令和4年出水市議会第4回定例会会議録第5号
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令和4年12月21日
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会議の場所 出水市議会議場
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出席議員 20名
1番 井 伊 健 一 議員
2番 迫 田 小百美 議員
3番 池 田 幸 弘 議員
4番 田 中 秀 一 議員
5番 宇 都 修 一 議員
6番 江川野 一 成 議員
7番 南 鶴 洋 志 議員
8番 鮎 川 浩 一 議員
9番 上須田 清 議員
10番 日 髙 信 一 議員
11番 北御門 伸 彦 議員
12番 吉 元 勇 議員
13番 土 屋 工 吉 議員
14番 鶴 田 均 議員
15番 田 上 真由美 議員
16番 杉 本 尚 喜 議員
17番 出 水 睦 雄 議員
18番 中 嶋 敏 子 議員
19番 道 上 正 己 議員
20番 髙 崎 正 風 議員
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地方自治法第121条の規定による出席者
椎 木 伸 一 市長
吉 田 定 男 副市長
冨 田 忍 政策経営部長
福 川 正 樹 企画政策課秘書監(係長)
柿 木 彰 保健福祉部長
宮 﨑 毅 市民部長
松 岡 秀 和 商工観光部長
松 井 勉 ラムサール・文化スポーツ統括監(部長級)
揚 松 智 幸 農林水産部長
小 原 一 郎 建設部長
吉ケ島 英 章 高尾野支所長
東 畠 賢 一 野田支所長
大 平 伸 章 消防長
大久保 哲 志 教育長
溝 口 雄 二 教育部長
冨 田 宏 選挙管理委員会委員長
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議会事務局
春 田 和 彦 局長
華 野 順 一 次長(課長補佐級)
中 村 勇 士 主任主査
野 﨑 育 美 主査
北 紘 至 主査
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付議した事件
請願第1号 加齢性難聴者の補聴器購入の助成等を求める請願書(文教厚生委員長報告)
議案第80号 出水市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について(総務病院委員長報告)
議案第81号出水市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(総務病院委員長報告)
議案第82号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について(総務病院委員長報告)
議案第86号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市都市公園(東光山公園外12公園)及び一般公園(西出水住宅公園外7公園))(産業建設委員長報告)
議案第87号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市都市公園(出水駅東口緑地公園外10公園)及び一般公園(みそなめての碑公園外3公園))(産業建設委員長報告)
議案第88号 公の施設の指定管理者の指定について(出水駅周辺施設(出水駅西口広場外6施設))(産業建設委員長報告)
議案第89号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市高尾野市民交流センター)(総務病院委員長報告)
議案第90号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市野田市民交流センター)(総務病院委員長報告)
議案第91号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市出水駅観光特産品館「飛来里」及び出水市総合観光ステーション)(産業建設委員長報告)
議案第69号 令和4年度出水市一般会計補正予算(第9号)(総務病院・文教厚生・産業建設委員長報告)
発議案第5号 出水市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について
報告議第2号 閉会中における調査事項の報告(総務病院委員会、文教厚生委員会、産業建設委員会、議会運営委員会)
閉会中の継続審査について
陳情第2号 川内原発の20年延長運転期間に関する陳情書
陳情第3号 政府に対して「インボイス制度実施延期を求める意見書」の提出を求める陳情
午前10時00分 開 議
△ 開 議
○議長(田上真由美議員) おはようございます。ただいまの出席議員は20名であり、定足数に達しております。これより令和4年出水市議会第4回定例会第5日の会議を開きます。
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△ 諸般の報告
○議長(田上真由美議員) 諸般の報告を申し上げます。教育委員会から地方教育行政の組織及び運営に関する法律第26条の規定による、令和4年度(令和3年度事業)教育委員会の事務事業点検評価報告書の提出がありましたので、皆様の議席にその写しを配付しておきました。
以上で諸般の報告を終わります。
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△ 議事日程の報告
○議長(田上真由美議員) 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおり定めました。
令和4年出水市議会第4回定例会
議 事 日 程 第 5 号
令和4年12月21日 午前10時 開 議
第1 請願第1号 加齢性難聴者の補聴器購入の助成等を求める請願書(文教厚生委員長報告)
第2 議案第80号 出水市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について(総務病院委員長報告)
