令和3年出水市議会第4回定例会会議録第1号
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令和3年11月29日
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会議の場所 出水市議会議場
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出席議員 20名
1番 南 鶴 洋 志 議員
2番 橋 口 住 眞 議員
3番 上須田 清 議員
4番 日 髙 信 一 議員
5番 北御門 伸 彦 議員
6番 枦 山 卓 二 議員
7番 吉 元 勇 議員
8番 土 屋 工 吉 議員
9番 鶴 田 均 議員
10番 田 上 真由美 議員
11番 杉 本 尚 喜 議員
12番 出 水 睦 雄 議員
13番 鶴 田 悌次郎 議員
14番 中 嶋 敏 子 議員
15番 宮 田 幸 一 議員
16番 道 上 正 己 議員
17番 榎 園 隆 議員
18番 垣 内 雄 一 議員
19番 築 地 孝 一 議員
20番 髙 崎 正 風 議員
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地方自治法第121条の規定による出席者
椎 木 伸 一 市長
吉 田 定 男 副市長
冨 田 忍 政策経営部長
山 元 周 作 総務課長
宮 﨑 毅 財政課長
大 田 直 子 財政課課長補佐兼財政係長
松 岡 秀 和 企画政策課長
青 﨑 譲 二 企画政策課秘書監(課長補佐)
田 中 一 将 情報課長
冨 永 栄 二 保健福祉部長
双 津 真 安心サポート専門監(参与)
阿 多 広 隆 安心サポートセンター長
谷 川 弘 之 健康増進課長(健康増進課新型コロナウイルスワクチン接種対策室長(課長級)兼補)
園 屋 治 健康増進課新型コロナウイルスワクチン接種対策室統括監(係長級)
田 畑 幸 二 いきいき長寿課長
平 原 義 浩 いきいき長寿課介護保険係長
高 口 悟 こども課長
松ケ角 哲 哉 こども課こども施設係長
揚 松 智 幸 市民部長
春 田 和 彦 商工観光部長
住 吉 祐 一 商工振興課長
窪 田 貴 博 商工振興課商工労政係長
岡 本 賢 一 文化財課長
岩 﨑 新 輔 文化財課文化財係長
川 添 直 市民スポーツ課長
肱 岡 広 一 市民スポーツ課スポーツ振興係長
池 田 幸 弘 農林水産部長
中 村 孝 文 農林水産整備課長
志 水 靖 博 農林水産整備課課長補佐兼林務水産係長
小 原 一 郎 建設部長(水道部長併任)
川 畑 正 樹 都市計画課長
高 見 勇 吉 都市計画課課長補佐兼計画管理係長
小田原 豊 道路河川課長
松 尾 善 博 道路河川課管理係長
永 山 勝 久 道路河川課課長補佐兼建設第一係長
東 畠 賢 一 高尾野支所長
吉ケ島 英 章 野田支所長
鮫 島 幸 二 病院事業管理者
福 濱 敏 郎 出水総合医療センター事務部長
﨑 迫 真 也 出水総合医療センター総務課長
今 川 武 出水総合医療センター総務課課長補佐兼財政係長
大 平 伸 章 消防長
大久保 哲 志 教育長
溝 口 雄 二 教育部長
田 口 保 教育総務課長
小 田 大 吉 生涯学習課長(生涯学習課読書推進室長兼補)
酒 本 めぐみ 生涯学習課読書推進室次長(主幹)
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議会事務局
髙 橋 正 一 局長
華 野 順 一 次長(課長補佐級)
中 村 勇 士 主任主査
野 﨑 育 美 主査
北 紘 至 主査
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付議した事件
承認第7号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度出水市一般会計補正予算(第12号))
議案第71号 出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第72号 出水市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第78号 市有地の無断使用等に係る損害賠償に関する和解について
議案第67号 令和3年度出水市介護保険特別会計補正予算(第3号)
議案第73号 出水市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
議案第74号 出水市駅前広場等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第77号 市道の路線の認定について
議案第75号 公の施設の指定管理者の指定について(出水地域社会体育施設等)
議案第76号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市立図書館及び出水市歴史民俗資料館)
議案第65号 令和3年度出水市一般会計補正予算(第13号)
議案第66号 令和3年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
議案第68号 令和3年度出水市水道事業会計補正予算(第2号)
議案第69号 令和3年度出水市下水道事業会計補正予算(第3号)
議案第70号 令和3年度出水市病院事業会計補正予算(第6号)
午前10時00分 開 会
△ 開 会
○議長(杉本尚喜議員) おはようございます。ただいまの出席議員は20名であり、定足数に達しております。これより令和3年出水市議会第4回定例会を開会いたします。
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△ 開 議
○議長(杉本尚喜議員) これより本日の会議を開きます。
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△ 日程第1会議録署名議員の指名
○議長(杉本尚喜議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、1番南鶴洋志議員、2番橋口住眞議員、3番上須田清議員を指名いたします。
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△ 諸般の報告
○議長(杉本尚喜議員) 令和3年第3回定例会以降の諸般の報告を申し上げます。
諸会議の出席報告につきましては、お手元に配付のとおりであります。その配付してあります諸会議の概要及び監査委員から報告のありました例月出納検査の結果につきましては、事務局に保管してあります資料により御承知おき願いたいと存じます。
また、市長から提案のありました諸会議の出席報告は、皆様の議席にその写しを配付しておきました。
以上が、議長としての主な報告事項であります。これで、諸般の報告を終わります。
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△ 議会運営委員長の報告
○議長(杉本尚喜議員) ここで議会運営委員長の報告を求めます。
○議会運営委員長(田上真由美議員) おはようございます。本定例会の会期及び日程について、議会運営委員会が協議しました結果につきまして御報告申し上げます。
まず、会期日程について申し上げます。11月30日から12月8日までは休会とします。12月9日、10日、13日、14日は、本会議第2日、第3日、第4日、第5日の会議を開き、一般質問を行います。12月15日から12月22日までは休会とし、この間の12月15日、16日は、付託されました案件の委員会審査を行っていただきます。12月23日は本会議第6日の会議を開き、休会中審査事件の委員長報告の後、採決を行います。また、新たに意見書等の申出があったときは、この日に上程することといたします。以上が、会期日程等の概要でございます。
なお、一般質問の通告期限は12月1日正午までとなります。質問をされる方は通告書に所定の事項を記載し、提出されるようお願いいたします。一般質問提出時に発言順位の抽選を行います。一般質問は、申し合わせにより1日におおむね4人としていますが、質問者の人数によっては、一般質問を予定している本会議が休会となることもあります。この場合、委員会審査予定日を変更し、委員会審査を行っていただきます。
以上のことから、本定例会の会期は、本日から12月23日までの25日間と定めました。
次に、本日の議事日程について申し上げます。日程第3の承認議案を上程、日程第4から日程第6までの条例議案2件、損害賠償の和解議案1件を一括上程、日程第7の介護保険特別会計補正予算議案1件を上程します。日程第3から日程第7までは、いずれも委員会付託を省略し、即決の取扱いとします。日程第8から日程第10までの条例議案2件、市道の路線の認定議案1件を一括上程、日程第11及び日程第12の公の施設の指定管理者の指定議案2件を一括上程、日程第13から日程第17までの各会計補正予算議案5件を一括上程します。日程第8から日程第17までは、提案理由説明の後、これらの議案に対する総括質疑をいたします。総括質疑の後、委員会付託区分表のとおり、各関係常任委員会に付託いたします。
