令和3年出水市議会第2回定例会会議録第1号
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令和3年6月7日
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会議の場所 出水市議会議場
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出席議員 20名
1番 南 鶴 洋 志 議員
2番 橋 口 住 眞 議員
3番 上須田 清 議員
4番 日 髙 信 一 議員
5番 北御門 伸 彦 議員
6番 枦 山 卓 二 議員
7番 吉 元 勇 議員
8番 土 屋 工 吉 議員
9番 鶴 田 均 議員
10番 田 上 真由美 議員
11番 杉 本 尚 喜 議員
12番 出 水 睦 雄 議員
13番 鶴 田 悌次郎 議員
14番 中 嶋 敏 子 議員
15番 宮 田 幸 一 議員
16番 道 上 正 己 議員
17番 榎 園 隆 議員
18番 垣 内 雄 一 議員
19番 築 地 孝 一 議員
20番 髙 崎 正 風 議員
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地方自治法第121条の規定による出席者
椎 木 伸 一 市長
吉 田 定 男 副市長
冨 田 忍 政策経営部長
山 元 周 作 総務課長
宮 﨑 毅 財政課長
大 田 直 子 財政課課長補佐兼財政係長
松 岡 秀 和 企画政策課長
青 﨑 譲 二 企画政策課秘書監(課長補佐)
田 中 一 将 情報課長
冨 永 栄 二 保健福祉部長
谷 川 弘 之 健康増進課長
田 畑 幸 二 いきいき長寿課長
高 口 悟 こども課長
揚 松 智 幸 市民部長
新 森 章 悟 税務課長
春 田 和 彦 商工観光部長
住 吉 祐 一 商工振興課長
窪 田 貴 博 商工振興課商工労政係長
宗 像 完 治 観光交流課長
松 井 勉 ツル博物館クレインパークいずみ館長
池 田 幸 弘 農林水産部長
中 原 克 章 農政課長
小 原 一 郎 建設部長(水道部長併任)
東 畠 賢 一 高尾野支所長
吉ケ島 英 章 野田支所長
鮫 島 幸 二 病院事業管理者
福 濱 敏 郎 出水総合医療センター事務部長
﨑 迫 真 也 出水総合医療センター総務課長
今 川 武 出水総合医療センター総務課課長補佐兼財政係長
大 平 伸 章 消防長
橋 上 洋 一 消防本部消防総務課長
川 曲 徹 消防本部警防課長
大久保 哲 志 教育長
溝 口 雄 二 教育部長
田 口 保 教育総務課長
床 並 伸 治 学校教育課長
吉 元 利 裕 学校教育課指導監
諏訪園 直 子 学校教育課学校教育係長
横 峯 均 農業委員会会長
吉 岡 房 人 農業委員会事務局長
山 村 祐一郎 下水道課長
井 山 博 貴 下水道課管理係長
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議会事務局
髙 橋 正 一 局長
華 野 順 一 次長(課長補佐級)
中 村 勇 士 主任主査
野 﨑 育 美 主査
北 紘 至 主査
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付議した事件
報告第1号 令和2年度出水市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
報告第2号 令和2年度出水市水道事業会計予算繰越計算書の報告について
報告第3号 令和2年度出水市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について
承認第5号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度出水市一般会計補正予算(第3号))
承認第6号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度出水市一般会計補正予算(第4号))
発議案第2号 出水市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
発議案第3号 出水市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について
同意第7号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第8号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第9号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第10号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第11号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第12号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第13号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第14号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第15号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第16号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第17号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第18号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第19号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第20号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第21号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第22号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第23号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第24号 出水市農業委員会委員の任命について
同意第25号 出水市農業委員会委員の任命について
議案第45号 出水市手数料条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第46号 出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第48号 出水市税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第50号 訴訟上の和解について
議案第37号 令和3年度出水市一般会計補正予算(第5号)
議案第39号 令和3年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第42号 令和3年度出水市下水道事業会計補正予算(第1号)
議案第43号 令和3年度出水市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第47号 出水市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第49号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)
議案第38号 令和3年度出水市一般会計補正予算(第6号)
議案第40号 令和3年度出水市介護保険特別会計補正予算(第1号)
議案第41号 令和3年度出水市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第44号 令和3年度出水市病院事業会計補正予算(第3号)
