令和5年出水市議会第1回定例会会議録第1号
-------------------------------------------------------
令和5年2月20日
-------------------------------------------------------
会議の場所 出水市議会議場
-------------------------------------------------------
出席議員 20名
1番 井 伊 健 一 議員
2番 迫 田 小百美 議員
3番 池 田 幸 弘 議員
4番 田 中 秀 一 議員
5番 宇 都 修 一 議員
6番 江川野 一 成 議員
7番 南 鶴 洋 志 議員
8番 鮎 川 浩 一 議員
9番 上須田 清 議員
10番 日 髙 信 一 議員
11番 北御門 伸 彦 議員
12番 吉 元 勇 議員
13番 土 屋 工 吉 議員
14番 鶴 田 均 議員
15番 田 上 真由美 議員
16番 杉 本 尚 喜 議員
17番 出 水 睦 雄 議員
18番 中 嶋 敏 子 議員
19番 道 上 正 己 議員
20番 髙 崎 正 風 議員
-------------------------------------------------------
地方自治法第121条の規定による出席者
椎 木 伸 一 市長
吉 田 定 男 副市長
冨 田 忍 政策経営部長
山 元 周 作 総務課長
戸 﨑 基 夫 くらし安心課長大 田 直 子 財政課長
山 田 丞 財政課財政係長
青 﨑 譲 二 企画政策課長
福 川 正 樹 企画政策課秘書監(係長)
田 中 一 将 DX推進課長
柿 木 彰 保健福祉部長
阿 多 広 隆 安心サポートセンター長
田 口 宏 幸 福祉課長
谷 川 弘 之 健康増進課長
長谷川 健 健康増進課新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(課長級)
田 畑 幸 二 いきいき長寿課長
高 口 悟 こども課長
宮 﨑 毅 市民部長
松 原 淳 市 市民生活課長
山 口 寿 市民生活課健康保険係長
新 森 章 悟 税務課長
松 岡 秀 和 商工観光部長
松 井 勉 ラムサール・文化スポーツ統括監(部長級)
田 口 保 商工観光課長
駒 壽 ひとみ 文化スポーツ課長
揚 松 智 幸 農林水産部長
中 村 孝 文 農林水産整備課長
小 原 一 郎 建設部長(水道部長併任)
川 畑 正 樹 都市計画課長
高 見 勇 吉 都市計画課西回り道・防災道の駅推進室長(課長級)
小田原 豊 道路河川課長
松 尾 善 博 道路河川課管理係長
吉ケ島 英 章 高尾野支所長
東 畠 賢 一 野田支所長
鮫 島 幸 二 病院事業管理者
福 濱 敏 郎 出水総合医療センター事務部長
﨑 迫 真 也 出水総合医療センター総務課長
今 川 武 出水総合医療センター総務課課長補佐兼財政係長
大 平 伸 章 消防長
大久保 哲 志 教育長
溝 口 雄 二 教育部長
住 吉 祐 一 教育総務課長
床 並 伸 治 学校教育課長
川 添 直 生涯学習課長
冨 田 宏 選挙管理委員会委員長
戸 澤 広 彰 選挙管理委員会事務局長
吉 本 純 久 代表監査委員
横 峯 均 農業委員会会長
戸 﨑 奈 里 農業委員会事務局長
川 曲 聡 公平委員会委員長
-------------------------------------------------------
議会事務局
春 田 和 彦 局長
華 野 順 一 次長(課長補佐級)
中 村 勇 士 主任主査
野 﨑 育 美 主査
北 紘 至 主査
-------------------------------------------------------
付議した事件
同意第1号 出水市公平委員会委員の選任について
意見第1号 人権擁護委員候補者推薦の意見を求めることについて
意見第2号 人権擁護委員候補者推薦の意見を求めることについて
議案第19号 出水市附属機関の設置に関する条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第22号 出水市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
議案第23号 出水市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第24号 出水市交通災害共済条例の一部を改正する条例の制定について
議案第25号 出水市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第26号 出水市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第27号 市道の路線の認定及び変更について
議案第30号 北薩広域行政事務組合規約の変更について
議案第10号 令和4年度出水市一般会計補正予算(第11号)
議案第11号 令和4年度出水市一般会計補正予算(第12号)
議案第12号 令和4年度出水市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議案第13号 令和4年度出水市介護保険特別会計補正予算(第6号)
議案第14号 令和4年度出水市交通災害共済特別会計補正予算(第2号)
議案第15号 令和4年度出水市水道事業会計補正予算(第6号)
議案第16号 令和4年度出水市下水道事業会計補正予算(第5号)
議案第17号 令和4年度出水市病院事業会計補正予算(第6号)
議案第18号 出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第20号 出水市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第21号 出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第28号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について
議案第29号 第3次出水市男女共同参画計画の策定について
議案第1号 令和5年度出水市一般会計予算
議案第2号 令和5年度出水市国民健康保険特別会計予算
議案第3号 令和5年度出水市後期高齢者医療特別会計予算
議案第4号 令和5年度出水市介護保険特別会計予算
議案第5号 令和5年度出水市交通災害共済特別会計予算
議案第6号 令和5年度出水市地方卸売市場特別会計予算
議案第7号 令和5年度出水市水道事業会計予算
議案第8号 令和5年度出水市下水道事業会計予算
議案第9号 令和5年度出水市病院事業会計予算
報告議第1号 閉会中における所管事務調査の報告(文教厚生委員会)
午前10時00分 開 会
△ 開 会
○議長(田上真由美議員) おはようございます。ただいまの出席議員は20名であり、定足数に達しております。これより令和5年出水市議会第1回定例会を開会いたします。
-------------------------------------------------------
△ 開 議
○議長(田上真由美議員) これより本日の会議を開きます。
-------------------------------------------------------
△ 日程第1会議録署名議員の指名
○議長(田上真由美議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、13番土屋工吉議員、14番鶴田均議員、16番杉本尚喜議員を指名いたします。
-------------------------------------------------------
△ 諸般の報告
○議長(田上真由美議員) 令和4年第4回定例会以降の諸般の報告を申し上げます。
諸会議の出席報告につきましては、お手元に配付のとおりであります。その配付してあります諸会議の概要及び監査委員から報告のありました例月出納検査の結果につきましては、事務局に保管してあります資料により御承知願いたいと存じます。
また、市長から提出のありました諸会議の出席報告は、皆様の議席にその写しを配付しておきました。
以上が、議長としての主な報告事項であります。これで、諸般の報告を終わります。
-------------------------------------------------------
△ 議会運営委員長の報告
○議長(田上真由美議員) ここで議会運営委員長の報告を求めます。
○議会運営委員長(杉本尚喜議員) おはようございます。本定例会の会期及び日程について、議会運営委員会が協議しました結果につきまして御報告申し上げます。
まず、会期日程について申し上げます。2月21日から3月1日までは休会といたします。3月2日、3日、6日、7日は本会議第2日目、第3日目、第4日目、第5日目の会議を開き、一般質問を行います。3月8日から19日までは休会とし、この間の3月8日、9日及び10日は、付託されました案件の委員会審査を行っていただきます。3月20日は本会議第6日の会議を開き、休会中審査事件の委員長報告の後、採決を行います。また、新たに意見書等の申出があったときは、この日に上程することといたします。以上が、会期日程等の概要でございます。
なお、一般質問の通告期限は2月22日正午までとなります。質問をされる方は通告書に所定の事項を記載し、提出されるようお願いいたします。一般質問提出時に発言順位の抽選を行います。一般質問は、申合せにより1日におおむね4人としていますが、質問者の人数によっては、一般質問を予定している本会議が休会となることもあります。
この場合、各常任委員会審査予定日を変更し、委員会審査を行っていただきます。
以上のことから、本定例会の会期は、本日から3月20日までの29日間と定めました。
次に、本日の議事日程について申し上げます。
日程第3、公平委員会委員の選任議案を個別に上程、日程第4及び日程第5の人権擁護委員候補者推薦の人事議案2件を一括上程、日程第6から日程第13までの条例議案等8件を一括上程、日程第14から日程第21までの令和4年度各会計補正予算議案8件を一括上程いたします。日程第3から日程第21まではいずれも委員会付託を省略し、即決の取扱いといたします。日程第22から日程第26までの条例議案等5件を一括上程、日程第27から日程第35までの令和5年度各会計予算議案9件を一括上程いたします。なお、日程第27から日程第35につきましては、施政方針を含めます。日程第22から日程第35までは、提案理由説明の後、これらの議案に対する総括質疑を行います。総括質疑後、委員会付託区分表のとおり、関係常任委員会に付託いたします。日程第36報告議1号は、文教厚生委員長より閉会中における所管事務調査の報告がありましたので、これを上程いたします。
皆様の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の委員長報告といたします。
-------------------------------------------------------
△ 日程第2会期及び会期日程の決定
○議長(田上真由美議員) 日程第2、会期及び会期日程の決定を議題とします。
お諮りします。本定例会の会期及び会期日程については、議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から3月20日までの29日間とし、会期日程については、配付いたしております会期日程表のとおりとすることに決定しました。
-------------------------------------------------------
△ 議事日程の報告
○議長(田上真由美議員) 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおり定めました。
令和5年出水市議会第1回定例会
議 事 日 程 第 1 号
令和5年2月20日 午前10時 開 議
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期及び会期日程の決定
第3 同意第1号 出水市公平委員会委員の選任について
第4 意見第1号 人権擁護委員候補者推薦の意見を求めることについて
第5 意見第2号 人権擁護委員候補者推薦の意見を求めることについて
第6 議案第19号 出水市附属機関の設置に関する条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第7 議案第22号 出水市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
第8 議案第23号 出水市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
第9 議案第24号 出水市交通災害共済条例の一部を改正する条例の制定について
第10 議案第25号 出水市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第11 議案第26号 出水市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第12 議案第27号 市道の路線の認定及び変更について
第13 議案第30号 北薩広域行政事務組合規約の変更について
第14 議案第10号 令和4年度出水市一般会計補正予算(第11号)
第15 議案第11号 令和4年度出水市一般会計補正予算(第12号)
第16 議案第12号 令和4年度出水市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
第17 議案第13号 令和4年度出水市介護保険特別会計補正予算(第6号)
第18 議案第14号 令和4年度出水市交通災害共済特別会計補正予算(第2号)
第19 議案第15号 令和4年度出水市水道事業会計補正予算(第6号)
第20 議案第16号 令和4年度出水市下水道事業会計補正予算(第5号)
第21 議案第17号 令和4年度出水市病院事業会計補正予算(第6号)
第22 議案第18号 出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について
第23 議案第20号 出水市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第24 議案第21号 出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
第25 議案第28号 辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について
第26 議案第29号 第3次出水市男女共同参画計画の策定について
第27 議案第1号 令和5年度出水市一般会計予算
第28 議案第2号 令和5年度出水市国民健康保険特別会計予算
第29 議案第3号 令和5年度出水市後期高齢者医療特別会計予算
第30 議案第4号 令和5年度出水市介護保険特別会計予算
第31 議案第5号 令和5年度出水市交通災害共済特別会計予算
第32 議案第6号 令和5年度出水市地方卸売市場特別会計予算
第33 議案第7号 令和5年度出水市水道事業会計予算
第34 議案第8号 令和5年度出水市下水道事業会計予算
第35 議案第9号 令和5年度出水市病院事業会計予算
第36 報告議第1号 閉会中における所管事務調査の報告(文教厚生委員会)
-------------------------------------------------------
○議長(田上真由美議員) 鶴田均議員より、つえの持込みの申入れがありましたので、これを許可しております。御報告申し上げます。
-------------------------------------------------------
△ 議 事
○議長(田上真由美議員) これより議事日程により、議事を進めます。
-------------------------------------------------------
△ 日程第3同意第1号 上程
○議長(田上真由美議員) 日程第3同意第1号出水市公平委員会委員の選任についてを議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 皆様、おはようございます。本議会もよろしくお願い申し上げます。
ただいま上程されました出水市公平委員会委員の選任について、提案理由を説明いたします。
本案は、出水市公平委員会委員である湯田好江氏の任期が、本年3月31日をもって満了することに伴い、引き続き、同氏を公平委員会委員に選任することについて地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。
湯田氏におきましては、長年、出水簡易裁判所民事調停委員及び同裁判所司法委員、また、鹿児島家庭裁判所川内支部家事調停委員を務められ、平成27年4月からは、本市の公平委員会委員に御就任いただき、職員の利益の保護及び公平な人事権の行使を保障するため、御尽力いただいております。
このたび、任期満了に伴い、公平委員会委員としての実績を踏まえ、引き続き、公平委員会委員として選任したいと考え、提案するものであります。
よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 同意第1号出水市公平委員会委員の選任について、これから質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
本案は申合せにより、委員会付託を省略します。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び道上正己議員から無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは、会議規則第71条第1項の要件を満たしております。
よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(田上真由美議員) ただいまの出席議員数は、議長を除き19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので、御注意をお願いいたします。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
[投票]
○議長(田上真由美議員) 押し忘れ等ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで、投票を終わります。
[開票]
○議長(田上真由美議員) 投票の結果を申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち、賛成19票、反対ゼロ票、うち白票ゼロ票。
以上のとおり、賛成多数でございます。よって、本案は同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
-------------------------------------------------------
△ 日程第4意見第1号 日程第5意見第2号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第4及び日程第5の人権擁護委員候補者推薦の意見を求めることについて、2件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました人権擁護委員候補者推薦の意見を求める議案2件について、提案理由を説明いたします。