皆様の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の委員長報告といたします。
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△ 日程第2会期及び会期日程の決定
○議長(杉本尚喜議員) 日程第2、会期及び会期日程の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期及び会期日程については、議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日から12月23日までの25日間とし、会期日程については、配付いたしております会期日程表のとおりとすることに決定いたしました。
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△ 議事日程の報告
○議長(杉本尚喜議員) 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおり定めました。
令和3年出水市議会第4回定例会
議 事 日 程 第 1 号
令和3年11月29日 午前10時 開 議
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期及び会期日程の決定
第3 承認第7号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度出水市一般会計補正予算
(第12号))
第4 議案第71号 出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第5 議案第72号 出水市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
第6 議案第78号 市有地の無断使用等に係る損害賠償に関する和解について
第7 議案第67号 令和3年度出水市介護保険特別会計補正予算(第3号)
第8 議案第73号 出水市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について
第9 議案第74号 出水市駅前広場等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第10 議案第77号 市道の路線の認定について
第11 議案第75号 公の施設の指定管理者の指定について(出水地域社会体育施設等)
第12 議案第76号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市立図書館及び出水市歴史民俗資料館)
第13 議案第65号 令和3年度出水市一般会計補正予算(第13号)
第14 議案第66号 令和3年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
第15 議案第68号 令和3年度出水市水道事業会計補正予算(第2号)
第16 議案第69号 令和3年度出水市下水道事業会計補正予算(第3号)
第17 議案第70号 令和3年度出水市病院事業会計補正予算(第6号)
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△ 議 事
○議長(杉本尚喜議員) これより議事日程により、議事を進めます。
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△ 日程第3承認7号 上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第3、承認第7号専決処分の承認を求めることについて(令和3年度出水市一般会計補正予算(第12号))を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 おはようございます。よろしくお願いいたします。
ただいま上程されました令和3年度出水市一般会計補正予算(第12号)の専決処分の承認を求めることについて、提案理由を説明します。
専決処分をしました補正予算は、令和3年7月及び8月の豪雨により被災した農道及び林道の災害復旧費について、新規計上するものです。
今回、予算計上した災害復旧費については、豪雨により被災した農道及び林道の中でも、日々の生活道路として利用も多い広域農道や、木材の運搬及び山林の管理などに利用され基幹林道となっている北薩1号線等における、のり面や路肩の復旧等に係る経費であり、特に災害の規模が大きく、その復旧に期間を要することから、来年の梅雨時期までに事業を完了させるための緊急の予算措置であり、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、11月1日に専決処分を行ったものです。
議員の皆様におかれましては、諸般の事情を御賢察の上、御理解を賜りたいと存じます。
補正予算第1条の歳出では、第11款災害復旧費の現年発生農業用施設補助災害復旧費において、広域農道の野平地区ののり面復旧費等を新規計上し、現年発生林業用施設補助災害復旧費では、林道北薩1号線の路肩復旧費等のほか、林道椿原線の落石防護網復旧費を新規計上しました。
これに対します歳入としましては、県支出金、市債を追加計上し、地方交付税を調整しました。
次に、補正予算第2条の繰越明許費の補正ですが、現年発生農業用施設及び林業用施設の補助災害復旧事業について、所要の工期確保等の関係からそれぞれ繰越明許費を設定し、補正予算第3条の地方債の補正においても、農業用施設及び林業用施設の補助災害復旧事業の市債をそれぞれ追加するものです。
なお、本条によります補正後の市債の現在高は、予算説明書17ページの資料のとおりとなるものです。
以上が、本補正予算の内容でございますが、今回の補正額は、1億3,856万5,000円の追加で、これにより予算規模は、289億6,748万3,000円となるものです。
よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 承認第7号専決処分の承認を求めることについて(令和3年度出水市一般会計補正予算(第12号))について、これから質疑を許します。
○7番(吉元勇議員) 即決ですので少し掘り下げて聞いてみたいと思いますが、まず、02のほうの広域農道ののり面復旧工事、野平の地区になります広域農道ですが、実は、これはさきの定例会、第3回定例会の一般会計補正予算(第8号)で計上されたところでもあるんですが、このときは我々に説明があって、その後審議して議決したという内容ですが、今回専決したと、内容というか専決した理由としては、利用が多いだとか令和4年度までに復旧したいと、梅雨時期に復旧したいということですが、ちょっと中身がよく分からないのは、さきの定例会で先ほど説明した一般会計補正予算(第8号)でやった分以外のどのようなところを専決して進めてるのか。何か進んでるように見えるんですが、専決処分が悪いとは言わないけれども、もう少し専決処分しなくても順序よくやってもよかったのかなと思ってるところでございます。議員としては当然そういう疑問を持つんですが、どのような点を専決処分としてやったのか、少しその辺説明いただきたいと思います。
○中村孝文農林水産整備課長 ただいまの質問にお答えいたします。
先ほど吉元議員が言われたように、広域農道につきましても、一応査定を受けて査定後に事業というのは進めていくんですけれども、10月に査定を受けまして10月末に決定が来たものですから、梅雨時期までの間に少しでも早く完成をしたいということで、専決をさせていただいたところです。国の査定を受けて、少しでも早く進めていきたいということで専決にさせていただきました。工事につきましては、広域農道につきましてはのり面の崩壊でございまして、道路敷に崩れてきております土砂につきましても、今回一緒に除去をして復旧をしたいというふうに考えております。
○7番(吉元勇議員) 工事内容は分かるんですが、僕が今問うてるのは、専決処分のことなんです。どの部分を専決処分としたのか。専決処分は今までずっと議会でやってきましたけど、大まかには分かってたつもりなんですが、さきの定例会でやったことがあったものですから、今回は11月1日に専決処分とした。具体的に何を専決処分したのか。例えば、もう入札に進んだのか、あるいはもう設計仕様を進めたのか、ちょっとその辺を答弁いただきたい。工事内容は分かるんです。ただ、専決処分というのは11月1日時点で専決した。何を専決したのか、ちょっとその辺説明いただきたい。
○池田幸弘農林水産部長 9月の段階で設計等に係る予算等については御承認いただいたところでございますけれども、この専決した部分につきましては、工事入札に係る部分を専決したものでございます。現在、入札も終わりまして、12月に契約の運びとなるところでございます。具体的に、工事が梅雨時期までかかりますことから、なるべく早く工事を完成するために専決処分をお願いしたものでございます。
○7番(吉元勇議員) 求めていた質疑に対しての答弁でありました。08の林道の件ですけども、これは発注者は全部がどちらの復旧工事も、どちらもこれは市の単独発注と考えてよろしいですか。