第3 議案第81号 出水市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について(総務病院委員長報告)
第4 議案第82号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について(総務病院委員長報告)
第5 議案第86号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市都市公園(東光山公園外12公園)及び一般公園(西出水住宅公園外7公園))(産業建設委員長報告)
第6 議案第87号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市都市公園(出水駅東口緑地公園外10公園)及び一般公園(みそなめての碑公園外3公園))(産業建設委員長報告)
第7 議案第88号 公の施設の指定管理者の指定について(出水駅周辺施設(出水駅西口広場外6施設))(産業建設委員長報告)
第8 議案第89号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市高尾野市民交流センター)(総務病院委員長報告)
第9 議案第90号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市野田市民交流センター)(総務病院委員長報告)
第10 議案第91号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市出水駅観光特産品館「飛来里」及び出水市総合観光ステーション)(産業建設委員長報告)
第11 議案第69号 令和4年度出水市一般会計補正予算(第9号)(総務病院・文教厚生・産業建設委員長報告)
第12 発議案第5号 出水市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について
第13 報告議第2号 閉会中における調査事項の報告(総務病院委員会、文教厚生委員会、産業建設委員会、議会運営委員会)
第14 閉会中の継続審査について
陳情第2号 川内原発の20年延長運転期間に関する陳情書
陳情第3号 政府に対して「インボイス制度実施延期を求める意見書」の提出を求める陳情
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△ 議 事
○議長(田上真由美議員) これより議事日程により、議事を進めます。
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△ 日程第1請願第1号 上程
○議長(田上真由美議員) 日程第1、請願1件を議題とします。
ここで、文教厚生委員長の審査報告を求めます。
○文教厚生委員長(南鶴洋志議員) おはようございます。それでは、「加齢性難聴者の補聴器購入の助成等を求める請願書」について、文教厚生委員会が審査しました概要とその結果について、御報告申し上げます。審査に当たりましては、いきいき長寿課から参考意見を聞いております。
質疑として、「補聴器の購入の助成が制度的に整備されないのは行政の立場からどうか」との質疑に、「福祉課で補聴器具については障害の程度に応じ助成制度がある。加齢に伴う難聴者に対して、いきいき長寿課では独自の補助制度はないが、加齢に伴っても、障害の難聴障害者と認められる場合は福祉課の制度が使えるので、全く救済されないわけではない。問合せ等があった場合は、そういう制度があることを案内したい」との答弁でした。
また、「加齢性の難聴者で、実際に市に問合せをされた方はいるのか」との質疑に、「今のところまだ1件も問合せ自体はない状況である」との答弁でした。
続く討論において、趣旨採択の立場から、「加齢によるいろいろな補助は、きりがなくなるのではないか。障害については制度があるが、加齢については積極的な購入の助成は難しいのではないか。趣旨は分かるが、もう少しいろいろな状況の判断が必要と考えるので、趣旨採択としたい」との発言があり、採決の結果、全会一致により趣旨採択相当とすることに決定いたしました。
以上で、文教厚生委員会の委員長報告を終わります。
○議長(田上真由美議員) 請願第1号「加齢性難聴者の補聴器購入の助成等を求める請願書」について、文教厚生委員長の報告に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、委員長の報告のとおり趣旨採択することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり趣旨採択することに決定いたしました。
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△ 日程第2議案第80号・日程第3議案第81号
日程第4議案第82号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第2から日程第4までの条例議案3件を、一括して議題とします。
ここで、総務病院委員長の審査報告を求めます。
○総務病院委員長(鶴田均議員) おはようございます。よろしくお願いいたします。
それでは、総務病院委員会が審査しました概要と結果について報告します。
まず、議案第80号「出水市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について」を報告します。
所管課より、「個人情報保護制度の運用について、地方公共団体は、これまでそれぞれの条例を根拠として運用してきた。本市においても、出水市個人情報保護条例を定めているが、令和3年、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、令和5年4月からは、地方公共団体においても法の適用を直接受けることになる。本案は法律の規定に基づく制度の運用に関し、必要な事項を定めようとするものである」との説明があり、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第81号「出水市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、質疑部分を中心に概要と結果を報告します。
