令和5年出水市議会第1回定例会会議録第3号
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令和5年3月3日
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会議の場所 出水市議会議場
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出席議員 19名
1番 井 伊 健 一 議員
2番 迫 田 小百美 議員
3番 池 田 幸 弘 議員
4番 田 中 秀 一 議員
5番 宇 都 修 一 議員
6番 江川野 一 成 議員
7番 南 鶴 洋 志 議員
8番 鮎 川 浩 一 議員
9番 上須田 清 議員
10番 日 髙 信 一 議員
11番 北御門 伸 彦 議員
12番 吉 元 勇 議員
13番 土 屋 工 吉 議員
15番 田 上 真由美 議員
16番 杉 本 尚 喜 議員
17番 出 水 睦 雄 議員
18番 中 嶋 敏 子 議員
19番 道 上 正 己 議員
20番 髙 崎 正 風 議員
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欠席議員 1名
14番 鶴 田 均 議員
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地方自治法第121条の規定による出席者
椎 木 伸 一 市長
吉 田 定 男 副市長
冨 田 忍 政策経営部長
山 元 周 作 総務課長
坂 上 学 総務課庶務法制係長
戸 﨑 基 夫 くらし安心課長
益 山 剛 くらし安心課防災対策監(参事)
花 田 勝 宏 くらし安心課安全安心推進係長
大 田 直 子 財政課長
青 﨑 譲 二 企画政策課長
福 川 正 樹 企画政策課秘書監(係長)
松ケ角 哲 哉 企画政策課行政改革係長
柿 木 彰 保健福祉部長
谷 川 弘 之 健康増進課長
長谷川 健 健康増進課新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(課長級)
田 畑 幸 二 いきいき長寿課長
高 口 悟 こども課長
宮 﨑 毅 市民部長
堂之上 健 二 生活環境課長
松 岡 秀 和 商工観光部長
松 井 勉 ラムサール・文化スポーツ統括監(部長級)
田 口 保 商工観光課長
駒 壽 ひとみ 文化スポーツ課長
肱 岡 広 一 文化スポーツ課スポーツ振興係長
堀 昌 伸 ツル博物館クレインパークいずみ館長
揚 松 智 幸 農林水産部長
中 原 克 章 農政課長
大 迫 健 次 農政課課長補佐兼農政畜産係長
中 村 孝 文 農林水産整備課長
小 原 一 郎 建設部長
吉ケ島 英 章 高尾野支所長
東 畠 賢 一 野田支所長
福 濱 敏 郎 出水総合医療センター事務部長
大 平 伸 章 消防長
大久保 哲 志 教育長
溝 口 雄 二 教育部長
住 吉 祐 一 教育総務課長
床 並 伸 治 学校教育課長
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議会事務局
春 田 和 彦 局長
華 野 順 一 次長(課長補佐級)
中 村 勇 士 主任主査
野 﨑 育 美 主査
北 紘 至 主査
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付議した事件
一般質問
午前10時00分 開 議
△ 開 議
○議長(田上真由美議員) おはようございます。ただいまの出席議員は19名であり、定足数に達しております。これより令和5年出水市議会第1回定例会第3日の会議を開きます。
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△ 欠席の申出
○議長(田上真由美議員) 鶴田均議員から、本日の会議に欠席する旨の届出が出ております。
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△ 議 事
○議長(田上真由美議員) これより議事日程により、議事を進めます。
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△ 日程第1一般質問 上程
○議長(田上真由美議員) 日程第1、一般質問を議題といたします。
これより、昨日に引き続き、一般質問を続行いたします。
質問順に従い、上須田清議員の質問を許します。
○9番(上須田清議員) おはようございます。本日1番目の質問者の上須田です。よろしくお願いします。
今年の冬は、いままでに経験したことのない大規模な鳥インフルエンザが出水でも発生し、出水市で今日までに約120万羽の鶏が殺処分されました。この間、国や鹿児島県や出水市の行政機関をはじめ、関係各機関の皆様には、献身的な復旧活動の御支援をいただき心よりお礼を申し上げます。ありがとうございました。
それでは質問に入ります。昨日、2名の議員から鳥インフルエンザの質問があり、内容がかぶるところもありますが、御容赦を下さい。
本日の質問事項は、ツルの鳥インフルエンザの感染防止対策についてです。今年のツルの飛来数は、例年より約6,000羽少ない約1万羽でした。このうち鳥インフルエンザで病死したツルは、1月30日現在で1,421羽です。出水市に飛来するナベヅルの数は世界のナベヅルの約90%、マナヅルは約50%と言われていますから、ナベヅルとマナヅルにとって、存続の大きな危機が発生している状況です。世界ではイスラエルでクロヅルが鳥インフルエンザで約5,000羽死亡した例もあります。また出水市は、ラムサール条約の登録地域でもあり、大きな問題であります。ツルの鳥インフルエンザ感染拡大の大きな原因は、鳥インフルエンザウイルス濃度の高いツル給餌場に、カモやカラスその他の野鳥が密集し、また、密集しているツル同士の飛沫感染で、ツルからツルに感染しているとの大学准教授や疫学の専門家の報告があります。また、鶏への感染もツルの大量死が発生しているツル保護区の北東風の風下の幅1キロメートルから長さ5キロメートルの狭い地域で感染拡大していることが確認されています。さらに、例年と違うのは、ツルの死亡場所が点在していたのが、今年はツルの給餌場付近で集中してツルが死亡していることです。
これらのことから、鳥インフルエンザウイルスを保菌しているカモ等の野鳥とツルを引き離すためにも、ツルの給餌場での給餌を中止してツルの分散化を図る必要があると考えます。
このことについて、市長の見解をお伺いします。
次に、鳥インフルエンザの感染を防止する目的で、国や鹿児島県や出水市の行政と鹿児島大学等の研究機関と養鶏事業を行っている民間の業者との官・学・民での横断的な協議会の設立が必要であると考えます。市長の見解をお伺いします。
以上で壇上からの1回目の質問を終わります。
○椎木伸一市長 おはようございます。それでは、上須田清議員の御質問にお答えしますが、その前に、少しだけお願いをさせていただきたいと思います。
上須田清議員の御質問の中で、あたかも空気感染により風下で感染拡大をしているかのように感じられる部分がございましたが、風により感染が拡大するというような、いわゆる空気感染の見解は専門家からも出ておりません。出水市のイメージをはじめ、観光業への風評被害につながるようなことについては、どうかよろしくお願いを申し上げたいと思っております。
出水平野で越冬するツルは、戦後、地域の皆様、あるいは子供たちの保護活動によりまして、徐々に増加してまいりましたが、国内外の他の越冬地の環境の悪化などの影響もございまして、近年では世界のナベヅルの約9割、マナヅルの約5割ということで、上須田議員が御披瀝のとおりでありますけれども、本市で越冬している状況になっております。
給餌につきましては、農作物への被害に対する国による食害対策として開始した経緯があります。
本市での一極集中を解消し、新たな越冬地形成を促すための一つの手段として、国・県など関係機関と連携しながら、令和2年度から段階的な給餌量の調整を行っているところであります。その結果、市外で越冬する集団が見られるようになっているところでもございます。
給餌量につきましては、農作物への被害状況を見ながら、順応的・計画的に状況に応じて調整することといたしております。
今シーズンは、鳥インフルエンザの発生に伴い、栄養摂取の促進を図るため、計画よりも早い時期から給餌を行い、また、ツルと鳥インフルエンザのキャリアと言われているカモとの密接を避けるため、トラクターを使い、エサを広く薄くまくなどの対策を講じてまいりました。
また、シーズンを通して利用調整を行い、観光客のマイカーでの自由な入域を制限し、レクチャーの実施による野鳥観察マナーの周知、マイカーで入域する場合の観察ルートの設定、観察ポイントの設置や消毒の徹底をお願いするなど、鳥インフルエンザウイルスを保護区へ持ち込まない、持ち出さない、いわゆる家禽への感染の防疫対策として、他地域では見られない独自の取組を行ってきているところであります。今後も国、県、市の各関係機関で連携しながら、鳥インフルエンザの発生状況と農作物への被害状況を検証しつつ、分散化へ向けた取組を進めてまいります。
次に、鳥インフルエンザの感染防止に係る協議会の設立についてでありますが、本市では、毎年10月に「出水市鳥インフルエンザ・豚熱等連絡会議」を開催いたしまして、国・県のほか、獣医師会などの関係団体等にも参加いただき、各機関・団体の防疫体制について情報共有を図るとともに、様々な御意見を参考にしながら、防疫対策に取り組んでおります。
家畜疾病に関する防疫対策につきましては、県内市町村で連携した体制づくりが必要であると考えますが、実施主体は県となることから、まずは県と協議したいと考えております。
○9番(上須田清議員) 市長及び当局の鳥インフルエンザの感染防止の取組をお伺いして、前向きに積極的に活動されており、安心をいたしまいた。
国内では、まだ鳥インフルエンザが発生しておりますが、今後とも鳥インフルエンザ感染防止に向け、一層の御尽力をお願い申し上げ、私の一般質問を終わらせていただきます。
○議長(田上真由美議員) 次に、南鶴洋志議員の質問を許します。
○7番(南鶴洋志議員) 本日2人目の質問者です。今しばらくお付き合いお願いいたします。早速ですが通告に従い質問させていただきます。
最初に大項目の1、出水市陸上競技場について伺います。
昨年春から、鹿児島県内で初めて直走路9レーンある公認競技場(4種ライト)に生まれ変わりました。公益財団法人日本陸上連盟は2020年4月に公認陸上競技場に関する規則等を修改正しました。その中には、注目すべき「第4種競技場規程の改定」もあり、公認陸上競技場のカテゴリーとして、新たに第4種L(ライト)が新設されました。この背景にあるのは、全ての人が全てのライフステージにおいて陸上競技を楽しめる環境をつくる「ウェルネス陸上」の実現、すなわち小・中学生への陸上競技の普及啓発、育成、そして地域の事情や特性を考慮した競技会の開催が行えることにあります。今年4月からは愛称を「マルマエスタジアム出水」となり、さらに、施設の充実化が図れるかと思います。そこで、約1年たちました出水市陸上競技場の利用状況等について伺います。
(1)利用状況について、利用者数の状況、改修前との比較を含めて伺います。(2)整備後の利用者からの反応について伺います。
次に大項目の2、スポーツイベントについて伺います。最近「3年ぶり」という言葉がよく使われます。そんな中、第40回記念「たかおの鶴駅伝大会」が令和5年1月15日に最後の記念大会が高尾野川ジョギングロードにて行われました。私自身も実業団で市道コースの時代から走ってきた長年親しまれた大会であり、感慨深い気持ちになりました。ツルマラソン大会もですが、この3年で地域を盛り上げた行事が幕を下ろしております。
マラソン愛好者に会うたびに「ツルマラソン大会は復活しないのか」と県内外を問わず聞かれます。私は1月に開催された「いぶすき菜の花マラソン大会」に20年ぶりに出走しました。この大会は高低差の高い難易度ランキング全国3位の大会です。これでもかとアップダウンが続き、最後の37キロメートルの登りは絶壁のように見えますが、すばらしい景観と至れり尽くせりのおもてなしが好評の大会です。
本市を代表するイベントが消えていきます。昨年ツルマラソン大会に代わる新たな事業として、ツルトライトリレーマラソンが開催されました。そこで、本市のスポーツイベントである(1)ツルトライトリレーマラソンの反省と課題について。(2)市民駅伝について参加者状況はどうなっているのか伺います。また、(3)ツルマラソン、いかだレースの復活について改めて伺います。
最後に大項目の3、自治会が抱えている問題について伺います。「2040年問題」は少子高齢化が進展し、65歳以上の高齢者の人口がピークになります。このことで自治会にも当然、影響をもたらします。さらには、2021年4月「改正高年齢者雇用安定法」が施行されました。「70歳定年時代」の幕開けとなります。2021年の国勢調査にて、2040年(令和22年)の将来人口が推計されています。とある書籍データによると65歳以上80歳未満の人は、2040年で約5.6%、70歳定年が継続していたとすると自治会の運営に関わってもらえそうな70歳から80歳の人は約3%の中のさらに奇特な方となり、自治会がなくなるのではないかと書かれています。
自治会は、同じ地域に住む人たちで自主的に運営されている最も身近な住民自治組織です。そして、日頃から親睦と交流を通じて、地域の共通の課題を解決している組織であり、“地域における人と人とのつながり”において、重要な役割を果たしています。
