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出水市令和5年第1回定例会 第5日

○1番(井伊健一議員) マイナンバーの方はお勧めできると思うんですけども、まだ持っていない方、あるいは持つのを嫌がるわけじゃないんですけど、持とうとしない方というのはやっぱりおられると思います。そこで、書かない窓口ということでちょっと2つほど紹介したいと思います。冒頭1問目でお話した他の地域で確立されている優良モデルを活用する取組の横展開、この導入についてちょっと説明したいと思います。2つあります。
まず1点目、北海道北見市。ここでは窓口で身分証明書、いわゆる免許証、健康保険証でもいいです、を提示すれば職員が必要な情報を聞き取り、パソコン入力し、印刷した書面の内容を確認、署名するだけで手続きが完了する。来庁者の負担を軽減するとともに書き損じや複数申請の際に何度も同じ内容を記入する手間が省ける。この取組が話題を呼び、全国で導入自治体が広がったという内容です。
2つ目、埼玉県伊奈町。昨年11月からマイナンバーカードを活用した「書かない窓口」を実施している。伊奈町の担当者が「他の地域である実績のある取組を導入することで、町のデジタル化を加速させたい。」と語る。伊奈町では、マイナンバーカード又は運転免許証を読取り、必要な申請書類を選択するだけで住所や氏名などの情報が印字される機器を導入。住民の負担軽減に加え、滞在時間の短縮によるコロナ感染リスクの低減など効果を期待している。実際に機器を利用した町民の女性は、「早くて便利。字を書かずに済んだ。楽だ。」と喜んでいたと。
以上、紹介したんですけれども、保険証あるいは運転免許証しか持っていない、そういう方に対して聞き取ってパソコン入力するというふうな、そういう簡単な手続きというのはできないんでしょうか。というのが、ちょっと高齢の方に私聞いたら、市役所行っても書かないといけないのが面倒くさいと。書くのがもうあれだという方も、私に言わせれば、名前といつとかそれだけなんですけれども、やっぱり高齢になる方はそういう方もちょっと面倒だというわけじゃないんですけど、いらっしゃるもんですから、実際、聞き取りだけで入力するようなそういうふうな対応というのを市役所のほうでできないかお伺いします。