現在、本市には法務大臣から人権擁護委員として9人が委嘱されており、任期は3年となっております。この委員のうち、井手上正弘氏及び松下正弘氏の任期が令和5年6月30日をもって満了することから、鹿児島地方法務局から推薦依頼があり、井手上正弘氏を再任として推薦するため、また、松下正弘氏については、本人の御都合により退任の申出がありましたので、新任として矢野浩一郎氏を推薦するため、議会の意見を求めるものであります。
両氏の履歴は、お手元に配付してある参考資料のとおりでありますが、井手上氏は平成26年7月から人権擁護委員として3期9年、精力的に職務を遂行されてこられました。また、大川内コミュニティ協議会では発足当時から尽力され、現在も会長として地域住民のために精力的に活動されています。
矢野氏は、大学卒業後、高尾野町役場に勤務され、合併後は、出水市学校給食センター所長、高尾野支所長等を歴任されました。定年退職後は、出水市選挙管理委員会委員や行政相談委員としても御活躍中であります。
このように井手上氏及び矢野氏ともに、人格識見共に高く、広く社会の実情にも精通されており、適任と考え、両氏を推薦しようとするものであります。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 意見第1号人権擁護委員候補者推薦の意見を求めることについて、これから質疑を許します。
○12番(吉元勇議員) 意見第1号の井手上正弘さんの件ですが、今回、提案されて4期目に至るということで、改めて敬意と感謝を申し上げたいと思いますが、これまで主だった人権擁護に関する幅広い活動もされていると思いますが、井手上さん自身あるいは井手上さん自身を含め、この擁護委員、特に井手上さん自身がどのような人権擁護のことを普及するための活動があったかどうか、紹介できる点があればお願いしたいと思います。
○松原淳市市民生活課長 人権擁護委員の主な活動といたしまして、学校における人権教室、それと全国小学生人権作文コンテストの審査、あと人権の花運動におきまして、鹿児島県の人権の花はヒマワリとなっておりまして、そのヒマワリを育成するときに学校の指導というか、相談とかを受けていただいております。あと、特設人権相談、年に3回、出水、高尾野、野田、それぞれ年に3回ずつ行っているんですけれども、その人権相談を受けていただいているところでございます。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
本案は申合せにより、委員会付託を省略します。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び道上正己議員から無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは、会議規則第71条第1項の要件を満たしております。
よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(田上真由美議員) ただいまの出席議員数は、議長を除き19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので、御注意をお願いいたします。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
[投票]
○議長(田上真由美議員) 押し忘れ等はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで、投票を終わります。
[開票]
○議長(田上真由美議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち、賛成18票、反対1票、うち白票ゼロ票。
以上のとおり、賛成多数でございます。よって、本案は異議なしと答申することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(田上真由美議員) 次に、意見第2号人権擁護委員候補者推薦の意見を求めることについて、これから質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
本案は申合せにより、委員会付託を省略します。
御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び道上正己議員から無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは、会議規則第71条第1項の要件を満たしております。
よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(田上真由美議員) ただいまの出席議員数は、議長を除き19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとしますので、御注意をお願いいたします。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
[投票]
○議長(田上真由美議員) 押し忘れ等ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで、投票を終わります。
[開票]
○議長(田上真由美議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち、賛成19票、反対ゼロ票、うち白票ゼロ票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、本案は異議なしと答申することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
-------------------------------------------------------
△ 日程第6議案第19号・日程第7議案第22号
日程第8議案第23号・日程第9議案第24号
日程第10議案第25号・日程第11議案第26号
日程第12議案第27号・日程第13議案第30号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第6から日程第13までの条例議案など8件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました出水市附属機関の設置に関する条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、ほか7件の提案理由を説明いたします。
まず出水市附属機関の設置に関する条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について説明いたします。
本案は、こども家庭庁の設置に伴い、本年4月1日から施行される「こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律」により、学校教育法及び子ども・子育て支援法が一部改正され、条例で引用していた条項が改正されたことに伴い、引用を改め、本年4月1日から施行しようとするものであります。
次に出水市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明いたします。
本案は、令和4年5月20日に公布された「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律」により、地方自治法の一部が改正され、条例で引用していた条項が繰り下げられたことに伴い、引用を改め、本年4月1日から施行しようとするものであります。
次に、出水市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明いたします。
本案は「健康保険法施行令等の一部を改正する政令」が本年2月1日に公布され、本年4月1日から施行されることに伴い、出産育児一時金の額を引き上げるものであります。
それでは、改正の内容について説明いたします。
第5条に規定する出産育児一時金の額を40万8,000円から48万8,000円に改めるものです。
なお、出産育児一時金の支給に当たっては、産科医療補償制度の掛金相当額の1万2,000円を加算し支給しており、これにより支給総額は50万円となるものであります。
附則でありますが、附則第1項では、この条例の施行期日を定め、附則第2項では、この条例の施行に伴う経過措置を定めております。
次に、出水市交通災害共済条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明いたします。
本案は、令和4年4月27日に公布された「道路交通法の一部を改正する法律」により、条例で引用している「身体障害者用の車いす」の用語が「身体障害者用の車」に改められ、また、引用する条項が繰り下げられたことに伴い、所要の改正をするものであります。
附則でありますが、この条例は、本年4月1日から施行するものです。
次に、出水市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明いたします。
病院事業管理者の期末手当については、病院事業の経営状況等を鑑み支給月数の独自削減を行っているところでありますが、令和4年第4回定例会においても申し上げましたとおり、令和5年1月1日付けでの病院事業職員の給与制度の見直し等、これまで行ってきた様々な経営改革により、病院事業の持続可能な経営基盤を確立できたものと判断しましたことから、病院事業管理者の期末手当について、独自削減を終了し、令和5年度以降の期末手当の支給月数を、国の指定職職員の支給月数に準じたものとするため、6月及び12月支給分ともにそれぞれ0.05月分引き上げるものです。
附則でありますが、この条例は、本年4月1日から施行するものです。
次に、出水市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明します。
本案は、令和3年11月19日にコロナ克服・新時代開拓のための経済対策が閣議決定され、その中で、地域のコロナ医療など一定の役割を担う医療機関に勤務する看護職員を対象に、収入の引き上げを図り、賃上げ効果が継続されるための措置を実施することが決定され、令和4年10月以降、診療報酬において看護職員処遇改善評価料が新設され、本評価料による収入を看護師等の給与へ充当することとされました。
出水総合医療センターにおいても、新型コロナウイルス感染症への対応及び救急医療を担う医療機関であることから、その最前線で働く看護師等の医療従事者に対し、新たに看護師等処遇改善手当を支給するため、所要の改正を行うものであります。
それでは、改正の内容について説明いたします。
第2条第3項の手当の種類に看護師等処遇改善手当を加え、第7条の2として看護師等処遇改善手当に係る規定を追加するものであります。支給対象となる職員は、助産師、看護師及び准看護師の看護職員並びに理学療法士など医療サービスを患者に直接提供する職種の職員を対象とするものであります。
附則でありますが、この条例は本年4月1日から施行するものです。
次に、市道の路線の認定及び変更について提案理由を説明いたします。
まず、今回認定しようとする路線は、現在本市が計画している道の駅に南九州西回り自動車道の上り線及び下り線から直接アクセスする2路線と、道の駅整備に伴う市道米ノ津中平松上線の付替道路として、市道坪ノ坂平松上線と市道中塩屋平松上線を結ぶ路線の計3路線です。
南九州西回り自動車道から道の駅にアクセスする2路線については、上り線、下り線のそれぞれの分岐点から道の駅の高速道路側の駐車場を経由して、本線に戻る道路で、本線の工事に合わせて新たに整備するものであります。路線延長は、上り線からの接続道路の延長が949メートル、下り線からの接続道路の延長が243メートルとなっています。
市道平松上関外線は、市道坪ノ坂平松上線と市道中塩屋平松上線とを結ぶ、延長594メートルの路線であります。道の駅の整備に伴い、市道米ノ津中平松上線の一部区間が通行できなくなるため、付替道路として、既存の里道を市道として整備し、管理するものであります。本3路線は、道の駅整備と一体的な整備を行うため、今回議決をお願いするものであります。
次に、市道米ノ津中平松上線の区間の変更については、先ほども申し上げましたとおり、道の駅の整備に伴い、一部区間が通行できなくなるため、今回、認定しようとする市道平松上関外線、市道坪ノ坂平松上線及び市道平松上広域線の一部を経由する路線へ変更するものであります。この区間の変更に伴い、路線延長が1169.5メートルから1725.3メートルとなります。なお、道の駅の整備に伴う市道米ノ津中平松上線の付替えについては、令和4年5月から6月にかけて、道の駅計画地周辺地権者、耕作者への戸別訪問、本路線沿線4自治会での地元説明会、米ノ津東地区全自治会長の会合にて説明を行い、御理解をいただきました。その際、道の駅整備に対する期待の声はいただきましたが、反対意見はございませんでした。
今回の路線認定及び変更に伴い、市道管理路線は1,105路線となり、延長は75万9,829.8メートルとなるものです。
次に、北薩広域行政事務組合規約の変更について、提案理由を説明いたします。
本案は、平成24年度以前に設置した施設の設置に関する地方債の元金が、今年度の償還をもって完済となり、今後、当該経費に係る負担金を構成市町に求めることはないため、同規約第13条第2項の経費区分ごとの負担割合等を定める表において、当該経費に関する事項を削除することについて、地方自治法第286条第2項の規定により、構成市町において協議を行うに当たり、同法第290条の規定に基づき議会の議決をお願いするものであります。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 議案第19号出水市附属機関の設置に関する条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてに対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第22号出水市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてに対する質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) これについては、私は担当課のほうに質疑をして聞いたんですけれども、もうちょっと確認の意味もあって、またほかの議員の皆さんも知っていたほうがいい中身もあるのかなと思いましたので、もう一回、この中身について答えていただきたいと思います。
○戸﨑基夫くらし安心課長 この手数料条例の一部を改正する条例、条例で引用しております法律、これが地方自治法でございます。それが一部改正されたことによって、法律の条項が変わったというようなところでございます。引用している条項が変わったということでやることですが、その地方自治法の改正につきましては、認可団体の関係でございました。これまで、認可団体の合併につきましては規定がございませんでしたので、もし認可団体が合併するときには、解散に伴う清算手続をしてから、総会での決議を経て合併というようなところでございましたけれども、これが今回改められまして、合併の規定が新たに設けられたということですので、権利義務の継承が可能となりまして、さらに書面決議等が可能というところも付け加えられましたので、手続が簡素化されたというようなところが地方自治法の改正の内容でございます。
○議長(田上真由美議員) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第23号出水市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてに対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第24号出水市交通災害共済条例の一部を改正する条例の制定についてに対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第25号出水市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第26号出水市病院事業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてに対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第27号市道の路線の認定及び変更についてに対する質疑を許します。
○12番(吉元勇議員) 先週の全協でいろいろと説明をされた内容を引用して行いますが、道の駅の今後のスケジュールの中で、この市道関係の工事が令和7年度から始まるようですが、令和7年度から始まることに予定しているとはいえ、ちょっとこの市道認定が早すぎることに越したことはないという言い方もできるかもしれないけど、ちょっと早すぎるのかなという気もしますが、令和7年度から土木工事が始まる計画の中で、例えばもうちょっと精査する必要がないかという意味で、市道の路線の認定が早くないかという意見に対しては、どのような答弁になりますか。
○椎木伸一市長 この3路線につきましては、道の駅の整備の一体的な工事をするわけですけれども、本線のほうが、もう国のほうがですね、工事がそこは関わってきますので、その前にこの議決をお願いするものでありますので、そこについては御理解を賜りたいと思っております。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第30号北薩広域行政事務組合規約の変更についてに対する質疑を許します。
○12番(吉元勇議員) 議員を4期目ですけど、この北薩広域の構成議員だったんですけれども、少し忘れましたのでお聞きしたいと思います。
この規約の条文の中に、(9)で粗大ごみの施設あるいはリサイクルの施設について、阿久根市は入っておりません。阿久根市は参加しなかったということで、当時、どのような葛藤があったかですけど、改めて、こういうふうに終了するといったときに、この阿久根市さんに対する少し協力をもらいおったと、北薩広域は3つの事業を2市1町でやる立場で進めていたんですが、阿久根市さんがリサイクル関係に参加しなかったと、これに関しては、今現在、阿久根市さんに対して何らかの形で申し入れるようなことがあるのかどうか。その辺、答弁できる点があればお願いしたい。
○青﨑譲二企画政策課長 特に本件、阿久根市さんが参加しなかったことに対しまして、申入れをするということは考えておりません。
○12番(吉元勇議員) 申入れはしないということですけれども、一言は申し入れてもいいんじゃないですかね。結局、2市1町でこの広域行政で燃やせるごみの施設、それからリサイクルセンター、それから、し尿処理センター、この辺を2市1町で広域でやりましょうというようなことで進めた中で、このプラスチックのリサイクルに関しては阿久根市さんは、なんていうかな、僕に言わせると勝手に離脱して、これに参加しないと、当時の市長がどうだったかというのはありますけれども、これに対して改めて終わるのに関して「当初2市1町でやろうと言ったじゃないですか。でもあなたたちは参加しなかった」と「でも、こうやって無事に終わりました」と、そのくらいのことを、何かクレームじゃないけど、こういったことがないように今後はしていただきたいといったような気持ちも込めて、僕は一言言うべきじゃないかと思いますが、改めて答弁いただきたいと思います。
○椎木伸一市長 私も広域の役員を務めておりますので申し上げますけれども、広域事務組合については、2市1町で協議の上、広域事務組合という地方自治体を、一つの地方自治体の中で取り組んでおりますので、その中で今後、長島町も含め、阿久根市も含め、何らかの協議はしてみたいというふうに考えております。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