昨今、自治会への加入率の低下や役員のなり手がないという、組織存続の条件を欠く事態に追い込まれようとしています。今後の自治会の活動の展開で重要となる行政職員による支援の体制づくりは、できているか伺います。(1)自治会加入率について、過去3年の推移について伺います。(2)未加入者の増加について伺います。(3)役員のなり手不足問題について伺います。(4)自治会支援について伺います。
新型コロナウイルス感染症の影響により、自治会活動は停滞していると感じます。第5類への移行により、自治会の各種事業の復活や、新規事業の展開を期待します。このチャンスに、市は積極的に自治会支援を展開すべきと思いますが、その支援策について伺います。
以上で壇上からの質問を終わります。
○椎木伸一市長 南鶴洋志議員の御質問にお答えさせていただきます。
まず、出水市陸上競技場についてでありますけれども、利用状況につきましては、ラムサール・文化スポーツ統括監から答弁させていただきます。
次に、整備後の利用者からの反応についてでありますが、全天候型の競技場となったことで、雨天時でも試合や練習が可能となったという声や、これまではグラウンド整備に時間がかかっていたけれども、その作業を行う必要がなくなり、練習時間が多く確保できるようになったという声を聞いているところであります。今後も各種大会や合宿など、多くの方に利用していただけるよう、費用対効果も考慮しながら、より快適な環境整備に努めてまいりたいと考えております。
次に、スポーツイベントについての御質問にお答えいたします。
昨年開催されましたツルトライトリレーマラソンにつきましては、イベントを企画、運営する有限会社ユニバーサルフィールドとの共催イベントとして開催しており、参加チーム数52チーム、参加人数は331人となっております。この大会は基本的に参加料と企業からの協賛金で運営されており、市からの直接的な経費の負担はございませんが、会場の借用などのほか、マチテラスのPRとして竹灯籠の設置や、飲食業組合などの地元関係団体との調整等を出水市で行っております。
大会報告によりますと20代から40代の参加者が7割を占めており、若い世代の方に多く参加していただいていることは類似の大会では珍しいとのことでございました。また、参加者へのアンケートによると、次回も参加したいと回答された方が8割を超えておりまして、次回以降の参加者の増加を期待しているところでもあります。今回、初めての試みとなりましたけれども、参加者からはおおむね高い評価をいただいていますので、今後は県内だけではなく、県外からも多く参加していただき、観光や宿泊につながるように検討してまいりたいと考えております。
次に、市民駅伝についてでございますが、参加状況につきましては、ラムサール・文化スポーツ統括監から後ほど答弁させていただきます。
次に、ツルマラソン、いかだレースの復活についての御質問でございます。
両イベントにつきましては、それぞれの実行委員会等により、開催環境について検討され、総合的に勘案した上で廃止の決定、判断がなされたものと認識しておりますので、市として再開について検討する予定はないところであります。
次に、自治会が抱えている問題について、お答えいたします。
自治会の加入率につきましては、後ほど政策経営部長から答弁をさせていただきます。
次に未加入者の増加についてでありますが、市でも自治会加入に関しての相談を受けておりますが、若い方だけでなく、高齢者からの相談も多い状況となっております。近年の社会情勢が変化する中で、単身世帯や共働き世帯が増加する中、仕事や家庭生活などで、また、高齢等により自治会活動や地域行事に参加できない方が増えたことなどから、自治会未加入世帯が増加してきているものと認識しております。
次に役員のなり手不足問題についてでありますが、こちらにつきましても、市でも相談を受けております。これまでには、自治会内で相談を重ね、どうしてもなり手がいないという場合、職員が自治会の会合にお伺いし、自治会活動維持のために話し合いに参加する中で、新たに後任が決まり、自治会活動を継続できた事例もございます。
次に自治会支援についてでありますが、市では自治会に対しまして、自治会活動助成金など各種助成事業を行っております。令和5年度は、自治公民館等整備事業補助金において、近年の気温上昇により熱中症リスクが高まっていますことから、空調整備事業について負担額の要件を緩和するとともに、バリアフリ一化につきましても、これまで対象外となっていた建物以外の外構部分も対象とするなど、補助対象の拡大を予定しています。市では、これらの助成制度や法制・税制等についての自治会長からの相談に随時対応しているところであります。
また、加入促進チラシにつきましては、毎年未加入者に対し送付しているところでありますけれども、今年度は、各自治会で独自に作成されている加入促進チラシを同封するなど、各自治会に応じた対応をしているところでございます。
○松井勉ラムサール・文化スポーツ統括監 出水市陸上競技場の利用者数の状況について、お答えいたします。
平成30年度の利用者が延べ5万6,828人、令和元年度が延べ5万5,541人、令和2年度は、フィールド内の芝生張り替え工事を行ったため、11月25日までの利用となりましたが、延べ1万5,366人、令和3年度は、改修工事期間ということで貸出しはしておりません。令和4年度は、1月31日現在で延べ2万8,332人となっております。
また、2問目の御質問の中にございました、市民駅伝の参加状況についてでございますけれども、平成30年度が69チーム、1チーム7区間ということになっておりますので、人数でいたしますと483人、令和元年度が73チーム、511人、令和2年度及び3年度は新型コロナウイルス感染防止拡大のため、中止をしております。令和4年度が41チーム、287人の参加者となっております。
○冨田忍政策経営部長 自治会の加入率について申し上げます。3月1日付の数字で申し上げます。令和3年、74.42%、令和4年、73.44%、令和5年3月1日現在で71.96%となっております。
○7番(南鶴洋志議員) まず、最初に出水市陸上競技場について、質問させていただきます。
先ほど、利用者数をお伺いしました。コロナの関係もあると思うんですが、おおよそ半減しているような気がいたします。これについて、どのようなことであるか教えていただければと思いますが。
○松井勉ラムサール・文化スポーツ統括監 4年度に工事が終了しまして利用を再開しておりますけれども、まだコロナのほうの影響がございまして、マスク着用の状態で外で運動するのは皆さん、控えていらっしゃったという部分もあるのかなと考えております。
○議長(田上真由美議員) 南鶴洋志議員より、書画カメラの使用について申入れがありましたので、許可してあります。
○7番(南鶴洋志議員) 本市は、どこの自治体もそうなんですけれども、スポーツ合宿の誘致をされていると思うのですが、これについてチラシとか、そういった告知とかはされているか伺います。
○松岡秀和商工観光部長 合宿誘致について、チラシ等をつくってPRに努めているところです。
○7番(南鶴洋志議員) それでは、早速ですが書画カメラ1番をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)こちらが鹿児島県のスポーツ合宿の案内パンフです。このように、写真でお示しをしてありますが、せっかく出水市の陸上競技場も新しくなりました。すばらしい施設ができたので、写真も掲載して、「こういうのがあるんだよ」というアピールをしてほしいのですが、このような感じのものができているか伺います。
○田口保商工観光課長 スポーツ合宿の中で県が開催します合宿誘致のセミナーがあるんですが、そういったところに独自でつくったもので案内はしているんですが、チラシとして配っているというものでなくて、こちらで独自でつくっているものはございます。
○7番(南鶴洋志議員) できればぜひ、ホームページでも結構ですので、写真を掲載してですね、「こんな立派なものができているんだよ」ということで、アピールをしていただければと思います。
そして、合宿についても補助金で一泊1,000円とかいうのがあるかと思います。これは、ほかの自治体もほとんど一泊1,000円ぐらいの補助を出していると思うので、できれば同じレベルでなくて、もう少し、もうひと踏ん張り補助の額を増やしていただくことをお願いしたいと思います。
次の(2)ですね、整備後の利用者の反応についてです。先ほどるる説明いただきました。私も菜の花マラソンも走ったんですけれども、明後日、鹿児島マラソンもむちゃを承知で走る予定です。それで、ここ最近、陸上競技場の外周とかをよく走るんですけれども、その中で利用者の方にもいろいろ走るついで、アップをしながらとか、ダウンをしながら、話を聞きました。概略を言うと、なかり舗装もされて、明るくなって、大変よくなったという印象は受けております。利用者もかなり以前からすると増えた感じがいたします。陸上競技場の中をいうと、まずスターティングブロックというのがあります。これを実際、今、台車がないので、これをいっちょいっちょ手で運んでいるような状態なんですけれども、できればスターティングブロック用の台車、それがあれば非常に楽になると。例えば200メートルスタート地点の所まで、わざわざ手で持って運ぶんじゃなくて、台車で運べば、ほかの鴨池とか伊集院とかの陸上競技場はそういった設備がありますので、できればそういうのもあればいいなということでありましたので、ぜひ伝えておきたいと思います。
あと、フィールド内の芝生、非常に荒れております。書画カメラ2番をお願いいたします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これ、先週の土曜日、市長も御挨拶もされたので見られたかと思います。三県架橋の少年サッカーのときの写真です。サッカーのコートの所、ちょっと点々となっている所、これ芝生が荒れていてめくれているんですね。そこで剥がれているもんですから、砂を入れて一応平らにしているような状態なんですけれども、非常に練習をするときに捻挫をしやすい、けがをしやすいということです。芝生の管理をされているかどうか、伺います。
○松井勉ラムサール・文化スポーツ統括監 芝生につきましては、今年度夏場の害虫ですとか、そのあたりの影響もありまして、一部、管理が十分行き届いていないところがございました。その点につきましては、指定管理者とも協議をしまして、今後対策をしていくこととしております。来年度、国体もございますので、それに向けて養生等も含めて整備をしていきたいと考えております。
○7番(南鶴洋志議員) ぜひ、早めに対応をお願いいたします。
次に、競技場外の所を結構ウォーキングをされている方にもお話を聞きました。やはり、時計が以前あったんですけれども、「時計がなくて時間が分かりづらいよ」という話がありました。あと、外のトイレ、やはり洋式になっていないので、和式なので、できれば洋式にしてほしいよという話もありました。あと、健康器具、健康遊具、そういったものもあれば、結構ウォーキングをされている方が多いので、ついでにそこで健康遊具があれば、さらに健康になるよということで、できればお願いしたいと思います。
特に、スポーツ合宿については多くのアスリートが生まれて、育っている出水市でございますので、出水市の魅力をトップセールスマンとして、市長、さらに宣伝していただきますようにお願いいたします。
次に、スポーツイベント2番に移らさせていただきます。これ、もう陸上競技場とちょっと絡むんですけれども、まず最初にお伺いします。今回、ツルトライトリレーマラソンの運営主体となりました有限会社ユニバーサルフィールドですね、先ほど答弁があったとおり、出水市が払ったお金はないということで、参加料のみで運営されているというのを聞きました。このユニバーサルフィールドというのは、トラッキング、山登りのレースを主体とする業者というか企業でございます。
ここで質問いたします。令和4年度の「いずみわくわくステイプラン」で令和4年度は528万4,000円予算を計上されておりますが、これの内訳、どのようなものを使われていたかを伺います。
○田口保商工観光課長 今、手元に数字のほうを持っておりませんので、また後ほど答弁したいと思います。
○7番(南鶴洋志議員) それでは次の質問で、参加者数もお伺いしました。この大会はツルマラソンに代わる宿泊者数を増やすイベントだったと思いますが、宿泊者数はどのぐらいいたのか、教えてください。
○松岡秀和商工観光部長 このツルトライトリレーマラソンに直接参加された方の宿泊というのは、4人になっております。宿泊につながるように、夕方からの開催ということで開催したところですけれども、今回初めてということもございまして、市内からの参加者が多数を占める結果となっております。
今後、遠方からの宿泊を伴う参加者の増加を図るために、大会の周知広報に努めてまいりたいと考えております。
○7番(南鶴洋志議員) 繰り返しになりますけれども、これやはり来年も続けられる予定であるのか。また、宿泊数を増やす方策、もうちょっと詳しい具体的な案を教えていただければと思います。
○松岡秀和商工観光部長 参加者の方々からは、非常に高い評価をいただいたと考えております。来年度も実施をしたいと考えております。
宿泊の増加につきましては、特に市外の方に呼びかけを強めていきたいと、県外ですね、呼びかけをしてしていきたいと考えております。
○7番(南鶴洋志議員) 一日を通して楽しめるスポーツがあればと思います。