定年延長による人件費の見込みについての質疑があり、「職員に定年延長の有無の希望を調査する必要があるため、現時点では試算は行っていない」との答弁でした。また、職員の定年延長により会計年度任用職員の雇用への影響についての質疑があり、「現段階では減る方向ではない」との答弁でした。また、「役職定年について、例外措置があるか」との質疑に、「特例任用といって、その職がその人物でなければならない場合に、部長や課長等で登用する場合もある」との答弁でした。
討論において、賛成の立場で、「職員の定年により、能力の高い職員の降格は組織にとって人材の大きな損失となり、組織力の低下につながりかねないという危惧はあったが、そのことについては、善後策として、特例任用制度があり、賛成する」との討論があり、採決の結果、全会一致により原案のとおり、可決すべきものと決定しました。
次に、議案第82号「地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について」、概要と結果を報告します。
所管課より、「定年延長に係る地方公務員法の改正に伴い、関係する条例が多数あり、それらの条例を改正するもので、内容としては、現行の再任用制度の廃止や管理監督職勤務上限年齢制による降給に関する手続などの規定を設けている等、必要な条文の改正を行っている」との説明でした。
討論では、賛成の立場で、「地方公務員法の一部改正に伴う関係条例の改正であり、必要不可欠な条例整備であるので、賛成する」との討論があり、採決の結果、全会一致により原案のとおり、可決すべきものと決定しました。
以上で、総務病院委員長報告といたします。
○議長(田上真由美議員) 議案第80号「出水市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について」、総務病院委員長の報告に対する質疑を許します。
○18番(中嶋敏子議員) ちょっと、どうするのかなと思ったんですけど、委員長報告では、質疑応答はなかったということですね。そういう報告であれば、それに対する質疑というのはできないということになりますか。
○議長(田上真由美議員) ただいま、委員会の中で質疑はなかったということではございますが、委員長報告に対する質疑はお受けできますので、よろしければどうぞ。
○18番(中嶋敏子議員) それでは、ちょっと4点ほど質疑をさせていただきます。
1つは、今回の条例制定に伴い、出水市個人情報保護条例を廃止する理由と、その目的に対する質疑はなかったか。
2つ目が、パブリックコメントの実施と、その結果に対する質疑はどうであったか。
3つ目が、今回の条例制定に関して、出水市個人情報保護審議会の開催とその中で。
○議長(田上真由美議員) 中嶋議員、恐れ入ります。質疑はなかったということなので、今の委員長報告の中で、もし当局が説明があって、質疑がなかった案件であれば、お答えいただけるかと思いますが、「質疑があったのか」となると、「質疑はなかった」という報告だったので、質疑の内容を少し整理していただいてよろしいですか。「質疑があったのか」ということではなく。
○18番(中嶋敏子議員) じゃあ、もう1回言い直します。いいでしょうか。
○議長(田上真由美議員) はい、どうぞ。
○18番(中嶋敏子議員) それでは、委員長に対してお尋ねいたします。
今回の条例制定に伴い、出水市個人情報保護条例を廃止する理由と、その目的ですね。2つ目が、パブリックコメントの実施とその結果。3つ目が、今回の条例制定に関して、出水市個人情報保護審議会の開催と、その中で指摘された問題点。最後が、改定法では当分の間は都道府県と政令指定都市のみに匿名加工情報の利活用の提案募集を義務づけていますが、一般市町村に対しては、できる規定が適用されています。これを最大限活用して、自治体によっては企業等に提案募集をする際に公表する個人情報ファイル簿の選定を適切に判断することで、自治体側で絞り込みを図って歯止めをかけたりしていますが、出水市の対応についてお尋ねいたします。
○議長(田上真由美議員) 今、お尋ねがあった件について、鶴田均委員長、お答えできる点があればお願いいたします。
○総務病院委員長(鶴田均議員) 先ほど申し上げましたとおり、質疑は全然ありませんでした。これにつきましては、何といいますか、令和5年4月からの地方公共団体においても法の適用を直接受けることになると、本案の法律の規定に基づく制度の運用に関し、必要な事項を定めるということで説明があり、委員会で審査した結果、特に質疑はなかったということです。
○議長(田上真由美議員) ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
○18番(中嶋敏子議員) おはようございます。ただいま提案されています議案第80号出水市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について、問題点を指摘して反対いたします。
提案理由として、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、同法の施行に関し、必要な事項を定めようとするものであるとされています。この条例が令和5年4月1日から施行されることに伴い、出水市個人情報保護条例は廃止されることになります。この提案に対しては、先ほどの委員長報告に対する質疑でも明らかなように、この問題の本質が十分認識されていないのではないかと考えます。私が担当課に確認した際にも、国の法律に一元化されても、本市の個人情報の現行の規定と比較して大きな変更はないので、パブリックコメントも実施せず、出水市個人情報保護審議会にも諮問しなかったという対応でありました。果たして、そうでしょうか。
私はパブコメの実施や少なくとも出水市個人情報保護審議会の開催を通して、国が今後、個人情報をどのように管理するのかを明らかにし、市民への説明責任を果たす必要があったのではないかと考えます。これまでの説明では、その役割を十分果たしていないのではないかと判断しております。この提案の問題点を指摘をしたいと思いますが、しばらく時間をいただきたいと思います。