------------------------------------------------------
△ 日程第14議案第10号・日程第15議案第11号
日程第16議案第12号・日程第17議案第13号
日程第18議案第14号・日程第19議案第15号
日程第20議案第16号・日程第21議案第17号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第14から日程第21までの令和4年度各会計補正予算議案8件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました令和4年度出水市一般会計補正予算(第11号)ほか7会計に係る補正予算について、一括して提案理由を説明いたします。
まず、一般会計補正予算(第11号)について、説明いたします。今回の補正は、事務・事業費の確定見込み等による調整や人事異動等に伴う給与費の調整のほか、国庫補助金の過年度精算返納金の新規計上、特別会計への繰出金等の調整、財源変更など、それぞれ所要の予算措置を講じようとするものであります。なお、指定管理施設に係る管理運営委託料については、指定管理者との協議に基づく修繕料等の精算のほか、エネルギー価格高騰により増加している電気料に対する補塡を行うこととし、所要見込額を計上しております。
また、これまでの補正予算と同様に、新型コロナウイルス感染症対策に伴い、会議等が中止となったものなどについて、不用額を減額しているところです。これらのほか、新規計上事業など、主なものについて、第1条の歳入歳出予算の補正の歳出から説明いたします。
25ページ、第2款総務費、総務管理費のツルと歴史のまち応援基金積立金及びいずみみらい基金積立金では、寄附金の増加が見込まれるため、収入見込額に合わせて、それぞれ調整いたしました。また、企画費の地域活性化事業費では、地域生活に不可欠な路線バスの維持のため、南国交通株式会社の運行実績に基づきまして、地域間幹線系統確保維持費補助金を新規計上し、27ページのふるさと納税事務費では、先ほど申し上げました寄附金の増加を見込み、贈呈用特産品代に係る報償費等の所要見込額を追加計上いたしました。
次に31ページ、第3款民生費、老人福祉費の地域介護基盤整備事業費補助金では、小規模多機能型の居宅介護事業所のない3地区において、新たに施設整備を行う事業者を募集しておりましたが、そのうち2地区については事業者からの応募がありませんでしたので、補助金を減額しております。
続きまして、37ページ、第6款農林水産業費、農業費の県営水利施設整備事業負担金では、令和3年度の大雨により被災しました嶽ダムの管理道路のり面復旧工事に係る負担金を新規計上し、林業費の有害鳥獣防除事業費では、イノシシ・シカ等の捕獲件数の増加により、捕獲補助金を追加計上しました。また、森づくり推進基金積立金では、本年度に譲与されます森林環境譲与税の一部については、森林経営に関する森林所有者への意向調査などの経費に活用していますが、譲与税の使途の明確化及び今後の森林整備等に係る事業の着実な執行と財源管理を行うため、その執行見込額を勘案して、残額を積み立てようとするものです。
続きまして、45ページ、第12款公債費、市債定時償還元金及び利子では、令和3年度事業分の借入額の確定により、それぞれ調整しております。
以上が歳出の概要でありますが、これに対します歳入としましては、ツルと歴史のまち応援基金寄附金等の増加による寄附金の追加計上のほか、地方交付税、国・県支出金、繰入金、市債等を調整しました。なお、国庫支出金については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を追加計上し、対象事業費への充当及び財源変更をいたしました。
次に6ページです。補正予算第2条の繰越明許費の補正は、地域介護基盤整備事業費補助金ほか4件について、年度内の事業完了が見込めないことや、所要の工期確保等の関係から繰越明許費を設定するものです。なお、橋梁維持補修補助事業では、小木場2号橋及び六月田橋について、今年度補修設計業務を実施しておりますが、事業費の調整により、引き続き、前倒しで補修工事に取りかかることとしましたので、繰越明許費を設定しております。
また、補正予算第3条の債務負担行為の補正は、秘書窓口業務委託及び情報発信アプリ予約機能使用料について、期間及び限度額を設定するものであります。
続きまして、7ページから8ページまでの補正予算第4条の地方債の補正は、合併処理浄化槽設置整備事業ほか4件の借入限度額をそれぞれ変更し、現年発生林業用施設単独災害復旧事業を廃止しようとするものです。なお、本条による補正後の市債の現在高は、予算説明書49ページの資料のとおりとなるものであります。
以上が本補正予算の概要でありますが、今回の補正額は3億3,160万7,000円の減額で、これにより予算規模は300億112万2,000円となるものです。
次に、一般会計補正予算(第12号)について、説明します。
今回の補正は、小学校トイレの洋式化、乾式化により、早期に学校環境の改善を図るための改修費のほか、10月に開催されますかごしま国体に向け、早期着工が必要な関係施設の整備等に係る経費について、それぞれ所要の予算措置を講じようとするものであります。
補正予算第1条の歳出では、予算書15ページ、第8款土木費、都市計画費の出水駅周辺都市計画施設管理費では、かごしま国体で本市の玄関口となります出水駅において、東西自由通路の軒先に経年劣化が見られますので、鉄骨の塗装に係る工事委託費を新規計上しました。
また、第10款教育費の小学校施設整備事業費では、国の補助事業を活用し、大川内小学校ほか3校のトイレ洋式化等に係る改修工事費を新規計上し、保健体育費の社会体育施設維持補修費では、本年10月に開催されますかごしま国体に向け、野球場の屋外投球練習場整備工事費を新規計上いたしました。国体も含め、スポーツ合宿や各種野球大会などで利用いただける施設として、整備するものであります。
以上が歳出の概要でありますが、これに対します歳入としましては、国庫支出金及び市債を追加計上し、地方交付税を調整いたしました。
次に5ページ、補正予算第2条の繰越明許費の補正は、出水駅東西自由通路軒先鉄骨塗装工事委託ほか2件について、年度内の事業完了が見込めないことや、所要の工期確保等の関係から、繰越明許費を設定するものであります。
また、補正予算第3条の地方債の補正は、小学校大規模改造事業を追加するもので、本条による補正後の市債の現在高は予算説明書17ページの資料のとおりとなります。
以上が、本補正予算の概要でありますが、今回の補正額は1億970万円の追加で、これにより予算規模は301億1,082万2,000円となるものです。
次に、後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、説明いたします。
歳出の後期高齢者医療広域連合納付金では、確定見込みにより調整し、歳入では後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金を調整しました。今回の補正額は269万円の追加で、これにより予算規模は8億2,493万4,000円となるものです。
次に、介護保険特別会計補正予算(第6号)について、説明いたします。
歳出の総務費では、認定調査費の確定見込みにより調整し、保険給付費では国庫支出金の追加交付による財源変更をしました。また、地域支援事業費の高齢者給食サービス事業費では、利用者の増加により所要見込額を追加計上しましたほか、介護予防ケアマネジメントサービス事業費では、ケアプラン作成委託料等の確定見込みにより調整し、介護給付費準備基金積立金では、基金積立金を調整いたしました。
これに対します歳入では、介護保険料、国・県支出金、及び一般会計繰入金を調整しました。
今回の補正額は164万1,000円の減額で、これにより予算規模は63億5,779万5,000円となるものです。
次に交通災害共済特別会計補正予算(第2号)について、説明いたします。
歳出の事業費では、交通災害共済見舞金の確定見込みにより調整し、積立金では所要見込額を追加計上しました。これに対します歳入では、事業収入を調整いたしました。今回の補正額は34万円の減額で、これにより予算規模は1,768万3,000円となるものであります。
次に、水道事業会計補正予算(第6号)について、説明します。
今回の補正は、決算見込みによる所要の調整のほか、エネルギー価格高騰により増加している電気料の調整を行おうとするものであります。
補正予算第2条の収益的収入及び支出の支出では、人事異動及び賞与引当金等の繰入額の確定見込みにより、給与費を調整しましたほか、エネルギー価格高騰により電気料を調整し、第3条の資本的収入及び支出の収入では、決算見込みにより企業債を調整いたしました。
また第4条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費については、職員給与費を調整いたしました。
今回の補正により、収益的収入及び支出の支出で、599万5,000円を追加し、予算規模は7億7,528万3,000円となり、また資本的収入及び支出の収入で450万円を減額し、予算規模は1億4,370万7,000円となるものであります。
次に下水道事業会計補正予算(第5号)について、説明いたします。
今回の補正は決算見込みによる所要の調整のほか、エネルギー価格高騰により増加している電気料の調整を行おうとするものであります。
補正予算第2条の収益的収入及び支出の収入では、営業外収益において、事業費の確定による国庫補助金の調整のほか、長期前受金戻入額を調整しました。
支出では、営業費用においてエネルギー価格高騰により電気料を調整しましたほか、給与費、委託料、減価償却費、資産減耗費を調整し、営業外費用において企業債利息を調整しました。
第3条の資本的収入及び支出の収入では、事業費の確定見込みにより企業債、国・県補助金、工事負担金を調整し、支出の建設改良費では確定見込みよる調整のほか、企業債償還金を調整いたしました。
第4条の企業債では、建設改良事業の限度額を調整し、第5条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費についても、職員給与費を調整しました。
今回の補正により、収益的収入及び支出の下水道事業収益で、292万4,000円を追加し、これにより予算規模は16億4,394万2,000円となり、下水道事業費用で649万5,000円を追加し、これにより予算規模は16億3,658万3,000円となり、また資本的収入及び支出の資本的収入で、261万7,000円を減額し、これにより予算規模は7億7,926万4,000円となり、資本的支出で325万5,000円を減額し、これにより予算規模は12億2,556万8,000円となるものであります。
次に病院事業会計補正予算(第6号)について、説明いたします。
今回の補正は収入支出の決算見込みにより、所要額等の調整を行うものであります。
まず、第2条の業務の予定量では、外来患者数を調整いたしました。
第3条の収益的収入及び支出の収入では、医業収益において、業務の予定量の変動に伴い、外来収益を調整し、医業外収益において、新型コロナウイルス感染症に係る入院病床確保やワクチン個別接種促進支援事業などに係る補助金の収入見込額を計上しましたほか、退職給付引当金戻入額を調整いたしました。また、支出では医業費用において、給与費、材料費及び経費を調整し、医業外費用において貸倒損失及び雑損失を調整しました。
第4条の資本的収入及び支出の収入では、本年度に整備した超音波診断装置が新型コロナウイルス感染症に係る補助金の対象となったことに伴い、その財源を企業債から県補助金へ変更しましたほか、支出では確定見込みにより建設改良費を調整いたしました。
第5条の企業債では、建設改良事業の限度額を調整し、第6条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましても、職員給与費を調整いたしました。
今回の補正により、収益的収入及び支出の病院事業収益で4億2,272万5,000円を追加し、これにより予算規模は59億7,630万2,000円となり、病院事業費用で2,316万5,000円を追加し、これにより予算規模は55億2,942万1,000円となり、また資本的収入及び支出の資本的収入で1,880万円を減額し、これにより予算規模は4億2,861万6,000円となり、資本的支出で1,881万円を減額し、これにより予算規模は7億3,452万2,000円となるものであります。
以上が一般会計補正予算(第11号)ほか、7会計の補正予算に関する説明でございます。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) ここで暫時休憩いたします。再開を午前11時15分とします。
午前11時01分 休 憩
午前11時15分 再 開
○議長(田上真由美議員) 再開いたします。休憩前に引き続き、会議を続行いたします。
議案第10号令和4年度出水市一般会計補正予算(第11号)に対する質疑を許します。
○16番(杉本尚喜議員) ただいま議題となっております議案第10号出水市一般会計補正予算(第11号)につきまして、お伺いさせていただきます。
11号補正によりますと、意外と施設に関わる経費、エネルギーの価格高騰による電気料の補塡分とか、結構これが目立ってまいります。これにつきまして、今の状況でいきますと、これ以上はもう上がらないという高止まりのところが、まだ全く見えない状況でございます。従いまして、この価格高騰がずっと進んでいけば、当然、施設の使用料、これにも影響があると思われるんですけれども、その辺の見解はいかがでしょうか。
○青﨑譲二企画政策課長 施設の使用料についての見直しについては、現段階では考えていないところです。
○16番(杉本尚喜議員) 施設の使用料については、現段階では考えていない。影響がないんじゃないかというふうな認識にあるんですが、であれば、やはり今後どういう形でこの電気料が高止まりするのかというのが全く見えない状況でありますので、電力会社との協議というのは考えていらっしゃいますでしょうか。
○青﨑譲二企画政策課長 個別に電力会社との協議ということだと思いますが、令和5年度当初予算で計上しております地域エネルギー会社のほうから、九電の標準メニュー並みの価格で供給できるようにしたいと考えているところでございます。
○18番(中嶋敏子議員) 一般会計のこの予算書の中で、会計年度任用職員の給与について、確定見込みによる調整ということで各所に出てくるわけですけれども、総額で1,897万4,000円ですかね、特に保育所関係なんかは889万3,000円とかですね、そういう減額の補正で示されているんですけど、それぞれ理由があるのかなと思いますので、よかったらお答えください。
○高口悟こども課長 保育所の関係でお答えいたします。
まず、保育士の会計年度任用職員の給与について減額で調整をしたところだったんですけれども、当初3人の募集をかけておりましたが、現在2人採用ができたところでございまして、1人につきましては1月からということもありましたので、残りのほうを確定見込みで減額したところでございます。
○山元周作総務課長 人事管理費で396万2,000円の減額となっておりますが、こちらのほうは病休代替、あるいは産休・育休代替の会計年度任用職員の減額となっております。
○駒壽ひとみ文化スポーツ課長 市民プールの会計年度任用職員ですけれども、11人の募集に対して9人の採用だったことから、2名減の給料を削減したところでございます。
○田口保商工観光課長 シティーセールス推進費の中の会計年度任用職員の確定見込みですが、こちらは地域おこし協力隊員の募集を行っていたところですが、今のところ採用に至っていませんので、4月から1月分の減額をしているところです。
○18番(中嶋敏子議員) それぞれ答えていただきましたけれども、なかなか募集しても応募者がなかったとか、そういう答弁が多かったかと思うんですけれども、それで事業は成り立っていっているのかですね、今後の見通しも含めて、もし分かれば教えてください。
○高口悟こども課長 保育園に関して、お答えいたします。
保育園のほうにつきましては、入所児童数の調整も行いながら、安全な体制がしける体制を取っておりますので、本年度については特に支障はなかったところでございます。
○山元周作総務課長 人事管理費につきましては、予備分も含めた形で要求をしておりますので、産休・育休代替、あるいは病休職員が見込みよりも少なかったということでございます。
○駒壽ひとみ文化スポーツ課長 市民プールの監視員につきましては、現在の9人で回しておりますので、特に支障はなかったと考えております。
○田口保商工観光課長 商工観光課の分につきましては、地域おこし協力隊員の募集で、そこの分の減額になりますが、特に支障は出ていないところです。
○12番(吉元勇議員) 37ページの嶽ダムののり面復旧工事ですが、これの工事に関する特記仕様書、高尾野川内水面漁協への説明を盛り込んだ仕様書になっているかどうか、確認しておきます。何らかに嗅ぎつけていかれるもんですから。
○揚松智幸農林水産部長 これは県の事業になりますので、出水市としては、そこは把握しておりません。
○12番(吉元勇議員) 同じく、37ページの有害鳥獣防除事業費ですが、江内地区のほうから私のほうに、この鳥獣被害のほうがすごくあるということで、捕獲隊というか実施隊のほうの活動、江内には大御所がいらっしゃるので、あまりお任せしたいと思いますが、この辺の実施隊、捕獲隊の動き、この減額予算と何か関係があれば、説明できる点があれば。江内がなかなか鳥獣被害の割には出動が少ないとか、そういった面も含めて、江内方面、何か活動がなかなかないとか、説明ができる点がありますかね。
○揚松智幸農林水産部長 有害鳥獣駆除については減額はしておりませんので、増額補正をお願いをしております。
○12番(吉元勇議員) 増額ですが、江内地区のほうの活動が増えているといったような認識があるか、どうか。
○揚松智幸農林水産部長 江内だけでなく、他のところも、結構被害のところがあったりしますので、江内も実際に、先週も実際に行っております。
○20番(髙崎正風議員) 議案第10号の一般会計補正予算の第11号ですが、25ページの企画費の中で、地域間幹線系統確保維持の補助金、南国交通ですが、今回2,200万円ちょっとですが、約8,000万円の補助になるわけですが、この中の収入は幾らあるのか、分かっていたら教えていただきたいと思います。
○戸﨑基夫くらし安心課長 この地域間幹線系統確保維持費補助金ということで、歳入があるかということでございますけれども、これは交付先が南国交通株式会社ということで、このほかに国・県の補助金もございまして、これはこの幹線が走っております出水市分の補助分ということですので、歳入はございません。
○13番(土屋工吉議員) 予算書は8ページの地方債の補正の2の廃止という、林業の施設単独災害復旧事業、13ページの歳出になると、特定財源の市債の2,140万円減額補正とあるんですが、この具体的な、こういうふうに制度が変わりますとか、そういう説明はないんですかね。ちょっと素人的な質問ですが、お願いします。
○大田直子財政課長 起債の廃止について、お答えします。
今回、現年発生林業用施設単独災害復旧事業費ですが、減額ということになっております。予算書の23ページを見ていただきますと、市債のページになります。市債の一番最後になります。災害復旧費でございます。林業用施設(単独)ということで、林道北薩1号線につきまして、減額をするものになります。