陳情第3号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2022年度政府予算に係る意見書採択の要請について
午前10時00分 開 会
△ 開 会
○議長(杉本尚喜議員) おはようございます。ただいまの出席議員は20名であり、定足数に達しております。これより令和3年出水市議会第2回定例会を開会いたします。
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△ 開 議
○議長(杉本尚喜議員) これより本日の会議を開きます。
ここで申し上げます。KTS、KKB、KYT、共同通信社、南日本新聞社及び読売新聞社より傍聴の申入れがございます。併せまして撮影の申出がございました。よって、これを許可してあります。
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△ 日程第1会議録署名議員の指名
○議長(杉本尚喜議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、12番出水睦雄議員、16番道上正己議員、17番榎園隆議員を指名いたします。
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△ 諸般の報告
○議長(杉本尚喜議員) 令和3年第1回定例会以降の諸般の報告を申し上げます。
諸会議の出席報告につきましては、お手元に配付のとおりであります。その配付してあります諸会議の概要及び監査委員から報告のありました例月出納検査の結果につきましては、事務局に保管してあります資料により御承知おき願いたいと存じます。
また、市長から提出のありました諸会議の出席報告がありましたので、皆様の議席にその写しを配付しておきました。
以上が、議長としての主な報告事項であります。これで、諸般の報告を終わります。
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△ 発言の申出
○議長(杉本尚喜議員) ここで、市長及び鮫島病院事業管理者から、今般の出水総合医療センターにおける新型コロナウイルス感染症の発生について発言の申出がありましたので、これを許可します。
○椎木伸一市長 改めておはようございます。お時間を頂戴いたしまして、誠にありがとうございます。
出水総合医療センターにおきまして発生しましたクラスターについて、御報告を申し上げます。詳細は後ほど病院事業管理者のほうから申し上げますけれども、今般、出水総合医療センターにおきまして、入院患者及び職員の新型コロナウイルス感染者が確認されるクラスターが発生いたしました。患者の皆様、御家族及び市民の皆様には大変御心配、御迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。感染された皆様には心からお見舞い申し上げ、一日も早い御回復をお祈り申し上げます。
医療センターでは、今回のクラスター発生後、県の感染対策チームや保健所等と連携しまして、消毒作業をはじめとする対策を迅速に実施するなど、感染拡大防止とクラスター収束に向けて全力で取り組んでいるところでございます。また、その対応といたしまして、本日から20日までの2週間、一般診療の休診というような方針を決定し、また、予定されていた新型コロナウイルスのワクチン接種については、この間、総合体育館に場所を変更して実施することといたしております。市民の皆様にはできるだけ御迷惑をかけないような取扱いをしてまいりますので、御理解を賜りたいと思います。
具体的な今回の経緯等については、鮫島病院事業管理者から説明を申し上げます。
○鮫島幸二病院事業管理者 おはようございます。貴重なお時間を頂き、誠にありがとうございます。
まず、今回、当医療センターで発生しました新型コロナウイルス感染症の集団発生につきまして、誠に遺憾であり、患者の皆様及び市民の方々、及び医療関係、関係機関の皆様に多大な御迷惑、御心配をおかけしましたことを心よりおわび申し上げます。
では、感染の状況について御説明いたします。6月4日、先週の金曜日ですけれども、夕刻に一職員の新型コロナウイルス感染陽性が判明いたしました。同日16時50分に臨時の政策調整会議を開催しまして、状況の把握と同職員の属する病棟の患者さんの緊急PCR検査及び病棟の消毒を実施することとしました。緊急PCR検査の件数から見て、全員の検査が終了するのが翌日の明け方の予定でしたが、最初のPCR検査で複数の患者さんの陽性が判明したため、急遽、同日午後9時30分に感染対策本部を設置し、状況把握に努めるとともに、関係する職員のPCR検査など、すぐできる対策を実施することとしました。その後の検査で、断続的に陽性者が確認され、午後11時以降に、県及び出水保健所長に電話で状況を報告いたしました。
翌6月5日未明には17名の患者さんの陽性が判明しております。同日8時半に2回目の対策会議を開催し、当該病棟から転棟した患者さんのPCR検査など、拡大した検査対象を確認し、6月7日からの診療体制、ワクチンの接種体制並びに院内での患者発生状況の公表などについて協議し、また、県庁のクラスター班、県の感染対策チームの支援を要請いたしました。その後、転棟した患者さん3人の陽性が判明し、合わせて20人の患者さんが陽性となりました。
同日12時15分に3回目の対策会議を開催し、透析及び化学療法を除き、当面6月7日から当月20日までの2週間の一般外来の休止、入院を必要とする救急外来の患者受入れ中止等の方針を決定し、近隣の医療機関や医師会に状況報告を行いました。
同日15時に、県のクラスター班、感染対策チーム、保健所及び消防本部を交えての第1回の合同対策会議を行い、患者の発生状況の報告や今後の対応について協議し、当医療センターの休診等の方針についても御了承されたところでございます。
同日18時30分に2回目の合同対策会議を開催し、各部門での課題リストの作成と対応、今後の方針について検討いたしました。検査対象も拡大し、緊急検査を続けておりましたが、この後、転棟した患者さんの1人の陽性が判明し、合わせて21人の患者さんの陽性が確認されました。
昨日6月6日午前8時30分から4回目の対策会議を、また、9時半からは3回目の合同対策会議を開き、PCR検査終了した範囲、職員の約45%強に当たりますが、この範囲では患者及び職員に新たな陽性者は出ておりませんでした。引き続き、全患者及び全職員のPCR検査を目標に検査を重ねながら、感染患者の他の医療機関への搬送計画を作成いたしました。県の感染対策チームの御指導を受け、当該病棟のゾーニングなどの感染対策をさらに強化しております。同日16時から4回目の対策会議、18時から5回目の合同対策会議を開き、PCR検査の状況、入院患者情報、搬送状況の確認及び今後の対策を協議いたしました。この夕刻以降の会議の途中で当該病棟で2人目の職員の陽性者が判明し、陽性者は患者さんと職員を合わせて23名となりました。なお、今回の集団感染の感染経路については、現在調査中であります。
今後、県の感染対策チーム及び保健所並びに消防本部の御協力を仰ぎながら、一日も早い収束に向けて対策を継続してまいりますので御支援と御理解をよろしくお願い申し上げます。
最後に、DMATを主体とする県のクラスター班、感染対策チームを即座に派遣してくださった鹿児島県及び関係機関の皆様に感謝申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) ここで鮫島事業管理者におきましては、感染対策のため退席されます。
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△ 発言の申出
○議長(杉本尚喜議員) 次に、先般の臨時会において、その任命について同意されました大久保哲志教育長から、発言の申出がありましたのでこれを許可いたします。
○大久保哲志教育長 おはようございます。