今回のツルトライトマラソンはスタートが16時からだったと思いますので、そのようないいアイデアがないかなと思って考えたところです。書画カメラをお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)3番です。これ、ちょうど広報広聴特別委員会の行政視察に行ったとき、小林市に行ったんですけれども、この広告がありましたので、見たところでございます。小林ランニングフェスというのがありました。これ終日あってですね、まず最初に9時半から1,000メートルの競技がありました。その次に10時からマイルリレーといって、400メートルの4人で走るリレー、最後にこの出水市がやっているリレーマラソンみたいな感じで、終日やるようなイベントでございました。しかしながら、結局、これ人数が集まらずに、大会自体が行われなかったということでございますけれども、私はぜひですね、せっかくこの出水市の陸上競技場、新しくなりました。コースも結局1コース、2コースしか使っていないですね、今回のトライトマラソンというのは。ですから、ぜひ、幅広く陸上競技場を全面的に1日中使ってほしいなということで、もう一つ書画カメラ4番をお願いいたします。(議場内ディスプレーへの資料表示)
これですね、50メートルのダッシュ王選手権というのが、よくテレビとか新聞とかでも見られたことがあるかと思います。これ、鹿児島市ですね、鴨池でよくあるやつなんですけれども、いい写真がなかったので山形の写真を取ってきました。いろんなところで、このダッシュ王選手権というのがありまして、これは世代を区切られて開催されるのが一般的なんですけれども、この大会、ダッシュ王については年齢制限は一切ありません。唯一の参加条件は50メートルを1分以内で走れる人であれば、誰でも参加できるというものです。例年、1歳から80歳の方まで、幅広い年齢層の方が参加されているということです。これを最初に持ってきて、ツルトライトリレーマラソンとか、そういった感じで1日中楽しめるんではないかなという気がいたしますが、市長の見解をお伺いします。
○椎木伸一市長 マラソンをはじめ、いろんな走りながらの空き缶拾いとかですね、いろいろ取り組んでいらっしゃる南鶴議員ならではの御提案だと思っております。
陸上競技場、あるいはブルーチップスタジアムにしましても、いろんな少年あるいは選手を対象とした陸上教室とか野球教室、そして今後、またサッカー教室等もやりたいと思っておりますし、いろんな活用をしていきたいと思っております。それで、先ほどありました合宿につきましても、昨年白石黄良々選手、多田修平選手等が来ていただいて、多くの子供たちを招いて陸上教室もできました。その際、多田選手ともお話をしたんですが、非常にすばらしい陸上競技場だということで、合宿も今後したいというような御意向もお持ちでしたので、私どもは合宿所もまた手を入れて、今後、合宿誘致を積極的にやっていこうと思っておりますし、この陸上競技場の活用につきましては、今、改修されて1年ということになりますけれども、今後も積極的に活用する方向で取り組んでいきたいと思っていますし、何よりも出水市は陸上競技に関しても、非常に高いレベルの選手の層があるというふうに思っておりますので、そういった方々の力を伸ばすためにも、効率的ないろんな積極的な活用をしていただくように取り組んでまいりたいと考えています。
○7番(南鶴洋志議員) それでは(2)の市民駅伝のほうに移らさせていただきます。
先ほど参加者数を教えていただきました。こちらも、ほぼコロナ前とすると半分になっていると思うんですけれども、今回ツルトライトリレーマラソンも近い間隔であったというのも、コロナの関係もあるかと思うんですけれども、参加者を増加する、回復する方策についてはどのようにお考えでしょうか、伺います。
○駒壽ひとみ文化スポーツ課長 参加者を増やすための取組としましては、過去の参加団体へのお知らせとともに、市の公式LINE、ホームページ等を活用しまして、周知広報に務めてまいりたいと考えております。
○7番(南鶴洋志議員) 以前は確か100チーム以上あったような気がいたします。そのような、にぎわいになることをぜひ、願っております。
次に(3)のツルマラソン、いかだレースの復活についてです。各実行委員会において、総合的に勘案した上で廃止の決定がなされているということでした。ツルマラソンについては、私も議員時代にお話は聞いているので分かるんですけれども、いかだレースについて、概略でいいので、廃止の決定の理由になったこと、ポイントを教えていただければと思います。
○椎木伸一市長 全てではないかもしれませんけれども、非常に今の猛暑の中もありますし、気象変動の激しい中で河川での事故等も他県ではございましたし、そういった安全面の確保、そしてそれに対する消防職員も多数従事しておりましたので、通常の消防業務、救急業務等に支障がないようにということ、それから先生方の働き方改革も含めて、夏休みの最終の頃にあったかと思いますけれども、そういったことですね。それから開催場所に結構、深みがあったりして、最初の話になりますけど、安全性の確保がなかなか難しいというようなこと。そういった諸々のことを総合的に、先ほど申しましたように検討した結果、判断し、廃止ということになったというようなことでございます。
○7番(南鶴洋志議員) 私も何回か参加させていただいて、本当に夏に大変なレースだなと思いました。しかしながら、すごく思い出に残る大会でもありました。いかだレースというのは、全国を調べると、まだまだ開催されているところもあるようです。川に大人になるまで一度も入っていないという子供も最近増えておりますので、危ないから禁止というのではなくて、一つ一つ検証をして、対策を行いながら、こういったイベントはできればいい思い出になったのかなと思っております。
ツルマラソンについてもそうです。先ほど申し上げたとおり、菜の花マラソンを走って、ランナーという立場から私も立場が変わって、運営する方面も考えてしまうようになりました。コースを変えれば、どうにかなるのかなと思います。フルマラソンのランナーは辛抱強い方が多いです。いつの日か復活する日が来るまで、みんなで待ちたいと思っております。
次に、自治会が抱えている問題について、移りたいと思います。以前、私が令和3年第4回の定例会の一般質問をしたところでございます。その中で、多分、冨田部長だったと思います。加入率向上に向けて協議を自治連と行う予定ですけれども、このコロナ禍でできなかったと。コロナ禍が明ければ協議を進めていきますということでございました。この間に、具体的な加入率向上に向けた方策があったかどうか、伺います。
○冨田忍政策経営部長 毎年、自治連合会の執行委員の皆さん方とは、未加入者対策の意見交換会ということで、開催をして御意見をいただいております。今年度につきましては、意見交換会で出ました問題を掘り下げて、現在も協議を進めております。具体的には、従来から一つの懸案事項でありました、未加入者のごみ出しの関係ですね。これは未加入者問題の側面の一つではございますけれども、そういった問題に対して、賛助会員制度のような形でごみ出し会員としての活用をできないかというようなことで、今現在、執行委員会の皆さんに御意見をいただいているところでございます。250前後の自治会を対象にした取組になりますので、早急にというわけにはまいりませんけども、現在の協議を一つの足掛かりとして、自治会の会員の皆様、未加入者の方々の交流が生まれることで、未加入者対策の一助になるのではないかと考えて、取り組んでいるところでございます。
○7番(南鶴洋志議員) それで、加入率の向上の一つとして他市を見るとですね、条例を制定しているところがあります。もちろん、市民の方に自治会の加入を強制的に義務づけるものではありません。あくまでも自治会への加入と自治会の行う事業への参画をお願いする条例になるかと思いますが、あと一押し行政として、こういった条例をつくることができないか。踏み込めないか伺います。
○冨田忍政策経営部長 もう一歩踏み込んでという御提案でございます。議員御承知の自治基本条例がございまして、議員の皆様も市当局も自主性・自立性を尊重した上で、地域コミュニティの大切な部分について努めるということになっております。私どもが加入を強制しているかのように受け取られない形での条例制定は難しいのではないかと、今考えております。自治基本条例の趣旨、その目的、地域コミュニティを大切にする、自ら取り組む、そういう取組・趣旨等についても丁寧にお伝えして、理解を進めていただきたいと考えております。
○7番(南鶴洋志議員) なかなか、この加入問題は永遠のテーマだと思うんですけれども、今年度は自治会独自の加入促進チラシを作成されたと伺っております。さらにほかの都市を調べると、自治会活動の手引書みたいなのを発行しているところもあるようです。この手引には自治会活動や必要性、自治会活動におけるQ&Aなどを明記して、加入者の促進、分かりやすいように疑問点を書いた手引書なんですが、このような手引書をつくるお考えはないか伺います。
○戸﨑基夫くらし安心課長 今、転入の方も含めてなんですけれども、出水市に来られた方については自治会に加入しましょうということで、チラシ等は配布しております。手引書というような形での作成はしておりませんけれども、自治会活動に限らず、出水市のいろんな暮らしといいますか、そういったところのパンフレットは配布しておりますので、そこにまた工夫を加えてやっていくような形は考えたいと思います。
○7番(南鶴洋志議員) それでは(3)の役員なり手不足問題についてです。こういった相談を受けております。公営住宅で自治会長さんをされている方からの相談です。戸数26戸、高齢化が大変進んでいるところです。公営住宅なものですから、つながりが普通と比べて希薄な状態かと思います。昨年度から自治会長を辞めたいと言われておったんですが、なり手がおらず、令和4年度もやむ無く続けられました。本人も持病を持っていらっしゃるので、1年間で5キロぐらい痩せられたそうです。御本人はもう耐えきれずに、転居を希望されております。このような事例が、今後増えてくると思うんですが、行政としてはどのように対応されているのか、お伺いいたします。
○冨田忍政策経営部長 先ほど、市長が答弁をいたしました中にも言及をしておりましたけれども、今、議員の出されました例示の案件と同じものかなと思います。実情については、いろいろ御相談を受けておりましたので、職員が自治会のほうに赴いたり、関係する皆さんに協議の呼び掛けをしたり、直接職員も2度3度伺いながら対応をして、現在のような状況になっております。
今後もそういう形でいろんな相談が、役員の関係もそうですし、加入戸数の減少に伴う活動低下の懸念、そういった御相談もございます。一つ一つきちんと今対応しているつもりでございます。今後とも、きちんとなくなるというか、そういう存続の危機と議員おっしゃいましたけれども、そういうことにならないように努めていきたいと思います。
大きなテーマとして、この問題を捉えていらっしゃる御質問でございますので、そういう大きな取組としての、行政としての在り方は今後の重要な課題だと捉えているところでございます。
○7番(南鶴洋志議員) 私も今朝ほど、その当事者のところに行ってきました。先ほど部長が言われたとおり、行政の方が寄り添って心配されていたと。何かあったら話は伺うということを聞いて、安心したところでございます。ぜひ、今後とも自治会に寄り添って対応していただければと思います。
それでは(4)の自治会支援に移りたいと思います。今回、拡大事業ということで、自治公民館整備事業補助金の予算化がされております。公民館にエアコンの設置の補助があり、大変ありがたいことかと思います。一方で、公民館を利用しない方にとってはメリットがありません。自治会の加入者が優待を受けられる優待カード事業というのがあるので、御紹介したいと思います。書画カメラ5番をお願いいたします。(議場内ディスプレーへの資料表示)こちらは、宮PASSといって、栃木県の宇都宮市にあるものです。これ自治連が一応母体となっているんですけれども、この協賛店でこのカードを提示すると、店舗ごとの特典を受けることができまして、自治会に加入するメリットを感じることができます。多くの人に自治会の加入のメリットを感じてもらうことによって、自治会加入世帯数の増加と自治会活動の担い手の確保が見込めます。
もう一つ、書画カメラ6番をお願いいたします。(議場内ディスプレーへの資料表示)先ほどの宮PASSは、宇都宮市51万人都市ですけれども、こちらはさくらPASSといって同じく栃木県なんですけれども、さくら市、人口が4万4,000人の市でございます。こちらも同じように優待カードというのをつくっておりまして、内容的には同じです。飲食店に行ったらワンドリンクサービスするよとか、この店に行ったらスタンプを2倍押すよとかいう、そういった事業でございます。
ほかの自治体も、この優待カードとかいうワードで検索すると、いろんなところが出てきているので、最近のトレンドになっているような気がいたします。書画カメラ、ありがとうございました。
運用面、実務面の問題があると思うんですけれども、市長、これを御覧になられて、どのような感想であるかお伺いいたします。
○椎木伸一市長 インセンティブの一つの手法だというふうに考えます。やはり、自治会加入につきましては、私どもも必要性、役割等を細かく書いたこのチラシをつくっているわけですけれども、やはりこの自治会に入る魅力というか、そういった面でのメリットが一番重要ではないかなと捉えております。総合的に検討はしてまいりたいと考えておりますけれども、家庭の在りようとか、あるいは高齢化とか子供が少ないとか、いろんな理由があって入っていらっしゃらない方が増えてきている状況でありますので、何とかそういった状況から魅力ある自治会にしていけるような方策を考えてみたいと思っておりますけれども、一つには、自治会でどのような活動、例えばこういった活動をしていると、非常に子供たちを持った家庭が入ってきてくれたとかですね、そういった事例をお互いに、自治会同士で紹介し合って、そういったことでほかの自治会もそういったことでの加入促進ができるようになる、そういった一つの何て言うんでしょうかね、優良事例等の展覧会ではなですけれども、自治会の中での情報共有ということも一つの方策ではないかなと思っておりますので、いずれにしましても、今御披瀝いただきましたこの優待パス等も含めて、今後自治連の皆様等も含めて、どのようなことが有効なのか、実効性が高いのかですね、細かくいろんな情報を集めながら検討していきたいと考えております。