今回、単独から補助事業への切り替えを予定をしておりまして、単独の起債について減額するものになります。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第11号令和4年度出水市一般会計補正予算(第12号)に対する質疑を許します。
○12番(吉元勇議員) 先週の全協でいろいろと説明をいただきましたので、改めて質疑いたします。
全協でも質疑がありましたけれども、15ページの出水駅周辺都市計画施設管理費、東西通路の件ですが、おれんじ鉄道に工事を委託するということですけれども、出水市が発注分です。先月、川内川の鉄橋で同じような工事だと思いますけれども、死亡事故が発生しておりますが、これも同じように線路の電線の上の作業ですが、安全に対する話というのは、改めて市からも発注者として委託先のおれんじ鉄道には申入れをすべきだと思いますが、どのようなお考えでしょうか。
○小原一郎建設部長 当然、おれんじ鉄道の敷地の中ですので、おれんじ鉄道のほうに委託工事をしていただくところなんですけれども、言われたように、川内で昼間ですね、塗装の作業をしていて感電されたというようなことも聞いております。今回の工事におきましては、営業がされていない夜中に塗装等をされるようなことで話をしておりますので、夜中の0時から4時の区間とかいうようなことで聞いておりますので、安全は十分確保されるものと考えているところです。
○12番(吉元勇議員) 全協でも質疑がありましたけれども、同じ予算ですけれども、50平米で1,570万円と。足場とかいろいろとあると思うんですけれども、ちょっとこの1,570万円の工事のこんなにかかる根拠と、あとはこれはいわゆる1,570万円という、塗装業界においては大きいお金です。これを例えば2つの工区に分けて、いわゆる工事実施先が2社にするとか、そういったことの説明ができる点があれば、お願いしたいと思います。
○小原一郎建設部長 委託費用のほうが高いんじゃないかというようなことなんですけれども、先ほどもお話しましたように、作業時間というのが夜中の0時から朝方4時まで、そしてかつ、貨物列車が通っている時には2時から4時までというようなところで、すごく短い時間帯でしか作業ができない。かつ、営業時間には支障をするようなものは、足場とかそういうものは撤去しなきゃいけない。そして、また作業をするときには設置してというようなことで、作業時間がとにかく短いというようなことで聞いております。そのようなことで、費用もかかりますし、かつ列車見張員であったり作業員であったり、所定の安全を確保するための、そういうのも配置しなければいけないというようなことで言われておりますので、費用的に高くなるものと考えております。
○議長(田上真由美議員) 業者委託を2社とかにできないのかというのもありましたが。
○小原一郎建設部長 一括して、取りあえずおれんじ鉄道の施設にお願いしますので、おれんじ鉄道以外の方ができないと思いますので、おれんじ鉄道の見張員であったり、そういう方が別の塗装業者にお願いすると。全ての責任をおれんじ鉄道のほうで管理協定を結びまして、作業のほうをしていただくということになりますので、おれんじ鉄道と2つに分けて工事のほうを委託するとかいうような、年度が替われば、そういうこともあるんでしょうけど、同じ年度の中ででは、同じ工種のものを一括してお願いするしかないと考えているところです。
○12番(吉元勇議員) 15ページ、小学校施設整備事業費のトイレの洋式化ですが、これも8,500万円という大きなお金です。発注方法としては、学校単位でいくのか。例えば、工事内容としては建築、電気設備、給排水設備という形になりますが、工事種別でいくのか、やっぱり幾らかに分けて発注するというのが地元事業者に対しての配慮だと思いますが、これの工事の発注の分け方、どのような考えでしょうか。
○住吉祐一教育総務課長 現在の計画では、学校ごとに建築改修工事、電気設備改修、給排水設備、3つに分けまして、学校ごとに発注する計画でございます。
○12番(吉元勇議員) 社会体育施設維持費、野球場の屋外投球練習場整備事業ですけど、これは合宿においては、臨時的にマウンドをつくって、それについては合宿をする者の費用で賄っております。ということは、これをつくるということは、その分が要らないということは利用者にとってはいいんでしょうけれども、これを今後使い方としては、お金を例えば、もう国体が終わって、合宿がないときは市民の野球関係者が使うと思うんですけど、使用料関係はどのように考えていますか。
○松井勉ラムサール・文化スポーツ統括監(部長級) 現在のところは、使用料の設定は検討しておりませんで、一般の方も設置後は自由に使えるような運用を考えております。
○議長(田上真由美議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第12号令和4年度出水市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第13号令和4年度出水市介護保険特別会計補正予算(第6号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第14号令和4年度出水市交通災害共済特別会計補正予算(第2号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第15号令和4年度出水市水道事業会計補正予算(第6号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第16号令和4年度出水市下水道事業会計補正予算(第5号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に議案第17号令和4年度出水市病院事業会計補正予算(第6号)に対する質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) この中身を見てみますと、出水総合医療センターについては医業外収益の補助金等もあってプラスの補正になっておりますけれども、高尾野診療所と野田診療所を見たときに、高尾野のほうが30%近い減収になっているわけですが、それに比べて野田は14.4%ぐらいですかね、この原因と今後の見通しについて、お答えできればお願いします。
○福濱敏郎出水総合医療センター事務部長 高尾野につきまして、やはり患者数の減というのが主な要因でございます。単価につきまして、当初、ちょっと見込みが大きかったというのも一つありまして、その両方から高尾野につきましては減額補正とさせていただきました。
また、今後につきましては、在宅とかそのあたりに力を入れて、単価が上がるように努力していきたいと考えております。
○18番(中嶋敏子議員) ここについては、これまでも何回か指摘をしたり、そしてそういう取組もしたいというふうには、ずっと答弁されてきたと思うんですけど、なかなか改善されてきてないんですけれども、今後も今おっしゃったような見通しとしては、どうにかできていくというふうにお考えなんでしょうか。
○福濱敏郎出水総合医療センター事務部長 おっしゃるように、以前からそういう御指摘を受けております。しかし、単価につきましては、以前からすると上がってきている状況でございます。
○議長(田上真由美議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
------------------------------------------------------
△ 日程第22議案第18号・日程第23議案第20号
日程第24議案第21号・日程第25議案第28号
日程第26議案第29号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第22から日程第26までの条例議案等5件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について、ほか4件の提案理由を説明いたします。
まず、出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例等の一部を改正する条例の制定について説明いたします。
本案は、家庭的保育事業者等に対する利用乳幼児等の安全確保に関する措置等について基準省令の一部改正がありましたので、条例の規定を改めるものです。
それでは、改正の内容について説明いたします。
まず、第1条の改正では、家庭的保育事業者等について、利用乳幼児の安全確保のため、安全計画の策定等並びに自動車を運行する場合の点呼等による所在確認及び送迎に使用する自動車へのブザー等の設置を義務づけ、社会福祉施設等を併せて設置している場合のインクルーシブ保育を可能とするための設備・人員基準を緩和するとともに、児童福祉法における懲戒権の行使に関する規定の削除に伴い、権限の濫用禁止の規定を削除し、感染症及び食中毒の予防及び蔓延防止を図るための衛生管理等の必要な措置の明確化するものであります。
次に、第2条の改正では、認定こども園及び保育所について、家庭的保育者等と同じく、懲戒権の濫用禁止に関する規定を削除するものであります。
次に、第3条の改正では、放課後児童クラブについて、児童の安全確保のため、安全計画の策定等及び自動車を運行する場合の点呼等による所在確認を義務づけ、災害時等における業務継続計画を策定するよう努めることとし、感染症及び食中毒の予防及び蔓延防止を図るための衛生管理等の必要な措置の明確化を行うものであります。
附則でありますが、附則第1項では、この条例の施行期日を定め、附則第2項及び第3項では、この条例の施行に伴う経過措置を定めております。
次に、出水市附属機関の設置に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明いたします。
本案は、2つの附属機関を設置し、1つの附属機関の名称等を改めるため、所要の改正を行うものです。
まず、「出水市観光基本計画審議会」は、出水市観光基本計画の策定及び変更をするに当たり必要な事項等の調査及び審議を行うため、新たに市長の附属機関として設置するものであります。
次に、ラムサール条約の登録に向け、協議を行ってきた「出水市ラムサール条約登録推進協議会」を、登録後の活動、施策について協議する「出水市ラムサール条約保全・利活用推進協議会」に名称を改めるとともに、所掌事務の一部を見直しております。
次に、「出水市上下水道事業審議会」は、水道事業について調査及び審議するための審議会を、公営企業の経営の効率化を図るため、現在、下水道事業の管理者の権限を行う市長の附属機関として設置している「出水市下水道事業審議会」と併せて、水道事業及び下水道事業の管理者の権限を行う市長の附属機関として新たに設置するものであります。
附則ですが、この条例は、本年4月1日から施行するものであります。
次に、出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明いたします。
本案は、県国民健康保険運営方針において、国民健康保険税率を令和5年度までに資産割を除く所得割、均等割、平等割の3方式で標準的な賦課割合にすることが定められており、本市では段階的に見直しを行い、令和5年度で3方式へ移行することとし、また、国民健康保険事業費納付金に必要な税額を確保するため、所要の改正を行うものです。
それでは、主な改正の内容について説明いたします。
まず、第3条の改正規定は、基礎課税額の所得割を0.7%引き下げるものです。
次に、資産割を廃止するため、第4条、第7条及び第9条を削除します。
次に、第5条及び第5条の2の改正規定は、基礎課税額の均等割を1,500円、平等割を1,500円引き下げるものです。ただし、特定世帯の平等割については750円、特定継続世帯の平等割については1,125円引き下げることとしております。
次に、第6条、第7条の2及び第7条の3の改正規定は、後期高齢者支援金等課税額について、所得割を0.5%引き上げ、均等割を2,000円、平等割を1,000円引き上げるものであります。ただし、特定世帯の平等割については500円、特定継続世帯の平等割については750円引き上げることとしております。
次に、第8条及び第9条の2の改正規定は、介護納付金課税について、所得割を0.1%、均等割を1,000円それぞれ引き上げるものです。
次に、第23条の改正規定は、中低所得世帯に係る7割・5割・2割及び未就学児に係る均等割の法定軽減額を改正するものであります。
以上が主な改正内容であり、そのほか、引用条文等の整理等を行っております。これらの改正による影響は、年間平均対前年比で1人当たり1,171円、1世帯当たり1,872円の減となる見込みです。なお、この改正案については、本年1月18日に開催された出水市国民健康保険運営協議会において、全会一致で御承認いただいたところであります。
附則ですが、附則第1項では、この条例の施行期日を定め、附則第2項では、適用区分を定めております。
次に、辺地に係る公共的施設の総合整備計画の策定について提案理由を説明いたします。
本案は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律第3条第1項の規定に基づき、辺田辺地に係る簡易水道施設の総合整備計画を策定するものであります。辺田辺地においては、簡易水道施設の送配水管の老朽化による断水が度々発生し、地域住民の生活に影響が生じていることから、老朽化した送配水管を更新しようとするものであります。なお、本計画の期間は、令和5年度から令和6年度までの2年間であります。
次に、第3次出水市男女共同参画計画の策定について、提案理由を説明いたします。
本案は、男女共同参画社会基本法第14条第3項及び出水市男女共同参画推進条例第10条第1項の規定に基づき、本市における男女共同参画社会の形成に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための基本計画を定めるもので、現行の計画期間が今年度で終了することから、令和5年度から令和9年度までを計画期間とする第3次出水市男女共同参画計画を策定しようとするものであります。
計画は、国の第5次男女共同参画基本計画を勘案し、第1章から第4章で構成されております。第1章では、計画の基本的な考え方を示し、第2章では、社会情勢等の変化や国、県及び市の主な動きなどの計画策定の背景を示し、第3章では、本市における男女共同参画社会の形成を促進するため、様々な分野にわたる関連施策を男女共同参画の視点に立って総合的に展開するための7つの重点目標を定め、第4章では、関係機関との連携や市民、事業者との協働による取組を掲げた計画の推進体制を示しております。また、同計画の一部を女性の職業生活における活躍の推進に関する法律第6条第2項に定める市町村推進計画とし、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律第2条の3第3項に基づく市町村基本計画として位置づけております。
なお、本市は、令和5年度でのSDGs未来都市選定を目指しておりまして、SDGsの5番目の目標である「ジェンダー平等を実現しよう」の達成に向け、市民一人一人の人権や多様性が尊重される環境づくりに努めるとともに、パートナーシップ制度導入などの準備を進めているところであります。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で提案説明が終わりました。
これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは議案番号を示していただき、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いします。なお、質疑回数は4回以内といたします。
質疑を許します。
○12番(吉元勇議員) 議案第29号の男女共同参画計画の策定ですが、市長の提案説明の最後にパートナーシップ制度のお話がございました。私もこれについては議会で取り上げ、先進地である指宿市あるいは鹿児島市のほうを調査しておりますが、この計画書の中にはパートナーシップ制度のことが、ちょっと僕が見る限り出てこなかったんですが、市長の説明ではパートナーシップ制度のことを出水市も進めていくような説明で、そういうふうに捉えたんですが、計画はありますかね。
あるいは、出水市としてはパートナーシップ制度の導入に向けて、例えば令和6年度を目標に進めるとか、そういった説明ができるような計画の策定になっていますかね。ちょっと、その策定の内容と市長の説明とのギャップがあるように感じたものですから、説明できる点があればお願いしたい。
○青﨑譲二企画政策課長 パートナーシップ制度の導入につきましては、本計画の重点目標の5番目に、多様性を尊重する環境の整備というところを、前回の計画から追加したほか、重点目標1の施策の方向に、性の多様性についての理解促進というところを掲げたところでございます。
○12番(吉元勇議員) いつぐらいから導入の説明がなかったということは、まだ具体的なことじゃないのかなという気がしますが、ちょっと教育行政に伺います。
このジェンダーフリーの観点から、男女混合名簿の導入を教育行政、いわゆる学校現場の導入を提案し、令和4年度から出水市内の小・中学校、公立学校は義務教育学校も含めて導入しておりますが、議会でも取り上げましたけれども、実際、学校現場は導入は進んだけれども、各教員の意識が低いのか、よく聞いてみると「男子こっち並んで、女子こっち並んで」とういうのを、まだ使われております。その辺の学校への、この中の計画書にも書いてありますけれども、教育行政の中で、この男女共同参画の観点から、ジェンダーフリーを求める、いわゆる男女混合名簿の導入の効果を、どのように今後進めていくのか、説明いただきたいと思います。
○溝口雄二教育部長 先ほど吉元議員からもありましたが、男女混合名簿につきましては令和4年度から全て導入をしておりますので、その点を含めまして今後も趣旨に従って指導していきたいと考えております。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっています条例議案等5件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。なお、付託された議案で自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について、質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨、お伝えおき願いたいと存じます。
ここで暫時休憩といたします。再開を午後1時といたします。
午前11時57分 休 憩
午後1時00分 再 開
○議長(田上真由美議員) 再開いたします。休憩前に引き続き、会議を続行いたします。
------------------------------------------------------
△ 日程第27議案第1号・日程第28議案第2号
日程第29議案第3号・日程第30議案第4号
日程第31議案第5号・日程第32議案第6号
日程第33議案第7号・日程第34議案第8号
日程第35議案第9号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第27から日程第35までの令和5年度各会計予算議案9件を一括して議題とします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 令和5年出水市議会第1回定例会が開催されるに当たり、市政運営の基本方針及び主要な事業について所信の一端と施策の大綱を申し上げます。
