定めようとするものであります。
それでは、条例の内容について、説明いたします。
第1条は、屋根付き市民ふれあい広場の設置について、第2条は、名称及び位置について、第3条では、占有使用に係る使用時間等を規則で定めると規定し、第4条及び第5条は、使用の許可に関する事項について、第6条から第8条までは、使用料等について、それぞれ規定しています。第9条及び第10条は、原状変更及び目的外使用等の禁止について、第11条は、施設を毀損等した場合の損害賠償について、第12条は、職員が職務執行のために行う立入検査等について、第13条は、禁止行為等について、第14条から第17条までは、指定管理者による管理に関する事項について、それぞれ規定しております。
附則でありますが、附則第1項では、この条例の公布の日から起算して3月を越えない範囲内で規則に定める日から施行することとし、附則第2項では、既存の野外ステージと一体的な利用を図るため、出水市都市公園条例における野外ステージに係る規定を削除することとしております。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で、提案説明が終わりました。
これより、総括質疑に入りますが、質疑されるときは議案番号を示していただき、簡潔にお願いします。細部にわたっては所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。なお、質疑回数は4回以内とします。質疑を許します。
○16番(杉本尚喜議員) この議案第41号出水市屋根付き市民ふれあい広場の設置及び管理に関する条例の制定について、質疑させてください。
この議案は付託案件でございますので、詳細にわたっては委員会での審査でお聞きすることになりますが、ちょっと大きく3点に絞って質疑させていただきます。
まず、この施設の許可制になっているんですが、許可をする窓口、許可申請をする窓口はどこになるのか。まずそれ第1点、お伺いします。
それと、この条例というか、この施設の目的の中に、「子どもから高齢者までのふれあいの場」ということになっているんですけれども、気軽に子供連れの方とか、家族連れで気軽にこの施設の中に入っていろんなお遊びごとができるのかどうなのか。
最後に、第14条の指定管理者の件について伺いますが、指定管理者の予定があられるのか、ないのか。その辺、3点お伺いします。
○川畑正樹建設政策課長 まず、使用許可の窓口の御質問でした。それと、3番目に質問いただいた指定管理の関係と重なるかと思いますが、本日、条例案の上程をいただいたところですので、現時点で指定管理とか使用許可の窓口、何かと正式に決まったものはございませんが、整備している場所が総合運動公園内であることということで、管理の効率性といった観点とか、先ほどお尋ねがありました利用者の方の使用許可の手続の利便性とか、そういったことを考えて、今後直営がいいのか、指定管理がいいのか、そこは検討していきたいと考えております。
あと、気軽に子供連れで遊ぶことができるんだろうかという御質問ですが、こちらの屋根付き広場につきましては、基本的にどの時間でも、どなたでも気軽に利用していただける施設と考えております。ただし、条例の中で規定しております使用料の関係でございますが、こちらは使用許可をできる時間を、一応想定としましては午前8時30分から夜の10時までと考えております。その時間は、こちら別表にありますような形で、全部使用や一部使用を占有して利用できるという形で考えております。ですので、この占有利用がない時間帯につきましては、どなたでも気軽に使えるという広場と考えております。
○16番(杉本尚喜議員) 大まかな理解はできたんですが、許可申請の窓口の場所がまだ決まっていないということでございましたけれども、施設内にそういう窓口をつくる考えもあられるんですかね。
○川畑正樹建設政策課長 屋根付き広場につきましては、事務スペースのような壁で区切られたスペースはございませんので、その屋根付き広場内にそういった受付スペースのようなものはつくる予定はございません。
○19番(道上正己議員) 議案第40号出水市再生可能エネルギーの利活用の推進に関する条例の制定についてですけれども、まず最初手がけるのはソーラーということですけれども、太陽光ですね。太陽光メガソーラー、大規模なソーラー施設には国のほうも制限をかけたり、電力会社もされているんですが、この条例の中でそれぞれ、そこら辺のところもうたっていないわけですけれども、もし制限をかけたりされた場合とか、その点についてフォローするところとかというのは、条例の中でうたわなくてもいいのか。