○7番(南鶴洋志議員) この自治会関連についての一般質問は、このあとの鮎川議員のほうでもありますので、これぐらいにしたいと思います。
大切なのは危機感の共有だと思います。そして、ここに住んでいてよかったと感じられる地域のまちづくりにみんなで取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上で、私の質問を終わります。ありがとうございました。
○田口保商工観光課長 まずツルトライトリレーマラソンの予算の関係での御質問がございました。こちらは、もう決算まで終わっていますので、決算の状況で述べさせていただきます。
ツアーの作成プランや広報に係る運営業務委託料と、あとバス借り上げ料を含めた委託料として、約230万円、体験プランの利用助成として約13万円の決算となっているところです。
あともう1点。出水市陸上競技場についての御質問のところで、陸上競技場についてのチラシの作成についてですが、先ほど申しましたように、陸上競技場に特化したチラシは作成していないところですが、出水市内のいろいろなスポーツ施設ですね、そちらを全部合わせたものと、宿泊施設を合わせたパンフレットですね、こちらのほうは作成しておりますので、こちらのほうでスポーツ合宿の案内は行っているところでございます。
○議長(田上真由美議員) ここで暫時休憩いたします。再開を午前11時15分とします。
午前10時59分 休 憩
午前11時15分 再 開
○議長(田上真由美議員) 再開いたします。休憩前に引き続き、会議を続行し、鮎川浩一議員の質問を許します。
○8番(鮎川浩一議員) お疲れ様です。最後までよろしくお願いします。
新型コロナウイルス感染症、鳥インフルエンザは落ち着いているようです。しかし、今の世の中、突然、何が起こるか分かりません。日本はほとんどと言っていいぐらい海外に依存しているため、海外に影響されやすい食料・資材など、日本に入ってこなければ工場など、製造業はストップしたり、食品・飼料・肥料など価格が2倍、3倍となり、生活が非常に苦しくなる。日本は自給自足できる体制を、早急に取るべきです。また、海外にいる企業は日本に引き上げるべきではないでしょうか。防衛にしろ、自分の国は自分で守る体制を取るべきです。世界の人口は100億に向かっています。政府を当てにせず、各市町村で子供が増える施策を取るべきです。また、経済効果のある事業・施策をやるべきではないでしょうか。
それでは、質問に入ります。
大きな1番。学校と保育所などにおけるマスク着用について、(1)マスクを着けられない児童・生徒、園児は、いましたか。その児童・生徒・園児に対する対応は、どうされましたか。(2)マスクを着用していて、体調が悪くなった児童・生徒・園児はいましたか。そのときの対応は、どうされましたか。(3)学校教育活動に当たっては、令和5年4月1日からマスクの着用を求めないことを基本とすると、マスク着用の考え方の見直しがありましたが、教育長の考えをお伺いします。また、公立保育所などにおけるマスクの着用は、令和5年3月13日より2歳未満児のマスク着用は勧めない。2歳以上児についても、マスクの着用は求めないという見直しがありましたが、市長の考えをお伺いします。
大きな2、新型コロナウイルスワクチン接種について、(1)ワクチン接種者の人数及び接種率を、令和5年2月21日付で乳幼児、小児、12歳以上の人数を接種回数ごとに伺います。(2)ワクチンには期限がありますが、現在まで何本廃棄されたか伺います。(3)ワクチン接種により、副反応重症者、死亡死者の把握はどのようになされているか伺います。また、副反応を報告する制度なり、被害者救済を求める制度があるか伺います。
大きな3、人口減少時代の自治会の状況と合併について、(1)自治会の中で15世帯以下の自治会は幾つあるか伺います。(2)自治会の中で、中学3年生以下の人数で、10人以下の自治会は幾つあるか伺います。(3)市内で75歳以上の一人世帯は何世帯ありますか。(4)高齢者の孤独死が増えていますが、孤独死を防ぐ取組についてお伺いします。(5)人口減少時代に市長は自治会の合併について、どのようにお考えかお伺いします。
大きな4、竹林、放置竹林を含む事業化について、市民から高齢者になり、年金生活で竹林を安くで整備してもらえないだろうか。また、隣の放置竹林からにが竹や竹がどんどん広がり、屋敷に入ってきて迷惑している。どうにかしてもらえないだろうか。竹林を伐採してもらえないだろうかとかいろいろ市民から要望があり、ある竹林事業者に相談したら、県・市の補助事業で施設・重機・運搬車への助成金があれば、要望に応えられる。また、竹を利用した、いろいろなこともできるし、肥料などの製造なども考えられるということであった。助成金などの制度が利用できないかお伺いします。
以上で、壇上からの質問を終わります。
○椎木伸一市長 鮎川浩一議員の御質問にお答えいたします。
まず、「保育所等におけるマスク着用」についてお答えいたします。保育所等における園児のマスク着用の現状は、国の通知に基づきまして、ゼロ歳から2歳児におきましては推奨されていないことから着用はしておりません。また、3歳から5歳児におきましては、一律には求められてはいないものの、基本的に着用しております。このような現状の中、公立保育園における「マスクを着けられない園児」、また、「マスク着用により体調をくずした園児」は、伺っていないところであります。
次に、「保育所等におけるマスク着用の方針見直し」については、これまでと同様に、国の方針を踏まえ対応することとなり、今後の保育所等における園児のマスク着用につきましては、基本的に求めないものと考えているところであります。
次に、新型コロナウイルスワクチン接種についてお答えします。
ワクチン接種者の人数等及び廃棄本数につきましては、後ほど保健福祉部長から答弁させていただきます。
新型コロナウイルス感染症の感染法上の位置づけは、今春、5月8日から季節性インフルエンザと同等の「5類」に引き下げられますが、これまで、国民の生命や健康に重大な影響を及ぼす恐れがある「2類相当」に位置づけられてきたところであります。新型コロナウイルスワクチンは、国において発症予防効果に加えまして、万一感染しましても、重症化リスクを下げる効果が確認されていることから、本市におきましても市民の御理解、また、医療機関の御協力により、高い接種率となっているところであります。
ワクチンの副反応等については、予防接種法により、医療機関から国に直接報告され、後日、都道府県を通しまして、市町村に通知される仕組みとなっています。また、予防接種後の健康被害については、予防接種法に基づく救済制度が設けられておりまして、市町村、都道府県を通して、国に申請する流れとなっているところです。
次に、「人口減少時代の自治会の状況と合併について」お答えいたします。
15世帯以下の自治会数などにつきましては、後ほど政策経営部長から答弁させていただきます。
次に、孤独死を防ぐ取組についてお答えいたします。
国立社会保障・人口問題研究所が発表いたしました「日本の地域別将来推計人口」によりますと、本市の年齢階級別人口は、2040年には4人に1人が75歳以上の高齢者になると推計されております。これに伴いまして、独居高齢者の増加が見込まれますので、孤独死の問題が懸念されております。
高齢者の孤独死を防ぐ取組につきましては、「見守り」や「居場所づくり」が重要と考えており、見守り活動につきましては、自助・互助の取組を推進する地域見守りネットワークづくり支援事業等による民生委員や、隣近所による声掛け等の日常的な見守り、そして出水市高齢者見守り活動協定を締結した事業所による見守り、さらには高齢者給食サービス事業及び高齢者訪問員設置事業を活用した見守り、そして、在宅介護支援センターや地域包括センターによる生活実態の把握や情報共有などがあります。また、居場所づくりにつきましては、住民主体の通いの場でもある出水こけん塾やサロンなど、誰もが集える環境づくりを推進しているところであります。
国におきましては、孤独・孤立対策の重点計画の基本理念に、人と人とのつながりなどを新たに追加し、施策を推進しているところであります。
本市は国の計画に基づき、その予防の観点から、周りの方が当事者に気づき、対処できる見守り活動、当事者の状況に応じ切れ目のない相談支援につなげる関係機関との情報共有や居場所づくりを推進し、高齢者のセーフティーネットをさらに強化する取組を行ってまいります。
次に「自治会の合併」についてでございますが、自治会を構成する世帯や人口の減少に伴いまして、自治会機能を維持するためには、自治会合併も選択肢の一つとして考えられますが、実際に、自治会合併となりますと、自治会は地域の住民による地縁団体であり、まずは自治会の住民の同意が必要となり、関係自治会相互の自主的な意思による協議と合意が重要となりますことから、行政主導により合併を推進することは、現在のところ考えていないところであります。
自治会合併については、以前、大川内地区において、会員減少等により自治会合併の実施を協議されていく中で、自治会は存続させた状態で、地区コミュニティ協議会の設立に至ったという事例もございます。今後ますますの少子高齢化が進むことが懸念される中で単独の自治会だけで解決できない課題を、地区コミュニティ協議会として取り組むことも考えられます。住民にとって一番身近な自治会を維持しながら、大きな課題には地区という大きな単位で取り組む地区コミュニティ協議会も、選択肢の一つとして御検討いただければと考えているところであります。
自治会合併に対する助成制度につきましては、先ほど申し上げましたとおり、まずは自治会間の自主的な協議の場が必要となってくることから、今後の状況に応じての対応を考えてまいります。
次に、竹林の事業化についてお答えいたします。竹林整備については、県及び市が補助する「かごしまの竹で育む産地づくり事業」がございます。この事業は、平成27年第3回定例会及び令和4年第2回定例会でもお答えしましたとおり、作業路の整備や運搬機の機械購入を補助するもので、今年度は3団体が実施されています。また、伐採した竹材の買取額に市が上乗せ補助を行う「竹材搬出促進支援事業」も実施しております。また、鮎川議員が御質問の中で御紹介された放置林の竹材を利用して、肥料などの製造を行う民間事業所も、既にあるようでございますので、それらの活用も今後検討してみたいと考えております。
このように、荒廃又は放置された竹林の整備を行う事業がありますので、担当課へ御相談いただきたいと考えております。
○大久保哲志教育長 鮎川浩一議員の御質問にお答えします。
まず、学校でのマスク着用についてですが、マスクを着けることができない児童・生徒は若干名いますが、これらの児童・生徒については、マスクの着用を強制することはせず、可能な範囲で感染対策をとるように指導しています。また、マスクを着けられない児童・生徒に対する差別やいじめなどが起こることがないように指導しています。
次に、マスク着用によって体調が悪くなった児童・生徒についてですが、これまでに、マスクの着用が原因で体調が悪くなった児童・生徒はおりません。
次に、令和5年4月1日以降のマスク着用の考え方についてですが、2月10日付け政府対策本部決定において、「学校教育活動の実施に当たっては、マスクの着用を求めないことを基本とすること」とされており、このことに係る留意事項等については、今後、文部科学省から周知される予定となっていることから、その内容を踏まえて対応しますが、基本的にはマスクの着用を求めないものと考えております。
○柿木彰保健福祉部長 ワクチンの接種状況についてお答えいたします。
数値は令和5年2月21日現在でございます。生後6か月から4歳までの乳幼児につきましては、1回目の接種が90人、接種率4.9%、2回目が66人、3.6%、3回目が16人、0.9%となっています。
次に、5歳から11歳までの小児につきましては、1回目の接種が1,325人、接種率38.2%、2回目が1,267人、36.5%、3回目が615人、17.7%となっております。
次に、12歳以上につきましては、1回目の接種が4万3,967人、接種率93.2%、2回目が4万3,778人、92.8%、3回目が3万8,413人、81.5%、4回目が2万9,651人、62.9%、5回目が1万8,870人、42.9%となっています。
また、ワクチンの廃棄数につきましては、国の制度変更により、オミクロン株対応ワクチン接種が開始されたことに伴いまして、使用期限が到来した従来ワクチン約7,500回分を昨年の10月25日に廃棄いたしました。
○冨田忍政策経営部長 15世帯以下の自治会数について申し上げます。2月1日現在、19自治会ございます。
中学3年生以下の人数が10人以下の自治会数、100自治会ございます。
75歳以上の一人世帯数3,723世帯、いずれも本年2月1日現在の数字でございます。
○8番(鮎川浩一議員) まず、大項目1で(1)の若干名いるということだったんですけれども、先ほど教育長が言われたとおり、そういういじめがないようにされたということなんですが、1件もそういう例はなかったでしょうか。
○大久保哲志教育長 先ほどお話の「若干名」というのは、2校4名なんですけれども、そのものについてのいじめとか、そういったものについての報告はございません。
○議長(田上真由美議員) 鮎川浩一議員より、書画カメラの使用について申入れがありましたので、許可してあります。
