議会議事録検索

出水市令和5年第1回定例会 第4日

○11番(北御門伸彦議員) 今の段階では、次の段階、市民へのそういった電力供給というのは難しい話かと思うんですが、ぜひ、やられるときは一挙にやるというのも、非常に難しい事業になるかと思いますので、モデルをつくっていただいて、公営住宅からとか、あるいは、どうしても電力供給がなかなか不具合が生じているところからお願いできればと思います。
次に参りますが、御承知のように、トルコで起きた大地震は、市長のお話にもありましたように、日本でも起き得ると報道されております。トルコと同じように、日本も4つ以上のプレートがひしめき合っておりまして、トルコ地震を起こした規模の断層が、日本にも存在しております。書画カメラ5をお願いいたします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは、断層を日本地図の上に落としたものですが、拡大できれば九州の近くをアップしていただけますか。
皆さんも御承知かと思うんですが、一般的に中央構造線というのがありますが、日本を横断する形で関東から九州まで連なっている、世界最大級の断層、断層帯を指しております。過去の多くの大きな地震が、この上で起きておりまして、2016年の熊本地震もこの中央構造線に関連しているとも言われているようです。関東から九州までですね。
書画カメラ6をお願いいたします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは、先月、総務病院委員会の川内原子力発電所の視察の折にいただいた資料の中にありました。出水の沿岸の不知火海を特に見ていただきますと、川内の原発の近くには書いてありませんが、ものすごく赤い線がたくさんあります。これが断層です。恐らく日奈久断層の端っこになるのじゃないかなと思うんですけれども、それだけ断層が多いのが日本で、いつ地震があってもおかしくないというのは頭に置いておかないといけないなと思います。今回は、その地震についていろいろ掘り下げができませんけれども、日本の耐震化された住宅は、トルコほどの被害は受けないだろうと言われていますが、もし大きな地震が来たらですね、トルコの地震級のものがあったら、倒壊すると言われています。このようなことを念頭に置いて、常日頃からの心がけが大事かと思うんですが、答弁にもありましたように、耐震化を進めるとかいうこともあるんですが、災害用の仮設住宅の想定もある程度できていると伺っておりますけれども、さらに準備を進めておく必要があるかと思います。
自治体によっては、うちもありますけれども、耐震シェルターの補助まで行っているところがあります。家全体を耐震化するとなると相当、金がかかりますので、いわば頑丈な構造のベッドの上に物が落ちてきても怪我をしないようにというような、そういった極端に言いますと20万、30万円ぐらいのシェルターの補助を出しているところもあります。住宅の耐震化については答弁いただきましたけれども、ほかに考えていらっしゃることがありましたら、お知らせください。