脱炭素社会と言われますけれども、それぞれ一番それに貢献している太陽光について、電力会社は制限をかけたりしてですね、思うようにいっていないというのが、いろんな業界の方々のお考えもあるわけですけれども、そこに設立会社の専門的なパシフィックを入れてやっているわけですけれども、そういう話はなかったのか、お尋ねいたします。
○青﨑譲二企画政策課長 議員から、恐らく出力制限のことだと思われます。現時点での取組、公共施設に対して、太陽光発電設備と蓄電池をセットに考えておりますので、その蓄電池を生かしながら出力制限には対応してまいりたいと考えているところです。
○19番(道上正己議員) それぞれ蓄電池を利用すれば、電力の制限は関係ないということで理解していいわけですね。
○青﨑譲二企画政策課長 電力が余っている時間、出力制限が加わっている時間には蓄電池に貯めておいて、電力がたくさん使われている時間には、蓄電池から供給する形で考えております。
○6番(江川野一成議員) 素朴な質問でございますけれども、出水市再生可能エネルギー利活用の推進に関する条例の制定についてでございますが、第5条に共同のエネルギー会社を設立すると、この条例は公布の日から施行すると。5月25日に設立されております。この辺の整合性も、本当に素朴な質問です。
また、もう1点ですが、この利活用の推進に関する条例を制定する前に、法人の第3セクターの設立及び出資に関する条例は、なぜつくらなかったのか。出資金に関しては、前議会で議決されておりますから、それでつくらなかったのか。
それと、あと職員の兼職に関する身分保障に関するものが、どこにもうたわれておりませんけれども、そういうところが補完するもので、条例でするべきではないかなと疑問を持って、質疑させていただきます。
○青﨑譲二企画政策課長 今回御提案している条例につきましては、脱炭素社会の実現に向けた取組を推進するために、基本的な事項を定めたものでございます。
議員から御質問をいただきました内容につきましては、今回、上程された条例議案とは、ちょっと関係のないところかなと考えております。
○6番(江川野一成議員) 1点目で最初に言いました、この条例でうたわれている5条の関係を言いました。そして5月25日に会社が設立されています。何に基づいて設立ができたのかお伺いしたつもりなんですが、その辺をお伺いします。
○青﨑譲二企画政策課長 会社の設立が何をもって行われたかという御質問ですかね。この点につきましては、これまでも再三御説明していると思いますが、地域内の経済の好循環、これを再生可能エネルギーを活用して、生み出していくと。さらに、今のが総エネといわれるものですが、省エネとしてESCO事業を取り組んでいくというところが、事業の根幹目的でございます。
○6番(江川野一成議員) 趣旨は分かっております。市の前回の議会で出資金に関しては議決しておりますが、物事を決めていく段階で、条例なしでどのような形で決められたのか、ちょっと理屈が分からなかったものですから、今回条例議案が送ってきたときに、その前に法人の出資に関するものと、それから法人の設立とか出資に関する問題とか、それから職員を兼職にさせる身分保障、補完する意味でですね、そういうものが、どこでどううたわれてやっていらっしゃるのか、理解に苦しんだものですから、質問させていただきました。
○山元周作総務課長 職員の身分保障につきましては、営利企業の従事許可の制限、あとは兼業禁止の規定があると思うんですけれども、どちらも地方公務員法に抵触しないということにつきましては、確認を取っております。
○冨田忍副市長 補足をさせていただきます。
まず、議員お尋ねの第5条、設立をした後に制定される条例でうたわれているというところでの御懸念かと思います。この条例は、基本的事項を定める再生可能エネルギーの利活用の推進、そこに基本的な事項を定める条例でございまして、この条例のこの条文に基づいて、先般、設立をしたエネルギー会社が設立されるわけではございません。「いずみみらい」につきましては、既に予算等、あるいは地方公務員法、地方自治法等に照らしたその法の範囲内で設立をしたものでございまして、この条例5条でうたうのは、そういう基本的なこととしてエネルギー会社を設立をして進める、という基本的な方針をここに書いているだけでございまして、先般設立したエネルギー会社は関係法令等に基づく範囲内で、予算等の議決をいただいて、整理をしているということで、この5条と切り離しての設立ということで御理解をいただきたいと思います。
あと、この条例を制定をいたしますと、先ほど市長のほうからもありましたとおり、各種の再生可能エネルギー利活用、脱炭素に向けた取組について、国の補助事業交付金等を活用ができますことから、今般、この条例をお願いするものでございます。
