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出水市令和3年第2回定例会 第5日

○7番(吉元勇議員) 議案第38号一般会計補正予算(第6号)につきまして、賛成の立場で討論をいたします。
まず、販路拡大促進事業ですが、新型コロナの関係で、出水駅観光特産品館飛来里のほうが大分売上げが落ちております。併せて生産者といいますか、提供者の売上げも大分響いております。これについて、飛来里からの特産品を送ってもらうと、その送料について全額負担するということであります。私もそうですし、ここにいる職員、あるいは議員についても使っていただきたいと思いますし、大きな組織でいえば、例えば関東ふるさと出水会、あるいは東京高尾野会、あるいは、私自身も出水工業高校の同窓会副会長をやっておりますので、関東の同窓会組織、あるいは関西の同窓会組織に話をしまして特産品館飛来里のほうでホームページを開いていただければオンラインのほうで品物が選べ、そして品物を選ぶと、送ってもらう送料が無料になるということをPRしたいと思います。ぜひ、市長もそのつもりでいらっしゃると思いますが、そのように要望しておきたいと思います。
それから、観光事業のバスの借り上げ促進事業ですが、7月に入りまして夏休みが近づいてまいりました。中学の県総合体育大会も始まります。出水からも多くの選手が行くでしょう。あるいは高校野球についても、夏の大会が始まります。このように、学校教育現場におきましてもバスを使った、特に鹿児島市のほうへの移動もあるでしょう。まだ、その辺のことを把握していない顧問、学校もあるでしょうから、その辺のことのお知らせを、行政あるいは教育委員会とも協議されて、この事業の推進を図られてはどうかというふうに提案したいと思います。
それから、49ページの橋梁維持補修補助事業費ですが、この中の橋梁補修工事、5つの橋について工事を行うということで、委員会の中でも質疑をしましたけれども、全て米之津川本流・支流に関わることだということで内水面漁協への説明をする仕様書になるということでありました。この辺のこと、一般質問でも取り上げて、私の今の議員活動の中でも取り上げておりますが、工事協力金の在り方について、受注した工事事業者についても、この工事協力金の是非のことをやっていきたいと思います。恐らく9月、10月頃の発注の計画になると思いますが、市民の生命・財産あるいは生活の向上というふうなつながる橋梁補修工事であります。そこに、なぜ工事業者に対して工事協力金を求めるのか、あるいは、なぜ払わなければいけないのか、この辺のことをきちんとやっていきたいと思います。5,400万円の事業です。計算すると、相当なお金のことが発生しますので、この辺のことは議員として、この工事協力金の在り方、やっていきたいと思います。
以上、いろいろと要望し、この一般会計補正予算において、特にコロナ禍において疲弊した経済、あるいはコミュニケーション、このあたりが向上することを考えますが、昨今の防災無線を通じて考えるのは、やはり市長からのメッセージというのは、大変、市民にもある意味勇気とか、あるいは仲間づくりだとか、いろんなメッセージが伝わります。市内の道路の電光掲示板を見ても、ほかの県境の自治体では「県外の移動は自粛しましょう」という掲示板になっていますが、出水市内は、昨年、出水市長と水俣市長が共同で出されたメッセージが効いているのか、「感染防止に努めましょう」といったような電光掲示板で出水市あるいは水俣の地域の人たちの隣県同士の自治体の市民の融和にもつながっています。直接コロナの対策費に併わせて、市長からのメッセージというのも大分、市民にも行き渡るものだと思いますので、今後もそういう優しいメッセージを求めたいと思います。そのことも申し上げまして、賛成討論といたします。