私が、昨年4月の選挙におきまして市民の皆様方の御支援と御信任をいただき、引き続き市政運営の重責を担わせていただきましてから、間もなく1年が経過しようとしております。さらなる安心のまちづくりへのチャレンジに向けて決意を新たにし、就任以来、一貫して、市民に信頼され安心できる市政を目指し「市民が主人公」を基本とした「明るくまっすぐな安心できる市政」の実現に向け、全力で取り組んでまいりました。
また、出水市の5年後、10年後、またその先の輝かしい未来の姿を描きながら「安心のまちづくり」の実現に向けた「こどもの安心」「いのちの安心」「くらしの安心」の3つの安心の実現を推進するため、これまで折に触れ、職員に対して市政執行への姿勢をキーワードで示し、意識改革も図ってまいりました。
令和5年度は「ATGZ+SS」でございまして、ATGZというのは、これまでも申し上げてきましたけれども、明るく、楽しく、元気よく、そして情熱を持ってという意味でございますが、これに2つのSを加えまして、1つ目のSは市民の皆様の幸せに向けてということでございます。2つ目のSは責任感を持ってということで、成し遂げるという責任感を持って取り組みましょうということで、このキーワードを、初心、原点に返り「市民が主人公」を基本とした「市民が納得できる透明性の高い、そしてしがらみのない市政」「市民が将来に夢と希望が持てる明るい市政」「市民の心にまっすぐな市政」「市民に信頼され安心できる市政」それでトータルして、「明るくまっすぐな安心できる市政」に努めることが重要であることを職員共々再認識しながら、職務を進めることとしております。
今後においても、時代の激流の中、信頼される市政の実現には、市民の皆様の思いを受け止め、酌み取ることが市政において最も大事なことであるということを念頭におき、職員の意識改革を図りながら、市民福祉の向上、市勢発展のため、常に新しいことに勇気を持ってチャレンジしてまいりたいと考えております。
ここで、昨年の出来事を振り返ってみますと、新型コロナウイルス感染症の第6波による年明けからのまん延防止等重点措置が徐々に解除され、経済社会活動が正常化に向かう中で、2月のロシアのウクライナ侵攻を背景とする原材料価格の上昇や、急激な円安によるエネルギー価格や日用品等の値上げの影響が、コロナ禍における経済活動の再開に向け動き出した市民生活に大きな影響を与え、国はもとより市としましても、これまでの生活支援・地域経済対策に加えて、原油価格・物価高騰対策を行ってきたところであります。
また、11月に入り、ツルや家禽に高病原性鳥インフルエンザが発生し、本市の重要産業であります養鶏業においては、9例が連続して発生するなど、累計で約120万羽の家禽を殺処分せざるを得ない状況となりましたが、県主導のもと、自衛隊、関係機関の御協力をいただきながら、市職員一丸となり、延べ市職員1,500人の動員により未曽有の危機に対応してまいりました。
鳥インフルエンザの影響で観光客の減少が危惧されたところですが、ラムサール条約湿地登録に伴う利用調整事業による入域ルートの特定や消毒の徹底により、ツル観察センターも、ありがたいことに元日から多くの方々においでいただいておりました。関係者の皆様に対しまして改めて感謝を申し上げますとともに、今後も警戒を緩めず適切に対応してまいります。鳥インフルエンザ対策も含めた、災害発生時の迅速果断な初動対応の必要性・重要性を再認識したところでございまして、常日頃からの災害対策に備えてまいりたいと考えております。
このほか、冬季オリンピックやサッカーワールドカップをはじめとするスポーツ界での日本人選手の活躍も多くございましたが、本市出身や本市にゆかりのあるアスリートの活躍も多く聞かれます。スポーツといいますと、延期になっておりました、燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会が、いよいよ本年10月7日から17日の11日間の日程で開催されます。本市におきましても、10月8日から16日までの9日間、正式競技の弓道・軟式野球、特別競技の高等学校軟式野球競技が開催されます。これらに先駆けまして、5月からはエアロビックを皮切りにビリヤード、ターゲット・バードゴルフのデモンストレーションスポーツも開催されます。これまで、本大会の開催に向け、会場となる施設など着々と準備を進めております。全国から本市にいらっしゃる選手の方々、関係者の方々が出水に来てよかったと思えるよう、市一体となり「オールいずん」でおもてなしできればと考えておりますので、市民の皆様方の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
ここで、国の令和5年度予算案を見ますと、予算編成の基本方針におきましては、令和4年度第2次補正予算と合わせ、足元の物価高を克服しつつ、経済再生の実現に向け、人への投資や成長分野への投資などにより、新しい資本主義を加速させるなど、社会課題の解決に向けた取組を成長のエンジンへと転換することで、経済を持続可能で一段高い成長経路に乗せていくことを目指し、一般会計の総額は前年度比6.3%増の114兆3,812億円となり、過去最大の規模となっております。
また、令和5年度の地方財政計画では、計画全体の規模は、前年度比1.6%の増となっておりまして、地方税等が増収となる中で出口ベースの地方交付税は、18兆3,611億円と前年度比1.7%の増となり、地方交付税を補塡する臨時財政対策債は9,946億円と前年度比44.1%の減となっております。これらを受けまして、本市の令和5年度当初予算案では、地方交付税を約85億9,000万円、臨時財政対策債を1億円計上したところでございます。
市長就任以来の「市民が主人公」を基本とした「安心のまちづくり」への取組でございますが、これまでの取組を振り返ってみますと、市内全ての小・中学校及び幼稚園の空調設備整備や、光ブロードバンド整備と一体となったギガスクール構想の実現、子育て支援室「にじいろ」の充実、公立幼稚園給食提供事業に加え、小・中学校給食費助成事業など、将来の出水を担う子供たちを産み育てる環境の整備と、ふるさと愛に満ちた子供たちを育むための様々な子育て支援施策等を実施してまいりました。
本市のまちづくりを考える上で不可欠となっております南九州西回り自動車道の整備につきましては、既に、六月田地区連続高架橋工事が着工されるなど、早期開通に向け工事が進んでおります。本市におきましても、南九州西回り自動車道に直接アクセスできる地域活性化施設、防災道の駅の整備に向け着実に準備を進め、いよいよ事業化に着手する段階になってきております。
また、陸上競技場の全天候化や屋根付き市民ふれあい広場の整備、総合体育館(マルマエスポーツセンター出水)の空調設備設置のほか、地域資源を活用した稼げる観光地づくりや、観光特産品協会の設立、出水ツルの越冬地のラムサール条約湿地への登録、ラムサール条約湿地自治体認証など、魅力あるわくわくするまちづくりに取り組んでまいりました。そのほか、認証決定に合わせて2050年に二酸化炭素の実質排出量ゼロを目指すゼロカーボンシティ宣言も同時に行い、市民・事業者・行政が一体となり、地球の住人として、環境・経済・社会が調和したSDGsの達成に向け、これまでの取組を加速させるとともに、再生可能エネルギーの地産地消など、私たちにできることに積極的に取り組んでまいります。
新型コロナウイルス感染症対策について申し上げますと、ここ3年にわたり、社会生活に多大な悪影響を引き起こした感染拡大の当初から、市民の皆様には「自分を守り、家族を守り、大切な地域を守るため、一人一人ができることにしっかり取り組み、市民がワンチームになって乗り越えましょう」とお願いしてまいりました。
感染拡大に伴う経済対策につきましても、国の予算と連動しながら、特別定額給付金等の迅速な交付に始まり、消費喚起・生活支援のためのプレミアム付き商品券の発行や、コロナ禍における原油価格・物価高騰等対策のための学校給食物価高騰対策、燃油価格高騰の影響が大きい農業や水産業への緊急支援事業など、少しでも早く支援が届けられるよう努め、議員の皆様方の御理解と御協力をいただきながら予算措置も行い、地域経済の下支えのための経済対策・支援対策を時期を逸することがないよう講じてまいりました。
また、新型コロナウイルスワクチン接種については、医師会など市内医療関係者の皆様に御協力いただき、順調に実施してまいりました。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が、現在の2類相当から季節性インフルエンザと同じ5類に5月8日から移行されることが決定されましたが、4月以降のワクチン接種の具体的な実施体制については、国は3月には方針を決めることとしており、今後の動向を見ながら、これまでと同様に、確実にスピード感をもって進めてまいります。
病院事業についてでありますが、市民の皆様への医療提供体制を確保することは、重要課題であります。救急医療や小児医療などの不採算部門や新型コロナウイルス感染症の重点医療機関の役割を担いつつ、市民の命を守る拠点として、病院事業の健全化に取り組んでおります。
出水市の持つ観光資源等を磨き上げ、将来の出水市を担う子供たちが夢を持ち活躍できるとともに、高齢者が健康寿命を延ばし地域社会でいきいきと活躍できる将来に向け、議員の皆様のお力添えをいただきながら、これまで、多くの種をまいてまいりました。今後も、このまいた種を大きく開花させ、出水市の輝かしい未来を開き、市民の皆様の「しあわせ」という結実のため、出水市の今後10年、20年後の発展を見据え、産業振興や市民福祉の向上に取り組み、出水市の限りないポテンシャルをさらに引き出し、魅力あふれるすばらしい出水市を次の時代を担う子供たちに誇りを持って引き継ぐため、積極果敢に取り組んでまいります。
それでは、令和5年度当初予算として計上いたしました主な事業等につきまして、その概要の説明をいたします。
「安心のまちづくり」の実現に向け、その柱となっております3つの安心のうち「こどもの安心」についてであります。
総合体育館(マルマエスポーツセンター出水)のアリーナ及び2階観客席に空調設備を設置し、熱中症対策などスポーツ利用環境の向上を図り、また、指定緊急避難場所として活用してまいります。大型遊具を備えた親子交流広場や絵本の読み聞かせコーナーも設置し、親子のふれあいや子育て世代の交流の場として、昨年4月にリニューアルオープンした子育て支援室は「にじいろ」と愛称も決まり、好評をいただいておりますが、新たに、保健センターと連携しながら妊娠期から出産・子育て期まで一貫して相談に応じ、サービス等の情報提供を行う伴走型相談支援を行ってまいります。
子育て世帯の経済的支援策としましては、これまでの紙おむつや粉ミルク等の購入に利用できる育児用品購入券や保育・育児等支援サービス等に使用できる妊産婦・子育て応援券の交付による支援のほか、出産や育児の負担が大きい多胎児の保護者の方々への新たな助成制度として、多胎児子育て支援給付金を給付することとしております。
また、高校3年生までの子供を対象としたインフルエンザ予防接種費用への助成につきましては、助成額の上限を2,000円から3,000円に引き上げを行い、子育て世帯の家計負担軽減のための小・中学校給食費の助成につきましても、引き続き実施してまいります。
児童用机・椅子の年次的更新や、市内小・中学校のトイレの洋式化と乾式化を計画的に実施しておりますが、令和6年度の中学校のトイレ改修に向けて設計業務を行い、教育環境の向上に取り組みますほか、鶴の恩返し奨学金貸与事業及び修学資金返還に係る補助制度についても引き続き実施し、若者のUターン及び定住促進を図ってまいります。今後におきましても、郷土愛に満ちあふれた子供たちが伸び伸びと成長できるよう「こどもの安心」への取組を進めてまいりたいと考えております。
次に「いのちの安心」でございます。介護予防のためのこけん塾事業でありますが、市内の各地域において、ころばん体操に取り組まれる団体も年々増え、集いの場として、高齢者が住み慣れた場所で自分らしい暮らしを続けるために必要な介護予防の一翼を担っております。こけん塾立ち上げのための支援員を増員し、通いの場の立ち上げや活動支援体制を確保してまいります。
病院事業におきましては、第二種感染症指定医療機関として、感染症患者の療養環境の整備と安定した医療提供環境を確保してまいります。また、市民の命の安心を守り良質な医療を継続して提供できるよう、市内の医療機関との連携も密にしながら経営改善に引き続き取り組み、経営基盤の強化に努めてまいります。
市道や農道における区画線・防護柵等の交通安全対策のための整備においては、交通量の多い市道等の区画線の補修等を重点的に実施し、さらなる事故防止対策に努めます。また、新たに、河川の流水の正常な機能を維持し、大雨による河川の氾濫の発生を未然に防ぐため、河川しゅんせつ・護岸等改修を行い、河川環境の整備及び保全を図ってまいります。
防災における、自助・共助・公助の体制づくりは重要であり、その中で、自治会における自主防災組織率は100%となっております。その活動をさらに推進していくため、新たに、組織による防災訓練等の自主活動や自治公民館を活用した自主防災避難所の開設経費のほか、エアコン設置や防災資機材の購入費用を助成し、避難しやすい環境づくりを支援してまいります。
次に、「くらしの安心」でございます。屋根付き市民ふれあい広場の整備は9月の完成に向け順調に進んでおり、皆様もお気づきとは思いますが、全貌が少しずつ見えてまいりました。災害時の支援物資の中継基地・ボランティアセンターなどの防災拠点施設としての機能を有し、日常的にはスポーツ利用や熱中症対策としても、子供から高齢者までの全ての市民のふれあいの場となるなど、様々な用途に活用できる多機能型の施設となります。なお、かごしま国体のおもてなし広場や大産業祭のメイン会場としても活用する予定になっております。
南九州西回り自動車道に直接アクセスできる地域活性化施設「防災道の駅」の整備につきましては、令和3年度に実施しました予備設計に基づき、関係機関との協議を重ねながら接続道路の詳細設計に取りかかっております。地元特産品等の販売や休憩所、情報発信施設としての機能だけでなく、防災や家畜伝染病の防疫拠点としての機能を併せ持った施設であり、今後のPFIなど官民連携による整備手法、運営形態の検討に向けた調査を実施いたします。
東光山花見山公園整備におきましても、引き続き、基本構想に基づき令和7年度の完成に向けて、四季折々の花木や草花を、年間を通して楽しむことができる公園整備を進めてまいります。また、蕨島の良好な景観と眺望は、魅力的な観光資源であると考えております。ツルの北帰行も見られる新たな観光スポットとしての活用も見据え、林道蕨島線から野口漁港につながる遊歩道を整備するための基本構想を策定いたします。
みんなで守るふるさと市道・農道管理事業につきましても、市道、農道の除草等を行う団体に対する支援制度や防草対策工事、「花いっぱいプロジェクト」の推進を強化しながら、市民と行政が一体となって環境づくりを進めてまいります。新たに、国道・県道6路線の植栽帯の管理について、県からの権限移譲を受け道路環境保全を行ってまいります。
地域再生可能エネルギー利活用推進事業では、再生可能エネルギーの利活用によるゼロカーボンシティの取組を推進することで、地域の活性化と持続的な発展につなげるため、民間との共同出資による地域エネルギー会社を設立いたします。また、持続可能な農業生産を行っていることが客観的に証明されるGAP(農業生産工程管理)認証の取得を目指す農業生産者を後押しするため、農業認証取得助成制度の創設や、鳥インフルエンザ対策としましては、発生時の初動体制の確保に迅速に対応するため、これまでも予算を確保しておりましたが、昨年の短期間での複数例の発生を受け、予算を増額して備えることとしております。
本市において、企業誘致は市の持続可能な発展に欠かせない要素の一つであり、昨今、国内外から地方への企業進出のニュースが話題となっている中、取り残される自治体にならないためにも、新たな企業の進出や市内企業の規模拡大に備えるための工業用適地調査やラムサール条約湿地に登録されました出水ツルの越冬地や出水麓武家屋敷群などの活用を含めた、新たな観光戦略の推進を図るため、観光基本計画を策定することとしております。
出水麓活性化推進事業におきましては、麓地区の規制緩和により、武家屋敷宮路邸が宿泊施設として開業し、後に続く民間事業体の動きが顕著化してまいりまして、今後の新たな取組を期待しておりますが、講演会やワークショップを開催し、参加者からまちづくりの担い手を発掘・育成する麓まちづくりネットワーク形成事業や、空き家の意向調査を実施するとともに、相談体制を構築することで、利活用を推進する空き家再生・利活用促進事業のほか、麓の景観を守り継いでいくためのルールづくりを行う、まちなみ保全事業を実施し、出水麓の活性化に向けたまちづくり推進体制を確立してまいります。
稼げる観光地づくり事業につきましては、観光戦略推進組織である出水市観光特産品協会や地域活性化団体等と連携し、ツル・武家屋敷・地域食文化等を活用した観光戦略の推進、着地型旅行商品造成や特産品の販売促進、観光客受入体制の充実などに引き続き取り組んでまいります。
また、インターネット等を活用した広報活動や新たな観光ポスターの作成により出水の魅力を発信してまいりますほか、旅行者の出発地からの旅行商品を販売できる旅行業第2種の登録を支援し、旅行商品造成の強化を図ってまいります。
ラムサール条約登録湿地出水ツルの越冬地利活用推進事業では、出水市ラムサール条約湿地保全・利活用計画に基づき、利活用に向けた事業を展開し、また出水ツルの越冬地をより多くの方々に認知していただくための写真コンクールや、人とツルとの共生や、干拓地などの自然環境をテーマとした歴史冊子の作成と合わせて、ラムサール条約湿地自治体認証記念事業としまして、童話作品を募集することとしております。
このほか、行政窓口サービスの向上としましては、本庁、支所から距離のある地域の市内5郵便局(大川内・米ノ津・福ノ江・荘・江内)に、証明書交付などができる行政事務窓口を設置しておりますが、本年1月末からはマイナンバーカード取得申請も可能になっております。また、出水市公式LINEを活用し、市の講座への参加申込みや公共施設の利用予約等が24時間いつでも可能となるオンライン予約を開始し、市民の利便性向上を図ってまいります。
次に、総合計画の基本方針ごとの事業についてでございますが、まず、人と自然が将来にわたって共生するまちづくりでございます。
水道事業につきましては、令和4年度中に策定いたします水道施設の耐震化計画等に基づき、漏水対策を講じながら、老朽化した施設の更新や辺田送配水管等の耐震化を実施し、経営基盤強化と安全で良質な水の安定供給に努めます。
また、下水道事業につきましては令和2年度から公営企業会計へ移行しておりますが、下水道施設全体の長期的な改築事業のシナリオであるストックマネジメント計画や、農業集落排水施設の更新計画である最適整備構想に基づく設備の更新を進めながら、大雨や津波等による被害が及ぼす社会的影響を最小限にするため、下水道施設の耐水化計画を策定し、安定した事業継続を目指します。
次に、「都市基盤が整った機能性の高い快適なまちづくり」でございます。効率的で利便性の高い公共交通体系の再編に向けた地域公共交通活性化協議会の設置や、辺地総合整備計画に基づく宮之元上場線の落石防護対策のほか、県内外の観光客やインバウンド観光客を見据えた観光地のトイレの洋式化など快適なまちづくりに取り組んでまいります。
次に、「子どもから高齢者まで健やかに暮らせる支え合いのまちづくり」でございます。
私立保育所等運営費給付事業や放課後児童クラブ事業、障害福祉サービス給付事業などにつきましては継続して実施いたしますが、障害者相談支援事業では、新たに、基幹相談支援センターを設置し支援体制を強化してまいります。