○6番(江川野一成議員) 了解いたしました。分かりました。
この条例の前に、先ほど言いました兼職の職員を守るため、それから職員を監視するため、それから議会に報告する市長が責務を負うためには、この前に法人の設立とか、出資に関する条例が必要でなかったんだろうかと思って、質問させていただいております。その辺は、なぜ省略されたのか、先ほど冨田副市長のほうからありましたんですけれども、それでいいのかなというのが理解に苦しむところです。
○議長(田上真由美議員) では、最後の質疑になるかと思いますが、会社設立の前に条例を制定する必要がなかったのかということの、再度の確認でよろしいですか。
それについて、答弁をお願いいたします。
○冨田忍副市長 個別の条例が必要ということではございませんので、先ほど申し上げました地方自治法とか地方公務員法とか、関係する法令等に照らし合わせた上で、予算上の議決をいただき、会社設立をするということでございますので、手続上、会社を設立するための条例が必要ということではございませんので、御理解いただきたいと思います。
公務員法とか、それに連なる人事院規則とか、いろいろ服務あるいは職務執行上の制限等については整理ができておりますので、法令・例規の範囲内で対応してまいります。
○議長(田上真由美議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっています条例議案2件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。なお、付託された議案で自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について、質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨、お伝えおき願いたいと存じます。
ここで昼食のため、暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。
午前11時58分 休 憩
午後1時00分 再 開
○議長(田上真由美議員) 再開いたします。休憩前に引き続き、会議を続行いたします。
吉元勇議員から、午後からの会議に欠席する旨の届出がありましたので、御報告いたします。
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△ 日程第21議案第34号・日程第22議案第37号
日程第23議案第39号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第21から日程第23までの令和5年度各会計予算議案3件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました、令和5年度出水市一般会計補正予算(第4号)ほか2会計に係る補正予算について、一括して提案理由を説明いたします。
まず、一般会計補正予算(第4号)について、説明をいたします。
今回の補正予算は、国・県支出金の内示等に伴う事務事業費の追加及び財源変更、市単独事務事業費の新規計上、特別会計繰出金や北薩広域行政事務組合負担金の調整のほか、人事異動、共済負担率の変更等に伴い給与費を調整するため、それぞれ所要の予算措置を講じようとするものでございます。また、エネルギー・食料品価格等の物価高騰対策としまして、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した、地域経済対策等に係る経費、及び原油価格の高騰などにより影響を受けている農家等への支援に係る経費を計上しております。
それでは、第1条の歳入歳出予算の補正について、主なものを歳出から説明いたします。
29ページ、第2款総務費、総務管理費の財政調整基金積立金では、令和元年度から償還を猶予していました病院事業会計への長期貸付金について、一部、繰上償還されることとなりましたことから、その返還分を積み立てるため、積立金を追加計上しました。
次に、地域おこし協力隊活用事業費では、活動内容を自ら企画し活動する、提案型の地域おこし協力隊員の任用に係る経費を新規計上し、総合戦略事務費では、国が新たな「デジタル田園都市国家構想総合戦略」を策定したことに伴い、本市におきましても令和6年度から令和9年度までを計画期間とする総合戦略を策定するため、調査研究旅費を追加計上いたしました。また、出水ツルの越冬地利活用推進事業費では、エコツーリズムの推進を図るための全体構想策定などの事業について、補助事業の採択を受けましたことから、実施主体であるエコツーリズム推進協議会への市負担金を新規計上いたしました。今回の補助事業採択に伴い、市の事業として実施予定であったラムサール条約登録湿地の広報や、ラムサール推進子ども隊員の活動などの事業についても、協議会の事業として実施することとなりましたので、事業費をそれぞれ調整しています。