○中村孝文農林水産整備課長 林道の工事につきましては、今回4件専決をさせていただいておりまして、全て市のそれぞれ単独で発注をしております。
○7番(吉元勇議員) この発注仕様書できると思うんですが、確認のためにこの発注特記仕様書、広瀬川内水面漁協、あるいは高尾野内水面漁協への説明が盛り込まれた特記仕様書ではないと理解しますが、そのとおりですか。
○中村孝文農林水産整備課長 盛り込まれておりません。協議はしない方向で進めております。あと、先ほど回答させていただきました単独といいますのは、それぞれ別々に発注してるということでありまして、事業としては国庫補助事業を採用しておりますので、申し添えます。
○16番(道上正己議員) 先ほど吉元議員が質疑されました広域農道の野平地区の件なんですが、もう災害からある程度の期間がたってるのに、どうして土砂の撤去をしないのかというお話もいただきましたが、査定を受けてその事業を進めるということなんですが、緊急道路とかいろんな道路に応じては即土砂撤去をされて、交通の利便性を考えて事業を行うわけですけれども、どうしてこれまでかかったのかということをひとつお尋ねしたいと思いますが。
○中村孝文農林水産整備課長 今回の広域農道につきましては、崩れたときに全面的に道路部分に土砂が流れ込みまして、復旧といたしましては早急な復旧ということで、片側通行を即日復旧するという方法を選びました。ですので、今回、現在のところ片側通行が長く続いている状況ではございますが、今回の発注によりまして、年末年始には通行が可能になるように特記仕様書にも記載しまして、そのように進めていきたいというふうに考えているところです。
○16番(道上正己議員) せっかく専決されて、いろんな事業の中ですけれども、年末年始というよりも、上り、上がってこっちから行って、スピードを出してたときには信号があるということで、点滅信号でそれぞれ交互通行なんですが、できることなら1日も早くといいますか、もう即事業にスタートして、どうしても取り除けないという話ではないと思うんですけど、普通一般的に考えて。そんなにやっぱり事業については厳しいというか時間がかかるような事業段取りというのがあるんですか。ちょっとそこら辺を手早くしてほしいと思うんですけども。
○池田幸弘農林水産部長 今道上議員のおっしゃられるように、災害でございましたので、国の有利な補助災害を受けるために査定を待たざるを得なかったというのが一つまずございまして、その査定が終わりましたのが10月でございます。それから早速専決処分の手続に入らせていただきまして、工事等をなるべく早く進めたいという気持ちで私どももこの段取りをしてきたところでございます。また、その間には様々に皆様方の交通の支障にならないような手立てというものを取りながら、この復旧に向けた努力もしてきたところでございます。御理解をいただきたいと思います。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
○14番(中嶋敏子議員) ただいま提案をされております豪雨災害による災害復旧の事業予算、専決をされた分ですけれども、この林道北薩1号線というのは、紫尾林道のことかというふうに思います。私どもは7月31日の日ですか、現地を調査いたしましたけれども、本当に斜面が全面的に崩壊をして通行止めになっている状況になっておりました。紫尾山は常に小規模な斜面崩壊を繰り返して、微妙なバランスを保っていると言われております。ここへ今巨大な風力発電の建設計画があるわけですけれども、ここへの大規模な地形改編と大型建造物の建設は大量の降雨による斜面崩壊が起こることは必至だと、専門家の皆さんも指摘をされております。改めてここへの巨大風力発電の建設計画については、市長のほうが見直しを求めるべきではないかと改めて提起をしておきたいというふうに思います。
以上、意見を述べて専決処分そのものには賛成です。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに討論ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案はこれを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、承認されました。
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△ 日程第4議案第71号・日程5議案第72号
日程第6議案第78号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第4から日程第6までの条例案2件及び損害賠償の和解議案1件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま一括上程されました出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、ほか2件の提案理由を説明いたします。
まず、出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について説明します。
家庭的保育事業等における事業の諸記録の作成、保存等について、電磁的記録による対応を認める条例改正については、本年第2回定例会で議決いただきましたが、本案は、保育所等においても対応を認めるよう基準府令の一部改正がありましたので、条例の規定を改めるものです。
それでは、改正の内容について説明します。
今回の改正は、改正前の第5条第2項から第6項までの規定及び第38条の準用規定を整理して、第4章の雑則に規定するものです。
附則ですが、この条例は公布の日から施行するものです。
次に、出水市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明します。
本案は、健康保険法施行令等の一部を改正する政令が本年8月4日に公布され、令和4年1月1日から施行されることに伴い、出産育児一時金の額を引き上げるものです。
それでは、改正の内容について説明します。
第5条に規定する出産育児一時金の額を40万4,000円から40万8,000円に改めるものです。
なお、出産育児一時金の支給に当たっては、産科医療補償制度の掛金相当額を加算し、支給しているところですが、同制度の掛金が、令和4年1月1日から引き下げられるため、今回の条例改正に伴う支給総額の変更はありません。
附則ですが、附則第1項では、この条例の施行期日を定め、附則第2項では、この条例の施行に伴う経過措置を定めています。
次に、市有地の無断使用等に係る損害賠償に関する和解について、提案理由を説明します。
本案は、出水市武本の市有林で発生した、市有地の無断使用等に係る損害賠償に関し、和解することにつき、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決をお願いするものです。
和解の相手方は、出水市武本5117番地3の株式会社のぼる産業で、このたび、市の算定による損害賠償請求に対し、相手方が支払うことに応じたため、和解するものです。
事案の内容としましては、のぼる産業が、平成25年頃から、自社事務所敷地に隣接する市有林において、境界を確認しないまま、錯誤により土地を使用し、立木の伐採や土砂採取が行われたもので、令和2年6月に、この付近の航空写真から、問題が発覚したものです。
その後、協議を進める中で、お互い立ち合いの下境界を確認し、土砂の採取量等を算出して損害賠償額を算定したところです。
損害賠償額の内訳としましては、土砂採取分180万2,693円、立木伐採分38万420円、境界復元委託料分55万円、土地使用分2万7,220円で合計276万333円となります。
相手方が、この損害賠償額を市に支払うことをもって、本件に関する両者の法律関係を終結することを約し、和解するものです。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で提案説明が終わりました。
これから、議案第71号出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
○7番(吉元勇議員) 最近議会では、川と不当要求行為ばかりやってましたので、福祉のことを少しおろそかにしてましたが、基本的なことをちょっと説明いただきたいと思いますが、結局、何回見てもこれは理解あまりできなかったのは、特定教育とか保育施設とか言いますけど、これは結局、認可保育施設といったような理解で大まかによろしいんですか。ちょっとその辺お聞きします。
○冨永栄二保健福祉部長 特定教育・保育施設ということで、保育所、認定こども園、そういったところになりますので、そういう理解で大丈夫だと思います。
○7番(吉元勇議員) 保育所といっても認可外もあるわけですから、認可保育を行っている、市が認可したところの保育施設のことを特定教育・保育施設と言うのかなと思うんですが、そのとおりでよろしいですか。
○冨永栄二保健福祉部長 そのような認識で大丈夫です。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第72号出水市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。