このたび、議会の同意を頂き、5月17日付で教育長の職を拝命いたしました大久保哲志でございます。本日は御挨拶申し上げるお時間を頂き、ありがとうございます。
まず、15年の長きにわたり、出水の教育を力強く牽引してこられた溝口前教育長の業績に対し敬意を表したいと思います。その後任として、ふるさと出水の教育の充実・振興のため、私も全力で取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
私は、教員として小学校に1校3年、中学校に数学の教員として4校16年勤務した後、教育行政職員として教職員の人事管理を中心に17年勤務した後に、校長として学校経営にも携わらせていただきました。この間、離島を含め様々な地域や職場で教育に携わり、教育に関して多くのことを体験してまいりました。これまで教育に携わる中で、私は教育には2つの側面、目的があることを意識してきました。1つは、児童生徒一個人としての成長を図ること、つまり児童・生徒の自己実現のために行う教育です。もう1つは、社会を形成する一員としての成長を図ること、つまり児童・生徒一人一人に社会的役割を担っていく力を付け、新たな社会を担おうとする気概を持たせるために行う教育です。子供たちが自らの持つ可能性を伸ばすよう、大人が導くことは当然のことです。しかしながら、未来は誰かが準備してくれるものではありません。子供たち自身が切り開いていくものです。我々大人が、まず、そのことを子供たちに気づかせ、やがて社会で自立できる力と、どんな力であっても社会的役割を果たそうとする姿勢を持たせなければなりません。この視点があってこそ、「教育は国家の根幹を成す」と言われるのだと、私は思います。出水市の未来を担おうとする子供一人一人こそが、出水市の次なる時代を切り開く原動力です。活力あるまちを創造し、後世に受け継がれていく持続可能な地域社会をつくっていく上で教育の果たす役割は大きいと言えます。
このような教育の目的に照らしてみると、これまで出水市が取り組んできた様々な施策は非常に有意義だと考えています。例えば、小規模校の存続やコミュニティスクールの推進は、地域と一体となって出水の風土や特色を生かした魅力ある学校を作り上げることにつながります。子供たちが我が学校を思うとき、我が郷土への思いもよみがえるでしょう。また、自然や歴史、文化、産業を知る体験活動はもとより、日本遺産への登録やラムサール条約登録へ向けた取組は、ふるさと出水への郷土愛や誇りにつながると思います。さらに、全ての市民が、いつでも、どこでも、誰でも主体的に学び、読書に親しみ、習得した知識や技術を生かして、生きがいに満ちた心豊かな人生を送ることは、子供たちにとってすばらしい励ましとなります。大人たちの姿を見て、子供たちも学ぶ喜びに気づき、学びに向かう力が自然と育まれると考えます。
このようなことから、私は、これからもこれまでの施策による成果を十分引き出せるよう、さらなる充実を図ってまいります。加えて、GIGAスクール構想に伴う学校教育におけるデジタル化も進めていきます。1人1台端末と高速通信環境の整備によって学びは大きく変容し、ICTの活用は次世代を生きる子供たちにとって必須のスキルになります。ただ、デジタル機器は、あくまでも1つのツールに過ぎません。私は学校教育のデジタル化を推進する一方で、心と心の通い合いを大切にした教育の実践に心を砕き、新たな時代の要請に応えられる人間味あふれる人材を輩出すべく、出水の教育を力強く推進したいと考えています。これまでの施策を検証しつつ、今後出てくるであろう新たな課題に適切に対応していくために、関係部局との緊密な連携を図りつつ、何事にも真正面から向き合い、誠心誠意取り組んでまいりますので、出水の教育のために御協力をよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。(拍手)
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△ 議会運営委員長の報告
○議長(杉本尚喜議員) ここで議会運営委員長の報告を求めます。
○議会運営委員長(田上真由美議員) おはようございます。本定例会の会期及び日程について、議会運営委員会が協議しました結果につきまして御報告申し上げます。
まず、会期日程について申し上げます。6月8日から6月16日までは休会とします。6月17日、18日、21日、22日は、本会議第2日、第3日、第4日、第5日の会議を開き、一般質問を行います。6月23日から7月1日までは休会とし、この間の6月23日、24日は、付託されました案件の委員会審査を行っていただきます。7月2日は本会議第6日の会議を開き、休会中審査事件の委員長報告の後、採決を行います。また、新たに意見書等の申入れがあったときは、この日に上程することといたします。以上が、会期日程等の概要でございます。
なお、一般質問の通告期限は6月9日正午までとなります。質問をされる方は通告書に所定の事項を記載し、提出されるようお願いいたします。一般質問提出時に発言順位の抽選を行い、一般質問は、申し合わせにより1日に5人としていますが、質問者の人数によっては、一般質問を予定している本会議が休会となることもあります。この場合、委員会審査予定日を変更し、委員会審査を行っていただきます。
以上のことから、本定例会の会期は、本日から7月2日までの26日間と定めました。
次に、本日の議事日程について申し上げます。日程第3から日程第5までの報告議案3件を一括上程いたします。日程第3から日程第5は、提案理由説明の後、これらの報告に対する質疑をする取扱いといたします。日程第6から日程第7までの承認議案2件を一括上程、日程第8から日程第9までの発議案2件を一括上程、日程第10から日程第28までの同意議案19件を一括上程、日程第29から日程第31までの議案3件を一括上程、日程第32の和解議案1件を個別に上程、日程第33から日程第36までの各会計補正予算議案4件を一括上程いたします。日程第6から日程第36までは、いずれも委員会付託を省略し、即決の取扱いといたします。日程第37から日程第38までの条例議案1件及び財産の取得議案1件を一括上程。日程第39から日程第42までの各会計補正予算議案4件を一括上程いたします。日程第37から日程第42までについては、いずれも提案理由説明の後、これらの議案に対する総括質疑をいたします。総括質疑終了後、議案の委員会付託区分表のとおり、各関係常任委員会に付託いたします。日程第43は陳情1件を上程し、請願等の委員会付託区分表のとおり、文教厚生委員会に付託いたします。
皆様の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の委員長報告といたします。
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△ 日程第2会期及び会期日程の決定
○議長(杉本尚喜議員) 日程第2、会期及び会期日程の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期及び会期日程については、議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日から7月2日までの26日間とし、会期日程については、配付いたしております会期日程表のとおりとすることに決定いたしました。
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△ 議事日程の報告
○議長(杉本尚喜議員) 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおり定めました。
令和3年出水市議会第2回定例会
議 事 日 程 第 1 号
令和3年6月7日 午前10時 開 議
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期及び会期日程の決定
第3 報告第1号 令和2年度出水市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について
第4 報告第2号 令和2年度出水市水道事業会計予算繰越計算書の報告について