次に、31ページのDX推進事業費では、転入・転出届や、住民票、所得証明書の発行など、各種手続書類の作成について、マイナンバーカードの活用などにより、申請書への記入を省略することで、申請者の負担軽減を図る「書かない窓口」の導入に係る経費を新規計上し、自治会活動費では、一般財団法人自治総合センターの事業採択を受け、音響等の設備を購入される小原上自治会及び豊原自治会へのコミュニティ助成事業補助金を新規計上しました。
また、徴税費の課税事務費では、給与支払報告書を、地方税ポータルシステム「eLTAX」を経由し提出している事業者のうち、希望される事業者に、納税義務者用の特別徴収税額通知を電子的に送付するため、税務システムの改修に係る委託費を新規計上しています。
続きまして、35ページ、第3款民生費、児童福祉費では、保育所や児童クラブ等の児童福祉施設における新型コロナウイルス感染症対策のため、消毒薬等購入助成金等を新規計上しましたほか、保育所等業務効率化推進事業費では、保育に関する計画や記録等を管理する業務支援システム導入に対する保育所等業務効率化推進事業費補助金を新規計上し、保育環境改善等事業費では、子供の見守りのための機器購入に対する補助金を新規計上しております。
また、37ページの放課後児童健全育成事業費では、社会福祉法人「信和会」が実施する児童クラブ施設の整備に対する補助金を新規計上いたしました。
次に、39ページ、生活保護費の生活保護一般管理費では、マイナンバーカードを活用した医療扶助のオンライン資格確認制度の導入に伴う生活保護システム改修委託費等を新規計上し、生活保護適正実施推進事業費では、生活扶助算定基準見直しに伴う、生活保護システムの改修委託費を新規計上しました。
続きまして、第4款衛生費、保健衛生費の予防接種事業費では、子育て応援アプリを活用し、スマートフォンによるデジタル予診票を導入することで、子育て世代の負担軽減及び利便性向上を図るため、健康管理システムの改修委託費及び、アプリの機能拡張に係る経費等を新規計上いたしました。また、妊産婦・新生児健康支援事業費の産後ケア事業費では、宿泊型や通所型などの産後ケアサービスの利用について、利用者の負担軽減を図るため、現在も利用料の一部を助成していますが、今回、国が助成の範囲を拡大することとなりましたので、所要見込額を追加計上しました。
次に、出産・子育て応援交付金事業費の伴走型相談支援事業費では、令和4年度から開始された出産・子育て応援給付金の給付と合わせて実施する、妊産婦への面談やアンケートなどの案内通知について、ショートメッセージサービスを利用して通知を行い、手続の迅速化と妊産婦の負担軽減を図るため、サービス利用に係る経費を新規計上しております。
続きまして、41ページ、第6款農林水産業費、農業費の農林水産物消費拡大等推進事業費では、昨年度に引き続き、市内農林水産物直売所を活用した地産地消推進業務に係る委託費を新規計上しました。今年度は、昨年度の取組結果を踏まえ、市内直売所のネットワーク構築事業や、商品の魅力発信事業などを実施していくこととしております。
また、43ページにかけての産業祭開催事業費では、物価高騰により影響を受けている地域経済の活性化を図るため、10月に開催される「燃ゆる感動かごしま国体」の大会会場及び、11月に開催される大産業祭で、共通して使用できるプレミアム付き商品券を販売することとし、商品券発行に係る補助金及び、実行委員会への負担金を計上いたしました。このプレミアム付き商品券は、1,500円分の商品券を1,000円で販売するもので、かごしま国体でも使用できますことから、大会関係者など市外から訪れる方々にも、本市の特産品を購入していただきたいと考えております。
次に、鳥獣被害対策実践事業費では、有害鳥獣捕獲対策協議会が市内10地区で実施する、イノシシ・シカ用金網柵等設置事業に対する補助金を新規計上いたしました。また、かごしまの農業未来創造支援事業費では、省力化機械導入に係る新規就農者育成対策事業費補助金を新規計上しましたほか、経営所得安定対策推進事業費では、県補助金の内示に伴い事業費を調整し、農地中間管理機構受託事業費では、県から受託している農地集積事務の契約に伴い、事業費を調整いたしました。
次に、農業等緊急支援事業費では、配合飼料や燃油などの価格高騰の影響を受けている農家の方々を昨年度と同様に支援するため、畜産業配合飼料及び施設園芸等燃油価格高騰緊急対策事業補助金を新規計上いたしました。