次に、議案第78号市有地の無断使用等に係る損害賠償に関する和解について、質疑を許します。
○14番(中嶋敏子議員) これは航空写真でたまたま見つけたということでしたけれども、私ちょっと記憶を呼び戻しますと、何か早い時期にこれについては市民の方から私のほうに話が来てまして、私は市のほうに伝えたような気がするんですが、ちょっと記憶がもうちょっと飛んで定かでないんですけれども、この航空写真というのは定期的に撮られるものなのか、たまたまそこだけを何かあって見られたのか、そこらをちょっと確認させてください。
○池田幸弘農林水産部長 今回の航空写真につきましては、平成29年の航空写真であるようです。林務の担当者がこの伐採届等の確認とかその辺のところを、通常の業務上の中で確認をしている最中に、ここは市有林に入り込んでいるんじゃないのかということを、担当がそのときにそれを発覚といいますか発見いたしまして、これはどうしても市有地のほうに入り込んでるなということを、その伐採届等の確認をしている中で確認したということでございます。
○14番(中嶋敏子議員) 私に通報された市民の方は、市役所がもうなめられてるんじゃないかと。ちゃんとやっぱりこういうことは確認をするべきじゃないかというふうなことを言われたのを記憶してるんですけれども、今の答弁では、たまたまそういうことがあって見つけられたんだということのようですけれども。市民のほうからの市のほうには、そういう通報というのはなかったんでしょうか。
○池田幸弘農林水産部長 直接、市の担当のほうにの通報ということはなかったということでございます。
○7番(吉元勇議員) 先週の金曜日に、この件について全員協議会があって詳細の説明があって、私も幾つか質疑をしました。それで、概要を読みますと平成25年のころとあります。今、中嶋敏子議員が質疑した観点とはちょっと逆の立場で私は質疑しますが、平成29年発見したということですが、今回はのぼるさんが全面的に何か受け入れて和解したいということで、のぼるさんが何となく全面的に悪いなという印象を受けるんですが、やっぱり草とか木というのは、僕はよく使うやぶになりますよね。やぶになったときに、どうしてもこれは発見しづらかったというような観点があると思うんですが、これ結局、境界復元委託料分まで全面的にお願いしてると言いますけども、この25年にどういう協議があったかですけども、25年から29年の間、4年間でやっぱりもうやぶになり、木も茂って、いわゆる鬱蒼とする中で、これなかなか発見しづらかったんじゃなかろうかと思いますが、その辺を考慮した和解の協議にはならなかったのかなと思いますが、ちょっとその辺説明できる点があればお願いしたい。
○中村孝文農林水産整備課長 境界につきましては、この25年ぐらいから掘削をされてたといいますか、市有地のほうに入り込んでこられてたということで、もう既に境界等もないような状態になっておりますので、それの復旧費としましては、やはり境界から入ってきた方が原因者というふうに考えるべきだろうと思いまして、今回のぼる産業さんのほうに損害賠償額として計上させていただいているところです。
○7番(吉元勇議員) 金曜日の説明でもありましたけど、現場は見ますと大雨で崩れていることを見ますと、この掘削というのはやっぱり直角に削るのはなかなか難しいなというふうに思います。そこで、民有地と市有地があった場合に、どうしても大方民有地を全部取りたいんだと。でも、そのためには直角に削らなければいけないから、どうしても市有地のほうにやっぱり斜めに削らせてもらいたいというような話がもしもあった場合は、今回を見ますと、今後はやっぱり協力して、斜めに削ることによって大雨のときのいわゆる土砂が崩れるというか、斜面が直角に削ったのが崩れるといったことも防止できると思うんですが、そういう相談もなかったかどうか。その辺は全く協議はなかったですか。相談という意味ではなかったところですか。
○池田幸弘農林水産部長 そういう段階的な掘削の相談自体はなかったということでございます。
○7番(吉元勇議員) 今後のことも含めて、今回のことを含めて、今後はやっぱり掘削、どうしてもやっぱり公共事業等も必要ですから、なるべくない資源を有効に使うためにも、市有地のほうにもできるだけ協力してもらって、斜めに掘削したいと。今回はそういうことも、もしかしたらやればよかったのになと思いますけども、そういう相談があった場合は、今後は市側としては市有地の相談に乗るよというようなことも考えていらっしゃるかどうか。今回の事例をもとにですね。答弁できる点があれば。
○議長(杉本尚喜議員) 吉元議員、自分の私見を述べられて、それを当局側に伺うというのは、これはもう一般質問の範疇でございますので、今質疑でございます。不明なところをただすのが質疑ですので、よろしいですか。
○7番(吉元勇議員) はい。
○議長(杉本尚喜議員) 今の質疑に対して答弁しますか。
(発言する者あり)
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
○7番(吉元勇議員) 議案第78号市有地の無断使用等に係る損害賠償に関する和解について、賛成の立場で討論します。
今回の事例、全員協議会でもいろいろとお聞きしまして、当局の答弁も伺いました。のぼる産業さんとしても紳士的に自ら航空写真による市有地への侵入もあったということで、紳士的な態度を取られ、その後、和解にも応じられております。本件において両方が納得いく形で和解したというのは、とても望ましいことであります。また、この件についてもペナルティ等もなかったということで、そのとおりにすべきだというふうなことを考えます。よって賛成討論といたします。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに討論ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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△ 日程第7議案第67号 上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第7、令和3年度出水市介護保険特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました、令和3年度出水市介護保険特別会計補正予算(第3号)について、提案理由を説明します。
今回の補正は、歳出では、人事異動等に伴う職員給与費の調整や、決算見込みにより北薩広域行政事務組合負担金を減額しましたほか、介護給付費準備基金積立金を調整しました。
これに対します歳入では、国・県支出金、諸収入を追加計上し、一般会計繰入金を調整しました。
今回の補正額は73万6,000円の追加で、これにより予算規模は、63億4,145万5,000円となるものです。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で提案説明が終わりました。
これから、議案第67号令和3年度出水市介護保険特別会計補正予算(第3号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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△ 日程第8議案第73号・日程第9議案第74号
日程第10議案第77号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第8から日程第10までの条例議案2件及び市道の路線の認定議案1件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま一括上程されました出水市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、ほか2件の提案理由を説明します。
まず、出水市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について説明します。
出水市総合運動公園内の野球場は、国体開催に向けて、平成27年度から、グラウンドやスコアボードなどの改修を行い、陸上競技場は、令和2年度から、インフィールドの芝生改修や、トラック部の全天候型への改修工事を行っており、今年度で、これらの施設の大規模改修工事が全て完了します。
本案は、改修を行った野球場のスコアボード及び陸上競技場の使用料について、受益者負担の原則に基づき見直しを行うため、所要の改正をしようとするものです。
それでは、改正の内容について説明します。
別表第2の野球場の表では、スコアボードの使用料を、1試合につき1,000円に改め、陸上競技場の表では、専用使用、団体使用及び個人使用について、それぞれ使用料を改め、附属施設の使用料として、会議室及び温水シャワーの使用料を新たに規定するのものです。
附則ですが、附則第1項では、この条例の施行期日を定め、附則第2項では、この条例の施行に伴う経過措置を定めています。
次に、出水市駅前広場等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明します。
