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出水市令和3年第4回定例会 第2日

○5番(北御門伸彦議員) 先ほど来、出ていますように、ラムサール条約登録ということで、拠点はクレインパークを使ったり、ツル観察センターを使ったりして、環境学習はしっかりできる状況かと思いますし、歴史の学習をしようとすれば、麓日本遺産に認定されたということもあり、麓歴史館という拠点があります。平和学習をするとなると、今の時点では戦争遺跡をまわるということになるんですが、段階的にでもいいと思うんですけれども、詰所を、ちょっとしたスペースですが設置していただいて、理想なんですけれども、世界に訴えることができる平和学習の拠点も市長に考えていただきたいと思うところです。
鹿屋市の話もちょっと聞いたんですけれども、戦争遺跡を市の指定文化財にしたりですね、その広報紙も毎年1回は平和について特集を組むとか、そういったことをやっているようです。ぜひ、出水市でもこの平和学習ということに、学校だけではなくて力を入れていただきたいと思います。
次に、文化活動についての質問です。文化の定義というのは非常に広範囲にわたりますが、今回は主に行政が関与する部分について、話を進めたいと考えます。
このコロナ禍の中で、ドイツのグリュッタース文化相が言った言葉なんですが、「文化はよき時代においてのみ享受されるぜいたく品ではない、と認識している。」と発言された上に、フリーランス芸術家への無制限の支援に言及されたことに関して、本当に文化度が高い国、ドイツだなと心に残りました。文化度という表現については、例えばですがネットに、良い映画を見て感動すること、すばらしい本を読んで視野が広がること、それだけで文化度が上がるというようなことも記載がありましたが、コロナ禍の中で癒しにもなる文化活動について、教育長はどのような感想をお持ちか、またこの出水地方の地方文化というものに関して、ちょっと難しい聞き方かもしれませんが、どういう感想を持っていらっしゃるか御答弁いただければ幸いです。