続きまして、畜産業費の畜産クラスター事業費補助金では、出水市畜産クラスター協議会が実施する、牛舎の整備に係る補助金を新規計上し、45ページ、農地費の基幹水利施設管理費では、電気料金等の管理経費高騰に対する国の補助採択を受け、出水平野土地改良区への基幹水利施設エネルギー価格等高騰対策事業補助金を新規計上いたしました。
次に、林業費の有害鳥獣防除事業費では、国の補助事業の内示を受け、イノシシ・シカ等緊急捕獲活動支援事業補助金やジビエ商談会参加経費に係る補助金等を新規計上し、緑化産業活性化推進事業費では、緑化樹生産機械購入等補助金について、当初の見込みを上回る申請がありましたことから、所要見込額を追加計上しております。また、林道点検診断・保全整備事業費では、高川線の橋梁補修設計委託費及び、樋之谷線ほか2路線の橋梁補修工事費を新規計上いたしました。
次に、47ページの水産業等緊急支援事業費では、燃油価格高騰の影響を受けている漁業者を昨年度と同様に支援するため、水産業燃油価格高騰緊急対策事業補助金を新規計上し、漁港等施設整備事業費では、野口漁港の漁港施設長寿命化に係る護岸補修工事費を新規計上いたしました。
続きまして、第7款商工費、地場産業振興費では、物価高騰などにより影響を受けている地域経済の活性化を図るため、本市の特産品である鶏肉と地元の焼酎を使用した新たなメニューの開発を行うための実行委員会への負担金を新規計上いたしました。10月に開催される国体までにメニューを開発し、本市を訪れる多くの方々に、特産品を使った新たなメニューを楽しんでいただきたいと考えております。
次に、企業立地対策費では、情報通信関連産業の誘致と必要な人材の育成を図るため、昨年度、検討した誘致戦略等に基づく、今後の企業誘致活動に向けた支援などに係る委託費を新規計上し、企業立地促進事業費では、設備投資や新規雇用に対する企業立地促進補助金について、新たな申請が見込まれることから、所要見込額を追加計上いたしました。
また、49ページにかけての商工業振興イベント事業費では、消費喚起により地域経済の活性化を図るため、国体の開催時期に合わせ、市公式LINEを活用して、「つるのしんクーポン」を発行することとし、発行に係る補助金及び、実行委員会への負担金を新規計上しましたほか、財源変更を行っております。
次に、稼げる観光地づくり事業費では、アフターコロナにおける外国人観光客の誘致及び、本市の特産品の海外への販路拡大を図るための経費を新規計上し、観光客誘致事業費では、観光ホームページとして開設している「出水ナビ」が、整備から長年経過していることから、これに代わる新たな観光ホームページを開設するための委託費を新規計上いたしました。
続きまして、51ページにかけての第8款土木費、道路橋梁費の道路新設改良補助事業費では、国の社会資本整備総合交付金や交通安全対策事業費補助金を活用し、現在、整備を進めている防災道の駅へのアクセス道路となる、平松上広域線の測量設計に係る委託費や、平松東上線ほか6路線の改良工事費等を新規計上しました。また、道路新設改良単独事業費の一般道路整備事業費では、過疎債の活用に伴い、財源変更をし、橋梁維持補修補助事業費では、橋梁点検に係る委託費のほか、坂元橋ほか6橋の補修設計費や、金山段橋ほか5橋の補修工事費を新規計上しました。
次に、53ページ、河川海岸費の県単急傾斜地崩壊対策事業費では、木場田地区の崩壊対策に係る工事費等を新規計上しています。続きまして、都市計画費の都市公園等整備事業費では、市民プールの外壁・屋上防水改修及び、幼児・児童プールのウォータースライダー等改修に係る工事費を新規計上し、地域活性化施設整備事業費では、防災道の駅の整備に向け、地域活化施設の詳細設計に係る委託費や、用地購入費等を新規計上いたしました。
また、55ページ、住宅費の公営住宅ストック総合改善事業費では、花立団地及び鶴亀タウンの3点給湯・給水管等改修工事費や、鹿島団地の外壁・屋上防水改修工事費、西町団地の屋上防水改修工事費を新規計上しております。
続きまして、第9款消防費、常備消防費の予防業務費では、消火訓練で使用する屋内消火栓装置の購入費を新規計上し、警防業務費では、災害発生時などに、現場の状況を災害対策本部等にリアルタイムで情報提供することにより、迅速、的確な災害対応と被害の軽減を図るため、災害対応ドローン及び、映像伝送機器の購入費等を新規計上しました。次に、非常備消防費の消防団活動費では、消防団員用の雨衣の購入費を新規計上しております。
