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出水市令和4年第1回定例会 第3日

○5番(北御門伸彦議員) 今期最後の質問になりました。私は、今期の質問について自分なりの分析をしてみました。特に16回の質問機会の中で約半分の回数の質問を行ったのは、災害関係と新型コロナ感染症対策を含んだ医療関係でした。私が最優先する信条であり、市民の命を守る観点であります。昨日の田上議員の質問と重複する部分がありますが、まず最初に市内の2月の新型コロナウイルス感染状況や対策についてお伺いいたします。
次に、ワクチン接種状況についてお尋ねいたします。さらにオミクロン株の特徴として高齢者や子供たちへの感染が多くなっていると全国的な傾向が報道されていますが、出水の状況について伺います。また、出水総合医療センター内で感染が広がったと聞いておりますが、その状況や取られた対策等についてお尋ねいたします。
次に、前置きが長くなりますが、災害は様々な想定をしながら進めなければならない分野であると思い、私は、これまで平成30年第3回定例会で災害対策として組織・関係機関連携、情報伝達手段、避難所の機能・整備、豪雨災害対策、地震対策、原発事故対応、自主防災組織支援、防災公園、防災教育について、令和元年第2回定例会で防災体制として福祉避難所、河川の土砂・流木対策、崖地等の災害対策について、令和2年第1回定例会で危機管理の項目の中で広域災害対応について、令和2年第3回定例会では災害に強いまちづくりの項目の中で災害時拠点施設、内水対策、避難経路の再検討について、令和3年第1回定例会では公共施設や一般住宅の耐震化について、令和3年第3回定例会では風力発電に絡む盛土についてと多くの観点で質問をしてまいりました。機会が与えられるならば、今後もっと勉強を重ねる中で精度の高い質問をしてまいりたいと思います。
今回、フンガ・トンガ噴火による津波というか、潮位変化が阿久根でも約30センチメートルあったことは、地球規模で起こる自然の驚異だと実感させられました。そのことが質問のきっかけの一つになっておりますが、私どもは普段の生活の中でつい平穏な生活がこのままずっと続いていくのではないかと考えがちだと思います。しかし、市民の命を守る立場にある者は、様々な想定をして、対応ができるものは少しでも準備すべきかと考えております。それが心の安心につながるものだと思います。災害というものは通常複数の自治体に及びますが、以前、私は広域災害の観点で桜島噴火想定による鹿児島市からの避難の観点で質問をいたしました。それから時間が経過しておりますので、進展したことがあれば御答弁ください。また、質問事項で申し上げている「火山噴火」「地震」「津波」といった複合して起きるかもしれない災害について、現時点で想定していることがあればお知らせください。
心配性と言われるかもしれない質問が続きましたが、次は夢を描く観点で質問します。
まず、市内の各地域の実情に合わせ、総合計画の地域版に当たる計画を策定する考え方はないのかお尋ねいたします。また、現時点で各地域の実情に応じて策定されている個別計画などがあればお示しください。
次に、今回は、議論の視点として東出水、米ノ津東、出水の3つの地区に絞り、さらに地域課題を主に社会基盤、観光、産業等に絞り、市は地区の特性などを現時点でどう捉えているかお伺いいたします。
以上、壇上からの質問といたします。