第5 報告第3号 令和2年度出水市下水道事業会計予算繰越計算書の報告について
第6 承認第5号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度出水市一般会計補正予算(第3号))
第7 承認第6号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度出水市一般会計補正予算(第4号))
第8 発議案第2号 出水市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
第9 発議案第3号 出水市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について
第10 同意第7号 出水市農業委員会委員の任命について
第11 同意第8号 出水市農業委員会委員の任命について
第12 同意第9号 出水市農業委員会委員の任命について
第13 同意第10号 出水市農業委員会委員の任命について
第14 同意第11号 出水市農業委員会委員の任命について
第15 同意第12号 出水市農業委員会委員の任命について
第16 同意第13号 出水市農業委員会委員の任命について
第17 同意第14号 出水市農業委員会委員の任命について
第18 同意第15号 出水市農業委員会委員の任命について
第19 同意第16号 出水市農業委員会委員の任命について
第20 同意第17号 出水市農業委員会委員の任命について
第21 同意第18号 出水市農業委員会委員の任命について
第22 同意第19号 出水市農業委員会委員の任命について
第23 同意第20号 出水市農業委員会委員の任命について
第24 同意第21号 出水市農業委員会委員の任命について
第25 同意第22号 出水市農業委員会委員の任命について
第26 同意第23号 出水市農業委員会委員の任命について
第27 同意第24号 出水市農業委員会委員の任命について
第28 同意第25号 出水市農業委員会委員の任命について
第29 議案第45号 出水市手数料条例等の一部を改正する条例の制定について
第30 議案第46号 出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第31 議案第48号 出水市税条例の一部を改正する条例の制定について
第32 議案第50号 訴訟上の和解について
第33 議案第37号 令和3年度出水市一般会計補正予算(第5号)
第34 議案第39号 令和3年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
第35 議案第42号 令和3年度出水市下水道事業会計補正予算(第1号)
第36 議案第43号 令和3年度出水市病院事業会計補正予算(第2号)
第37 議案第47号 出水市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第38 議案第49号 財産の取得について(消防ポンプ自動車)
第39 議案第38号 令和3年度出水市一般会計補正予算(第6号)
第40 議案第40号 令和3年度出水市介護保険特別会計補正予算(第1号)
第41 議案第41号 令和3年度出水市水道事業会計補正予算(第1号)
第42 議案第44号 令和3年度出水市病院事業会計補正予算(第3号)
第43 陳情第3号 教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2022年度政府予算に係る意見書採択の要請について
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△ 議 事
○議長(杉本尚喜議員) これより議事日程により、議事を進めます。
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△ 日程第3報告第1号・日程第4報告第2号
日程第5報告第3号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第3から日程第5までの令和2年度各会計繰越計算書の報告議案3件を、一括して議題といたします。
提案理由の説明、並びに報告を求めます。
○椎木伸一市長 それでは、よろしくお願いいたします。
ただいま上程されました令和2年度出水市一般会計繰越明許費繰越計算書外2件の報告について、一括して説明します。繰越明許費繰越計算書の報告については、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、また予算繰越計算書の報告につきましては、地方公営企業法第26条第3項の規定により報告するものです。
まず、一般会計繰越明許費繰越計算書から、繰越明許費として議決をいただきました順に説明します。
令和2年度出水市一般会計補正予算(第10号)で繰越明許費の議決をいただきました、総務費の新支所庁舎整備事業については所要額を繰り越し、令和2年度出水市一般会計補正予算(第14号)で繰越明許費の議決をいただきました、労働費の保育所併設型シェアオフィス整備事業補助金、商工費の出水麓武家屋敷再生活用モデル事業補助金、土木費の一般道路整備事業(第14号補正予算分)、県単急傾斜地崩壊対策事業、災害関連地域防災がけ崩れ対策事業及び消防費の消防団施設整備事業については、全額を繰り越しておりますほか、土木費の道路維持補修事業(第14号補正予算分)及び教育費のICT教育環境運用支援事業、高尾野体育館外壁修繕事業、市民プール改修事業については、所要額を繰り越しております。
また、令和2年度出水市一般会計補正予算(第18号)で繰越明許費の議決をいただきました、民生費の地域介護基盤整備事業費補助金、農林水産業費の農道等維持補修事業(平坊1号排水路改修事業)、基幹水利施設管理事業(高川ダム法面復旧事業等)、漁港等施設整備事業及び災害復旧費の現年発生道路補助災害復旧事業、現年発生河川単独災害復旧事業、現年発生農地補助災害復旧事業については、全額を繰り越し、総務費の交通安全施設整備事業、土木費の道路新設改良補助事業(防災・安全交付金分)及び災害復旧費の現年発生河川補助災害復旧事業については、所要額を繰り越しております。
また、令和2年度出水市一般会計補正予算(第19号)で繰越明許費の議決をいただきました、総務費の肥薩おれんじ鉄道災害復旧支援事業費補助金、光ブロードバンド整備事業費補助金、商工費の観光客誘致事業、土木費の橋梁維持補修補助事業、都市公園等整備事業及び教育費の小学校新型コロナウイルス感染症対策消毒薬等購入経費、小学校トイレ洋式化等改修事業、中学校新型コロナウイルス感染症対策消毒薬等購入経費、中学校トイレ洋式化等改修事業、高等学校新型コロナウイルス感染症対策消毒薬等購入経費、中央図書館トイレ洋式化等改修事業については、全額を繰り越し、総務費の光ブロードバンド利用促進事業補助金、民生費の赤ちゃんすくすくみらい応援商品券交付事業、衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種事業及び商工費の移動販売支援事業補助金については、所要額を繰り越しております。
一般会計の全36事業では、合計11億8,786万9,000円の繰越額となるものです。また、繰越財源については、特定財源が10億8,302万6,000円、一般財源が1億484万3,000円となっておりまして、特定財源では、国庫支出金等を未収入特定財源として繰越し、令和2年度決算事業分として借入れた新支所庁舎整備事業等に係る市債の過充当相当額を、既収入特定財源として繰り越したものです。
次に、水道事業会計予算繰越計算書については、地方公営企業法第26条第1項の規定により、年度内に支払義務が生じなかった建設改良費について繰り越すもので、市道上使線及び太田朝熊線の改良工事に伴う配水管整備工事について、市道整備事業の繰越しに伴い、合計で2事業の繰越額360万円を、過年度分損益勘定留保資金を財源として繰り越すものです。