続きまして、57ページ、第10款教育費、教育総務費の特色ある学校づくり推進事業費では、大川内小学校の特認校生が当初の見込みより増加していることから、通学タクシーの借上料を追加計上し、地域ぐるみ学校安全体制推進事業費では、県補助金の内示を受けまして、通学路の巡回等を行うスクールガードの方々への支援や指導等を行うため、スクールガードリーダー2人の配置に係る経費を新規計上いたしました。
次に、小学校費の小学校就学援助費及び、小学校特別支援教育就学奨励費では、物価高騰の影響により、令和5年4月分から給食費が増額されたことに伴い、助成に係る所要見込額をそれぞれ追加計上し、小学校通学補助費では、通学手段が決定したことに伴う通学補助金の所要見込額を追加計上いたしました。また、小学校施設整備事業費では、野田小学校南校舎の長寿命化改修に係る仮設校舎等のリース料及び、改修工事に伴う校舎設備の移設工事費等を新規計上しております。
次に、中学校費の中学校就学援助費、中学校特別支援教育就学奨励費、及び中学校通学補助費についても、小学校費と同様に、所要見込額を追加計上いたしました。また、59ページ、高等学校費の高等学校一般管理費では、教職員の赴任旅費の確定により所要見込額を追加計上しています。
続きまして、社会教育費の文化祭開催事業費では、補助事業の採択を受け、囲碁、将棋や和装体験など地域の伝統文化等を体験できる「伝統文化親子体験フェスタ」の開催経費を新規計上し、ツル食害対策事業費では、国・県補助金の追加内示に伴い、事業費を追加計上いたしました。
次に、61ページにかけましての文化会館等一般管理費では、指定管理施設の電気料については、これまで管理運営委託料から指定管理者が支払うこととしていましたが、エネルギー価格の高騰による負担が大きくなってまいりましたことから、指定管理者との協議が整ったものについては、令和5年度から高圧受電設備に係る電気料を市が直接支払うよう見直しを行い、中央公民館、文化会館及び音楽ホールについて、管理運営委託料を調整し、光熱水費の所要見込額を計上いたしました。また、文化会館等施設整備事業費では、整備から長年が経過している音楽ホールの空調設備につきまして、改修を行うための設計委託費を新規計上いたしました。
次に、保健体育費の社会体育施設一般管理費では、先ほどの文化会館等一般管理費と同様に、社会体育施設の指定管理に係る電気料の負担方法を見直したことに伴い、出水地域分、高尾野地域分、及び野田地域分について、それぞれ管理運営委託料を調整し、光熱水費の所要見込額を計上しております。
また、63ページの小学校給食一般管理費では、東出水小学校の冷蔵庫購入費を計上しましたほか、給食調理員の会計年度任用職員給与費について、小・中学校における任用状況に合わせ、中学校給食一般管理費との予算組替えを行っております。
次に、学校給食費助成事業費では、給食費が増額されたことなどに伴い、小学校分及び中学校分について、それぞれ所要見込額を追加計上したほか、財源変更をいたしました。また、学校給食センター管理費では、運転手兼調理補助員の会計年度任用職員に係る経費を新規計上しました。
以上が歳出の概要でありますが、これに対する歳入としましては、国庫・県支出金、財産収入、市債等を追加計上し、地方交付税、繰入金、諸収入等を調整いたしました。
次に、7ページの補正予算第2条の債務負担行為の補正は、野田小学校仮設校舎等リース料について、期間及び限度額を設定するものであります。また、補正予算第3条の地方債の補正については、林道整備事業ほか6件を追加し、市道整備事業及び都市公園等整備事業の起債限度額を変更するものであります。なお、本条による補正後の市債の現在高は、予算説明書69ページの資料のとおりとなります。
以上が一般会計補正予算(第4号)の概要でありますが、今回の補正額は、20億3,922万2,000円の追加で、これにより予算規模は288億3,185万8,000円となるものであります。
次に、水道事業会計補正予算(第1号)について説明いたします。
補正予算第2条の収益的収入及び支出の支出では、人事異動等に伴う給与費の調整を行い、第3条の資本的収入及び支出の支出では、人事異動等に伴い給与費を調整したほか、国道328号の下知識地内配水管新設工事費を追加計上し、収入では、その財源として電源立地地域対策補助金を計上しました。また、第4条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費については、職員給与費を調整しております。これにより、収益的収入及び支出の支出で、1,178万1,000円を減額し、予算規模は7億6,328万7,000円となり、また、資本的収入及び支出の収入で、550万円を追加し、予算規模は1億7,206万8,000円となり、支出で821万3,000円を追加し、予算規模は、5億685万4,000円となるものでございます。