本案は、出水駅利用者の駐車場が不足していることから、出水駅東口緑地公園西側市有地に駅前広場等の施設として、30台の月ぎめ専用の駐車場を供用開始することに伴い、所要の改正をしようとするものです。
それでは、改正の内容について説明します。
第2条の改正規定は、駅前広場等の名称及び位置を規定する表に、出水駅南側駐車場を加えるものです。
第4条の改正規定は、使用に当たり許可が必要な施設として、出水駅南側駐車場を加えるものです。
別表第1の改正規定は、施設の名称を、南側駐車場とし、別表第2の改正規定は、使用料を西口第2駐車場の月ぎめ使用と同額の、一月当たり2,600円とするものです。
附則ですが、附則第1項では、この条例の施行期日を定め、附則第2項では、供用開始に向けた準備行為ができることを定めています。
次に、市道の路線の認定について、提案理由を説明します。
今回認定しようとする路線は、市道坪ノ坂平松上線と広域農道とを結ぶ、延長600メートルの路線です。
本路線は、出水市道路総合整備計画で骨格道路に設定し、南九州西回り自動車道(仮称)出水北インターチェンジと市街地とを結ぶ重要な路線として位置づけています。
さらには、現在計画中の道の駅へのアクセス道路としても計画しているところです。
起点から市道中塩屋平松上線までの区間約500メートルは、現在、市が管理する農道であり、終点側約100メートルについては、新設区間となります。
起点から終点までの区間の一体的な整備及び管理を行うため、今回議決をお願いするものです。
なお、今回の路線認定に伴い、市道管理路線は1,103路線となり、延長は75万7,681メートルとなります。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、提案説明が終わりました。これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは、議案番号を示していただき、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては、所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。なお、質疑回数は4回以内といたします。質疑を許します。
○8番(土屋工吉議員) 議案第73号の都市公園条例の一部を改正する条例の制定について伺います。
次のページに、都市公園条例として別表第2の同じく3ですか、陸上競技場なんですが、ここは皆さん御存じのとおり、出水市の陸上競技はすごく県に行っても優秀な成績、全国に行っても非常に高いレベルのスポーツをやっておりますが、ここら辺のスポ少の今までの現行で使う分とこの改正をした分と、どういった相違点があるのか伺います。
○小原一郎建設部長 今回の陸上競技場につきましては、使用料等について倍以上にならない、おおむね改正前の1.5倍以内程度になるような形で使用料のほうの改正を行っております。そして、いろいろな大会等においては、減免等とかそういうのも引き続きやっていきたいと考えているところでございます。
○8番(土屋工吉議員) 今説明ありましたけども、ここはスポーツ少年団、児童の部と中学校の部、それと、高校生も一緒に時間帯として利用するわけですが、そこら辺は1.5倍になるということですが、なかなか今、各スポーツ、野球、サッカーにしても、出水市内で一つのチームができずに合同でやるという形なんですが、特にこの陸上競技に当たっては、皆さん御存じのとおり、非常にいい成績を収めて、ある国会議員の方も、「昔から出水な陸上強かところじゃった。」と、「ぶーんと負けて、出水んしに負けて戻りじゃった。」という、そういった普及の面から1.5倍になるということはいかがと思うんですが、そこら辺もう一度説明お願いします。
○川畑正樹都市計画課長 先ほど部長からも申し上げましたとおり、もともと減免措置がございます。少年団活動等ですね。どうしても、今回使用料見直しをせざるを得ないというのが、先ほど市長の説明にもありましたとおり、受益者負担の原則ということが大きな前提としてございますので、どうしても、今回見直しをせざるを得ないというものでございます。
○8番(土屋工吉議員) 今までの使用料とかそこら辺は、出水は安いとこだということを伺っておりますが、他市町村との比較をしたら、今回の改正でどのくらいになるのか伺います。最後です。
○川畑正樹都市計画課長 今回の陸上競技場の整備につきましては、陸上協会の4種公認を想定して整備を進めております。県内の4種公認の同じレベルの全天候型の陸上競技場と比較したときに、大きく違わない使用料の設定となっております。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております条例議案2件及び市道の路線の認定議案1件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。
なお、付託された議案で、自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について、質疑をされる事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨お伝えおき願いたいと存じます。
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△ 日程第11議案第75号・日程第12議案第76号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第11及び日程第12の公の施設の指定管理者の指定議案2件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま一括上程されました公の施設の指定管理者の指定議案2件について、提案理由を説明します。
これらの議案は、令和4年3月31日で指定管理者の指定期間が満了する公の施設について、新たに指定管理者を指定するため提案するものです。
まず、出水地域社会体育施設等については、平成29年4月1日から5年間、有限会社出水スポーツを指定管理者としているところです。
今回、指定管理者の公募をしたところ、1団体から申請がありました。
選定に当たり、公の施設指定管理者選定審議会から有限会社出水スポーツを指定管理者とすることが適当である旨の答申を受け、同社を令和4年4月1日から令和9年3月31日までの指定管理者として、提案するものです。
次に、出水市立図書館及び出水市歴史民俗資料館については、平成29年4月1日から5年間、株式会社図書館流通センター出水営業所を指定管理者としているところです。
今回、指定管理者の公募をしたところ、1団体から申請がありました。
選定に当たり、公の施設指定管理者選定審議会から株式会社図書館流通センター出水営業所を指定管理者とすることが適当である旨の答申を受け、同社を令和4年4月1日から令和9年3月31日までの指定管理者として、提案するものです。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、提案説明が終わりました。これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは、議案番号を示していただき、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては、所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。なお、質疑回数は4回以内といたします。質疑を許します。
○7番(吉元勇議員) 両指定管理者の議案もどちらも選定委員会で選定されたものだと認識します。それぞれ1団体といいますか1社しかなかったのでこういうことになったと思うんですが、市長としては選定委員会から答申があって、出水スポーツさん、あるいは図書館流通センターで、こちらで申し分ない旨の答申があったから、市長もそれを受けて議会にこの2社でそれぞれを提案されたと思うんですが、特に市長としては、懸念されることがなかったと認識しますが、その点説明できる点があればお願いします。
○椎木伸一市長 この2社につきましても、かねてから真摯に管理をしていただいてるという認識であります。いろいろな市民からの御意見等も、その都度、担当課を通していろいろ協議をしていきながら円滑に推進、管理してきていただいたものと思っておりまして、この選定審議会からの指定管理者として適当である旨の回答というものは、妥当なものではないかなというふうに考えております。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております公の施設の指定管理者の指定議案2件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。
なお、付託された議案で、自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について、質疑をされる事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨お伝えおき願いたいと存じます。
○議長(杉本尚喜議員) ここで暫時休憩いたします。再開を11時15分といたします。