次に、下水道事業会計予算繰越計算書についてですが、水道事業会計と同様に、地方公営企業法第26条第1項の規定により、年度内に支払義務が生じなかった建設改良費について繰り越すもので、出水浄化センター改築更新工事について所要の工期を確保するため、繰越額6,545万5,000円を、国庫補助金企業債及び過年度分損益勘定留保資金を財源として繰り越すものです。
以上、報告いたしますのでよろしくお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、報告は終わりました。報告第1号令和2年度出水市一般会計繰越明許費繰越計算書の報告について、報告第2号令和2年度出水市水道事業会計予算繰越計算書の報告について、報告第3号令和2年度出水市下水道事業予算繰越計算書の報告についてに対して、一括して質疑を許します。
○7番(吉元勇議員) 報告第1号の分で災害復旧費の中の、特に河川補助災害復旧事業、2つほどありますが、これが繰り越すという理由についてですけれども、例えば発注時期のことなのか、それとも入札の例えば不調とかその辺も含めたことなのか、あるいは、河川ですので恐らく内水面漁協との協議というのが仕様書の中にあると思いますが、その辺の何らかの協議の不調があったのか、いずれがもし説明できる点があればお願いしたいと思います。
○小原一郎建設部長 災害の繰越しにつきましては、入札により行ったんですけれども不調によりまして繰り越さざるを得なくなったというのが現状でございます。
○7番(吉元勇議員) 内水面との何らかの行き違いはなかったということですけれども、逆に言えば、入札の不調ということは、入札する事業者がなかなか手を挙げてくれなかったのか、それとも事業費の問題なのか、その辺どういうふうに捉えていらっしゃいますか。
○小原一郎建設部長 指名競争入札を行いました。そのときに、指名された業者の方たちの仕事等お忙しかったのか分からないんですけれども、入札参加を辞退されたというようなことで成立しなかったというような状況です。
○7番(吉元勇議員) 災害復旧事業ですから、市民のいわゆる生命財産的な観点からいったら早急な発注が必要だと思いますが。入札が不調だったということは何らかの改善が必要だと思いますが、その辺の対処、どのように考えていらっしゃいますか。
○小原一郎建設部長 その時々の状況にもよるかと思います。災害等が少ない場合には、当然落札していただけるかと思いますけれども、昨年、若干多くもございました。そして、発注時期というのも、若干、私たちで改善できる部分はあるかと思います。そういうのを見ながら、今後、なるだけこういうのが少なくなるように努力はしてきたいと考えているところです。
○2番(橋口住眞議員) 児童福祉費の赤ちゃんすくすくみらい応援商品券交付事業についての繰越しについてでございます。すみません、勉強不足で申しわけないんですが、この事業については、昨年9月補正で上がったと思います。期間が令和3年4月1日までということでありましたが、今回この事業が繰り越されたのは、例えば交付要件の中に、令和3年度もこの事業は続行でいいですよということで入っていたのか、どういうふうな状態で繰越しになったのか、その辺を教えていただければと思います。
○冨永栄二保健福祉部長 これは、あくまでも令和2年度の事業ですので、ただ、今年の4月1日生まれの方までを対象としております。出産届は、御存じのとおり2週間以内までに届けをされないといけないということで、1日以降の届けもありますので、そういった関係で繰越しが発生したということです。
○20番(髙崎正風議員) 個々のものは別として、今までかつてない繰越しの状況ですが、この大きな原因、理由というのは何なのか教えていただきたいと思います。
○冨田忍政策経営部長 繰越しの件数、金額、大きいものが多いのは、基本的にはコロナ関連で補正予算を二十度にわたって編成をして、もう予算の成立時期が年度末にかかっているものもございます。そういう関係から、その執行期間について確保できないものが、やや例年と比べると多くなったのかということと、先ほどの災害の話もございました、災害についても同様でございまして、年度末に災害復旧費の執行が集中したことによる繰越しの要因があったかと思います。
○20番(髙崎正風議員) 本年度も、また新たな事業が始まるわけですが、これだけ、11億幾らという金額なんですけれども、これは消化できるのか、年度内に。その辺を伺ってみたいと思います。
○冨田忍政策経営部長 繰越事業費の全般にわたりましては、今回の場合、コロナも含めまして、基本的に国庫財源等が伴うものでございます。国庫財源等については、繰越し翌年度までという制限がございますので、それらを見越した上での繰越手続でございますので、年度中完了できるものと思っております。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
これで、報告第1号、報告第2号、報告第3号について終了いたします。
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△ 日程第6承認第5号・日程第7承認第6号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第6及び日程第7、専決処分の承認を求めることについて2件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました令和3年度出水市一般会計補正予算(第3号)及び(第4号)の専決処分の承認を求めることについて、提案理由を説明します。
専決処分をしました補正予算2件につきましては、いずれも新型コロナウイルス感染症に関する緊急対策経費を計上するものです。
まず、一般会計補正予算(第3号)について説明します。本補正予算は、5月7日に発令された県の感染拡大警報や市内での感染者が増加していることを踏まえ、高齢者施設等でのクラスターの発生防止対策を講ずべき状況にあると判断しましたので、在宅から市内の高齢者施設等へ、新規に入所される方のPCR検査を実施することとしました。その経費について緊急の予算措置が必要となりましたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、5月17日に専決処分を行ったものです。
補正予算第1条の歳出では、予算書13ページ、第4款衛生費の感染症拡大防止対策費においてPCR検査業務委託費を計上し、同額の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を歳入に計上しました。
以上が、本補正予算の内容ですが、今回の補正額は200万円の追加で、これにより予算規模は263億9,099万9,000円となるものです。
続きまして、一般会計補正予算(第4号)について説明します。本補正予算は、令和3年5月24日から6月6日までの14日間、県から市内飲食店等へ営業時間の短縮が要請されたことに伴い、要請に応じた飲食店等に支給される新型コロナウイルス感染症対策時短要請協力金に係る県の負担金につきまして、緊急の予算措置が必要となりましたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、県予算の専決処分日と同日の5月26日に専決処分を行ったものです。
補正予算第1条の歳出では、予算書13ページ、第7款商工費の飲食店等緊急支援事業費において、県への協力金給付事業負担金を新規計上しました。これに対します歳入としましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を計上し、地方交付税を調整しました。
以上が、本補正予算の内容ですが、今回の補正額は2,912万円の追加で、これにより予算規模は264億2,011万9,000円となるものです。
議員の皆様におかれましては諸般の事情を御賢察の上、御理解を賜りたいと存じます。
よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 承認第5号専決処分の承認を求めることについて(令和3年度出水市一般会計補正予算(第3号))について、これから質疑を許します。