次に、病院事業会計補正予算(第1号)について説明いたします。
補正予算第2条の業務の予定量では、出水総合医療センターの常勤医師数が増えたことに伴い、患者数の増加が見込まれることから、外来患者数を調整しました。第3条の収益的収入及び支出の収入では、医業収益において、業務の予定量の変動に伴い、外来収益の収入見込額を調整し、特別利益において、高尾野診療所の敷地の一部売却に伴う収入見込額を新規計上いたしました。また、支出では、医業費用において、人事異動等に伴い給与費を調整したほか、外来収益の増加に伴う材料費や、業務委託契約の確定に伴う経費の調整、及び敷地売却に伴う資産減耗費の調整を行い、医業外費用においては、一般会計からの借入金の一部繰上償還等に伴い支払利息を調整しました。第4条の資本的収入及び支出の収入では、敷地売却に伴う収入見込額を新規計上し、支出では、一般会計からの借入金の一部繰上償還に係る償還金を新規計上いたしました。また、第5条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費については、職員給与費を調整しております。今回の補正により、収益的収入及び支出の病院事業収益で4,760万4,000円を追加し、これにより予算規模は、58億5,536万円となり、病院事業費用で2,766万7,000円を追加し、これにより予算規模は58億3,143万7,000円となり、また、資本的収入及び支出の資本的収入で、229万3,000円を追加し、これにより予算規模は4億5,544万9,000円となり、資本的支出で7億8,600万円を追加し、これにより予算規模は15億132万4,000円となるものです。
以上が、一般会計補正予算(第4号)ほか2会計の補正予算に関する説明でございます。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で提案説明が終わりました。
これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは議案番号、何ページと示していただき、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いします。なお、質疑回数は4回以内とします。
質疑を許します。
○13番(土屋工吉議員) 議案番号34号の一般会計補正予算(第4号)の件で、ページ数が29ページなんですが、10細目の総合戦略推進管理費30万円の追加で173万組んであるんですが、今市長からありましたように、令和6年から9年における総合戦略ということなんですが、これはコンサルタントにお願いされるのか、出水市独特のそういった職員に対しての調査研究費なのか伺います。
○青﨑譲二企画政策課長 今回、計上しております30万円につきましては、職員の旅費となっております。お尋ねの件についてでございますが、今回、コンサルタントへの委託ではなく、職員で作成したいと考えております。
○13番(土屋工吉議員) それから、同じく議案第34号の6款農林水産事業費の中で、新規計上されています水産業等緊急支援事業費のこの北さつま漁協組合員に対する1リットル当たり5円が上限になっていますが、これは他市と比較した場合、どうなのか伺います。
○中村孝文農林水産整備課長 北薩地域の他市にも確認はしておりますが、それぞれ金額等、積算根拠等、それぞれ違うような状況でございます。本市につきまして、施設園芸の単価に合わせているような状況でございます。
○13番(土屋工吉議員) 漁業者の方から、いろいろ話を聞くんですが、やはり出水市の漁業というのは、ほとんど内海で操業されます。温暖化によって魚が捕れないということで、結構油代も上がっているということを聞いていますが、そこら辺の意見聴取というのはされたんですか。伺います。
○中村孝文農林水産整備課長 北さつま漁協の出水支所のほうに、意見等もお聞きしているところでございます。
○14番(鶴田均議員) 議案第34号なんですが、34号の47ページ、商工費の中で19企業立地対策費のところで、企業立地促進事業費が1億612万3,000円ほど見込んでありますが、これ、大分大きなお金なんですが、これについての誘致するような企業とか、目的はどこかあるのか。ある程度、こういう企業が来るような見込みですとか、ある程度そういうところがあったら、教えてほしいと思いますが、どうでしょうか。
○揚松智幸商工観光部長 この企業立地促進につきましては、今、出水市にある企業さんに対する助成になっております。償却資産購入に対する補助、それから従業員さんに対する補助ということになっておりますので、企業を誘致ということではありません。