午前10時57分 休 憩
午前11時15分 再 開
○議長(杉本尚喜議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を続行いたします。
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△ 日程第13議案第65号・日程第14議案第66号
日程第15議案第68号・日程第16議案第69号
日程第17議案第70号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第13から日程第17までの令和3年度各会計補正予算議案5件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました、令和3年度出水市一般会計補正予算(第13号)ほか4会計に係る補正予算について、一括して提案理由を説明します。
まず、一般会計補正予算(第13号)について説明します。
今回の補正は、事務・事業費の確定見込み等による調整、人事異動等に伴う給与費の調整、国・県負担金の過年度精算返納金等の新規計上、北薩広域行政事務組合負担金の調整及び、特別会計への繰出金等を措置するものです。
なお、新型コロナウイルス感染症対策に伴い、イベント等が中止になっているものなどについては、不用額を減額しております。
これらのほか、新規計上事業など、主なものについて、補正予算第1条の歳入歳出予算の補正の歳出から説明します。
33ページ、第2款総務費、総務管理費のツルと歴史のまち応援基金積立金では、当初の想定を大きく上回る寄附金が見込まれるため、収入見込額に合わせて調整を行い、また、地域活性化対策費のふるさと納税事務費においても、寄附を頂いた方々への贈呈用特産品代に係る報償費等の所要見込額を追加計上しました。
続きまして、37ページ、第3款民生費、社会福祉費の生活困窮者自立支援金給付事業費では、支援金の申請期間が11月末まで延長となり、申請者の増加が見込まれることから、所要見込額を追加計上しました。
また、障害福祉サービス給付費の介護給付費及び訓練等給付費では、利用件数の増加等により扶助費に不足が見込まれますことから、それぞれ所要見込額を追加計上し、障害者自立支援医療費の療養介護医療費においても、利用者の増加により扶助費を追加計上しました。
39ページ、児童福祉費の家庭児童相談等事業費では、家庭児童相談管理システム改修の年度内実施が見込めず、改めて来年度予算に計上し、実施することとしましたので、事業費を減額しております。
次に、障害児通所支援事業費の児童発達支援給付費及び放課後等デイサービス給付費では、利用者の増加等により所要見込額を追加計上し、障害児相談支援給付費では、報酬改定等に伴い扶助費を調整しました。
また、児童手当等支給事務費では、令和4年4月からの制度改正に向けたシステム改修費を新規計上しております。
39ページから41ページにかけましての、保育対策総合支援事業費では、保育実習生の受入経費に対する人材交流等支援事業費補助金、保育支援者の配置経費に対する保育体制強化事業費補助金、保育補助者の雇用経費に対する保育補助者雇上強化事業費補助金のほか、園児の安全な保育環境を確保するための備品購入に対する保育所等事故防止推進事業費補助金を新規計上しました。
また、母子生活支援施設措置事業費では、措置単価の改定等により扶助費を調整し、子育て支援室整備事業費では、高尾野農業者健康管理センターへの移転に向け、より多くの方々に利用していただけるように、環境づくりのための遊具等購入費を追加計上しました。
43ページ、第4款衛生費、保健衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種事業費では、既に予算計上していた2回目までのワクチン接種経費の確定見込みによる調整とともに、2回目の接種から8か月経過した医療従事者、高齢者への3回目のワクチン接種に向け、コールセンター等の接種体制確保に係る経費や医療機関への接種委託料を調整しました。
なお、3回目の接種につきましては、医療従事者は12月から、高齢者は来年1月から接種を開始できるように、既に準備作業を進めているところです。
次に、不妊・不育治療助成事業費では、対象者の増加が見込まれることから、所要見込額を追加計上し、火葬場管理費では、野田じょうらく苑の火葬炉内排風機の取替修繕費を追加計上しました。
45ページから47ページにかけましての、第6款農林水産業費、農業費の産地づくり対策事業費では、追加内示に伴う4つの生産組合への省力化機械導入補助金を新規計上するとともに、既に予算計上していた補助金の確定見込みにより不用額を減額しました。
また、農業再生事業費では、県補助金の内示により事業費を調整し、環境保全型農業直接支援対策事業費補助金では、対象面積の増加等により補助金を追加計上しました。
次に、降灰地域野菜・果樹等安定対策事業費では、県補助金の内示がありましたので、茶葉摘採機能付降灰除去機購入に対する降灰対策機械施設導入補助金を新規計上し、機構集積協力金交付事業費補助金では、農地中間管理機構を通して農地を貸付けする場合に交付される、地域集積協力金及び経営転換協力金のほか、平成27年度に地域集積協力金の交付を受けているもののうち、農地賃貸借契約の中途解約により協力金の返還が生じたため、国庫補助金返還金を新規計上しました。
また、農業者就農資金償還助成事業費では、助成対象者の増加等により、所要見込額を追加計上し、経営継承・発展等支援事業費では、将来にわたって地域の農地利用等を担う経営体を確保するため、中心経営体等である事業者から経営を承継した農業後継者に対する、省力化・業務効率化機械導入に係る経営継承・発展等支援事業費補助金を新規計上しました。
次に、農地費の県営海岸堤防等老朽化対策事業負担金では、県が実施する出水干拓海岸堤防改修事業費の増加に伴い負担金を追加計上し、49ページの基幹水利施設管理費では、事業費の増加に伴う調整をし、県営農道保全対策事業負担金では、県が実施する広域農道の一本松大橋補修事業費の増加に伴い負担金を追加計上しました。
林業費の有害鳥獣防除事業費では、イノシシ・シカ等のジビエ加工処理施設において、受入れから出荷までの一連の情報管理業務を効率化する、ジビエ在庫情報等管理システム導入補助金を新規計上しましたほか、イノシシ・シカ等の捕獲件数の増加により補助金を追加計上しました。
また、かごしまの竹と生きる産地づくり事業費では、県補助金の追加内示がありましたので、出水特林会の省力化機械導入に対する補助金を追加計上しました。
続きまして、51ページ、第7款商工費、商工業振興費の企業立地促進事業費では、設備投資や新規雇用に対する企業立地促進補助金について、新たに申請がありましたことから、所要見込額を追加計上し、住宅建築等工事促進事業費では、木造住宅新築工事補助金等の申請件数の増加に伴い、所要見込額を追加計上しました。
続きまして、第8款土木費、道路橋梁費の道路維持補修費では、地域経済対策及び年度間の端境期対策としまして、市道7路線に係る側溝整備工事費等を追加計上し、一般道路整備事業費につきましても同様に、市道6路線に係る改良工事費等を追加計上しました。
いずれの路線も、安全・安心の面から緊急性が高く、計画の前倒しをするものです。
今回、歳出予算と併せて繰越明許費を設定しておりますので、本年度末から来年度当初を通じまして、本市地域経済の下支えに一定の波及効果をもたらすものと考えているところです。
次に、53ページ、里道等整備地域支援事業費では、7月の豪雨により申請件数が増加しておりますことから、所要見込額を追加計上し、橋梁維持補修補助事業費では、既に予算計上していた事業費の確定見込みにより不用額を調整するとともに、昭興橋の橋梁補修工事費を新規計上しました。
また、急傾斜地崩壊対策事業費では、下平野地区の崩壊対策に係る工事費を新規計上しております。
続きまして、55ページ、第9款消防費、常備消防費の消防総務業務費では、令和4年度採用予定消防職員の被服等購入費を新規計上し、非常備消防費の消防団活動費では、消防団に配備いたしますトランシーバー等の購入費を新規計上しました。
次に、第10款教育費、小学校費の小学校施設維持補修費では、来年度、特別支援学級数が増加する見込みとなっておりますことから、江内児童クラブの移設も含め、教室等改修に係る準備経費を新規計上し、小学校教育設備整備事業費についても、特別支援学級数の増加等に伴い、モニター等の備品購入費を新規計上しました。
また、55ページから57ページにかけましての、中学校費の中学校施設維持補修費及び中学校教育設備整備事業費におきましても、小学校と同様に、来年度、特別支援学級数が増加する見込みとなっておりますことから、教室等改修に係る準備経費や、モニター等の備品購入費を新規計上しました。
57ページから59ページにかけましての、保健体育費の陸上競技場全天候化事業費では、来年2月末の完成に向けて工事を進めておりますが、リニューアル後の落成式開催経費を新規計上しました。
なお、落成式には、本市出身のアスリートをお招きし、陸上教室も併せて開催する予定です。
続きまして、第11款災害復旧費ですが、本年7月の豪雨災害における補助災害復旧事業費を計上するものです。
