議会議事録検索

出水市令和4年第2回定例会 第6日

○12番(吉元勇議員) 議案第36号一般会計補正予算(第4号)について、賛成の立場で討論いたします。
マイナンバーカードのことについて、反対討論がありました。もはや国家戦略というよりも、市民生活に大きな利点をもたらすと考えられるマイナンバーカードの取得。こういう社会が、今、まさに来ております。個人情報の漏えい等云々と心配がありますが、そういう心配があれば、キャッシュカードとかそういったことがこの世の中に広まるはずがありません。マイナンバーカードの普及によって市民生活の向上、あるいは社会全体の質の向上が図られることを、我々国民がつくるべきではないでしょうか。そういった意味ではマイナンバーカードの普及は必然たるものであります。
併せて、今回、学校給食費の助成事業があります。予算上は新型コロナウイルス感染症対策ということで、全体予算の3,500万円のうち、3,000万円が国庫支出金となっております。小学校、中学校ともに、第1子、第2子に1人当たり月1,000円の助成、第3子以降は実費相当額と。これを考えますと、確かに、今後のコロナ禍における子育て世帯の家計負担軽減のための給食費の助成は仕方がないということでありますが、今後、新型コロナ対策の予算がつかなかった場合の国庫支出金がなかった場合の一般財源からの支出、どのように考えるかというのは、皆さんと一緒に今後考えていかなければならない問題ですし、いろいろと市民にも聞きますと、果たして保護者に助成するのはいいのか、もしくは保護者から今までどおり給食費をもらって食費の購入に充てて、今以上に食材の質の向上、あるいは栄養価の高いものに給食を考えていく、そういったものに助成するのがいいのか、その辺のことを、今後、皆さんと一緒に議論をしていきたいと思いますが、今回はコロナ感染症対策の国庫予算がつきました。これは必然たるものかもしれませんけれども、この予算は通していくべき予算だと思います。
以上を述べまして、賛成討論といたします。