○8番(鮎川浩一議員) (2)は、いないということだったんですが、厚生労働省のマスクの効果について、マスクの効果は感染者であった場合、感染を広めないようにするには割と効果があると。それと健康な人がマスクの着用で予防効果は低いというようなことがありましたけれども、この厚生労働省が言ったとおりですね、私もマスクはサッカーのネットに石を投げるようなもんだというようなことを言われているんですけれども、やはり全国的にはマスクを活用しているんですけれども、そういうことがあれば、私も厚生労働省のホームページとかいろいろしましたけど、全体的にはマスクの効果は薄いというようなことをいろいろ書いてありますので、市がどういうふうな指導をされるかは私も分かりませんけれども、そういうことを書いてありました。
(3)ですけれども、中学校の卒業式が3月14日ですかね、小学校が3月23日ですけれども、このときはマスクの着用はどうされるんでしょうか。
○大久保哲志教育長 卒業式におけるマスクの取扱いにつきましては、文部科学省を通じまして県からも取扱いの方向性が示されておりまして、その中でも基本的な考え方としましては、児童・生徒及び教職員については入退場、式辞、祝辞等それから卒業証書授与、こういったこと式典全体を通じてマスクを外すことを基本とするということで通知をしているところであります。
○8番(鮎川浩一議員) 商業高校の卒業式が2月28日にあったんですけれども、そのときのマスクの状況というか、着けるのはどういうふうなことをされたんですかね。
○大久保哲志教育長 今、お話した通知と同じ通知を出水商業のほうにもしてあったわけでございますが、実際、式典の参加したところによりますと、かなりの数の子供たちがマスクを着用したまま参加しておりました。校長のほうに、その状況を聞いたところ、やはり子供たちはこの3年間、今の3年生は入学してから3年間マスクをずっと着けてきていて、やっぱりマスクを外すことについてはかなり抵抗もあったことから、学校としては「マスクを外しなさい。」というような形では指導しなかったということです。
○8番(鮎川浩一議員) 今年の2月20日の南日本新聞に、県内の小学校の校長が新聞に話をされていましたけれども、子供も教師も表情が分かりづらいから、コミュニケーションに気を遣う。また学校現場では、部活動や行事も制限され濃密な人間関係を育むはずの時期に、子供たちは悔いを残していないだろうか。そんな日々をようやく終わりが見えてきた政府はコロナ対策のマスク着用を個人の判断にゆだねる新たな指針をまとめた。医療機関や混雑した電車など、着けることを勧める場面を提示する。来月13日から適用するというようなことを書いてありました。
また、鹿児島市の20代の女性保育士は、「褒めても反応が薄く、声を掛けてもポカンとしている子供が増えた。園児と信頼関係を築きにくくなった。顔の大部分が隠れると、子供は相手の感情を読み取りづらい。声も聞きづらくなり、落ち着かない子供が目立つようになった。また、大人は目だけで通じあえるんですけれども、言葉の遅れや感情をうまく伝えられず、体にかみつく子が増え、顔を見せる大切さを実感している。」というような記事もありまして、こういうマスクについては、いろんな弊害が出てきているようですので、今後3月13日、4月1日から、どうされるのか分かりませんけれども、できるだけマスクの着用はしないようにしたほうがいいんじゃないかなと、私も思っているところです。
次に、大きな2ですけれども、新型コロナウイルスワクチンの接種についてですが、先ほど出水市の接種の状況を言われまして、私もちょっと心配しとったんですけれども、6か月から4歳、これが1回目に90人、2回目に66人、3回目は大分減って16人、それから5歳から11歳、これが1回目が1,325人、2回目が1,267人、3回目がこれも半分ぐらいになって615人になっているんですけれども、全国の医者とかいろんなYouTubeとか聞けばですね、「乳幼児、小児にはすぐワクチンの接種を中止してください。」とか、いろんなことを言われています。また、民間の方もYouTubeとかいろんな情報を分かっている方は、やはり子供とかそういうワクチン接種は駄目じゃないかと言われることもあります。このワクチンというのは治験が行われていないそうです。ともかく早く接種して、重症化とか感染を防ぐというのがありますけれども、やはり防疫の関係とかそういうことで、ともかくワクチンを打たせるという状況があるんじゃないかなと思っております。
私もびっくりしたんですけれども、――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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○議長(田上真由美議員) 鮎川議員に申し上げます。この件につきましては、通告をされておりますか。
○8番(鮎川浩一議員) いや、これは通告していないです。
○議長(田上真由美議員) 感想ということですか。
○8番(鮎川浩一議員) できれば。
○議長(田上真由美議員) あと、今この件については、教育長を御指名ということですね。
○8番(鮎川浩一議員) いや、市長でもよろしいんですけど。
○議長(田上真由美議員) では、総括して。
○椎木伸一市長 鮎川議員のほうから、いろいろ数値も上げて御披瀝されましたけど、私どもはそういった数値については承知しておりません。新型コロナウイルスワクチンにつきましては、答弁しましたとおり、国におきまして発症予防効果に加えまして、万一感染しても重症化リスクを下げる効果が確認されていることから、本市においても市民の御理解をいただきながら、そしてまた医療機関の協力をいただきながら接種をお願いしてきたというようなことでございますので、感想についてはそういったことで、そういった数値の確認をしておりませんので、コメントはできないと思います。
○8番(鮎川浩一議員) それで(2)ですけれども、期限があり何本廃棄されたかということですけれども、約8,000本と言われたんですけれども、このワクチンの廃棄というのは、また新聞の記事にもあるんですけれども、霧島市の医療機関が10人に期限切れワクチンを誤接種と書いてありました。伊佐市の医療機関も78歳に期限切れワクチンを誤接種、また南九州市、南さつま市、枕崎市で期限切れのワクチンを、しかも小児なんですけれども100人に誤接種したという記事が載っていまして、私もびっくりしました。先ほどから小児とか乳幼児にはワクチンは絶対打たないほうがいいというふうに、私も言ったんですけれども、こんな記事が出ておりまして、大丈夫かなというのも私も思いました。そういうことで、ワクチンについては皆さんもいろいろ思っていらっしゃることがあると思うんですけれども、私もあきれてですね、(3)にいきたいと思います。
○議長(田上真由美議員) ここで鮎川議員に申し上げます。
先ほど、ワクチンの廃棄の数が7,800、8,000近くとおっしゃいましたが、いただかれました答弁の要旨にもありますように、廃棄されたワクチンの数は7,500ということで明記してございます。確認がたよろしいでしょうか。
○8番(鮎川浩一議員) すみませんでした。
それでは(3)に行きたいと思います。市内でも10日ぐらい熱が下がらないとか頭が痛くて仕事もできないという方もいらっしゃるようです。また、西出水の中学生がワクチンを打って2分後に意識不明になり、その後は回復されたそうです。全国には中学生が歩けなくなって学校にも行けないというような情報もあります。厚生労働省がワクチン接種者を改ざんしていた、いつ打ったか分からない未接種者としてカウントし、ワクチンの効果を高く見せたということもあるようです。
書画1をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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大きな3にいきます。人口減少時代の自治会の状況と合併について、これはさっき7番議員が質問されたとおり、その流れでこの合併というような問題も起こっているようです。まず1から3については、私の自治会は現在93世帯ですが、四、五年前は運動会、この運動会というのも瓶倒しとか輪投げなどのゲームでしたが、結構弾みましたけれども、先ほどの7番議員が言われたとおり、だんだん高齢者も増えたり、子供が少なくなり、また子供は土日にはクラブの練習とか大会があり、若い親も付いていくという状態で自治会の行事に参加しないため、行事もだんだんなくなったと私は思っております。
また(4)ですけれども、高齢者の孤独死が増えていますが、孤独死を防ぐ取組についてということですが、今年の2月12日に南日本新聞に「高齢者孤独死、社会と接点を保ち、予防を」ということで、単身高齢世帯の増加や新型コロナウイルス禍で地域のつながりの希薄が進んだ影響が指摘されている。孤独死を防ぐには、近所や頼れる人との接点を保ち、社会から孤立しない、させない予防が大切だ。地域の見守りや支え合いの力を強めたい。行政には、その機能を高める仕組みや居場所づくりを、手厚い施策が求められるということで、先ほど市長からも言われましたけれども、そういうことで、やはり市が中心になって、いろんな高齢者の隣同士の付き合いとか、いろんな接点を持たれるようにやっていかなければいけないと思っております。
(5)人口減少時代に、市長は自治会の合併についてどのようにお考えか伺いますということだったんですけれども、昨年の11月24日に南九州市の知覧地区公民館長の森重忠さん(69歳)のところに行って、7自治会の合併に成功した事例を書画を使って説明します。16ページありますが、主なところだけ説明します。3を出してください。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは、最初の人口減少時代の自治会活動ということで、表紙がありますけれども、4を出してください。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは、各自治会3名ずつ集まってもらい、毎月1時間と時間を決めて話し合ったということです。5を出してください。(議場内ディスプレーへの資料表示)
○議長(田上真由美議員) 鮎川議員に申し上げます。丁寧に説明をいただいておりますが、ここで一旦昼食のため暫時休憩を入れさせていただき、この書画カメラの最初からスタートしていただく形でよろしいでしょうか。お願いいたします。
それでは、暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。
午後0時00分 休 憩
午後1時00分 再 開
○議長(田上真由美議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を続行いたします。
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△ 発言の取消の申出
○議長(田上真由美議員) 鮎川浩一議員から、先ほどの医師等のワクチン接種率についての発言は、一部のフェイスブックに記載してあった件であり、厚生労働省が発表した数値ではなかったということ。また、書画カメラで紹介されました「ワクチン接種で逆に感染重症化しやすくなる現象が起きている」と紹介した部分についても、出典元が不明のため併せて発言の削除の申入れがありましたので、これを許可いたします。
それでは、引き続き鮎川浩一議員の質問を許します。
○8番(鮎川浩一議員) 先ほどの続きですけれども、自治会の合併について成功した事例を書画で説明しますので、また最初から3番をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは表紙なんですけれども、4番をお願います。(議場内ディスプレーへの資料表示)これも各自治会1回に3名ずつ集まって、毎月1時間、時間を決めて話し合ったそうです。5番をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)対象自治会の全世帯に自治会会長を通じ、合併するか否かのアンケート調査を実施したそうです。それでは6番をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは先ほどともちょっと関連があるんですけれども、最初、自治会コミュニティ活動費というのは、これは前から出水市もあるんですけど、前は全自治会掛ける1,800円だったんですけど、1,700円になったんですが、それにプラス固定割というのが12万円あるそうです。そして合併すれば、7合併して6になったもんですから、12万5,000円掛ける6自治会プラス25万円ですかね、25万円5年間もらえるそうです。そういうことで、知覧地区公民館のほうは合併されたそうです。それで、最後に書画を出してください。(議場内ディスプレーへの資料表示)7番は合併後の運営です。そして8番を出してください。(議場内ディスプレーへの資料表示)ここに書いてあるように、合併してよかったこというのは、全部よしというようなことで、まとまっておりました。出水市も、ちょっと市長に質問しますけれども、5年、10年後のことを考えれば、アンケートなどを取って合併のことを考えていくべきであると思いますけれども、市長は5年、10年後のことをどういうふうに考えれられるでしょうか。
○椎木伸一市長 2040年には人口も4万人を切るというように言われておりますし、また少子高齢化の進展も進んでまいります。そういった中で自治会が限界集落、いわゆるそういった集落が維持できないような集落が増えていくことは、当然予想されております。そういった中で我々が進めているのは自主的なコミュニティ協議会の設立でございますけれども、鮎川議員が御提案のように、今事例を示していただきましたようなやり方も一つあるというふうに思っております。
