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出水市令和3年第4回定例会 第4日

○大久保哲志教育長 今、議員がおっしゃったように、日々の中で先生たち同士がこうやって言葉を交わしていく、これも非常に大事なことだというふうに考えております。そこは、そういった形でさらに進んでいければなというのは思っております。
私ども教育委員会として、教職員にどのように指導していくかということでございますが、これの基本的なベースにあるものとして、性的マイノリティに係る児童生徒への支援というものは、結局、当該児童生徒が有する違和感の強弱、これに応じて様々であるということ。そして、その違和感というものは成長に従い減ずることも含めまして、変動があり得るとされていると。そういうことから、個々の児童生徒の状況に応じた配慮が必要である。これは、先ほど紹介いただいた通知、それからその1年後に出た冊子の中にも書かれていることでございますが、こういったこと、まず基本的なことをしっかりと伝えて、そして先ほどあった男女混合名簿にしてもそうですけれども、その目的というものをしっかりと伝える形で指導していくのが、まず大事かと。その上で具体的な研修としましては、先ほど外部講師を呼んだ研修のことを話をしましたが、それも非常に大事でございますが、それだけではなくて、教職員がやはり当事者意識を持てるようにワークショップ型の研修、こういったものもやっていく必要があるのかなと考えておりますので、そういったものを校内研修で取り組むように指導していきたいと考えております。