このほか、生活困窮者の自立支援として新たにアウトリーチ支援員を配置し、より丁寧な支援を必要とする方に対して、相談に来るのを待つのではなく、対象者のいる場所に出向いて働きかけるアウトリーチ型の支援を行ってまいります。
国民健康保険特別会計につきましては、県が財政運営の主体となっておりますが、保険税率につきましては、県の国民健康保険運営方針等を基に検討し、標準的な算定方式である所得割、均等割、平等割の3方式への移行を令和5年度で完了することとして、令和4年度に引き続き、税率改正を行うこととしております。
また、介護保険特別会計では、第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画に基づき事業に取り組むこととしており、介護予防体操教室「出水こけん塾」の活動の充実など介護予防事業等につきましても引き続き推進してまいります。
次に「郷土を愛し文化を伝え豊かな心を育むまちづくり」でございます。
特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」に向けた開催経費を計上し、併せまして、国体の会場となる多目的広場や野球場の施設改修経費も計上しております。
また、市の貴重な歴史資産である五万石溝の土木遺産認定に向けた準備調査や、中学校の土日の部活動をスポーツ団体等と学校が連携・協働しながら、地域へ段階的に移行するため部活動地域移行推進協議会を設置し検討してまいります。
大韓民国順天市との青少年交流事業、友好都市釧路市への中学生派遣事業、夢を持つことの大切さなどを学ぶ心のプロジェクト「夢の教室」、いずみみらい基金を活用した頑張る学生応援事業などに引き続き取り組んでまいりますほか、読書活動日本一のまちづくり推進に係る事業についても継続してまいります。
次に、「地域の資源を生かした多様な産業でつくるにぎわいあるまちづくり」でございます。特定果樹生産拡大に向けた大将季(赤身デコポン)苗木購入助成、新規就農者支援対策事業、森林環境譲与税を活用した森づくりの推進事業、竹材搬出促進事業、漁船の機材購入等に対して助成する水産業活性化推進事業なども引き続き実施してまいります。
また、地場産業販路拡大促進事業や魅力ある商業空間創出事業、リノベーションのまちづくり事業などの継続実施のほか、ツルマラソン大会に代わる新たな事業として、ツルトライトリレーマラソン等のスポーツイベントや、ツルや麓武家屋敷群、ラムサール条約登録湿地等の観光資源と、竹灯籠祭いずみマチ・テラスや、朝のツルの飛び立ち観察などの体験型イベントを組み合わせた、いずみわくわくステイプラン事業にも引き続き取り組むなど、今後におきましても既存事業の見直しや新規事業等を検討しながら観光施策の充実に努めてまいりたいと考えております。
次に「市民と行政が協働するまちづくり」でございます。
議案配布用タブレット導入事業では、議案等の議会資料をペーパーレス化し、情報共有等の迅速化と議会運営の効率化を推進してまいります。
ツルと歴史のまち応援基金寄附金では、令和4年度も前年度を上回る寄附金をいただいており、観光特産品協会と連携しながら、今後も返礼品等の開発や周知・広報に努めてまいります。
魅力ある高校づくり懇話会開催事業でございますが、少子高齢化や人口減少等の社会構造の変化は、学校現場にも大きな影響を及ぼしており、出水商業高校も含め市内4つの公立高校の生徒数も減少の一途をたどっております。魅力的な教育環境の整備や地元就職に向けた取組等について検討する懇話会を開催し、生徒増に向けた対策に取り組んでまいります。
野田地域活性化施設検討委員会開催事業では、野田支所庁舎跡地の活用方法について、地元意見の聴取・集約を行いながら、野田地域の活性化を図るために必要な集いの場や関係人口創出の場となる活性化施設の整備を検討してまいります。
以上、令和5年度の市政運営に臨む所信の一端と予算の概要について申し上げました。引き続き「市民が主人公」を基本とし、「明るくまっすぐな安心できる市政」に努め、魅力あふれるすばらしい出水市を次の時代を担う子供たちに誇りを持って引き継ぐため「安心のまちづくり」の実現に向けて、勇気・行動力・決断力を持って、これからも全力で取り組んでまいります。
議員各位、市民の皆様方の御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げます。
○冨田忍政策経営部長 このあと、各会計について各部長のほうから説明をさせていただきますが、まず、各会計予算案の予算規模につきまして、別冊で配付をしてございます令和5年度当初予算(案)の概要というこの資料でございますが、53ページをお願いいたします。53ページに一般会計から病院事業会計までの各会計予算案の当初予算額、前年度の比較増減額等を示しております。令和4年度が骨格的予算でありましたので、令和4年度の6月補正後の予算と比較をして、増減等を記載をしております。
一般会計は、6.1%減の261億3,200万円でございます。昨年の6月補正と比較をしておりますので、通常6月補正予算で計上する国庫補助の公共事業費に関する事業費、あるいは昨年度多くございましたコロナ関係事業費等が、その分が大きく減になっている要因でございます。その下のほうに特別会計、企業会計について、当初予算額、増減額等記載をしておりますけれども、それぞれの主要事業等につきましては、各所管部長が所管説明の部分で申し上げますので、53ページをお目通しをいただきたいと思います。
それでは、令和5年度各会計予算案につきまして、各部の所管部分ごとに、新たに取り組む事業、拡充、拡大した事業等について、それぞれ所管部長が説明を申し上げます。部ごとに説明をいたしますので、予算書のページが前後いたします。あらかじめ御了解くださいますようお願いいたします。なお、先ほど市長が説明を申し上げました事業等につきましては、基本的には重複を避けるため、各部長からは申し上げません。各事務事業の詳細につきましては、お配りしております当初予算(案)の概要のほうに補助要綱に関する記載等もございますので、御参照いただきたいと思います。詳細につきましては、各常任委員会で御説明をさせていただきますので、よろしくお願いを申し上げます。
それでは、各部ごとの歳出の説明に先立ちまして、一般会計の歳入、債務負担行為、地方債につきまして、私のほうでまとめて御説明を申し上げます。
一般会計の歳入といたしましては、分担金、負担金、国・県支出金、市債等を特定財源として、市税、地方交付税等を一般財源として計上いたしております。
市税につきましては、市民税、固定資産税及び市たばこ税の増収を見込んで計上しましたほか、地方譲与税等につきましては、国の地方財政計画を参考に計上いたしております。なお、地方消費税の税率引上げ分を社会保障施策に要する経費に充てる、その使途については、予算書や決算書の説明資料等において明示をするとされておりますので、215ページ、これは予算書でございます、予算書の215ページに説明資料を掲載しております。
地方交付税につきましては、地方財政計画によりますと前年度比1.7%の増額となっておりますが、私ども当初予算におきましては、一般財源としてその所要額を計上しているところでございます。
繰入金につきましては、屋根付き市民ふれあい広場整備事業等の財源として、ツルと歴史のまち応援基金から繰り入れますほか、財政調整基金、減債基金等からの繰入金を計上しております。
市債では、臨時財政対策債につきましては、地方財政計画を参考に減額をしたところでございます。
続きまして、予算第2条債務負担行為では、企画・想像力等職員研修支援業務委託ほか3件の期間と限度額を設定し、予算第3条地方債では、起債の目的、限度額等を設定しておりまして、本条によります令和5年度末起債残高の見込額等につきましては、229ページの調書のとおりでございます。
それでは、歳出部分の説明に入ります。政策経営部所管部分の主な事業から御説明申し上げます。政策経営部では、所管に係る事務事業はもちろんのことでございます。全庁的な市役所として、一体性の確保に努めながら、令和5年度においても市役所全体の事務事業が円滑に迅速に実施に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
それではまず、予算書の73ページをお願いいたします。第1款議会費でございます。タブレットについては市長のほうから申し上げたとおりでございまして、例年どおりの議員報酬、旅費や政務活動費等の経費を計上しているところでございます。
次に、第2款総務費について申し上げます。73ページ下段のほうでございます。人事給与管理システム改修業務委託費でございまして、職員の定年延長に伴うシステム修正に係る経費でございます。
75ページ、下から2つ目にございます法制管理費でございますけど、行政手続の審査基準等を更新し、明確化するための更新支援業務委託費を計上させていただいております。
77ページをお願いいたします。中段に財政管理費がございます。財政管理費の中で適格請求書等保存方式、いわゆるインボイス制度が本年10月から開始されることに伴いまして、所要の財務会計システムの改修業務委託費を計上しております。
79ページに入ります。真ん中ほどにございます車両管理費でございます。新たに、公用車のリース料及び公用車1台の購入費を計上しておりますが、この公用車のリース料につきましては、令和3年度に購入いたしました超小型電気自動車のリースでの導入を予定しておりまして、日常業務で使用しますほか、閉庁日等においては観光客の皆さんの移動手段として、ラムサール条約湿地に登録されました出水ツルの越冬地で新しいツルの見せ方として、また、出水麓武家屋敷群などの狭隘な道路における移動手段として、小型で静かで環境にもやさしいという特徴を生かした活用を考えているところでございます。
次に、81ページ、企画費の一般管理費でございます。応援キャラクターの活用により市の活性化を図るための事業費、あるいはNHK公開番組「のど自慢」の開催が決定しておりますので、その開催に係る経費、野田地域活性化施設検討委員会あるいは、魅力ある高校づくり懇話会等の経費を計上したところでございます。
85ページ下段になります。電算システム管理運営費の情報系サーバー機器更新事業でございます。かなり導入から期間が経過をしておりますので、職員が使う情報系のサーバー機器の更新をいたします。
87ページにまいりまして、DX推進事業費でございます。公式LINE等の情報発信力をさらに強化を進めてまいります。そこに係る経費を計上させていただいております。庁舎等一般管理費でございます。国体で本市を訪れる方々をきれいな花でおもてなしをするという趣旨から、本庁舎の花壇整備等に係る業務費を計上をいたしております。
89ページでございます。自治会活動費におきましては、これまでどおり活動助成金や加入促進のための未加入者へのチラシ等の送付に係る経費を計上しておりまして、そのほか自治公民館整備事業補助金では、従来どおりの補助金を計上をしておりますが、この中には令和5年度から新たに熱中症対策等も含めて、公民館整備事業の中で空調を整備をされる場合、1戸当たりの負担金が5,000円以上というふうな規定がございますが、そこを緩和をしまして、空調機に関しては5,000円未満であっても補助の対象とするような制度の対象拡大措置を講じております。これは、外構、犬走りとか段差のところの解消事業を実施されるバリアフリー化についても、同様の対象拡大を行っているところです。
続きまして、95ページ、選挙費をお願いいたします。選挙費におきましては、令和5年度の県議会議員選挙執行に係る経費を計上いたしております。その下のほうから、統計調査費に入りますけれども、漁業センサスが令和5年11月1日、次のページで住宅土地統計調査が10月1日、学校基本調査が5月1日というような形で、統計調査、基本統計実施をしてまいります。
123ページをお願いいたいします。第4款衛生費、病院事業、水道事業に対する繰出金の計上でございます。
123ページ、下段のほうでございます。病院事業に対する繰出金、繰出金に基づく出資金、補助金ということで、例年どおり区分けをして計上をしております。
125ページになりまして、上のほうになりますけれども、水道事業会計繰出金ということで、未普及の補助金、あるいは経営健全化に関する補助金ということで、繰出金を例年どおり計上させていただいております。
続きまして、下水道事業の繰出金について申し上げます。まず145ページをお願いします。145ページには真ん中ほどに農業集落排水事業に対する繰出金がございます。ちょっとページが飛びますけど167ページの下段から169ページにかけまして、公共下水道への繰出金、169ページのほうに特定環境保全公共下水道事業に対する繰出金を計上して記載をしております。いずれも、繰出基準に基づくもののほか、基準外の繰出金を計上せざるを得ない状況になっているところでございます。
次に177ページをお願いいたします。第9款消防費でございます。下のほうにいきまして、防災行政無線管理費がございます。その中に、防災行政無線自動起動装置バッテリー取替とございます。非常用のバッテリーの取替業務の委託費を計上いたしております。
179ページにいっていただきまして、一番上でございます。上場の雨量集中監視システムの機器を移設することになっておりますので、その経費を計上しております。
このほか、政策経営部では、211ページの現年発生庁舎等施設単独災害復旧費、第12款のほうでは、公債費に係る元金償還金、あるいは利子の償還金等を計上をさせていただいております。
政策経営部一般会計は以上でございまして、特別会計のほうを申し上げます。
327ページをお願いいたします。交通災害共済特別会計でございます。
歳出におきましては、令和4年度までの実績を踏まえまして、交通災害共済見舞金等の所要見込額を計上をし、歳入では、会費及び基金繰入金等を計上をしたところでございます。
政策経営部所管については以上でございます。
各部長等も所管課部分について、一般会計、特別会計、全て立ったり座ったりが続かないよう、連続をして説明をさせていただきますので、御了承いただきたいと思います。
○柿木彰保健福祉部長 保健福祉部では、保健、健康、子育て、介護等、幅広く市民の方に関わる業務を所管をしております。そのため、まずは市民の立場に立ちまして、市民に寄り添うことを職員の基本姿勢としまして、様々な相談や支援、サービスの適切な提供に努めてまいる所存でございます。
それでは、保健福祉部所管部分の主な事業について、御説明を申し上げます。
予算書の99ページからお願いいたします。第3款民生費でございます。上から2つ目、社会福祉一般管理費では、福祉全般施策につきまして共通事項を定める地域福祉計画の策定に係る経費を、また101ページをお願いします。下のほうになりますが、障害者福祉一般管理費では、障害者計画、障害福祉計画及び障害児福祉計画の策定に係る経費を新たに計上いたしたところでございます。
次に、飛びまして109ページをお願いします。上から2つ目でございます。高齢者緊急通報体制確保事業費では、これまで機器の貸与により実施をしておりました事業につきまして、新たに民間事業者のサービスを活用することで、利用者のニーズに合ったサービスを提供し、利便性の向上を図りたいと考えております。
次に、111ページをお願いします。上から3つ目でございます。高齢者元気度アップ地域活性化事業費でございますが、県の補助事業を活用しまして、グループでの地域互助活動や、介護施設などでのボランティア活動に対しまして、商品券に交換できるポイントを付与する事業を継続して実施いたしますことから、ポイント交換用の商品券購入費や、社会福祉協議会への活動団体登録等の事務委託費を計上いたしたところでございます。
115ページをお願いします。下のほうになりますが、子ども・子育て支援費の子ども・子育て支援対策事業費でございます。子ども・子育て支援事業計画につきましては、令和6年度に予定をしております第3期の計画の策定に当たりまして、事前アンケート調査に係る経費を計上いたしました。
また、117ページにかけましての子育て応援事業費でございます。これは令和4年度から開始をされましたが、国の出産・子育て応援給付金と合わせまして、子育て世帯の経済的負担を軽減する事業としまして、育児用品購入券交付事業については、これまでの制度を見直しまして、出生時に第1子及び第2子については1万円分、第3子以降につきましては2万円分の育児用品購入券を交付することとしまして、従来の制度の対象者に対する経過措置分も含めた所要見込額を計上いたしました。また、多胎児子育て支援給付金給付事業では、先ほど市長のほうからも説明がありましたが、多胎児の子育てに係る経済的負担を軽減するため、5万円を基本としまして給付金を給付することにしております。
次に、第4款衛生費について申し上げます。125ページをお願いします。中段になりますが、医療用ウイッグ購入費助成事業費でございます。これは県の補助事業を活用しまして、医療用ウイッグを購入される方への助成に係る経費を計上いたしました。
次に、ページ下段の健康づくり推進費の食生活改善推進事業費では、会員が減少傾向にあります食生活改善推進員の確保を図るため、養成講座の開催経費を計上しました。127ページをお願いします。上から2つ目でございます。心の健康づくり対策事業費では、令和6年度に予定をしております自殺対策計画の策定に当たり、事前アンケート調査に係る経費を計上いたしました。
その下でございますが、子ども・子育て支援費の子ども医療費助成事業費及び子ども医療費給付事業費では、18歳までのお子さんに係る医療費の自己負担分につきまして、助成制度を引き続き実施することといたしております。
次に、129ページお願いします。一番上でございます。初回産科受診料助成事業費では、国の補助事業を活用しまして、低所得世帯の方の産科の受診控えを解消するとともに、その後の支援につなげるため、初回産科受診料を助成することとしております。また、ページの真ん中あたりの妊産婦・子育て応援券交付事業費では、妊産婦や子育て世帯の負担軽減を図り、安心して子供を産み育てることができる環境を整備するため、子供の一時預かりなどの保育・育児等支援サービスや、乳房ケアや沐浴などの保健サービスなどに使用できる応援券を交付することとしております。出産・子育て応援交付金事業費では、妊娠届出時に給付します出産応援給付金及び、出生届出後に給付します子育て応援給付金に加えまして、妊娠、出産、子育て期に係る相談支援を実施するための伴走型相談支援事業費を計上しました。これらの出産・子育て支援策は、先ほど民生費で申し上げました、育児用品購入券交付事業や多胎児子育て支援給付金給付事業なども含めまして、経済的負担の軽減策と相談支援体制の充実など一体として取り組むものでございます。
続きまして、135ページをお願いします。第5款労働費でございます。人材確保・育成推進事業費では、人材不足の解消を図るため、昨年度に引き続きまして、福祉、介護、保育、医療の分野におきまして、有資格者の方が復職された場合の奨励金、また、新卒者の方が就職された場合の奨学金返還に係る助成金を計上いたしました。
一般会計は以上でございますが、介護保険特別会計について申し上げます。289ページをお願いします。
令和5年度は、第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画の3年目にあたります。歳出では、要介護認定者の増加並びに介護サービス事業所の充足に伴う介護サービス利用者、利用件数等を見込みまして、保険給付費等を計上しました。また、地域支援事業といたしまして、介護予防に地域で取り組むため、高齢者が歩いて通える場所に、住民主体によります「集いの場」の立ち上げ、そのための出水こけん塾の事業費を計上しておりますほか、生活支援体制整備事業費では、高齢者生活支援推進協議会の設置及びコーディネーターの配置に係る経費を計上し、引き続き、協議会が設置をされていない地域への推進に取り組むこととしております。また、認知症総合支援事業費では、認知症初期集中支援チーム員を配置し、認知症の早期診断・早期対応に努め、地域支援推進員を配置して、引き続き、速やかな相談体制を構築してまいります。