いずれにしても、自治会といいますか住民自治が順調に進んでいく。我々の自治体の一番の基礎の組織でございますので、そういった組織をうまく存続させていくというのは、非常に重要な課題だというふうに捉えておりますので、今後もコミュニティ協議会の設立も含めて、今おっしゃった合併も含めて、いろいろ視野に入れながら検討していかなければならないというふうには考えております。
○8番(鮎川浩一議員) それでは、最後の竹林事業化についてですけれども、8月10日に宮崎県の都城市の大和フロンティア株式会社というところに行って研修してまいりました。今、大和フロンティアも出水のほうに入っているようです。そして、伐採を頼まれた方もいらっしゃるようです。それで書画の9番をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは、大和フロンティアが造った薩摩郡さつま町の工場です。中途半端な感じで写っていますけれども、もうちょっと広くて、ここで何をするかと言えば、10番をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは竹を切って、チップソーじゃなくて、これはちょっと名前を忘れたんですけれども、粉にして本部の大和フロンティア株式会社のほうに送っているそうです。11を出してください。(議場内ディスプレーへの資料表示)これが運搬機やら重機ですけれども、このほかにも例えば、粉にできない竹とかある場合は、チップソーなどがあれば大変竹山に粉にして入れておけば、堆肥にもなるということで、こういうことで市民の要望に応えるために、市長のほうからも言われましたけれども、農林水産整備課のほうに相談して、こういう事業化を進めていきたいと思っております。ちょっと、市長にもお尋ねしますけれども、地域おこし協力隊の竹林に関して募集して、荒廃地の整備に力を入れるというのは、どうでしょうか。
○椎木伸一市長 鮎川議員がおっしゃるように、荒廃竹林の問題というのは市としても重要な課題であると捉えております。御紹介いただいた大和フロンティアについても、私も直接、私どもの農政アドバイザーを介してお会いしまして、いろいろ事業内容、それからこれまでの評価についても種々伺ったところでございまして、私としましては地域おこし協力隊のお話を今おっしゃいましたが、協力隊でそういった興味がある方がいらっしゃれば、活用することも考えなければならないと思いますけれども、まずはこの大和フロンティアが今のところ、肥料・飼料、それから私どもの市の中でも畜産業は農業生産の8割を占めておりますので、そこでどのように活用できるかも今後、農林水産整備課等とも協議しながら、大和フロンティアさんの実績をどのように市で活用できるのか、その辺をまずもっては研究してまいりたいと考えております。
○8番(鮎川浩一議員) 先ほども私の不手際で、いろんな皆さんに不愉快をかけたこともおわびします。また、今後はいろんな確実な情報を集めて、一般質問をしたいと思います。すみませんでした。
これで質問を終わります。
○議長(田上真由美議員) 次に日髙信一議員の質問を許します。
○10番(日髙信一議員) 本日、4番目の質問者、日髙信一です。
新しい年も2か月が過ぎまして、昨年は鳥インフルエンザがこれまでにない爆発的な発生となり、全国的な広がりとなりましたが、ようやく落ち着いた状態です。出水市においては連続的な発生でしたけれども、終息が図られ、関係者をはじめ職員・感染拡大防止の作業に従事された皆様の御苦労に感謝をいたします。
また新型コロナウイルス感染症については発生して3年になりますけれども、行動制限解除の影響か、昨年末頃から全国的に陽性者が増えておりましたけれども、最近感染者が激減と言っていいほどの数になっております。新型コロナウイルス感染症の新しい管理方法や外国からの観光客等の受入れなど、環境の変化もあり、今後どのような状況になるか分かりませんけれども、制限事項も緩和の方向にあります。しかし、これまでの対応からして、心配な気持ちもあります。3密の励行などは必要な努力目標じゃないかなと自分的には考えております。
政府が3月13日からのマスク着用の義務撤廃や、5月8日から新型コロナウイルス感染症を5類へ移行すると発表しました。今後、飲食店のパーテーションやその他会議等のパーテーションの撤廃や、人数制限等が新型コロナウイルス感染症対策の見直しも進み、日常生活は3年前に戻りつつあるのではないかと思います。
それでは、通告に従いまして質問をいたします。
AED(自動体外式除細動器)について質問をいたします。出水市が管理している施設(教育委員会管理を除く)と教育委員会が管理している施設の、それぞれについて質問いたしますので御回答をよろしくお願いいたします。
初めにお断りしておきますけれども、AEDとトイレ洋式化についての質問ですが、私の資料請求に回答いただいた資料に基づいて質問をさせていただきたいと思います。
市長にお尋ねします。大きい1でAEDについて。
(1)出水市が管理している公共施設(教育委員会所管を除く)での機器設置状況を伺います。(2)設置場所はそれぞれ屋内か屋外かを伺います。(3)設置施設での機器使用回数を伺います。(4)設置施設での機器使用講習会の実施の有無を伺います。
2、避難所開設・運営について伺います。
(1)昨年の台風14号時における避難所開設数、避難人員の総数と開設に伴う従事職員の延べ人員を伺います。(2)自主防災避難所制度の概要を伺います。(3)避難所運営について、運営できる人材を養成して協力を仰ぐ考えはないか伺います。
次、教育長にお尋ねします。先ほどと同じ、AEDについて教育委員会所管管理施設についてお尋ねします。
(1)小学校・中学校・高校別の機器設置状況を伺います。(2)学校以外の他教育施設での設置状況を伺います。(3)未設置の管理施設数を伺います。(4)設置施設での設置場所(屋内・屋外別)を伺います。(5)市教育委員会管理施設での機器使用回数を伺います。(6)設置施設での機器使用についての講習会実施の有無をお尋ねいたします。
4、小・中・高校のトイレ洋式化について伺います。
(1)小・中・高校での工事状況を伺います。(2)工事後の問題点を伺います。
5、公立幼稚園運営について、市長にお尋ねいたします。
(1)公立幼稚園再編計画を伺います。
以上で1回目の質問を終わります。
○椎木伸一市長 それでは、日髙信一議員の御質問にお答えいたします。
まず、AEDの設置状況についてでございますけれども、教育委員会所管を除く市管理施設では、42施設に47台設置しているところであり、そのほか配備車両に搭載されているものもございます。また、施設に設置しているものは、全て屋内への設置となっているところです。
次に、設置施設での機器の使用回数でありますが、1つの施設で1回の使用実績がございます。機器使用に係る講習会につきましては、職員向けの救急救命講習や各施設の防火訓練などの際に行っているところであります。
次に、避難所の開設・運営についての御質問にお答えいたします。昨年9月の台風14号時における避難所開設数等につきましては、後ほど政策経営部長から答弁をさせていただきます。
次に、自主防災避難所制度の概要についてお答えいたします。この制度は、市の指定避難所とは別に地域の自治公民館等を自主防災避難所として登録していただくことで、独り暮らしの高齢者の方などが、身近な場所である自治公民館等に避難しやすくなるなど、早期避難や分散避難につながることを目的としたものであります。自主防災避難所の登録要件といたしましては、浸水や土砂災害の危険性がないことや、建物が昭和56年の新耐震基準に適合するものであることなどがございまして、災害種別に応じて登録することとなっております。自主防災避難所の運用につきましては、自主防災組織の判断により開設していただきまして、指定避難所と同様に開設時間や避難者数の定時報告など、災害対策本部との情報連絡体制を確立した上で運用していただくこととなります。
また、この制度の具体的な支援策といたしましては、自主防災組織が実施します防災訓練等への活動支援、自主防災避難所開設時の支援金助成、避難所運営に携わる方の防災士資格取得費の助成のほか、空調機の整備やトイレの洋式化等に要する費用について、通常の自治公民館等整備事業よりも補助率を拡大して助成を行います。
次に、避難所運営について、運営できる人材を養成して協力を求める考えはないかについてお答えいたします。現在、本市の避難所要員は、災害対策本部の民生対策部に159人の職員を避難所要員として配備しております。避難所の開設に当たりましては、災害の発生状況や気象状況に応じまして、対策本部で決定し、開設のタイミングに合わせて民生対策部が要員を確保し、迅速に対応しているところであります。市役所OBやUターン者に避難所開設時のサポート役として協力をいただくことは、非常に心強いことではありますけれども、災害はいつ発生するか予測できないことや新型コロナウイルス感染防止に対応した避難所業務など、職員同様に職務として常に即応しなければならないことから、避難所要員として組み込むことは難しいと考え、まだ課題が多いと考えております。
本市においては、現在、自主防災組織の育成支援に重点的に取り組んでおりますので、今後地域の自主防災活動が活発化していく中で、避難行動要支援者への対応や自主防災避難所運営に御活躍いただきたいと考えているところであります。
次に、公立幼稚園再編計画についてお答えいたします。公立幼稚園の再編は、以前、関係課で協議を進めている旨の答弁いたしました。現在、公立幼稚園に限らず、小学校区ごとに幼児教育・保育の状況を分析しながら、公立の幼稚園・保育園及び放課後児童クラブ等の施設を地域のニーズに合わせて一体的に再編するために、市長部局と教育委員会が連携して、本年度中を目途に方向性が出せるよう協議を進めているところでございます。
○大久保哲志教育長 日髙信一議員の御質問にお答えします。
まず、小・中・高校別のAEDの機器設置状況についてですが、小学校15校26台、中学校6校9台、商業高校1台の計36台を設置しています。
次に、学校以外の他教育施設での設置状況は、中央公民館等13施設のうち5施設に各1台設置しており、未設置の管理施設数は8施設です。
設置場所については、2施設が屋外、残りの施設については、屋内に設置しています。また、市教育委員会所管施設での機器使用実績はございません。設置施設での機器使用講習会の実施については、各学校では年1回、救急救命法の職員研修等でAEDに関する講習を実施しており、他の教育施設でも毎年講習会を実施しています。
次に、小・中・高校でのトイレの洋式化の状況についてですが、令和3年度からの事業により、全ての市立学校に2基以上の洋式トイレが整備されており、今後も整備を進める計画となっています。
工事後の問題点についてですが、洋式化するには、和式と比べると1基当たりの面積を広くする必要がありますが、以前は必要な面積が確保できず、やむを得ず狭い場所で設置した例がありました。現在は、児童生徒数や利用状況を考慮した上で学校と協議し、洋式化に必要な面積を確保して整備を進めております。
○冨田忍政策経営部長 昨年の台風14号時における避難所開設等の状況について、お答えします。
昨年9月17日から19日にかけての3日間、開設をしております。箇所数につきましては、30か所でございます。避難者数は最大時で申し上げますと、596世帯、1,057人です。これが9月18日、21時の数値でございます。避難所のほうの業務に従事した職員数につきましては、延べ265人でございます。
○議長(田上真由美議員) 日高信一議員より、書画カメラの使用について申入れがありましたので、許可してあります。
○10番(日髙信一議員) 市長が今までもおっしゃっていますように、一つには安心・安全なまちづくりを目指して取組をされておりますけれども、命の安全を守るためにAEDの活用も大事かと思います。
出水市の管理の、先ほどおっしゃいました公共施設の38施設が屋内設置、それと3施設が車両になるので、全て屋内というような考え方になるかと思うんですけれども、議長に書画カメラの許可をいただいておりますので、書画カメラを御覧ください。1番をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これが出水市が管理している数になるんですが、この赤のところが車にあります。それで、屋内か屋外と言われると、全て市で管理している分は屋内というふうになります。設置施設について、機器使用が1回の実績があるようですけれども、可能であれば、状況を教えていただきたいと思います。
○山元周作総務課長 使用実績は令和3年3月に東出水保育園で心疾患の持病がある園児が、保育室内で倒れまして、けいれんなどの症状に加えて、呼吸停止となったためAEDを使用したものでございます。
○10番(日髙信一議員) 次に、避難所開設運営についてお伺いします。先ほど、市長のほうから避難所開設についてこちらから申込みしましたけれども、14号台風ですね、これでは30か所で職員が265名の方が従事されたというふうに思います。避難所は自宅から近いほど便利でございます。先ほど、自治会の自主防災組織での自治公民館を主体とした自主防災避難所ですか、活動を支援する事業に取り組まれておりますけれども、私たち自治会でも、自治会と会員がこの開設に向けては努力をしてしていかなければいけないんじゃないかというふうに考えるところでございます。自主防災組織が充実することを願っております。