自公政権は2021年5月に成立させたデジタル関連法で国や自治体が持つ膨大な個人情報のデータ利活用を成長戦略に位置づけ、外部提供した企業にAI、人工知能で分析させ、もうけの種にさせることをデジタル改革の名で進めようとしております。日本共産党は国会で、この関連法に対し個人のプライバシー侵害、地方政治の侵害、国民生活への影響、議会誘導、官民癒着の拡大といった多くの問題があるとして反対しております。
関連法の中の重要な柱の一つが個人情報保護法の改定です。自治体の個人情報保護条例がそれぞれ設けてきた個人情報の規則が、データ流通の支障となるとして、自治体の条例が築いてきた優れた到達点をリセットさせ、改定された個人情報保護法の全国的な共通ルールの下に一元化するのが今回の提案です。条例リセット、法による共通ルール化ですが、の最大の目的は、匿名加工情報制度(オープンデータ化)公開されたデータにすることと情報連携(オンライン結合)を自治体に行わせることであります。匿名加工情報とは、特定の個人を識別できないよう加工し、当該個人情報を復活できないようにした情報のことで、加工されたことで非個人情報、個人情報ではないとする扱いになります。そのため、本人に同意を得ずに第三者提供、目的外利用が可能になるとしております。しかし、他の情報等と照合すれば、個人の特定につながるリスクがあることが指摘をされております。
行政機関等がどのようなデータを持っているのか、個人情報ファイルを公表し、民間事業者から利用の提案を募集し、審査契約を経て、個人情報を非識別加工をして民間事業者の利活用に提供する。この制度を広げることが、改定法の共通ルール化の狙いとされています。また、取扱いに特に配慮を要する要配慮個人情報及び個人情報の収集、目的外使用、外部提供等の可否の判断を求めるための審議会への諮問が不要になることで、審議会の権限の縮小は地方自治の拡大という観点から問題であると指摘をする声も上がっています。個人情報の本人以外からの収集や目的外利用に際して、通知義務がないこと、国の法律では本市以外の電子計算機との結合の制限が解除され、個人情報の連携が可能になること。仮名加工情報は内部利用のため、匿名加工情報は外部利用のため、いずれも個人情報の利活用の促進を目的に、国の法に規定されているなど、多くの問題を含んでいます。
自治体が保有する個人情報は、公権力を行使して取得したり、申請届出に伴い義務として提出されたもので、介護・子育て・教育・健康など、多岐にわたる住民サービスに係る膨大な資料で、企業から見れば、自分が保有する顧客情報とは比べものにならない個人情報の宝庫であります。それを企業のビジネスもうけのために外部提供していくことが行政の仕事といえるのでしょうか。個人情報の漏えいなど。
○議長(田上真由美議員) 中嶋議員に申し上げます。恐れ入りますが、簡潔にお願い申し上げます。
○18番(中嶋敏子議員) はい、はい、もう終わります。
個人情報の漏えいなどの事件が、最近でも相次いでいる中で、漏えいの不安に応えることとは正反対で、加工したとはいえ、個人に関する情報を外部に流通させ、目的外利用をさせることは許し難いことであります。
私は、この提案を受けて、いろいろな資料や情報を入手して、調査したり検討をしてみました。多くの問題点があることが分かりました。議員の皆様の賛同をお願いして、この提案に対する反対討論といたします。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決は起立によって行います。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田上真由美議員) 起立多数です。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第81号出水市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、総務病院委員長の報告に対する質疑を許します。
○12番(吉元勇議員) 委員長には誠に申し訳ないです。報告の中で、有能な役職職員の云々というところが、実は加齢のせいか、ちょっと聞き取れなかったので、もう一回、答弁をいただきたいと思いますが、議長、よろしくお願いします。有能な職員の何とかという場面だけです。
○総務病院委員長(鶴田均議員) 「有能な職員」という一連の言葉ですが、基本的には特殊な専門的要素を持っているとか、そういう様々なノウハウを持っている職員もいるわけでございますので、そういった人たちには今言われた「特殊なものを持っている」それはそれなりに対応していくということです。
○議長(田上真由美議員) ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
○12番(吉元勇議員) 議案第81号出水市職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場で討論いたします。
令和2年に国会に法が提出されました。それは、国家公務員を60歳から65歳への定年延長に関することであり、2年ごとに1歳の引上げということであります。それに準じて、地方公務員にもこれを適用するといったようなことで、今回の条例改正が提案されております。
上位法がありますので、こちらに準じてやるということは、この国の流れからは、なかなか転換できないものではありますが、あえて申し上げたいのは、出水市職員の、先ほど答弁にもありましたが、有能な能力を生かすといったことを60歳過ぎてからも、この行政の職員としてやるだけではなくて、社会に帰って、社会が抱える様々な問題、弱者に対すること、いろんな虐待に関すること、ひとり親のことに関すること、地域社会でのいろんな活動のこと、こちらに経験を生かしていただきたいという気持ちを持っております。それを含めて、このまま定年を延長して、いつまでも行政職でサラリーマンとして仕事をするのはいかがなものかという問題を提起して、反対討論といたします。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決は起立によって行います。本案は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(田上真由美議員) 起立多数です。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第82号地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、総務病院委員長の報告に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