これに対します歳入でございますが、保険料、国・県支出金、支払基金交付金及び一般会計繰入金等を計上いたしました。以上が保健福祉部となります。
○議長(田上真由美議員) ここで暫時休憩いたします。再開を午後2時10分とします。
午後1時55分 休 憩
午後2時10分 再 開
○議長(田上真由美議員) 再開いたします。休憩前に引き続き提案説明を求めます。
○宮﨑毅市民部長 それでは、引き続きまして市民部でございます。
市民部におきましては、各種証明書等の発行ですとか、転入・転出などの住民異動に関すること、そのほか税に関する窓口など、日々、市民の方々と接する機会の多い、いろいろな窓口がございますので、これまでと同様でございますけれども、市民が主人公を基本とし、市民に寄り添いながら、市民の話を誠意を持って丁寧に聴くこと、併せて、公平・公正・適法に毅然とした対応を心がけてまいります。マイナンバーカードの取得推進をはじめといたしまして、様々な事務事業等の実施におきましても、そのことを心がけながら業務にあたっていきたいと考えております。
それでは、市民部の所管部分の主な事業について、予算書のほうで御説明いたします。
予算書の91ページをお願いいたします。第2款総務費、ページの下のほうになりますけれども、課税事務費のところです。総合固定資産管理システムの航空写真更新に係る負担金を新たに計上しております。
それから、93ページの上のほうでございます。戸籍住民基本台帳事務費でございます。マイナンバーカードを活用して、住民票などの各種証明書交付申請のクレジットカード決済をオンラインで可能とするため、所要の経費を新たに計上しているところです。
少しページが飛びますけれども、133ページをお願いいたします。133ページ下のほうになります。第4款衛生費です。環境にやさしいまちづくり事業費のところでございます。これまでと同様に、ごみの減量化対策でございますとか、環境指導員に係る経費などを計上しておりますほか、飼い主のいない猫への不妊去勢手術に係る助成費用を新たに計上をしております。助成率は2分の1となっております。
一般会計につきましては、市民部所管部分は以上でございまして、続きまして、大分ページが飛びます。特別会計です。231ページをお願いいたします。
231ページからが、国民健康保険特別会計でございます。保険税の算定につきましては、先ほど市長も申し上げましたとおりでございます。3方式への移行が令和5年度で完了となります。令和5年度の国民健康保険事業費納付金に必要な税額を確保することも併せて税率改正を行うこととしているところです。
そのほか、令和5年度の制度改正といたしましては、先ほど国民健康保険の条例改正の中にもございましたが、出産に係る経済的負担を軽減するため、出産育児一時金の額を引き上げて、50万円を支給することとなっております。
それから予算の概要でございますけれども、歳出では、保険給付費について、これまでの医療費の実績ですとか、県が交付する普通交付金等を基に所要見込額を計上をしております。国民健康保険事業費納付金につきましても、県に納付する納付金を計上しているところです。
それから保健事業費につきましても、特定健康診査事業費において、令和4年度に引き続きでございますけれども、受診率向上のための受診勧奨通知等を実施をしますほか、医療費通知、人間ドック補助事業費等に係る所要見込額を計上しております。
歳入につきましては、国民健康保険税のほか、県支出金であります保険給付費等交付金、それから一般会計繰入金等を計上しているところです。
それから、269ページをお願いいたします。後期高齢者医療特別会計です。
令和5年度の保険料率につきましては、令和4年度と同率となっております。
歳出におきましては、広域連合納付金について、後期高齢者の保険料、それから保険基盤安定負担金等に係る納付金見込額を計上しているところでございます。併せまして、後期高齢者の健康診査事業等に係る所要見込額を計上しております。
歳入では、後期高齢者医療保険料、それから一般会計繰入金等を計上しているところでございます。市民部の所管部分は以上です。
○松岡秀和商工観光部長 商工観光部です。商工観光部は、3つの安心の中でも、くらしの安心の推進に特に力を入れて取り組んでまいります。新型コロナウイルス感染症の5類移行を受けまして、人の動きや経済活動が本格化してまいりますので、関係団体と連携をして国内外に向けて本市をPRし、地域経済の浮揚に努めてまいります。また、かごしま国体におきましては、全国からお見えになる全ての方々を市民総参加のもと、心のこもったおもてなしで迎え、出水市の多彩な魅力を全国に発信するとともに、今後の観光振興につなげてまいります。
それでは、商工観光部所管の主な事業について御説明申し上げますが、ラムサール・文化スポーツ関連につきましては、このあと、ラムサール・文化スポーツ統括監が説明いたしますので、それ以外の部分について、私から説明をいたします。
予算書の81ページを御覧ください。ページの中段ほどになります。国際交流事業費の産業観光交流事業費では、姉妹都市でございます大韓民国順天市の国際庭園博覧会訪問経費及び、同じく姉妹都市であります台湾埔里鎮との姉妹都市盟約締結5周年記念事業が、令和3年度から新型コロナウイルス感染症の影響により延期となっておりましたが、今回、記念事業として植樹祭に参加することになりましたので、その経費を計上しております。
85ページ上段では、先ほど申し上げた国体実施に係る経費を計上しております。
次に、第7款商工費について申し上げます。157ページをお願いいたします。一番上、企業立地促進事業費では、設備投資や新規雇用に対する企業立地促進補助金の所要見込額を計上いたしました。それから魅力ある商業空間創出事業やリノベーションまちづくり事業費等を計上しております。
159ページをお願いいたします。中段のあたりです。観光施設管理費では、ツル観察センターにつきまして、これまで指定管理者制度により管理運営を委託しておりましたが、直営での管理方式に見直しをいたしましたほか、今後の利活用策について調査研究経費を計上しております。
次に、161ページ、中段です。観光客誘致事業費では、本市の観光PR動画を作成するための委託費を新たに計上しております。これには、令和4年度に実施しました、観光PR動画のクリエイター養成講座を受講された方の参加も予定をしております。
私からは以上です。
○松井勉ラムサール・文化スポーツ統括監(部長級) ラムサール・文化スポーツ関連では、昨年11月に国内初となるラムサール条約湿地自治体認証を受けた本市の豊かな自然環境と、日本遺産に登録されました出水麓等の貴重な歴史的遺産を保全しながら利活用することによりまして本市のイメージアップを図り、観光振興や特産品のブランド化につなげる取組を進めてまいります。また、かごしま国体の開催に併せまして、体育施設の整備を行うことにより、今後のスポーツ合宿やスポーツ交流の推進につなげてまいります。
それでは、商工観光部所管部分のうちラムサール・文化スポーツ関連の主な事業について、御説明申し上げます。
予算書85ページをお願いいたします。第2款総務費、上から3つ目になりますけれども、総務管理費の出水ツルの越冬地利活用推進事業費では、令和3年11月にラムサール条約湿地に登録されました出水ツルの越冬地の保全・利活用を引き続き推進していくため、昔ながらのワラを用いたツル保護柵の設置経費や、写真展などの各種イベントの開催経費などを計上いたしましたほか、ツルの越冬地の自然環境などをテーマとした童話作品を募集し、大賞を選考します経費、越冬地の歴史や文化、昔の風景など、ツルと人との共生に関する歴史冊子の作成経費を新たに計上いたしました。
次に、197ページをお願いいたします。第10款教育費の文化振興費になりますけれども、ページ一番下から次の199ページにかけまして、ツル保護対策事業費、ツル食害対策事業費などの、ツル保護に係る事業費をそれぞれ計上しております。
205ページをお願いいたします。真ん中より少し下の社会体育施設維持補修費では、野球場などの国体関連施設や、陸上競技場などの社会体育施設に係る修繕費等を計上しております。
また、207ページをお願いいたします。体育振興費では、外木場義郎氏が市民栄誉賞を受賞されましてから10周年を迎えますことから、記念事業の開催に係る経費を計上しております。ラムサール・文化スポーツ関連の説明は以上となります。
○揚松智幸農林水産部長 農林水産部では市長の施政方針を受けて、本市の基幹産業である農林水産業の振興に努めてまいります。
令和4年は、燃料価格及び飼料等の高騰、さらには家禽類への鳥インフルエンザ感染など、農林水産業を取り巻く環境は大変厳しいものでありますが、今後も遊休農地の集約化やスマート農業など効率的農業への取組をサポートし、若い世代の新規就農者拡大を図ります。
それでは、農林水産部所管部分の主な事業について御説明を申し上げます。
予算書の137ページを御覧ください。第5款労働費、中段にあります農林水産業人材確保・育成推進事業費では、漁業における人材不足を解消するため、引き続き、漁業の新規就業者及びその技術指導をされる里親漁家の方に助成をしてまいります。
次に、第6款農林水産業費について申し上げます。143ページをお願いいたします。下のほうにあります山村振興費の上場公園管理費では、秋のコスモスシーズンをはじめ、市内外から多くの来訪者が訪れます上場公園の駐車場トイレを洋式化するための改修費を計上いたしました。
次に、147ページをお願いいたします。一番下の出水IC周辺農業用排水路整備事業費では、土木費に同じく計上しておりますIC周辺排水路整備事業と合わせまして、引き続き、今後の都市的土地利用を見据えた排水路整備を行ってまいります。
次に、149ページをお願いいたします。一番下、緑化産業活性化推進事業費では、本市の地場産業の一つでございます植木を中心とした緑化産業の支援と植木市の活性化を図るため、植木市で植木を購入された方への購入費や運搬費に対する補助金及び植木農家の生産性向上のための機械購入費等補助金を計上しております。
続きまして、151ページをお願いいたします。一番上、森づくり推進事業費では、森林環境譲与税を活用して、地域の林業経営者による管理が困難な森林について、市が間伐等の管理を実施するための委託費を新たに計上いたしました。
次に、155ページ、第7款商工費をお願いいたします。中段にあります地場産業振興費では、特産品販売所ふれあい館の食堂の空調機更新と、トイレの洋式化改修に係る経費を計上しております。
続きまして、211ページをお願いいたします。第11款災害復旧費の上から2段目でございますが、現年発生農地・農業用施設及び林業用施設の単独災害復旧費を、これまでどおり計上させていただいております。
次に、343ページをお願いいたします。地方卸売市場特別会計につきまして、申し上げます。
歳出では、施設管理費のほか、市場建設に係る市債の元利償還金を計上し、歳入では、市場使用料及び一般会計繰入金等を計上いたしました。
農林水産部は以上でございます。
○小原一郎建設部長 私のほうは、市民の方が安全で安心して暮らせる生活環境を整えるため、施設の適正な維持や整備改善に努めてまいります。
令和5年度につきましては、屋根付き市民ふれあい広場や総合体育館の空調設備が完成し、道の駅の整備がより具体的に進みます。これらの施設を含め、防災拠点となる施設の整備はもとより、将来の地域活性化にもつながるまちづくりのために努力してまいります。また、出水市に来られるお客様を気持ちよく迎えられるよう道路植栽帯などの適正な管理と花いっぱいの運動に努めてまいります。
それでは、建設部及び水道部所管部分の主な事業について、御説明申し上げます。
予算書の137ページをお開きください。第5款労働費でございますが、ページ真ん中あたりの建設業人材確保・育成推進事業費では、建設業における人材不足を解消するため、建設技術者等が市外から転入し、就職された際の祝い金の支給や、建設事業者が行う従業員の資格取得経費の助成などを行ってまいります。
続きまして、第8款土木費、163ページをお開きください。真ん中より少し上、道路維持補修費では、市道の維持補修などに係る経費のほか、かごしま国体で本市を訪れる方をきれいな花でおもてなしするプランターの設置等に係る委託費を計上しております。一般道路整備事業費の整備箇所につきましては、214ページの一覧表に記載のとおりでございますので、後ほどお目通しください。令和4年度の第9号補正予算の繰越事業分と一体となった切れ目のない事業執行を計画しておりますので、市民生活に密着した路線の安全性の向上等が図られるものと考えているところでございます。
続きまして、167ページでございます。上から3つ目、都市公園等維持補修費では、竪馬場公園のトイレ洋式化に係る改修費及び総合運動公園の壁打ちテニス練習場の改修工事費を計上しております。
169ページ、真ん中より下の部分、街路事業費の出水駅周辺都市計画施設管理費におきましては、出水駅西口トイレの洋式化に係る改修費を計上しました。
次に、ページの一番下、特定計画推進費の出水IC周辺排水路整備事業費では、先ほど農林水産部長が説明いたしましたとおり、農業用排水路整備事業と合わせまして、今後の都市的土地利用を見据えた排水路整備を行ってまいります。
また、171ページから173ページにかけてでございます。空家等対策事業費では、空き家バンク登録物件の改修補助金や、自治会コミュニティ協議会が中心となり空き家改修を行う、上場、大川内、江内地区を対象とした地域提案型空き家活用モデル事業補助金を、引き続き計上しております。
続きまして、ちょっと飛びます、211ページになります。第11款災害復旧費では、ページ一番上にございます現年発生道路及び河川の単独災害復旧費をこれまでどおり計上しております。
続きまして、水道事業会計予算に移ります。水道事業会計予算についてを見てください。
水道事業におきましては、給水開始から60年以上が経過し、先ほども申し上げましたとおり、施設の老朽化による更新時期を迎えていることから、令和4年度に策定します耐震化計画等に基づき、施設の更新事業を進めてまいります。
令和5年度の主な事業としましては、新たに六月田水源地基本設計業務や辺田送配水管整備工事を実施しますほか、国道504号配水管整備工事を継続して実施してまいります。
予算規模といたしましては、水道事業収益で7億9,968万5,000円、水道事業費用で7億7,506万8,000円、資本的収入で1億6,656万8,000円、資本的支出で4億9,864万1,000円となっています。
今後も市民の皆様に、安全で良質な水の安定供給に努めてまいります。
続きまして、下水道事業会計について御説明いたします。議案第8号になります。
下水道事業につきましても、供用開始から、古いもので30年以上が経過していることから、施設全体の長期的な改築事業のシナリオでありますストックマネジメント計画や農業集落排水施設の更新計画であります最適整備構想に基づき、施設の更新事業を進めてまいります。
令和5年度につきましては、実施計画に基づきまして、実施設計及び更新工事を行うとともに、江内中央地区の維持管理適正化計画を策定いたします。また、近年の大雨によります浸水被害等を軽減するため、上知識第2号雨水幹線排水路整備事業による水路改修を行いますほか、下水道施設の水害による社会的影響を最小限にするため、ポンプ場及び処理場の耐水化計画を策定します。
下水道事業の予算規模としましては、下水道事業収益で16億548万5,000円、下水道事業費用で15億6,669万6,000円、資本的収入で9億1,045万4,000円、資本的支出で13億5,010万5,000円となっております。
今後におきましても、都市の健全な発達及び公衆衛生の向上に寄与し、併せて公共用水域の水質保全に資するよう務めてまいります。
建設部、水道部は以上でございます。
○大平伸章消防長 消防本部でございます。
近年の災害は、自然災害をはじめ、大規模化・激甚化しております。これらの災害に備えるべく、消防・防災体制のさらなる充実に加えまして、関係機関との緊密な連携と協力による総合的な防災力の向上を推進してまいります。
さらに、火災予防のため市民の防火意識の啓発を図るとともに、増加する救急需要に対しての体制強化や資器材の充実を図ってまいります。また、消防本部と消防団の連携を強化して、さらなる組織の充実を図ります。市民の安全安心なくらしが守れるよう、消防が一丸となって最善を尽くす所存でありますので、よろしくお願いいたします。
それでは、消防本部所管部分の主な事業について、御説明申し上げます。
予算書の175ページをお願いいたします。
第9款消防費でございます。ページの真ん中あたりの消防施設管理費では、自治会等が所有する防火水槽について、老朽化などによる撤去する際の費用に対する補助金を新たに計上いたしました。
また、177ページの上のほうでございます。消防団車両費では、第5分団自動車部の消防ポンプ自動車及び第6分団第2部の小型動力ポンプ積載車の購入費を計上いたしました。
以上で消防本部の説明を終わります。
○溝口雄二教育部長 教育部の事業実施方針を申し上げます。
教育大綱にもありますように、郷土いずみの良き教育風土や伝統、豊かな文化を次世代に伝えるとともに、市民が地域社会の一員としての意識と連帯感を高め、郷土の発展に積極的に貢献する郷土愛と、将来に希望を持った人材を育成する教育行政を推進いたします。
それでは、教育部所管部分の主な事業について、御説明申し上げます。
予算書の81ページをお開きください。第2款総務費、ページの真ん中あたりになります、国際交流事業費の青少年交流事業費では、順天市との交流事業が、新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、令和3年度の派遣中止に続き、令和4年度も受入れが中止となりまして、オンラインでの交流を行ったところでございます。令和5年度は、改めて順天市の中学生が本市を訪れる予定となっておりますので、その受入経費を計上いたしました。
次に、183ページをお願いいたします。第10款教育費でございます。ちょうど真ん中あたりになりますが、ICT教育推進事業費では、現在、制限がありますオンライン授業等での教材配布につきまして、授業目的公衆送信補償制度を活用することで、教材配布が可能となりましたことから、子供たちのより良い学習環境整備のため、この制度の加入に係る経費を新たに計上いたしました。
続きまして、183ページからの小学校費でございますけれども、中学校費と共通する事業が多くございますので、併せて御説明申し上げます。
学校管理費の施設維持補修費ですが、小学校では、老朽化しております出水小学校の本館屋上の柵修繕費や米ノ津小学校ほか2校の施設補修費を、中学校では、江内中学校の武道館屋根改修費及び野田中学校の高圧気中開閉器の取替修繕費をそれぞれ計上しました。なお、小学校につきましては、出水小学校ほか2校の支障木伐採等に係る委託費を計上いたしております。また、教育振興費の教育設備整備事業費では、購入から長期間経過しております校務用サーバーの更新経費を、小学校、中学校でそれぞれ計上いたしております。
次に、191ページをお願いいたします。一番下にあります。高等学校施設維持補修費では、体育館のバスケットゴール修繕費を計上しております。
続きまして、193ページからの幼稚園費でございますが、令和4年度をもちまして、切通幼稚園の園児が全て卒園又は転園される予定となりまして、4月以降、切通幼稚園につきましては在園児が不在となりまして休園となりますことから、市立幼稚園数は、1園減の6園として計上しております。