台風14号のあと、地域での会話の中で、「台風等の災害時は市役所職員の方は避難所運営や災害復旧等で休日もなく、連日、勤務をされて大変だよね。」という話が出ました。災害復旧は専門的知識が必要なために、誰でもできるものではありませんが、避難所運営を手伝うことはできるのではないかと思います。市長の答弁は、「そのような考えは今のところない。」ということでしたけれども、自治会地域においては協力内容の濃淡はありますけれども、一つの例では、私の地域では役所や病院、企業等を退職された方がいっぱいいらっしゃいます。市役所退職の方は防災のエキスパート、避難所運営の経験もあります。団塊の世代の退職が進んで、地元に帰ってこられた方もいらっしゃいます。企業退職者の方々は、これまで培ってこられました技能を持ち合わせていらっしゃる方が多数いらっしゃると思います。希望者を募り、避難所運営に必要な知識習得をということで考えておりましたけれども、市長の答弁では、緊急性等を伴うために今のところ考えてはいないということでございましたので、自主防災組織のほうで避難所の運営に当たるように自治会のほうでも検討をしていきたいと思います。
次、教育長にお尋ねします。昨年2月に入って、AEDとトイレの洋式化調査のために、全学校を訪問させていただきました。各学校では真摯に対応していただきまして、誠にありがとうございました。教育委員会管理での学校設置のAEDは、全ての学校に1台から2台の機器が設置されております。しかし、なぜか江内小学校(167ページ、発言訂正あり)と鶴荘学園には3台の機器が設置されておりました。書画カメラを御覧ください。資料2をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)ちょっと見にくいんですけれども、黄色の江内小学校と鶴荘学園が3個ずつになっております。AEDの保管場所ですけれども、書画カメラ3番をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)職員室は赤いかばんに入っているものですけど、これが職員室にある学校で置いてありました。次、4番お願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは小学校の保健室に置いてあるものです。向こう側が運動場になります。次、5番をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これ、体育館内です。2個あるところは1個は体育館にありました。次、6番目をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)玄関の内側にあります。ちょっと見にくいんですけれども、左のほうにあります。次、7番目をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これも、内側です。今度は8番目をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは大川内中学校の運動場側の玄関についているものです。外側に設置してあります。次、9番目をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これはちょっと見にくいんですが、上場小学校の体育館の入り口に置いてあるものです。ありがとうございます。
次の書画カメラをお願いします、10番。(議場内ディスプレーへの資料表示)これが内外の屋外か屋内かのグラフなんですけれども、21校中2校が屋外にあるということで、屋外設置が約1割ということになります。それで、学校の設置場所については、方針が市教委で決まっているのか、ちょっとお尋ねします。
○大久保哲志教育長 今、るる見せていただきましたけれども、AEDの設置場所をどこにするかということは、市教委のほうから「ここに置きなさい。」という指示はしておりません。ですから、職員間で活用がしやすいような場所を考えて設置してあるものが基本だと思います。ただ、今屋外が2か所説明がございましたように、2か所の学校につきましては、周辺の施設にもこのAEDの設置がない、地域全体で見てもそういった設置がない。ですから、地域の方々にもここに設置してあることを周知して、地域の方々も講習会、地域全部が講習会を講習しているわけではありませんけれども、そういった形で参加できることをした上で、利用できるようにと。
そしてまた、外側に設置するには防犯上のことであったり、あるいは、このAEDというのはかなり強い電流が流れることで、非常に危険なこともありますので、十分な防犯上の対策も必要なわけですけれども、いま2つ、施設では1つは子供がいたずらできない高さに設置するとか、あるいはドアが開いたらアラームが鳴るとか、そういった形で防犯上の対策もした上で、地域の実情に応じて設置しているというような状況でございます。
○10番(日髙信一議員) それとですね、学校以外の教育施設が5施設あるということでしたけれども、設置施設名が分かれば教えてください。
○溝口雄二教育部長 学校以外のその他の施設で設置というところでございます。5施設でございますが、内訳としまして中央公民館、中央図書館、高尾野図書館、野田図書館、青年の家の5施設でございます。
○10番(日髙信一議員) 未設置の8施設名が分かったら、教えてください。
○大久保哲志教育長 先ほど、学校のところでもちょっと説明しましたけれども、先ほどAEDの未設置は8施設とお答えしましたが、そのほとんどは同一敷地もしくは隣接敷地の施設にAEDが設置してありまして、近隣も含めまして未設置の施設は岩淵公民館のみです。
○10番(日髙信一議員) これまでに、設置施設での機器使用はないということで、安心しております。私が今回、AEDをなぜ取り上げたかと言いますと、昨年7月1日に、NHKテレビの朝のニュースにおいて、ある集落において40代男性の方が突然倒れ、救急車到着まで30分、心臓マッサージなどをして、住民総出でAEDを探し、中学校にAEDがあることを知り駆けつけましたが、玄関は施錠され、強化ガラスで割れなくて、出せずに救命に至らなかったと。すぐにAEDが取り出せていたら、救命できたのではないかと悔やまれると。そこで、今では玄関の一部を割れやすいガラスに変更し、緊急時には取り出せるとありました。救命機器があっても使用できなければ、意味がございません。
出水市においても、市の管理施設と言わず、市教委が管理している施設も併せまして、屋外に設置する考えはないか、まず、市長お願いします。
○椎木伸一市長 AEDは先ほど答弁もありましたように、非常に精密な高電圧を発するような、取扱いによっては非常に危険なものでもございます。そういったこともありますが、日髙議員御指摘のような地域での活用ということも、非常に重要なことではないかと思いますので、今後どういった方法で管理したら、その地域も含めてですね、あるいは休みの日の活用もできるのか、そういったところも慎重に検討させていただきたいと思います。
○10番(日髙信一議員) 先ほど、上場小学校と大川内中学校の例を申しましたけれども、この2校のみが地区住民もAED利用できるんですけれども、教頭先生方のお話によりますと「学校は地域の要になる。」というふうに思っていらっしゃいます。また私も両地区では、このAEDを地区住民参加で定期的に防災と併せて、研修会を実施されているということで、まさに出水市のAED先進地じゃないかというふうに考えております。
教育長にお尋ねします。各学校のAEDを外側に設置する考えはございませんか。
○大久保哲志教育長 屋外への設置については、今市長が申し上げたとおりで、学校もそういったことについては検討していく必要はあると思っております。ただ、いま2つの学校の例がありましたけれども、今学校においては周辺の病院施設とか、それからほかの公共施設、そういったもののところにも設置があるかないかとか、それから住民全体にしっかりとその周知ができるかとか、そういった地域の実情をしっかり踏まえて進めないと、学校の職員も校内で研修会をしたときに、AEDというのがテレビで見て、胸に当ててただ電気ショックを与えるというふうに理解している職員も結構たくさんいまして、本来のAEDを使う目的というのが分かっていないのが、かなりいたんです。そう考えますと、一般の方々が何も知らずに、この精密でしかもかなり危険も伴う機器を、そのまま使える状態にしておくというのは、かなり難しいものもありますので、先ほど市長が話をされたとおり、慎重に検討していく必要はあると考えています。
○溝口雄二教育部長 確認でございます。
先ほど、日髙議員が書画カメラのところで鶴荘学園と江内小学校が3台と申し上げられましたけれども、正確には江内小学校ではなく下水流小学校ではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○10番(日髙信一議員) 申し訳ございません、そうでした。訂正しておきます。ありがとうございます。
○議長(田上真由美議員) 許可いたします。
それでは、引き続き質問を許します。
○10番(日髙信一議員) 今ですね、教育長から答弁いただいたんですけれども、やはり大川内、上場小学校を見てみますと地域で消防署とかお願いして、研修をやっているわけです。だから、全然みんなが慣れてからじゃないとと、それじゃやっぱり遅いと思うんですよね。だから、使える状態にして、やっぱり使えない人は使わないと思いますので、扱い方ができない人は。やはり、学校は先ほど言いましたように、地域の要だと思いますので、できれば学校1個だけずつでも、まず置いてもらうといいと。そして、救急車を呼べない地域、時間のかかるところもあります。それから夜中とか、そういう時間的なものもあります。だから、これはぜひ検討してほしいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○大久保哲志教育長 確かに、命に関わる問題というのは大きな問題であると思いますので、すぐに検討しますと言いたいところですが、先ほども申しましたように、このAEDの管理については、市長が先ほどお話されたように、精密な機械であることと、また危険が伴うということもありますので、やはり講習等はしっかりとできた上で、使える状態にしておかないといけないと、今のところ考えていますので、今すぐ外に設置するというのは、今度は設置保管場所とかもありますので、今すぐにその方向でというふうなお答えをすることは控えたいと思います。
○10番(日髙信一議員) 方向性としては、前向きな方向性をということで確認してもよろしいですか。
○大久保哲志教育長 議員がおっしゃったように、学校は非常に地域の中核的施設、今学校は地域と共にある学校ということで、出水市の学校はコミュニティスクールとして、全ての学校が地域と共にあるということで進めておりますので、今、お話されたようなことは検討していく必要は当然あると思っております。ただ、さっきから何度も申しますように、この機器の管理状態というのは、やはり一旦学校で外部に設置する以上は、防犯上の対策もしっかりとれるかとか、そういったことも含めて検討しなくてはなりませんので、今の時点で前向きに検討するというふうな回答は差し控えたいと思います。
○椎木伸一市長 先ほど申しましたように、何回も申し上げて申し訳ございませんけれども、ガイドラインでも非常に慎重な取扱いをというような、危険なものもあります。ただ、日髙議員が先ほど事例を紹介してくださったように、基本的には屋内ですけれども、外からも分かる位置に置いて、しかも危機事象には破ってでも使えるようなところも考えなければならないのかなと思っておりますので、また教育員会も含めて、私どもの施設も含めて、慎重に検討しながら、おっしゃるように前向きに取り組んでいきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いいたします。
○10番(日髙信一議員) それでは、次に小・中・高のトイレの洋式化についてお尋ねします。一応、今年度で小学校のトイレが全て終わるわけなんですけれども、大体現存している和式の何%が洋式化になると、工事が完了したというふうに考えていらっしゃるのか、お聞きします。
○大久保哲志教育長 洋式のトイレは何%設置するというような考え方で、この学校のトイレ改修等を進めているわけではございませんので、パーセンテージについては目途としているものはございません。ただ、全ての学校に子供たちが、男子、女子含めて2基以上と先ほど申したように、複数の洋式のトイレも設置していきたいというふうに考えています。
○10番(日髙信一議員) というのがですね、調べてみると、やはり数的には少なくなっていると思うんです。ちょっとあとで出しますけれども、その前に話をさせてください。
私が学校訪問したんですが、そのときに写した写真がありますので、ちょっと見ていただきたいと思います。11を出してください。(議場内ディスプレーへの資料表示)これがですね、小学校のトイレの数ですね。それから黄色のところが、小学校の和式・洋式化の状況です。これでいきますと、切通小学校、蕨島小学校、大川内小学校、下水流小学校が一番新しいとは思うんですけど、男女1個ずつなんですよね、現在。私が見た時点でですよ。去年9月ですね。そして和式が切通小学校の男子のところが4、それから女子のところが5、洋式になっているのは1個ずつです。それとですね、12をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これでいくと、これ中学校、義務教育学校、高校というふうに分かれて、ちょっと見にくいんですけれども、このようになっていまして、大川内中学校の場合は男子が1個、女子が2個が洋式化されておりました。それと、多目的トイレというのがあるんですが、多目的トイレがあとで写真を出しますけれども、かなり少ない、ないところが多いですね。中学校でいいますと、多目的トイレがあるところが出水中学校、高尾野中学校、この2校しかありません。そして、鶴荘学園は1個あります。小学校でいきますと、小学校で多目的トイレがあるのが東出水小学校、米ノ津東小学校、蕨島小学校、高尾野小学校、野田小学校にあります。ここは小学校は約半分の学校にあります。それで、書画カメラの13をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これが洋式化工事が終わったところの学校です。それから次、14番をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これも洋式化工事が終わった学校です。次、15をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これは下水流小学校のきれいなトイレです。これ一般用ですね。それと多目的トイレをお願いします。次の写真をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)最後の2枚が、一番今新しい下水流小学校のトイレの中です。先ほどの書画カメラ13をお願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)工事の終わったところの写真です。そのもう一つ前の写真、お願いします。(議場内ディスプレーへの資料表示)これですね、先ほど教育長もおっしゃいましたけれども、トイレがこれで皆さん、できると思いますか。これ工事が済んだ後です。だから一部狭いところもあるというようなふうにおっしゃいましたけれども、これ私実際に行って、学校で見てきて、校長先生からも言われました。どうすれば使えるのかと。だから、工事後にどうこうだから使い勝手が悪いですよという話はなかったんでしょうか。お尋ねします。