まず、現年発生農業用施設補助災害復旧費では、原地区の農道法面復旧費を新規計上し、現年発生農地補助災害復旧費では、田原地区ほか2地区の水田堆積土砂除去費等を新規計上しました。
また、現年発生林業用施設補助災害復旧費についても、林道上段線ほか2路線の路肩復旧費等を新規計上しました。
以上が歳出の概要ですが、これに対します歳入としましては、増収が見込まれる市税やツルと歴史のまち応援基金寄附金のほか、地方交付税、国・県支出金及び市債等を追加計上し、諸収入においては、市有地無断使用等に係る損害賠償金を新規計上しました。
次に、7ページ、補正予算第2条の繰越明許費の補正は、家庭児童相談管理システム移行業務委託ほか6件について、年度内の事業完了が見込めないことや、所要の事業期間確保等の関係から繰越明許費を設定し、現年発生農業用施設及び林業用施設の補助災害復旧事業については、それぞれ繰越明許費の金額を変更しようとするものです。
また、8ページから9ページの補正予算第3条、債務負担行為の補正は、議会会議録作成業務委託など業務委託に関するもの19件、図書館等の公の施設の指定管理料2件のほか、予防接種用ワクチン等購入事業など12件、合計33件について、期間及び限度額を設定するものです。
9ページから11ページの補正予算第4条の地方債の補正は、現年発生農地補助災害復旧事業を追加し、県営農道保全対策事業負担金ほか5件の起債限度額をそれぞれ変更しようとするものです。
なお、本条によります補正後の市債の現在高は、予算説明書65ページの資料のとおりとなるものです。
以上が一般会計補正予算(第13号)の概要ですが、今回の補正額は、5億8,098万9,000円の追加で、これにより予算規模は、295億4,847万2,000円となるものです。
次に、国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、説明します。
歳出の総務費では、人事異動等に伴い給与費を調整し、保険給付費では、一般被保険者療養給付費及び高額療養費の増加により所要見込額を追加計上しました。
また、国民健康保険事業費納付金では、一般会計からの保険基盤安定繰入金の確定に伴う納付金の財源変更を行い、基金積立金では、国民健康保険基金積立金を調整しましたほか、諸支出金では、令和2年度普通交付金の確定に伴う精算返納金を新規計上しました。
これに対します歳入では、県支出金及び一般会計繰入金をそれぞれ追加計上しました。
今回の補正額は、1億2,011万2,000円の追加で、これにより予算規模は78億1,263万9,000円となるものです。
次に、水道事業会計補正予算(第2号)について、説明します。
今回の補正は、補正予算第2条の収益的収入及び支出の支出では、人事異動等に伴う給与費を調整し、第3条の資本的収入及び支出の支出では、給与費の調整のほか、市道上の原線舗装工事に伴う配水管整備工事費を追加計上しました。
また、第4条の議会の議決を経なければ流用することができない経費については、職員給与費を調整し、第5条の債務負担行為については、取替メーター購入費ほか3件に係る期間と限度額を設定するものです。
今回の補正により、収益的収入及び支出の水道事業費用で、117万円を追加し、予算規模は7億7,840万5,000円となり、また、資本的収入及び支出の資本的支出で、948万8,000円を追加し、予算規模は4億5,096万1,000円となるものです。
次に、下水道事業会計補正予算(第3号)について、説明します。
今回の補正は、補正予算第2条の収益的収入及び支出の支出では、人事異動等に伴う給与費を調整し、第3条の資本的収入及び支出では、給与費の調整のほか、本町第一雨水マンホールポンプ場の排水ポンプ更新工事費を計上し、その財源として企業債を追加計上しました。
第4条の企業債では、建設改良事業の限度額を調整し、第5条の議会の議決を経なければ流用することができない経費では、職員給与費を調整しました。
また、第6条の債務負担行為では、特定環境保全公共下水道施設維持管理業務委託ほか8件に係る期間と限度額を設定するものです。
今回の補正により、収益的収入及び支出の下水道事業費用で、85万円を減額し、予算規模は18億5,050万5,000円となり、また、資本的収入及び支出の資本的収入で560万円を追加し、予算規模は、5億7,581万6,000円となり、資本的支出で553万1,000円を追加し、予算規模は、11億6,206万9,000円となるものです。
次に、病院事業会計補正予算(第6号)について、説明します。
今回の補正は、補正予算第2条の収益的収入及び支出の支出では、非常勤医師の時間外勤務の増加等に伴う経費や、一般会計と同様にふるさと納税の受入れに係る経費をそれぞれ調整しましたほか、MRI装置等の除却に伴う資産減耗費を追加計上しました。
第3条の資本的収入及び支出の収入では、ふるさと納税に係る寄附金を追加計上し、第4条の債務負担行為では、中央材料室滅菌業務委託ほか42件に係る期間と限度額を設定するものです。
今回の補正により、収益的収入及び支出の病院事業費用で、2,383万7,000円を追加し、これにより予算規模は53億5,673万8,000円となり、また、資本的収入及び支出の資本的収入で、1,950万円を追加し、これにより予算規模は、9億8,783万2,000円となるものです。
以上が、一般会計補正予算(第13号)ほか4会計の補正予算に関する説明です。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、提案説明が終わりました。
これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは、議案番号、ページ数を示していただき、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。なお、質疑回数は4回以内といたします。
質疑を許します。
○7番(吉元勇議員) 議案第65号一般会計補正予算(第13号)、43ページの衛生費、新型コロナウイルスワクチン接種事業費ですが、市長の説明では、1回目、2回目の接種と同じようなやり方でやると。つまり、接種側が応募して、それで予約を取るような作業をやるといったようなことでした。結局、この議会でも述べましたけど、また接種を要望する側が、いわゆる時間を見てインターネット、あるいは電話、ここに集中して予約を取るといったようなことになると思いますが、それをやるということですか。
○椎木伸一市長 1回目、2回目で大変、御高齢の皆様はじめ、予約に関して電話がつながらないとか大変な御迷惑をおかけしましたので、その点は改善を考えております。詳細については、保健福祉部長のほうから答弁をさせます。
○冨永栄二保健福祉部長 今市長からありましたとおり、65歳以上の方については、特に予約を取っていただく方法で大変御迷惑をおかけいたしましたので、まず、今回は、3回目接種におきましては、基本的に65歳以上の方については、1回目、2回目の接種医療機関、また、あと接種時間等実績がございますので、それをもとにこちらのほうから8か月経過後に接種券を送付をいたします際に、まず接種日、医療機関、そして接種時間を指定して接種券をお送りし、それに基づいて接種をしていただくような形で、今作業を進めてるところでございます。一応、65歳以上の方の接種については、1月から接種を始めることに、今作業を進めてるところでございます。
○7番(吉元勇議員) 今の説明はよく分かりました。周りからは何となくそのことを御存じの議員もいらっしゃいました。私がちょっといろいろと資料を見ていないのか、このことはどこかで公表されてますか。例えば、市報だとかインターネット、あるいは防災無線、どこかでその件は広報、公表されてますか。
○冨永栄二保健福祉部長 この接種の方法については、まだ広報等も載せてございませんけども、先ほど言いました、1月から65歳以上の方については接種が始まりますので、今後、防災無線等を使って、方法等については周知していきたいということで考えております。
○7番(吉元勇議員) 同じく、議案65号の55ページ、教育費です。小学校の教育施設あるいは設備の補修だとか事業費、いわゆる特別支援学級が増ということですが、もう今の時期にこの増を、これ見込んでですか。何となくニュース等を見ると、あなたは支援学級に行ったほうがいいよというような、学校側として教育現場としてあっせんしてるような感じがずっと今ありますけども、そういうあっせんの関係があって、今後増えるだろうということですか。それとも、現実もうどう考えても、例えば、江内小学校ですか、そういう中学校もですか、そういった状況にあると。どう考えてもこれは施設を増やさなければいけないという状況だから、もうそれがはっきりしてるから増やさなければいけないということですか。
○溝口雄二教育部長 これまでも相談会を設けておりまして、その場でいろいろと協議をしまして、その方は特別支援学級に行っていただくというようなことで調整を行いまして、その人数を把握しまして、学級数等を確保してるものでございます。
○14番(中嶋敏子議員) 議案番号第65号一般会計補正予算の13号についてですけれども、これは1件ずつ言っていったほうがいいんですか。4つぐらいあるんですけど、1回目で全部言っていいですか、議長。