○14番(中嶋敏子議員) これまで、私もPCR検査の必要性についてはずっと提案をしてきていたわけですけれども、今回、予算計上に至った要因・経緯は市長のほうから説明をされましたが、この施設だけになぜ限られたのかというのと、障害者施設と高齢者施設となっていたかと思いますが、それぞれ施設の数が分かれば教えていただきたいと思います。
○冨永栄二保健福祉部長 今回、高齢者施設と障害者施設の市内にある入所ができる施設ということにさせていただきました。そのほか、病院等の入院とかございますけれども、そこあたりについてはそれぞれ医療機関は医師の方もいらっしゃいますので、そこあたりの判断で入院等がされるということで、そういう高齢者施設、障害者施設には医師が常駐をいたしておりません。それともう1つ、在宅の方からの入所ということで今回はさせていただきました。
それと、施設の数でございます。おおむね、高齢者施設等が37施設、障害者施設の入所施設が2施設と記憶しております。
○2番(橋口住眞議員) 第3号の中のPCR検査の拡充についてでございます。全員協議会の中で、この実施期間を9月30日までということで計上があったのですが、9月30日までとされた根拠は何なのか、教えていただければと思います。
○冨永栄二保健福祉部長 今回、9月30日までの期間限定でさせていただきました理由についての御質問だと思います。
これにつきましては、まず、今、御存じのとおり、65歳以上の方の接種をしております。おおむね7月末、8月上旬にちょっとかかる予定ではあります。そうすれば、約80%近い方の接種ができるところです。その後、優先順位として高齢者施設の職員等の方の接種、併せて基礎疾患のある方が優先順位となっております。そういった高齢者施設の職員等の接種が終了するところを見越したところで、とりあえず9月末までを一応見込んでおれば大丈夫かなということで、今回設定をさせていただきました。そこあたりがずれ込めば、また期間をちょっと延ばすこともあり得るかもしれませんけれども、今のところ、そういうことで限定させていただきました。
○2番(橋口住眞議員) 対象施設について、先ほど丁寧に御説明いただいたところですが、例えば短期入所のショートステイという方たちは対象になるのか、どうなのか教えていただいてよろしいですか。
○冨永栄二保健福祉部長 ショートステイについてはあくまでも在宅サービスになりますので、今回は入所施設に入所される方について対象とさせていただきました。
○2番(橋口住眞議員) この第3号補正で、いろいろな新型コロナウイルスの対策の補正が出ているわけですけれども、その中で、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金ということなんですけれども、今回この臨時交付金額が、例えば出水市、申請額がどれくらいあるのか、ちょっと質問がおかしいかもしれません、申請額があっているのか、その辺どれくらい申請されたのか、分かっていれば教えてください。
○冨田忍政策経営部長 第3号補正につきましては、PCR検査の分が1件でございます。そこは確かに、200万円の実行に係る国庫支出金200万円。これは議員がおっしゃいました新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金でございます。
○14番(中嶋敏子議員) 1点だけ。先ほどショートステイのことが出ましたが、グループホームも含めて在宅に関して、抗原検査のキットの注文を、要請があればということで一応聞いたんですけど、在宅のところでは関連してそういうのを注文を取ったりされた経緯があるかどうか、これは確認ですけど、教えてください。
○冨永栄二保健福祉部長 今回、県のほうがそういった緊急対策として、県のほうの事業として、高齢者の入所施設の職員に対しての抗原検査のキットを給付をしたいということで、今回、私ども出水市に来たのは、出水市が指定する、議員言われるグループホームですね、そういった出水市が指定する入所施設について、県のほうから依頼がありましたので、必要数を調査をさせていただいて、県のほうに報告をしてございます。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
○2番(橋口住眞議員) 急増する新型コロナウイルス感染対策に、日夜御尽力されておられます関係者の皆々様に心から感謝を申し上げます。
承認第5号議案専決処分の承認を求めることについて、意見を述べて賛成をいたします。新型コロナウイルス陽性者が出水市内で急激な増加を見せる中、高齢者施設等において新規入所者へPCR検査を行うことは、クラスター防止とともに利用者が施設を安心して利用でき、職員が安心して働ける環境を整える一助となる事業であり、賛成するものです。この事業を、より充実させるために、2点、意見を述べさせていただきたいと思います。
1点目は、PCR検査対象者のさらなる拡充です。先ほど御意見も出ておりましたが、新型コロナウイルスの根本治療がいまだ確立されていない中にあっては、PCR検査を高齢者施設等の新規入所者のみならず、施設職員、医療関係者、学校職員、保育園関係者、PCR希望者等と、無症状者を含め、検査の抜本的な拡充が必要であると思います。
2点目は、先ほど出ておりました簡易キット等によるPCR検査方法導入の検討でございます。抜本的なPCR検査の拡充により、件数が多数に上ることが予想されます。多忙を極める医療機関に負担をかけないためにも、簡易キット等による検査は有効です。県も、薩摩川内市で行われました高校総体でクラスターが発生したことを受け、県外大会後のPCR検査の希望者には、この簡易キット方法でPCR検査を行い、かかる費用については、全額県が負担することを決めました。この簡易キットは、自分で検査でき、医療関係者の手を煩わすことはありません。また、費用も安価で、場合によっては複数回検査も可能です。ぜひ、早急に検討をいただきたいと思います。
市民の皆様にさらなる予防の徹底をお願いする中であります。行政も、さらなる科学的根拠に基づく予防対策を検討いただきますよう、PCR検査のさらなる早急な充実への意見を2点述べまして、賛成討論といたします。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに討論ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、承認されました。
次に、承認第6号専決処分の承認を求めることについて(令和3年度出水市一般会計補正予算(第4号))について、これから質疑を許します。
○15番(宮田幸一議員) この提案書には飲食等と書いてあって、「等」があるものですからお尋ねいたしますが。飲食店にお酒を卸される問屋さんというのは、飲食店が時間短縮すれば、当然売り上げが下がります。それで、皆さん御承知だと思いますが、東京都が緊急事態宣言を延長する折、東京都の飲食店はもう通常どおり営業をやろうと、酒屋さんを助けようということで、延長になった際、確か1日か2日営業をされたら、東京都からちゃんと緊急事態宣言どおりやれという命令を受けたということを知っておりますので、出水市において飲食店に支援されるのは分かります、ここに飲食店等と書いてあります、この「等」の中に飲食店に酒を卸されるお酒屋さんも含まれているかどうかをお尋ねいたします。
○春田和彦商工観光部長 今回の県が要請をいたしました時短要請の対象でございますけれども、これにつきましては、食品衛生法の規定により飲食店営業または喫茶店営業の許可を受けた飲食店等の皆様に営業時間短縮をお願いしますという県の要請でございましたので、ここには飲食店等と書いてありますが、いわゆる飲食店の営業、喫茶店営業の方ということでございますので、今言われた飲み物等の販売の事業者に対しては、対象となっていないところでございます。
○14番(中嶋敏子議員) 今、宮田議員がおっしゃったことについては、私などもほかのところからもたくさん要望を受けておりまして、霧島市が運転代行とかタクシーとかそういう、おつまみやさんとかそういうところまで含めて個別の市独自の事業を入れているようでありますので、今後参考にしたらどうかなと考えております。
