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出水市令和3年第4回定例会 第2日

○大久保哲志教育長 議員がおっしゃいますように、ギャップがないのかと言われると、先ほども申しましたように年代が60代から70代ですから、そういった方々に主に10代ですね、そういった子供たちのギャップ、これを埋められるのかという部分は御指摘される意味はよく分かります。
ただ、一つは先ほど申しましたように小学校の教諭、校長、教頭、そういった経験をしている方々ですので、そういった意味では子供たちの気持ちというのはある程度分かっているので、そういう意味では十分にそこはできていると思うんですけれども、まず、そのほっとハウスへの通級に関してなんですけれども、そのままただ話を聞くのではなくて、最初にスクールソーシャルワーカーが面談をしまして、そして指導員との面談とか、それから体験の通所を経て、そして最終的にはその保護者、そして御本人が決定するという形でやっているわけですけれども、その中で個々の児童生徒の困り感とか不適応感とかそういったものを把握して、個に応じた対応を検討して学校復帰に向けたカムバックプログラムを作成していると、そのような形で進めているわけであります。
まず基本的には、今話したような形で進めておりますので、対応として不足している分はないのではないかと思うんですけれども、おっしゃる世代間のギャップについては、例えば子供たちに近い世代であったり、あるいは保護者の世代、こういったものが必要性というのは分かりますので、今後募集をする際は今でも年代は問わずに広く募集をしているのですけれども、なかなか若い年代の応募もないというような現状もあります。
そしてまた、先ほど特別支援学級のこともおっしゃいましたけれども、特別支援学級は非常に充実して増えている関係もありまして、今教員免許を持った方というのは、圧倒的に世の中から不足しておりまして、今出水市では必要な教員は全て配置ができていますけれども、本当にどこの地区でも配置ができない状況にあります。そうしたときに、その若い世代で教員免許を持っていたりとか、そういった方々というのは、そういった学校への配置を優先していましたので、そういう意味ではなかなかいないという現状もあります。そういったことも踏まえて、今後は対応を考えていかなくちゃいけないのかなというふうに思っております。