○議長(杉本尚喜議員) 質疑回数4回と定められておりますので、それを有効に活用をしていただければと思います。
○14番(中嶋敏子議員) それでは、まず1つが、45ページの農業農村活性化推進施設等整備事業費ですけれども、ここで4つの生産組合に交付されると、新規でですね、載ってるわけですけれども、この交付の方法ですけれども、私もあるところから相談を受けておりまして、昨日ちょっと電話が来たんですけれども、これは申請をした金額の半額が助成されるというふうに聞いてるわけですけれども、申請したのの半額に足らない予算になってるのはどうしてかと。ちょっと話をしながらの中でそれがちょっと出されたものですから、どういうことなのかお尋ねいたします。
それと、もう1つは、49ページのほうの有害鳥獣防除事業費ですけれども、新規計上でジビエ在庫情報等管理システム導入補助金が315万円計上されてますが、交付先が出水市有害鳥獣捕獲対策協議会となっております。これの構成メンバーはどのような方で構成されてる協議会なのか、お尋ねいたしたいと思います。
その下のイノシシ・シカ等捕獲補助金の増による調整というのが出ておりますけれども、これは交付先はどこなのかお聞かせください。
51ページのほうの企業立地対策費ですけれども、新たに申請があったということでしたけれども、企業名とその補助金の中身について教えてください。
それと、同じページの道路維持補修費のところで、蓋版整備工事1路線、側溝整備工事等が6路線となってるんですけれども、これはどこかにこの資料のほうでは出てきてないのか。もし出てきてないのであれば、教えていただくか、後で何か資料として示していただければと。相談を受けてる箇所もあったりするものですから、もしよかったら資料として示していただければ助かります。
○池田幸弘農林水産部長 まず、産地づくり交付金についてでございます。産地づくり交付金につきましては、県と市のほうで補助をそれぞれいたしまして、トータル2分の1以内の補助となっておりますので、その2分の1に満たないというところがある件につきましては、県のほうの採択要件にそれが全部合致する補助事業であれば、そのまま2分の1になるですけれども、必ずしも2分の1になるものではございません。補助金交付要綱の中で定められた施設整備等の対象要件にはまるときに2分の1になるものでございます。2分の1以内にあるということで御承知おきいただきたいと思います。
あと、ジビエのほうの交付金、補助金等につきましては、出水市有害鳥獣捕獲対策協議会への補助金ということになります。そこの補助からまたそれぞれのところに支出されるということでございます。
(発言する者あり)
○池田幸弘農林水産部長 ジビエにつきましては、交付先は捕獲対策協議会でございますけれども、そのメンバー表を今ここに資料を持ってきておりませんので、また委員会等で御報告させていただきたいと思います。
○春田和彦商工観光部長 企業立地対策費の関係でございます。対象となる企業名は、株式会社KOCという会社で、所在地は出水市の境町にございます。
それから、補助金の内訳でございますけれども、補助金としましては、設備投資に対する5%の補助金450万円、それと、新規雇用補助金としまして3人分の90万円でございます。
○小原一郎建設部長 道路維持補修費、蓋版整備工事1路線、側溝整備工事等6路線ということで、その箇所の説明でございますけれども、維持補修費につきましては、緊急性を要するもの、どうしても急がなければいけないもの等もございました場合、この今予定している路線をちょっと置いておいて、その緊急性のものを優先するという性格上のものがございますので、路線的なものについては公表していないところではございます。そういうことで御理解いただきたいと思います。
○14番(中嶋敏子議員) 4回あるからいいですけど、イノシシ・シカ等の捕獲補助金の、これは交付先はどこかというのはちょっと答弁がなかったような気がするんですけども、どうだったでしょうか。
○池田幸弘農林水産部長 ここにつきましても、出水市有害鳥獣捕獲対策協議会(54ページ、発言訂正あり)でございます。
○14番(中嶋敏子議員) 先ほどの生産組合に対するその交付の状況ですけれども、そこの方は申請をしたのは1,430万円だったけれども、ここでも670万円なので、何か1つ計量器か何かの予算を申請されたけど、じゃあこれが組まれてなかったという。今の答弁では、県のほうが対象要綱に合致するかどうかで削られることもあるんだということの説明で話をしておけばいいんでしょうか。確認させてください。
○池田幸弘農林水産部長 その事業主体の方には、こちらからもその内容については詳細に説明をしたいと思います。また議員さん方からも問い合わせ等があった場合は、そういうふうに答えていただいても構いません。
○14番(中嶋敏子議員) 先ほどの有害鳥獣捕獲対策協議会のメンバーのあれは持ってきてないとおっしゃったですけど、後で資料として出していただけるか確認させてください。
先ほどの企業立地対策費のところで、新規雇用の分の3人分が1人30万円ということでしょうけれども、90万円ということでしたが、その雇用は正規雇用なのか、雇用形態はどうなのか確認させてください。
○春田和彦商工観光部長 企業立地対策費の雇用の関係でございます。3人につきましては、準社員が2人と短時間労働、パートが1人ということでございます。
○7番(吉元勇議員) 同じく、議案第65号一般会計補正予算(第13号)の民生費の関係、保育対策総合支援事業のことであります。今回、ここに新規計上ということで、国の保育所処遇改善とかその辺のことがずっと行われてますが、今回も幾つかの福祉会が応募しておりますけども、特に南嶺山福祉会は、こういう国の支援事業があれば必ず応募はされるといったようなことで、これを熱心だというふうな捉え方もできるんですが、私も地元ですので少し不安を覚えてるところがあります。そこで、こういうふうに申請があった場合に、これまでのいろんな支援事業に対して、やっぱり精査して、またこの福祉会が応募したけど大丈夫かといったような展開を見たときに、南嶺山については、応募したけども問題ないというふうな理解を行政としては持ってるのかどうか、答弁いただきたいと思います。
○冨永栄二保健福祉部長 それぞれ交付要綱がございます。それに基づいて交付申請からずっと最後の実績報告までをしていただいております。その中でも会計上の部分も含めて精査をしております。そういった意味で、それに交付要綱等にのっとった形で精査をして、それで間違いないということで私ども交付をしておりますので、そこ辺りはちゃんと精査をして上での交付金ということで捉えていただければいいと思います。
○20番(髙崎正風議員) 議案65号ですが、その中の49ページの細目の31多面的機能支払交付金、減額の2,577万9,000円、これは予算が多分6,000万円ぐらいの当初予算じゃなかったかと思っております。ですので、半額が消化されていないという大きな理由は何でしょうか。
○池田幸弘農林水産部長 長寿命化の多面的の補助金でございますけれども、確定見込みといいますのが、もう例年このような減額が毎年発生してる状況でございまして、特に今年に限って執行が悪いとかということではないんですけれども、取組の状況というものを全部精査したときに、この数字をなってきたということでございます。
○20番(髙崎正風議員) 私のところの所管でありますけれども、これがあまりにも数字が大きいので、今の答弁ではちょっと納得のいかないところもあります。予算を組む以上は、ちゃんとした目的があって組むわけですから、それはきちんとやっぱり農家の方もそれが利用できるような形の中で進めていただければと思っています。
○池田幸弘農林水産部長 この減額の大きな理由は、国の補助金内示によるところのものが大きいところです。執行がどうこうのというところではないということを御理解いただきたいと思います。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっています令和3年度各会計補正予算議案5件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。
なお、付託された議案で、自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について、質疑をされる事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨お伝えおき願いたいと存じます。
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△ 散 会
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、本日の日程は全部終了しました。よって、本日はこれで散会いたします。第2日の会議は12月9日に開きます。御苦労さまでした。
午前11時57分 散 会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
出水市議会議長
出水市議会議員
出水市議会議員
出水市議会議員
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