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△ 日程第5議案第86号・日程第6議案第87号
日程第7議案第88号・日程第8議案第89号
日程第9議案第90号・日程第10議案第91号 一括上程
○議長(田上真由美議員) 日程第5から日程第10までの「公の施設の指定管理者の指定議案」6件を、一括して議題とします。
ここで、総務病院委員長の審査報告を求めます。
○総務病院委員長(鶴田均議員) 総務病院委員会が審査しました概要と結果について、報告いたします。
まず、議案第89号「公の施設の指定管理者の指定について(出水市高尾野市民交流センター)」を報告します。
所管課より、「今回の指定に当たっては、出水市公の施設指定管理者選定審議会に諮問を行い、社会福祉法人出水市社会福祉協議会が高齢者の生きがいづくり、地域住民の健康増進に尽力をされているということで、この施設の設置目的である福祉の増進ということにも合致することから、これまでの技術やノウハウなども蓄積され、施設の効果的な管理運営が可能であるということで、審議会のほうからも、この社会福祉協議会を候補者として選定することに問題ないということで、非公募により選定をしたところである」との説明があり、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致により原案のとおり、可決すべきものと決定しました。
次に、議案第90号「公の施設の指定管理者の指定について(出水市野田市民交流センター)」の概要と結果について報告します。
所管課より、「社会福祉法人出水市社会福祉協議会が施設の管理運営の技術やノウハウを蓄積していることから、諮問を行った出水市公の施設指定管理者選定審議会からも同団体を候補者として、選定することに問題はないとの答申を受け、提案するものである」との説明があり、質疑、討論はなく、採決の結果、全会一致により原案のとおり、可決すべきものと決定しました。
以上で、総務病院委員長報告といたします。
○議長(田上真由美議員) 議案第89号「公の施設の指定管理者の指定について(出水市高尾野市民交流センター)」について、総務病院委員長の報告に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第90号「公の施設の指定管理者の指定について(出水市野田市民交流センター)」について、総務病院委員長の報告に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、産業建設委員長の審査報告を求めます。
○産業建設委員長(道上正己議員) はじめに、産業建設委員会が審査しました概要と結果について、質疑部分を中心に報告します。
議案第86号「公の施設の指定管理者の指定について(出水市都市公園(東光山公園外12公園)及び一般公園(西出水住宅公園外7公園))」について、報告します。
質疑として、「指定管理者が利益を出した場合、その後の指定管理料はどうなるのか」との質疑に対し、「指定管理全般の一般的な話としては、直営と指定管理者の両方を比較し、直営時の使用料収入を超えた分の売上げは、指定管理者の収入となる。その後の指定管理料に影響をすることはない」との答弁でした。
続く討論はなく、採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第87号「公の施設の指定管理者の指定について(出水市都市公園(出水駅東口緑地公園外10公園)及び一般公園(みそなめての碑公園外3公園))」について、報告します。
質疑として、指定管理者候補者である吉田農園の過去3年間の財政状況についての質疑に対し、「赤字が続いていることだけをもって、経営の安定性を判断はしていない。幾つかの指標を設け、安定性はあると判断している」との答弁でした。また、城山東公園が指定管理に追加された理由についての質疑に対し、「市で管理する都市公園、一般公園と地元管理とされている農村公園の3つがある。農村公園のうち、住宅地内にあるものは都市公園への転換が適切ではないかということで、今回、都市公園へ転換し、指定管理施設として加えたものである」との答弁でした。
続く討論はなく、採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第88号「公の施設の指定管理者の指定について(出水駅周辺施設(出水駅西口広場外6施設))」について、報告します。
質疑として、「来年は鹿児島国体があるが、配慮等は指定管理者候補者に申し入れているのか」との質疑に対し、「現在も指定管理者であるので、いろいろと協議をしている。また、地域活性化や国体に向けての提案をいただいているところである」との答弁でした。また、駐車場の料金収入の取扱いに対する質疑に対し、「平成23年の新幹線全線開業時の利用料金収入を基準とし、これを超えた収入については当然、指定管理者のものになる」という答弁でした。
討論に入り、賛成の立場で、「来年、鹿児島で国体が開催される。出水市の玄関口となる出水駅周辺は綿密な取組が必要と考えられる。指定管理者候補者であるトシヒロにおいては、しっかりとした出迎え歓迎ムードをつくられるよう期待し賛成する」との意見があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定しました。
次に、議案第91号「公の施設の指定管理者の指定について(出水市出水駅観光特産品館「飛来里」及び出水市総合観光ステーション)」について、報告します。