お聞きしたいのは、県の事業の説明の中で、中小企業としては1日2万5,000円から7万5,000円、これの14日間と、あと、大企業という分類もあったようですけれども、これは1日20万円を14日間ですね。大企業を選ぶかどうかは、その企業の選択に任せるというふうになっていたようですけど、大まかでよろしいですけれども、この区分からしたときに、例えば2万5,000円のお店が何軒あって、7万5,000円の金額のところが幾らあるのか、20万円の大企業に類するお店が対象の中にあるのか、そこらが分かれば教えてください。
○春田和彦商工観光部長 今回の予算の計上につきましてでございますが、これにつきましては、鹿児島県がこの予算を計画されております。県の試算によりますと、出水市内に許可を得た店舗数が630店舗ほどありますけれども、その中で、前回、1月25日から2月7日に県が行いました時短要請、鹿児島市、薩摩川内市、霧島市、鹿屋市、奄美市の5市の部分ですが、その実績を見まして、約6割、約400店舗を対象になるのではないかというふうに見込んだということでございます。そのうち、大企業、いわゆる上限280万円の店舗を30店舗、県が見込んだということでございました。そのようなことから、全部で合計2億9,120万円の中の1割、市としましては2,912万円を計上したところでございます。
中小企業のうちの2万5,000円から7万5,000円の区分につきましては、県としましては14日間で35万円の部分を約7割。それから、35万円から上限額105万円の部分を2割、それから105万円を1割ということで県は見込んでいるそうです。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、承認されました。
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△ 日程第8発議案第2号・日程第9発議案第3号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第8及び日程第9、発議案2件を一括して議題といたします。
提出者の趣旨説明を求めます。
○議会運営委員長(田上真由美議員) ただいま上程されました発議案第2号につきまして、趣旨説明を申し上げます。
今回の改正は、令和3年4月1日から部設置条例が改正されたことに伴い、所要の改正を行うものであります。
改正の内容につきましては、お手元に配付してありますように、委員会条例第2条第2項の表中、産業建設委員会の所管事項の欄の「産業振興部」を「商工観光部」及び「農林水産部」に改めるものであります。なお、この条例の施行は、公布の日からとするものであります。
次に、発議案第3号について、趣旨説明を申し上げます。昨今のコロナ禍において、議員をはじめとする公務員に対する市民の目は一層厳しく、その言動は常に注視されていると言っても過言ではありません。とりわけ二元代表制の一翼を担う議員は、市民を代表する議会の構成員として、市執行部と一定の距離を保ちつつ、多様な民意を反映し、議決による団体意思の決定機能をはじめとして監視機能や政策形成機能等を適切に発揮することが求められています。さらに、議員は、政治倫理の確立を図り、もって市民に信頼される民主的な市政の発展を目指していくべきであるにもかかわらず、残念ながら現状においては、自らが定めた政治倫理条例をはじめとする議会内部の秩序や規律等が遵守されず、憂慮すべき状況となっています。
今回の本条例の改正は、議員各位が政治倫理基準を遵守し、仮に違反した場合は、議会の総意として行われる措置の重さを深く認識するとともに、自らを戒め、自浄作用を機能させることにより二度と同じ過ちを犯すことがないようにすることが最大の目的であります。
それでは、本条例の改正内容について説明します。
第3条の政治倫理基準に「人権侵害」の文言を追加し、差別的な取扱いまたは言動、虐待、性的な言動、名誉または社会的信用を低下させる目的でその者を誹謗中傷する言動、その他の人権侵害のおそれのある行為をしないことを明示しました。また、第8条第2項では、調査等の終了した際の措置について、政治倫理基準に違反した対象の議員に対し講ずる措置として、戒告、陳謝の勧告、議会内での役職辞任の勧告、一定期間の出席自粛の勧告、議員辞職の勧告、議長が必要と認める措置の6つを具体的に明示しました。
なお、この条例の施行は、公布の日からとするものです。
改正に至った趣旨を御理解いただき、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願いいたします。
○議長(杉本尚喜議員) 発議案第2号出水市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
発議案第3号出水市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
○15番(宮田幸一議員) 全員協議会でも同じことを聞いたんですが、全員協議会の中身は市民には伝わりませんので、ここでまた同じ質問をさせていただきます。
ここで書いてある議長の権限なんですが、地方自治法をよく見ていただくと分かるんですが、議長の権限というのは議場においての整理権それから進行権が地方自治法では保証されています。それ以外は、1年生議員であろうが10年生議員であろうが、対等の立場というふうに示されております。そういう中で議会全体で話し合いをして、そしていろんなのをするのはいいんですが、ここに議長に対してこれだけの、警告から勧告。勧告とあるんですが、法律で議員辞職を求められたからといって必ず辞めなきゃいけないという法律が示されているということはよく理解した上で聞きますけども、地方自治法の裏付けがない中でこのような議長の権限を一極集中させるのはいかがなものかという観点から、どのように理解されているのかお尋ねをいたします。
○議会運営委員長(田上真由美議員) 御質疑ありがとうございます。全員協議会の中でも皆様とお話をさせていただいたところではございますが、議長に大きな権限を持たせるというところではございません。ただ、この戒告、勧告、このように役割を決してございますが、これは議長が必要と認める措置という点におきましても、我々が議会運営委員会など、そして全員協議会など、そういった点で皆様とお話をした後、想定外のことが起こった場合にするものとして、このように明記をさせていただいているところでございます。
そして、地方自治法、確かにおっしゃるとおりでございますが、私たち出水市議会のことは出水市議会で決めていこうというスタンスのもと、このように提示をしてございます。
○15番(宮田幸一議員) 議員の皆様は勉強されているからよくお分かりだと思いますが、条例を定められるときは、その基になる法律に基づいた条例でないと法的拘束権はないんですね。ですから、今、提案者からありました、ここに書いてある第8条の6に、議長が必要と認める措置はこうなんだと口で説明されても、条文には何も書いてないわけなんですよ。条文に書いてないということは、皆様それぞれ条文を読まれたとき、その人、その人によって育ってきた過程が違いますから解釈の仕方が違ってきます。ですから、こういうきちっとした条文を定めるのであれば、そこの部分も、ちゃんと議長に特別に権限を与えるんじゃなくて、議長が必要と認める措置については、やはり、何という名前になるのか知りません、いろいろ議員の中で会議をして、そこで決まったものをするんだという文書がないわけですから、これは読み方によっては議長の権限でできるというふうに読み換えることができます。だから、その辺を尋ねているわけです。ですから、やはり、条例を定めるということは、必ずその基になる法律、法律の基になるのは、皆さん御承知のとおり、日本国憲法であります。ですから、日本国憲法のもとで保証された部分について、細かく細則して法律で定めたその法律を、また細分化したのが私は条例だというふうに理解していますので、そうなりますと、基の法律がないところに、自分の議会はこうやるんだといっても、例えば、皆さん方は御承知のとおり、熊本市議会の方も熊本市議会で議員辞職を勧告されて辞めましたけれども、それは違法だということで熊本県のほうがまた復職させられました。そのようなことで、やっぱり法的根拠というものは必要だと思うので、ここをなぜ条文を書かれなかったのかお尋ねいたします。