○大久保哲志教育長 今出していただいた写真で分かりましたように、先ほど答弁しましたように、以前は洋式化を急ぐということもあったのか、必要な面積が確保できなくて、やむを得ず先ほどのような状態で設置した例があるというのは、認識しております。
現在、その令和3年からスタートして令和8年までかけて行っている工事の洋式化については、先ほどの後半のほうで見せていただいた必要な面積を確保した上で整備を進めておりますので、今後進める洋式化については、そのような形でやっていくということであります。
○10番(日髙信一議員) それをおっしゃるんですが、これを見て直さないといけないとかという考えはないですかね。
○大久保哲志教育長 今おっしゃったように、最初に見せられた非常に前の部分が狭くて、とても使えそうにないというのは、当然改修していく必要はあると思いますが、今、小学校が全体で洋式の便器数が全部で全体の3分の1ぐらいが洋式化されているわけで、その3分の1には、先ほどおっしゃったみたいに、ちょっと使うにはとてもじゃないけども狭いというものも含まれています。ですから、この令和3年から令和8年にかけて、それぞれの学校で進められている洋式化の、こういった使いやすい、余裕のある広いトイレについては、今後一旦終わったあとに、その補修といいますか、改修していく必要があるかどうかは把握して、進めていく必要があると思っております。
○10番(日髙信一議員) その後で見直してもらうのも結構なんですが、全てのトイレが洋式化になっているのなら分かりますよ。おっしゃったように3分の1でしょ。だけれども、ここは私が見たところ、この学校では生徒数は300人以上いると思います。それに2つか3つしかないんですよね。そういうところ、一つはこんな感じなんです。やはり子供のことを考えれば、使いやすいよう改修するべきだと思うんですけれども、いかかですか。
○大久保哲志教育長 トイレについては、今お話されたように、やはり子供たちが使いやすいようにしていく必要はあると思っております。学校の規模によって、和式、洋式、割合それぞれ違っておりますけれども、半数が洋式トイレとなっているところもありますし、まだ洋式トイレの数が少ないとこもありますけれども、先ほど答弁しましたように、全ての市立学校に2基以上の洋式トイレは準備してありますので、そのほかに和式のトイレも、最近は家庭ではないわけですけれども、その使い方も含めて利用しておりますので、この洋式化については使えないトイレについては、また今後しっかりと把握した上で対応してきたい思います。
○議長(田上真由美議員) ここで暫時休憩いたします。再開を午後2時15分といたします。
午後2時00分 休 憩
午後2時15分 再 開
○議長(田上真由美議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を続行し、日髙信一議員の質問に対する当局の答弁を求めます。
○椎木伸一市長 設置者として、答弁をさせていただきたいと思いますけれども、洋式化については10年ぐらい前から取り組んでいるところでございますけれども、多額の費用もかかって、順次ということでやってきているようでございます。
学校の本体の建て替え等も順次、長寿命化計画に基づいて取り組んでおりまして、既に建て替えたところもございまして、それが数字的には非常に洋式化が進んでいるという現状になっているようでございます。
御指摘のような学校の使いにくいトイレもありますし、教育長のほうからも答弁がありましたように、実態を改めて調べさせていただきますということでございますので、私どもの公共施設も含めて、この洋式化というのはスピード感を持って取り組まなければならない課題の一つだというふうには思っておりますので、家庭環境においても、ほとんどが洋式化になっていると思います。ですから、学校の教育環境を整えるという一環ですので、ぜひ、教育委員会と市長部局のほうも協力しながら取り組んでいければというふうに思っておりますので、御理解ください。
○10番(日髙信一議員) 今年度で、小学校のトイレ洋式化工事は終了になると思います。(171ページ、発言訂正あり)来年度から中学校ということで、予算のほうも出ていましたけれども、トイレの洋式化工事が早期に完了することをお願いしたいと思います。
それでは、次いきます。次に、私がこれまでに質問させていただきました公立幼稚園の再編化ですけれども、市長から先ほど答弁をいただきました。ありがとうございます。やはり、少子化とか、それによる状況の変化等で、いろいろ中身が変わってくるんだろうと思いますけれども、これの所管といいますか、市長部局のほうに変わったのはいつからなのか、教育長にお尋ねします。
○大久保哲志教育長 所管が変わったと申しますか、令和2年度から市立の幼稚園の検討委員会を実施してきているというのを以前答弁したと思いますが、令和3年度に実施したのちに、令和4年度、つまり今年度の第1回目の会議の際に、令和4年度のスタートのときに、まず実態を把握する必要があるということで、市民の皆様、そしてまた市立幼稚園を利用している皆様方のアンケートを取って、その結果を一番最初の会議で出したときに、要望を見たときに、幼児教育をしていく上で、幼稚園だけの問題ではなくて、保育所、そして認定こども園、こういったことも含め、公立私立を含めて幼児教育の在り方を考えていかなくてはならないと。そういうことになったわけですので、幼稚園は教育委員会が所管していたわけですけれども、今申しましたように、保育園とか認定こども園というふうになりますと、ほかの課も含めて一緒に検討していく必要があると。そういうことで、所管が変わったというよりも、今までどおり幼稚園は教育委員会で所管しているわけですけれども、併せて、先ほど市長の答弁の中に「地域のニーズに合わせて一体的に再編するために」ということでありましたので、それを総括する意味で市長部局のほうでまとめて審議をしたということでございます。
○溝口雄二教育部長 確認でございます。先ほど日髙議員より、小学校のトイレ改修につきましては本年度までということでございましたが、令和5年度までということでございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(田上真由美議員) 発言の訂正をよろしいでしょうか。
○10番(日髙信一議員) 私もそういうつもりでした。令和6年度からが中学校になるというふうに理解はしておりますので、申し訳ございません。
今、教育長のほうからございました。それではお伺いしますけれども、昨年、私の質問で、いろいろしていますけれども、令和5年度の3月で出しますよということだったんですけれども、それまでに、今、お話を聞きますとアンケートを4月に取っていらっしゃると、これ去年だと思うんですけれども、その中で今まで見てみますと、去年の私の6月27日の質問に対して、在り方検討会議で公立幼稚園に通っている保護者等の皆様からは、アンケートをもらって、それで意見を述べるような形を取らせていただきますと。ということで、4月に取られたんだと思いますけれども、残りの関係で最終的にまとまった場合、どのような形で、市全体、市民の皆様方にお伝えするかというのも残りの検討会議の中で検討することになっておりますので、今の時点では、まだ具体的に「こんな方法を使って」ということはありませんけれども、少なくとも、どの方でも見られるように、例えばホームページ等を使いまして全員がどの人でも見られるような形は取りたいというふうにおっしゃっていました。そのホームページには、その結果等は載せされたんですかね。
○大久保哲志教育長 先ほど説明しましたように、アンケートは4月ではなくて5月に取ったわけですけれども、5月に取って、そしてその結果を踏まえて、先ほど申したように、これからは幼児教育は幼稚園、保育園及び認定こども園を含めて検討する必要があると出てきたことから、まだその検討結果については、まだ公表する段階にないということで、先ほど市長のほうが今年度中をめどに方向性は出せるようにということですので、それが出たあとに公表することになるのではないかと理解しております。
○10番(日髙信一議員) 今、そのようにおっしゃいますけれども、一応質問した私としては、来月ですね、これまでに発表されることだろうと思っていたわけですよ。だから今、内容的にいろいろ保育園とかそういうところを含んでくるから、市長部局のほうで取りまとめを出されるということですけれども、そうであれば、それなりの旨の結果をですね、質問者である私とかですね、アンケートも取られたんだったら、一応こうなっていますけど、このように市のほうでまた検討が始まって、来年の3月ごろまでに出るんじゃないでしょうかというのを、私はするべきだと思うんですけど、どうですかね。
○大久保哲志教育長 今、御指摘があったように、今年度末までにそういった形でお知らせするということを申しておりましたので、アンケートの結果でありましたり、あるいはそのアンケートの結果で先ほど申したように、地域のニーズに合わせて一体的に再編するために、市長部局と教育委員会が連携して協議をしていくといった形のものをホームページのほうに出していきたいと思います。
○10番(日髙信一議員) 最後が聞こえなかったですけど、ホームページでどうされるのか。
○大久保哲志教育長 今回、このような形で教育委員会で結論を出すのではなくて、一体的に再編するために協議していくので、その結果については「協議することになった。」ということをお知らせするということであります。
○10番(日髙信一議員) そこはちゃんとしてくださいね。と言いますのが、この再編計画によって、幼稚園に通っている保護者等が「どうなるんですかね。」という話も聞いているわけです。ということはですよ。来年の3月に結論が出るということは、もう放送でも聞きましたけど、4月の募集は今までどおりでいくということですよね。
○大久保哲志教育長 来年度の令和5年度の募集そのものは、もう既にしておりますので、前にこの場で私がお答えしたように、通っている皆さん方に急に何の前触れもなく廃園になりますとか、そういったことを言うことはないと、私は話をしたように、やはりその途中でもきちんと説明はしていく必要はあると考えています。
○10番(日髙信一議員) それは分かるんですよ。だけども、今おっしゃるように途中で急に変えることはないと、それは分かります。だから、私も事前に早く教えてくださいよと言っていたわけですから、だけれども、その結果が見えずに将来の子供の育て方とかいろいろあって、こういうふうにして市長部局のほうでまとめますよという話を聞きました。
だから、そうであればですね、やはりそれなりのことをするのが筋道じゃないのかなと。というのが、私は保護者にも言っていました。答弁を見た人が「ホームページに何か言われるんですよね」と、「だと、思いますけどね。」と言うしか、私も答えられませんでした。だから、今教育長が、市のほうでとりまとめをして、来年の3月までに報告するということですけれども、やはりそれが信用できないわけですよ。やはり議会で答弁されていくことは、お互い信用して、信頼してやっているわけですから、そこが一番問題だと思うんですよね。だから今度言われたけれども、椎木市長は「あんときあげん言うたから、せないかんよ。」ということでされるかもしれませんけど、教育長は1回そういうことがありましたから、そこはぴしゃっと答えてもらうような、言われたことを進めてもらうようにしてもらいたいと思います。議会で当局と議員ともめよっても始まりませんので、そこらはよく考えてもらって、次は行動してほしいというふうに思います。
これで終わります。
○議長(田上真由美議員) 以上で、本日の一般質問を終結いたします。
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△ 延 会
○議長(田上真由美議員) お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれで延会いたします。
第4日の会議は、3月6日に開きます。御苦労さまでした。
午後2時28分 延 会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
出水市議会議長
出水市議会議員
出水市議会議員
出水市議会議員
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