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出水市令和3年第3回定例会 第5日

○14番(中嶋敏子議員) 調査をですよ、やはり現場の生の声をアンケートでとるとか、年に何回か向き合って面談しているとかおっしゃったけど、そこではやっぱり緊張して、上司に対して今こんな不満がありますとか、こんな思っていますとか、私はとても言えないだろうなと思いますよ。
だから、匿名のアンケートをとるとか方法はいろいろあるのかなとは思います。だから、国に対していうのは付帯決議にもあるように、その後どうなっているかというのを実態をきちんと調査して、その上で必要な改善を一緒に取り組んでいこうということを言うべきではないですかということであります。
今の制度の枠内でできること、今部長もおっしゃいました。最低でも現場で日々起きている問題に対して、市長がすぐにでもできることはあるのではないかと。先ほど言いました職の整理という名の下に、細切れに労働時間を短縮して月例給を引き下げるやり方、これはぜひ現場の状況を正確につかんで、見直していただきたいと思います。
私は、職員とこうした会計年度任用職員の皆さん、対立させたくはありませんけれども、アンケートの中には、「職員で仕事をしない、できない人がいっぱいいる」と。「でも、その人たちは職の整理には合わない訳ですよ。高い給料と高いボーナスをもらう訳ですよ。と、ものすごくいらつくわけですよ、そういうのを見たら。モチベーションが下がりますということも書いてありました。そして、定時になったら帰って当たり前なんだけれども、自分たちよりさっさと先に帰る人もいると」、そういうことも書いてありました。あまり披瀝はしたくありませんけれども、そういうことも、さもありなんかなと思いながら読みました。
あと、フルタイムの件ですけれども、皆さんフルタイムになれれば、退職金がもらえるぞと、職員並みの処遇の改善もあるんじゃないかと、大変期待を持たれたと思うんですよ。最初、新聞の報道でも臨時職員に退職金とかそういうのも大きく載りましたので、最初はそういうことだったんだけれども、だんだん変質させられていっているわけですよ、この法律は。現場で、地方にいってさらに変えられていってしまったというのもあるんじゃないか思うんです。
だから、このフルタイムをぜひ増やしていただきたいのと、それと先ほど処遇改善とか格差の解消とか、それをするための就業規則を変えていただいたりして、雇い止めをしませんよとおっしゃるのでしたら、きちんとそれを就業規則なんかの中に書いて、職員の皆さんが眠れないとか、心配で仕事も手につかないとか、そういう状態が3年おきに来ないように、そういう措置もしていただけないかと思うところでございます。それについてはどうでしょうか。今すぐにやれることということで、市長のお考えを聞かせてください。