質疑として、「公募によらない指定管理者候補者の選定であるが、募集する際に、指定管理料を示しているのか」との質疑に対し、「金額を示している」との答弁でした。また、「公募によらない選定については選定委員会の答申に基づいて選定しているのか、また委員には民間の方が入っているのか」との質疑に対し、「選定委員会の答申に基づいて決定している。また、委員には民間の方も含まれている」との答弁でした。また、「委員外委員からの、出水市直営となるツル観察センター1階の売店は廃止となるのか、廃止しない場合はどのように運営されるのか」との質疑に対し、「廃止しない予定である。運営については観光特産品協会が行政財産の目的外使用許可という形で運営する」との答弁でした。同じく「委員外委員からの、指定管理者候補者の所在地と現在使用されている事務所が異なるが、郵便物等の送付先としては適当ではないと考える。所在地と事務所が異なる理由と実際に使用されている出水駅内の事務所に変更できないか」との質疑に対し、「登記については駅は公の施設であることから適切ではないと理事会で判断され、代表理事の住所にされたと理解している。また、郵便物についても、特に問題は生じていない」との答弁でした。
討論に入り、賛成の立場で、「議案第88号と同様の理由で賛成する」との意見があり、採決の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、産業建設委員長報告といたします。
○議長(田上真由美議員) 議案第86号「公の施設の指定管理者の指定について(出水市都市公園(東光山公園外12公園)及び一般公園(西出水住宅公園外7公園))」について、産業建設委員長の報告に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第87号「公の施設の指定管理者の指定について(出水市都市公園(出水駅東口緑地公園外10公園)及び一般公園(みそなめての碑公園外3公園))」について、産業建設委員長の報告に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
議案第88号公の施設の指定管理者の指定について、出水駅周辺施設(出水駅西口広場外6施設)について、産業建設委員長の報告に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第91号「公の施設の指定管理者の指定について(出水市出水駅観光特産品館「飛来里」及び出水市総合観光ステーション)」について、産業建設委員長の報告に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
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△ 日程第11議案第69号 上程
○議長(田上真由美議員) 日程第11、議案第69号「令和4年度出水市一般会計補正予算(第9号)」を議題といたします。
ここで、総務病院委員長の審査報告を求めます。
○総務病院委員長(鶴田均議員) それでは、議案第69号「令和4年度出水市一般会計補正予算(第9号)所管部分」について、総務病院委員会が審査しました概要と結果について、質疑部分を中心に報告します。
歳出部分において、説明書51ページ、02細目消防団活動費の減額補正について、「減額せずに消防団活動の備品等の経費に活用できないのか」との質疑があり、「予算の費目が異なることもあり、減額することになった」との答弁でした。
討論では、賛成の立場で、「昨今のエネルギー価格高騰に伴う状況もあって、庁舎等一般管理費等、需用費の電気料等の増というのは、もうやむを得ないものだと考える。また、そのほか、市民の安全・安心のための区画線等の表示をするための予算が計上されているが、これらも必要な施策であり、それらの施策を前もって展開していくことによって、出水市全体がよくなっていくということであることから、本補正予算に賛成する」との討論があり、採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上で、総務病院委員長報告といたします。
○議長(田上真由美議員) 議案第69号「令和4年度出水市一般会計補正予算(第9号)」について、総務病院委員長の報告に対する質疑を許します。
○12番(吉元勇議員) 31ページに庁舎等一般管理費のエネルギー価格高騰に伴う電気料の調整とあります。委員長報告でも、エネルギー価格高騰に伴う電気料とありましたが、我々文教厚生委員会でも同じような話があって、じゃあエネルギー高騰があったから予算を増やすだけではなくて、どのような省エネのことをやったかというようなことの質疑等もありましたけれども、総務病院委員会の審査の中で、担当課に対して、そのような省エネに関する質疑、あるいはそれに要望した点とか、その辺があれば報告いただきたいですが。
○総務病院委員長(鶴田均議員) それはある程度は理解のあるところでございましたが、ただ質疑応答はほとんどありませんでした。
○議長(田上真由美議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。ここで、質疑を中止いたします。
次に、文教厚生委員長の審査報告を求めます。
○文教厚生委員長(南鶴洋志議員) それでは、議案第69号「令和4年度出水市一般会計補正予算(第9号)所管部分」について、文教厚生委員会が審査しました概要とその結果について、質疑を中心に御報告申し上げます。
歳出について、補正予算書の37ページ、03細々目放課後等デイサービス給付費について、「利用人数は」との質疑に、「令和4年度当初は174人であったが、直近は168人で、6人減少している。人数が減ったのは、コロナ禍による利用控えや合わないとの理由で中止されているケースもあると思う。1人当たりの利用実績が、月平均12日から15日に増えているため、今回、増額補正した」との答弁でした。
21細目保育対策総合支援事業費について、「申請されているのは3か所であるが、それ以外のところが使いにくい点があるのか」との質疑に、「以前は保育士の前年度の人数比較等が関係し、使いにくいところがあったが、今、その基準が撤廃され、使いやすくなっている。機会があるたびに活用は勧めている」との答弁でした。
39ページ、02細目生活保護一般管理費について、「医療扶助が約7,000万円精算返納とのことだが、受診控えが原因か」との質疑に、「令和2年度に訪問看護、がん治療などの高額な医療行為があり、1億円増額した。令和3年度も同程度で予算を計上したが、結果、余ってしまった。また、少額の医療費については、令和2年度と3年度は特に減ってきているので、受診控えもあったのではないかと分析している」との答弁でした。