次に、201ページをお願いします。真ん中あたりになります。図書館一般管理費では、中央図書館におきまして、利用者が自ら図書の貸出し手続ができるようにするため、図書館システムの改修費を新たに計上しております。
続きまして、211ページをお願いいたします。第11款災害復旧費でございますが、ページ中段にあります現年発生公立学校施設等単独災害復旧費を、これまでどおり計上しております。
以上で教育部の説明を終わります。
○福濱敏郎出水総合医療センター事務部長 それでは、病院事業について申し上げます。
議案第9号病院事業の当初予算でございます。病院事業の経営方針について申し上げます。
病院事業は、新型コロナウイルス感染症に関して、令和2年度から一部の一般病棟を感染症専用病棟へ転換し、入院患者の受入れを制限しなければならない状況が長期間続き、市民の皆様に、大変御迷惑と御心配をおかけいたしましたが、感染症法上の位置づけが5類に移行する見込みとなりましたことから、医療センターでは、今後、アフターコロナを意識した病院運営を行ってまいりたいと考えております。
このような状況から令和5年度は、これまで以上に、医療センターを身近に感じていただくために市民講座や、医療センターと語る会などを再開し、市民の皆様に寄り添い、良質な医療を提供し、信頼される病院を目指しますので、今後ともよろしくお願いいたします。
それでは、病院事業会計予算について、御説明いたします。
病院事業では、新型コロナウイルス感染症対応として、先ほども申し上げましたとおり、入院患者を制限し、通常の診療体制が取れない中、地域医療を守るため、一般会計からの支援及び国や県の補助金を受けながら、全職員が日々責任感と使命感をもって取り組んでおります。
病院事業を取り巻く環境は、依然として厳しい状況が続く見通しですが、目下、感染症対応に全力で取り組みつつ、全職員が一丸となって経営改善に努めてまいります。
出水総合医療センターにおきましては、出水地域の中核的な医療機関として、地域医療の充実に努めつつ、救急や小児、感染症医療などの地域に不可欠な医療を担う公立病院としての役割を果たしながら、院内プロジェクト等の活動を積極的に展開し持続可能な経営基盤を築いてまいります。高尾野診療所、野田診療所におきましては、引き続き地域に密着した医療を提供し、その運営の効率化を進めることで、経営改善に努めてまいります。
令和5年度の主な事業といたしましては、出水総合医療センターにおいては、血管造影装置や眼科用手術顕微鏡をはじめ、老朽化した医療機器等を更新し、医療の質の維持・向上を図るとともに、一般病棟における感染症対策として、換気設備の改修を行うほか、感染症患者の療養環境を整備するため、西館感染症病棟の改修を行います。また、医師招聘対策といたしましては、研究講座寄附金を継続するとともに、大学医局等への積極的な訪問活動に努めてまいります。
高尾野診療所においては、非常用発電設備の部品交換を実施し、医療提供体制の安定化を図ります。また、野田診療所においては、所長の交代に伴い、診療内容や検査体制等の見直しを行い、地域の医療需要に合った持続可能な診療体制を構築してまいります。
このようなことから、予算規模は、病院事業収益が58億775万6,000円、病院事業費用が58億377万円、資本的収入が4億5,315万6,000円、資本的支出が7億1,532万4,000円となるものです。
今後も引き続き、他の医療機関、介護施設等と緊密に連携しながら、地域に必要な医療を安定して提供することで、市民の命と健康を守るとりでとして、地域の健全な発展に貢献してまいります。
病院事業については、以上でございます。
以上が令和5年度当初予算各会計にわたる主な事業の説明でございます。よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 以上で提案説明が終わりました。
これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは議案番号、何ページと示していただき、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いします。なお、質疑回数は4回以内とします。
質疑を許します。
○12番(吉元勇議員) 4回の質問をフルに使って、丁寧に質疑してまいりますが、169から171ページの令和5年度一般会計の分です。議案第1号ですね。この分の地域活性化施設整備事業、いわゆる道の駅の件ですが、4点お伺いします。全協で説明はありましたけれども、そもそもこの地域振興施設、いわゆる土産物屋さんとか食堂、休憩所、その辺の施設の母体運営はどう考えていらっしゃるか。令和11年度のオープン予定だということで、まだ先のこととはいえ、何らかのたたき台があるのかどうか。そして、市道の平松上広域線から、市道からこの道の駅の駐車場に入るわけですけれども、ここの駐車場のスペースが上り下りでスペースとしてある駐車場よりも台数が多いです、82台と大型が5台と。これ普段はほとんど僕は利用がないと思うんですけど、これだけ広く駐車場を取っても、普段は全く何も車がとまっていない状況だと思います。これをどう考えるかどうかですね。
それと、事業予算が24億円という話がございました。この24億円というのは、例えば20億から30億ぐらいかかるだろうということで、その真ん中へんの24億という考えなのか、それとも24億円以上は、もう考えられないと。だから、一番高く見積もっても24億円だろうということなのか。
最後が、令和5年度にいよいよ詳細設計が始まりますが、令和11年にオープンということは、市長の任期からいえば、この任期中にはこの工事は完成しないと。次のところになったときに、これは市長の決断と、何と言うか、やり通すんだという決意が必要ですが、任期をまたぐ事業でありますけれども、その辺の市長なりの決意というのはどのようなものか。その4点についてお伺いします。
○椎木伸一市長 ありがとうございます。道の駅についての御質問の中で、私のほうから最後の令和11年オープンについての私の考えというか、そういったことについてでしたので、そこについては私のほうから答弁をさせていただきます。
令和11年オープンとなっておりますけれども、そもそもがこの計画自体が平成26年に基本構想をつくったというようないきさつもあります。私が副市長時代に職員提案から発展して、現在のこういった計画になってきたわけでありまして、当時からこの施設というのは、この西回り自動車道に付随する、直接アクセスできる施設ということで、将来にわたって出水市のいろんな総合的な面で、財政的な面も含め、いろんな農業振興であるとか商工観光振興であるとか、全ての面について非常に有益な施設であろうという思いが強くありましたので、必ずこれは実現しないといけない、出水市にとって今後、よく10年後、20年後と言いますけれども、それよりも先を見据えても、やはりどうしても必要な、この地の利を生かしたすばらしい施設だという思いがありますので、こうやって長年かけて職員の皆さんも前を向いて、一生懸命やっているわけでございますので、私の任期であるとか、そういったものには全く関係なく、出水市自体の今後のことを考えての活性化施設でございますので、そういった思いで取り組んでいるところでありますので、御理解を賜りたいと思います。
○小原一郎建設部長 道の駅につきましてでございます。予算書の171ページのところに、地域活性化施設整備事業費の中に、官民連携事業手法調査等業務委託ということで、業務委託を計画しているんですけれども、まずそもそも、この業務委託というのはどういうものなのかというのが、専門の業者の方に鹿児島県内を含めて、全国を含めて、こういう道の駅を整備するに当たって、どのような条件であれば参加しやすいかというようなものの民間調査をする業務でございます。その民間調査をしたところで、市としての最低限の条件、駐車場の台数であったりとか、そういう台数等ははっきり明確にしなければいけないんですけれども、具体的にその民間の方がいろいろな施設、こういう大きな施設をしたいとか、そういうような条件があれば、そういう条件を入れたところで最終的に市のほうで判断をしまして、そういう条件の中で実際に応募される方はいませんかということで、令和6年度に実際、そういう一般的に公募をかけていくということで、その公募の中で詳細な建物であったり、表面の工事であったり、そして維持管理までをお願いしていく、それに係る経費などを、応募される方はいませんかというようなことで決まっていくような計画となっております。
今言われた、そういう中で一般駐車場について、広すぎるんじゃないかというようなこともあるんですけれども、また一般公募の中で、もうちょっと民間の施設を広く使わせてもらうことができないのかというような提案なんかも、今後公募の中で出てくるかと思いますので、今は外の3.96ヘクタールほどでございますけれども、その中で必要最低限の駐車台数、そして地域活性化施設、そして民間から何か提案があれば、そういうのが市として使い勝手がいいなというようなことがあれば、そういうことも話も聞いて、最終的には決めていくようなことになるのではないかと思います。
それと、事業費の24億円なんですけれども、今は予備設計の中で概算で使っています。ただ、概算で事業費でございますけれども、今人件費が相当上がってきているような状況です。今、国土交通省のほうも3月からは人件費を5%上げるとかいうようなことで言われてきております。そういう現状の中で、出しているのは24億円、概算の金額なんですけれども、今後におきましては上がる可能性もあるし、逆にPFIによって事業費も少なくて小さい規模のいい提案が、そういうのがあれば、今後選定していく中で決めていくのかなと考えております。
○12番(吉元勇議員) 次に、今回の当初年度予算の金額は小さいですけど、僕の中で非常に大きいものが、155ページ、156ページの企業立地対策費の中の156ページに書いてあります工業用適地調査業務委託。私は昨年度から熊本県菊陽町のTSMCの子会社の工業建屋をずっと見てきて、すごく「こういうものが出水にも」と考えてきた中で、それを言ってきたことも含めて、こういったことを工業用地の業務委託をいよいよ、されるのかなという気がしますが、この業務委託の中に、例えば都城市が進めている、あるいは薩摩川内市が進めた、そういったところの農村地域産業の導入に関する実施計画書、これも含めて、出水市のそういう工業立地の適正な場所を調査するんだということでの理解でよろしいでしょうか。
○松岡秀和商工観光部長 市長の説明にもありましたように、九州地方にいろいろ企業の進出の報道等もあります。本市の残りの工業用地も大分限られておりまして、今後を考えたときに新たな工業用地も必要だろうということで、まずは、その適地の調査をしたいということでございます。候補地の抽出をして、どのような開発の方法があるのか、そこの検討をしていくというのが、この調査の内容でございます。
○12番(吉元勇議員) 常任委員会でも細かくやるところもあるんですが、185ページの学校関係の支障木の対策費ですが、ちょっと金額を書いていないんですけど、年度年度で結果が出て、学校内の高い木の剪定、あるいは物によっては伐採。これは曽於市の高岡小学校での校長死亡事故に関連した対策だと思いますが、そもそも金額は幾らになっていますかね。それと令和5年度、どういった学校をやろうということですかね。これも常任委員会で掘り下げてやりたいと思いますが。
○溝口雄二教育部長 金額につきましては、入札の関係がありますので差し控えさせていただきたいと思います。
御覧のとおり、小学校につきましては出水小学校、切通小学校、高尾野小学校ですね、3校につきまして計画をしているところでございます。
(マイクなしで発言する者あり)
○溝口雄二教育部長 小学校全体の事業費ということでしょうか。この3校の分ということでよろしいわけでしょうか。
今年度の金額で3校分につきましては、予算執行上、答弁することはできません。
○議長(田上真由美議員) この予算書の話を吉元議員はしてくださっていると思います。小学校のこの3校の分の予算は幾ら計上されているのかということで、お答えができますか。
○溝口雄二教育部長 令和5年度分ですよね。
○議長(田上真由美議員) そうです。
○溝口雄二教育部長 ですので、先ほどから申し上げております。そこの全体的なやつは予算執行上の関係で答弁ができないというところです。
○12番(吉元勇議員) ちょっと、今のおかしくないですか。3校のここのいろんな小学校施設維持補修費が3,135万円の計上があって、そこに6の項目がありますよね、その中の支障木伐採等業務委託費、令和5年度は出水、切通、高尾野小、これやるんでしょう。ここの全体の予算は幾らですかと聞いているんです。それがなぜ答えられないんですか。だったらほかのやつも全部言えないじゃないですか、予算を。ちょっと、僕はそう思っているけど、何かおかしいですか。なぜ言えない。
○溝口雄二教育部長 細目の合計ということでしょうか。
○議長(田上真由美議員) 確認をいたします。今、吉元議員が質疑に挙げられているのは、令和5年度この一般会計予算書の中の185ページ、細々目04の支障木伐採等業務委託、この3校が今上がっております。この3校において業務委託する費用が幾らかということを今聞きたいと。そうしたときに、これ業務契約上の支障が出るので、この金額は差し控えたいというのが、部長の答弁でよろしいですか。
(マイクなしで発言する者あり)
○議長(田上真由美議員) そのようになっております。
○18番(中嶋敏子議員) 病院事業のことでですけれども、高尾野診療所と野田診療所については、前年度比マイナスの予算が立てられているんですけど、現実を見てといえばそうなんですけど、こんな予算を組んで、どうなのかなという気がしているんですけど、そこらの説明をいただきたいと思います。
○福濱敏郎出水総合医療センター事務部長 今おっしゃるとおり、マイナスの予算なんですが、やはり先ほどの補正で申し上げましたけれども、どうしても患者数が減ってくることと、単価をできるだけ上げたいということで、現場としては在宅とかそういうところを力を入れているんですけども、精一杯組んでも、こういう状況であるということで、こういう予算を組んだところでございます。
○18番(中嶋敏子議員) なかなか努力はしたいんだと。いろいろ改善策は手を打つんだというふうにおっしゃったわけですけど、それをしたとしても、なかなかこういう予算しか組めなかったということで理解してよろしいですか。
○福濱敏郎出水総合医療センター事務部長 今、申したとおり、議員がおっしゃったとおりでございます。
○18番(中嶋敏子議員) もう1点、別にですけど。学校への生理の貧困で、モデルケースで事業がされていたんですけれども、学校への生理用品の件については、どこか事業費の中で出てきているのかお尋ねしたいのですが、答えられたら教えてください。
○議長(田上真由美議員) 中嶋議員に確認をいたします。ただいま、質疑のあった箇所をどこかページ数でお示しいただくことは可能ですか。ページ数は分からない。
○18番(中嶋敏子議員) この学校の事業予算の中で、どこか衛生費か何かのところで含まれているのか、どうなのか。なければないでいいんですけど、そこらをちょっと分かれば教えてくださいというふうに。
○議長(田上真由美議員) すみません、それは教育委員会への質問ですか。
○18番(中嶋敏子議員) そうです。
○議長(田上真由美議員) それでしたら病院ではなく、質疑自体が違うということですね。今度は教育委員会への質疑なんですね。質疑の内容を明確にお願いいたします。
ただいまの質疑に対して、教育委員会のほうでお答えができますか。
○床並伸治学校教育課長 予算としては計上してございません。(92ページに発言訂正あり)
○20番(髙崎正風議員) 予算書の81ページなんですけれども、その下の地域活性化事業の件なんですが、乗合タクシー運行料とか出水ふれあいバス運行事業、いろいろあるんですが、先ほどの補正が議決されたものなんですけれども、11号補正の中で新規計上ということで地域間幹線系統確保維持費補助金というやつが出ておったんですけれども、今回、この頭出しではないけど出ていない理由はどういうことなんでしょうか。
○戸﨑基夫くらし安心課長 先ほど補正予算で新規計上しました地域間の幹線系統の補助金につきましては、毎年補助金額といいますか、事業費が確定するのが12月でございます。その関係がございまして、そのあとの一番直近の補正というのが3月補正になりますので、そこで要求をしまして事業者に支払うという形になっておりますので、当初予算にもまだ計上はしていないところでございます。
○20番(髙崎正風議員) 恒常的に計上される予算であれば、当然、当初予算に頭出しをすべきでないかと思っております。全て新規事業で、今回のやつは中身はほとんど審査されていないんですよね、議決された11号補正は。ただ、2,200万円ぽんと出されて、先ほど、どういうものかと私が質疑いたしましたけれども。ですから、これは頭出ししとかないと、そういう予算が出たときに審議する必要があるんですよね。全く分からないままで、今日の2,200万円の補正が議決していると、こういう感じがしてならないんですけれども。頭出しをする必要はないんですか。
○冨田忍政策経営部長 見込まれる経費であればという御意見だと思います。地域間幹線系統の補助事業につきましては、もうここ数十年、こういう形で計上させていただいて、幹線を運行する南国交通さんの運行の実績が、毎年毎年変わります。その中で、実績を踏まえて予算計上をするということで、これまで取り組んでおりまして、仮置きに予算を計上しましても、そこには大きな乖離が出たりということがございますので、例年どおり3月で確定の補正計上をさせていただくということで、ここ数十年計上しているかと存じます。
○議長(田上真由美議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっています議案第1号から議案第9号までの令和5年度各会計予算議案9件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。なお、付託された議案で自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について、質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨、お伝えおき願いたいと存じます。
-------------------------------------------------------
△ 日程第36報告議第1号 上程
○議長(田上真由美議員) 日程第36報告議第1号閉会中における所管事務調査の報告(文教厚生委員会)を議題といたします。
文教厚生委員長から提出のありました閉会中における所管事務調査の報告はお手元に配付したとおりであります。
お諮りいたします。本件はこれを受理することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、閉会中における所管事務調査の報告は、これを受理することに決定いたしました。
-------------------------------------------------------
△ 散 会
○議長(田上真由美議員) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。よって、本日はこれで散会いたします。
第2日の会議は3月2日に開きます。御苦労様でした。
午後3時07分 散 会
-------------------------------------------------------
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
出水市議会議長
出水市議会議員
出水市議会議員
出水市議会議員
- 75 -