○18番(中嶋敏子議員) 今のところに一つは関連しますけれども、その企業立地対策費の中で、この中身について現時点で分かっていることがあればですね。今、人件費の部分、雇用の部分もおっしゃったかと思うんですけど、その中身についても分かっていたら教えてください。
もう一つは、57ページのところの小学校・中学校両方に、通学手段の決定に伴う補助金の調整というのが出てまいります。これは自転車通学に対するものかなと思うんですけれども、現在、小学校・中学校の児童・生徒で自転車通学が認められている児童・生徒はそれぞれ何人いるのかというのと、許可をされる際、今ヘルメットは努力義務になったんですけれども、ヘルメット着用が前提という形で指導をされているのか、実態はどうなっているか分かれば教えてください。
○阿多広隆商工観光課長 ただいまの企業立地促進事業費の補助金ですけれども、設備投資に係る補助が1件、それから新規雇用に伴い、市内居住の人数に応じた補助が2件ということで、記載の補助額になっております。
○大久保哲志教育長 今の質問で、自転車の利用者数、許可数ですけれども、これについて手元に資料がありませんけれども、自転車を利用している中学生はヘルメットは必ず着用することとして、指導しております。
小学生もということでしたけど、小学生は通学で自転車の利用はありませんので、小学生のほうは通常の休みの日とか、そういった場合に着用するように指導してあるということです。
○中原貴浩教育総務課長 通学補助金について、お答えします。通学補助金については、自転車だから補助というわけではなく、小学校であれば4キロ以上、中学校であれば6キロ以上ということで、今回の補助の増額については、特例校のバスの通学者が増えたということでの補正の要因となっております。
○18番(中嶋敏子議員) 分かりました。先ほどの企業立地のところでですけれども、設備投資が1件と新規雇用が2件ということでしたけれども、その設備投資の内訳とか、新規雇用2件の内訳等について分かれば、教えていただきたいと思います。
○阿多広隆商工観光課長 設備投資につきましては、立地協定後の操業開始以降、今回につきましては18億2,247万9,000円に対する5%ということでの9,112万3,000円、それから新規雇用につきましては、49人の新規雇用がございますので、その人数掛ける30万円の新規雇用の補助金、これが1社の分になります。あと1社につきましては、新規雇用としましてお1人の新規雇用の市内居住がございましたので、30万円の計上というところになっております。
○18番(中嶋敏子議員) その新規雇用49人の正規雇用なのか、非正規雇用なのか、臨時なのか、そこらの内訳が分かっていたら、もう1回確認をさせてください。
○阿多広隆商工観光課長 新規雇用者の要件としましては、確認事項としまして雇用保険の台帳等の資格取得等の状況等も確認をいたしますので、正規社員ということになっております。
○5番(宇都修一議員) 53ページなんですけど、上から4行目です。木場田地区とあるんですけど、これ大体どのあたりか、よかったら教えてください。
○川畑正樹建設政策課長 大川内の角石自治会付近になります。
○議長(田上真由美議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっています令和5年度各会計補正予算議案3件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。なお、付託された議案で自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について、質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨、お伝えおき願いたいと存じます。
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△ 散 会
○議長(田上真由美議員) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。よって、本日はこれで散会いたします。
第2日の会議は6月15日に開きます。御苦労さまでした。
午後1時38分 散 会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
出水市議会議長
出水市議会議員
出水市議会議員
出水市議会議員
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