41ページ、01細目火葬場管理費について電気料等増額の積算根拠についての質疑に、「9月くらいまでの実績で、価格上昇などの予測をし、年間の見込みを立て、今回の補正を計上している」との答弁でした。
53ページ、19細目命の教育推進事業費のオンラインによる夢の教室についての質疑に「オンラインは経費もかからず時間的にも利点はある。夢の教室は、スポーツ選手に来てもらい、直接、ゲームやボール運動、体験を通しながら、仲間との協調性などを育み、子供たちに効果的な指導をするというコンセプトで行われているものであるため、内容によって、オンラインが効果的なもの、そうでないものがある」との答弁でした。
04細目小学校施設維持補修費の特別支援学級数の増に伴う教室改修について、「配置場所等について、関係課ときちんと協議ができているのか」との質疑に、「特別支援学級については、学校側から学校教育課に連絡があり、そこで調整を行っている。その調整に伴い、教育総務課との連携をとり、施設の改修を行っている」との答弁でした。また、「特別支援学級の増は以前からの課題であるが、計画的な早めの対策はできないのか」との質疑に、「特別支援の児童は、学校教育課で保護者との面談など、一つ一つ、こつこつとやっているが、流動的で計画的な学級づくりの運営が難しい。随時、学校教育課、学校、保護者と話をしながら年度末まで調整をしている」との答弁でした。
55ページ、03細目高等学校一般管理費について、「学校として省エネの観点から努力した点は」との質疑に、「本校では、電気使用量を監視する目的で、デマンドコントローラを設置し、省エネに努めている」との答弁でした。
57ページ、08細目読書活動推進事業費の指定寄附による図書購入について、「本の選定はどのように行うのか」との質疑に「選書については指定管理者と協議をし、市内の業者から購入している」との答弁でした。
59ページ、02細目学校給食センター管理費について、「省エネの工夫をしている点はあるのか」との質疑に、「現場サイドで衛生管理を重視しながら、適正な空調設備の使用について対応している」との答弁でした。
歳入について、19ページ、1目市たばこ税について、「増額した理由は」との質疑に、「今年度の10月の改正で、全ての銘柄ではないが、加熱式たばこが増税された。例年10月の増税を受け、減収傾向にあったため、今回の改正後もそこまで増えない予測をしていたが、加熱式たばこについては、当初で見込んだ額より増えている傾向があるため、それを見込んで増額した」との答弁でした。
続く討論において、賛成の立場から、「エネルギー高騰による補正も大分見受けられた。税金を使っての支払いなので、使用においては工夫するなど、省エネをさらに進めることを期待し賛成する」との発言があり、採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、文教厚生委員会の委員長報告を終わります。
○議長(田上真由美議員) 議案第69号「令和4年度出水市一般会計補正予算(第9号)」について、文教厚生委員長の報告に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。ここで質疑を中止します。
次に、産業建設委員長の審査報告を求めます。
○産業建設委員長(道上正己議員) それでは、議案第69号「令和4年度出水市一般会計補正予算(第9号)所管部分」について、産業建設委員会が審査しました概要とその結果について、質疑部分を中心に報告します。
予算書9ページ、「債務負担行為補正の指定管理料について、エネルギー価格高騰に対する配慮はしているのか」との質疑に対し、「特にエネルギー価格高騰に対する配慮はしていない。今、示しているのは限度額であり、まずは限度額内でできるところは執行していく。限度額をどうしても超える事態が生じれば、新たに補正予算をお願いするということになる」との答弁でした。
予算書27ページ、19細節基盤整備雑入の令和3年度多面的機能支払交付金返還金についての質疑に対し、「対象面積の減に伴うものである」との答弁でした。
予算書47ページ、「21細目住宅建築等工事促進事業費の増額補正700万円は何件を想定しているか」との質疑に対し、「新築に関しては補助額30万円が10件、増改築・リフォームに関しては補助額15万円が10件、補助額10万円が8件、解体工事に関しては補助額15万円が10件、補助額10万円が2件を想定している」との答弁でした。
予算書49ページ、「02細目道路維持補修費の工事場所はどこか」との質疑に対し、「補修が必要になったときの状況に応じ、場所は変化することから、場所は特定していない」との答弁でした。
予算書49ページ、「04細目道路新設改良単独事業費の横尾沖田線冠水調査一式について、冠水する状況は深刻な状況なのか」との質疑に対し、「本年4月に冠水した際は、水が引くのが早く、交通規制にまでは至らなかった。しかし、そのようなことがここ三、四年で一、二回発生しているので、今後そういうことがないように調査するものである」との答弁でした。
予算書57ページ、07細目伝統的建造物群保存対策事業費の減額補正の理由についての質疑に対し、「土蔵の荒壁までの修理を当初予定していたが、思ったよりも状態が良く、荒壁までの修理が不要となっためである」との答弁でした。
討論において、賛成の立場で、「今の社会の中で一番問題となっているエネルギー価格高騰に対する補正等があり、必要な予算であるとの認識なので賛成する。一般道路整備事業費の横尾沖田線の冠水調査において、市内各地で冠水する状況も見られることから、これが一つのモデルとなり、解決につながることを願い賛成する」との討論があり、採決の結果、全会一致により原案のとおり可決すべきものと決定しました。
以上、産業建設委員長報告といたします。
○議長(田上真由美議員) 議案第69号「令和4年度出水市一般会計補正予算(第9号)」について、産業建設委員長の報告に対する質疑を許します。
