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出水市令和4年第2回定例会 第5日

○大久保哲志教育長 体育系の部活のことだと思うんですけれども、減少傾向にあるということは先ほど答弁しましたけれども、その要因としまして少子化をまず挙げられましたけど、それは確かに少子化は明らかにあると思います。
それから、ほかの要因というのは、まだ詳細に調べたわけではないんですけれども、近年の平成29年からの推移を今手元に置いているんですけれども、この近年の推移を見ますと、少しずつ減少傾向にあったものが、令和2年から3年にかけて、大きく下がりまして、そして現在の数が出ているというような状況を考えますと、ちょうどこの令和元年度の年に中学総体が全て中止になりまして、やっぱりそのときに3年生が大会を見送らざるなかった、こういう状況を見て、その下級生だった1年生、2年生、そしてまた小学生、運動部に対して若干入部をためらったというのもあるのかなというのは推察したところでございます。
それから、それ以外のことで、今専門的な技術を持った指導者が少ないということがありましたけれども、これは今に始まったことではなくて、中学校の教員を採用する際には、もちろん部活動経験とかそういったことも当然見るわけですけれども、採用そのものには部活動経験があるか、ないかということが採用条件になるわけではありませんし、またどの部活動の教員が必要ということで採用するわけでもありませんので、そのマッチングというのはなかなか難しい面がございます。身近なところでいいますと、出水市内の例えば中学校で、教員が転出していって、その後任を入れるときは、基本的には部活動の顧問、専門的な技術を持った者を転入させるわけではなくて、基本的にはまず教科指導、つまり理科の教員が出ていったら理科の免許を持った者を入れるというのがまず優先されますので、そのときに転出していった教員は陸上競技で非常に専門的な知識とか、あるいは経験があったけれども、後任の理科の教員は全くそれがないというようなこともありまして、なかなかマッチングというのは難しい面もありますので、その専門的技術がないという状況が保護者の中で非常に不満になったりする場合もあるのは事実でございます。それが、この減少とそのままイコールかどうか、要因になっているかどうかというのは、はっきりしたことは申せない状況です。