○13番(土屋工吉議員) 今、産業建設委員長のほうから報告がありました27ページですが、22款諸収入の19、一番上ですが、今、対象面積の減による補正というのを言われましたが、政府はとにかく水田を畑作利用して、小麦や大豆等を作っていこうと、国内産を広めようという中で、対象面積の減というのは令和3年度多面的機能支払交付金の返還金ですが、これは都市計画による減なのか、そういった質疑はなかったのか伺います。
○産業建設委員長(道上正己議員) とにかく面積の減少ということだけの答弁で終わっています。
○12番(吉元勇議員) 49ページの河川海岸費の中の下持手地区の吹きつけ、この工事ですが、野田川関係につながるのかなと思っていますが、高尾野内水面漁協は野田川であっても工事費を請求するというような事例があるというのは僕の中でありますけれども、この辺の特記仕様書について、高尾野内水面漁協に対する工事の説明があるのかといったような確認事項の質疑等はなかったでしょうか。
○産業建設委員長(道上正己議員) ありませんでした。
○議長(田上真由美議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を中止いたします。
これから、先に質疑を中止していました議案第69号「令和4年度出水市一般会計補正予算(第9号)」について、3常任委員長の報告に対する質疑を再開いたします。質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
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△ 日程第12発議案第5号 上程
○議長(田上真由美議員) 日程第12、出水市議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてを議題とします。提出者の趣旨説明を求めます。
○議会運営委員長(杉本尚喜議員) ただいま上程されました発議案第5号「出水市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について」、趣旨説明を御説明申し上げます。
「個人情報の保護に関する法律」の一部の改正により、令和5年4月1日から地方公共団体の機関においても法の適用を受けることとなりますが、議会については、改正後の法律の適用外とされたことから、改正法の施行後においても出水市議会において適正な個人情報の取扱いを確保するため、必要な事項を定めるものでございます。
それでは、条例の内容について御説明申し上げます。なお、規定の内容については、法の規定に準じたものとしております。
第1章では、総則として、条例の目的、用語の定義及び議会の責務について、第2章では、個人情報等の取扱いについて、第3章では、個人情報ファイル簿の作成及び公表について、第4章では開示、訂正及び利用停止に関する手続等について、第5章では雑則について、第6章では罰則について、それぞれ定めております。
最後に附則でございますが、施行日は令和5年4月1日からとするものでございます。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(田上真由美議員) 発議案第5号出水市議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてに対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略します。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
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△ 日程第13報告議第2号
○議長(田上真由美議員) 日程第13、報告議第2号閉会中における調査事項の報告を議題といたします。
3常任委員長及び議会運営委員長から提出のありました行政視察の報告は、お手元に配付したとおりであります。
お諮りいたします。本件は、これを受理することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、閉会中における調査事項の報告は、これを受理することに決定いたしました。
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△ 日程第14閉会中の継続審査
○議長(田上真由美議員) 日程第14、閉会中の継続審査についてを議題といたします。
総務病院委員長及び文教厚生委員長から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
お諮りいたします。陳情2件は、関係委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、関係委員長からの申出のとおり、閉会中の継続審査とすることに決定しました。
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△ 議決事件の字句等の整理
○議長(田上真由美議員) 議決事件の字句等の整理をお諮りいたします。
出水市議会会議規則第43条の規定により、本定例会の会議結果作成において、条項、字句、数字、その他の整理については、議長に委任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(田上真由美議員) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定いたしました。
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△ 閉 会
○議長(田上真由美議員) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。よって、本日の会議を閉じ、これをもって令和4年出水市議会第4回定例会を閉会いたします。御苦労さまでした。
午前11時03分 閉 会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
出水市議会議長
出水市議会議員
出水市議会議員
出水市議会議員
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