○議会運営委員長(田上真由美議員) この点につきましても、我々議会運営委員会におきまして、法制担当とも協議をしてございます。その中で、この文書で問題ないということでしたので、このように明記させていただいております。
○15番(宮田幸一議員) 法制担当がこれで問題ないと言われた根拠は何なんでしょうか。そして、法制担当というのは行政の法制担当しかいないと思いますが、議会には法制担当いませんので。それで、こういうものつくるときに、議会の発議であるのに議会の知識がなくて、要するに二元代表制ということを先ほど提案者は言われましたけど、二元代表制のもう1人の力を借りて、こういうのを収めるとなると、じゃあ議会としては何なのよ、議会の資質は何なのと問われかねないので、だから、二元代表制を最初にうたわれたんであれば、やはり、ここの行政の法制担当と相談したというのはちょっと私疑問が残るんですが、じゃあどういう裏付けで問題ないと言われたのか教えてください。
○議会運営委員長(田上真由美議員) まずもって、私ども議会事務局の人員として法制担当する人間がいないというのは実情でございます。これだけの市庁規模の中におきまして、市長部局の法制担当の力をお借りすることは、これまでも多々あったかと思っております。
そしてまた、この件につきましては、宮田議員からるるございますが、実際に私どもがこれをやらなければならないと思ったのは、前回の倫理条例の特別委員会の中で不具合が生じたということが根本になっております。早急にその点に対応するために、この条例の設置を急いでいるところでもございます。御理解賜りたいと存じます。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたします。
討論を許します。
○15番(宮田幸一議員) 私は、ただ1点、法に基づかない条例を定めるということは、地方自治法を見ても、どこを見ても全く書いてございません。ですから、やはり、基になる法律に基づいた条例を定められるということなら理解できるんですが、そういう点でこの条例案には反対いたします。
○7番(吉元勇議員) 発議案第3号出水市議会議員政治倫理条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で討論いたします。
今回追加された文言については、私も議員になって12年目になります。どこかに少し偉そうなことを言うようなときもあって、改めて自分のことと思い、この条文をよく見たいと思います。
さて、出水市議会は、長い間、見て見ぬ振りをしてきました。このことは、これまで一般質問で、私はこの壇上で申し上げてきました。何のことか、教育長も初めて聞かれると思いますので、部長あたりから、どんなことがあったかよく聞かれたらいいかと思います。このことは、いわゆる不当要求行為、市職員に対しての不当要求行為であります。こういう条例を定めても、遵守することは当たり前のこととは言え、一番大事なことは見て見ぬ振りをしないことであります。このことを申し上げて、きちんと、おかしいことがあったらおかしいと言う、そういう体制でないと、また再発いたします。昨今の常任委員会の審議を見ても、どうやらまたくすぶっているような感じがいたします。常任委員会の委員長、しっかりとそこは指摘して、不当要求行為がない、職員に対して威圧的な態度を取らない、そういったことはきちんとやってもらいたいと思います。そういうことを含めまして、我が出水市議会はもう二度と見て見ぬ振りをしない、そのことによってこの条例が生きます。そのことをきちんと申し上げ、賛成討論といたします。
○13番(鶴田悌次郎議員) 私は反対をいたします。話を、今いろいろ聞いておりますと、やはりおっしゃることは、提案はもっともだと思いますけれども、きちっとした裏付けがなければ、こういうのはどんどんエスカレートして、何でもつくってしまうということにいきかねません。やはり、法の裏付けをきちっと我々は調査すると。そして、例えば町村議会には県のほうに事務局がありますけれども、私ども、ないとしたら町村議会を訪ねてみるとか、または全国市長会があります。その辺を、こういうのは慎重にやらないと、ここでこういうことがあったから、こういうのを決めようといっても、法的裏付けのないのを決めても実効力がありません。だから、反対いたします。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに討論ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(杉本尚喜議員) 起立多数です。よって、本案は、可決されました。
ここで暫時休憩いたします。再開を11時30分といたします。
午前11時13分 休 憩
午前11時30分 再 開
○議長(杉本尚喜議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を続行いたします。
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△ 日程第10同意第7号・日程第11同意第8号
日程第12同意第9号・日程第13同意第10号
日程第14同意第11号・日程第15同意第12号
日程第16同意第13号・日程第17同意第14号
日程第18同意第15号・日程第19同意第16号
日程第20同意第17号・日程第21同意第18号
日程第22同意第19号・日程第23同意第20号
日程第24同意第21号・日程第25同意第22号
日程第26同意第23号・日程第27同意第24号
日程第28同意第25号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第10から日程第28の同意19件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま一括上程されました出水市農業委員会委員の任命についての同意議案19件について、提案理由を説明します。
農業委員会委員については、平成28年4月1日に施行されました農業委員会等に関する法律の一部を改正する法律により、市長が議会の同意を得て任命することとなり、本市では平成30年第2回定例会において、現在の農業委員会委員の任命について同意をいただいたところです。その農業委員会委員の任期が、本年9月12日をもって満了しますことから、今回新たに農業委員会委員の候補者19人について、議会の同意を求めるものです。
まず、候補者の選考に当たっての考え方について説明します。農業委員会委員の定数は、出水市農業委員会の委員等の定数に関する条例で19人とされています。本年3月1日から31日までの期間において、出水市農業委員会委員の選任の手続等に関する規則の規定に基づき募集を行いました。その結果、22人の応募・推薦があり、応募等を行った方の情報を、市のホームページで4月末まで公開したところです。候補者の選考については、農業委員会等に関する法律に定める農業委員会の所掌する事項に関し、利害関係を有しない中立委員を含めること、認定農業者が過半数を占めるようにしなければならないこと、年齢・性別等に著しい偏りが生じないように配慮しなければならないことなどを遵守するため、出水市農業委員会委員候補者選考委員会を開催して、選考基準の考え方を整理したところです。具体的には、中立委員については、農業経営面積が30アールに満たない、自給的経営の方々を中立委員の候補者とし、欠員が生じても基準数を満たせるように2人を選考することにしました。認定農業者については、過半数を確保することや、欠員が生じても基準数を満たせるよう、定数の7割程度を選考することとし、中立委員、認定農業者で定数に満たない人数を、その他の応募者から選考するようにしたところです。
また、この選考に当たっての考え方については、農政に関して識見を有する方々で組織する出水市農林業振興対策会議の委員の皆様に意見を伺い、特に問題等の指摘はありませんでした。
次に、具体的な選考についてですが、選考委員6人による個別採点の方法を取っています。採点に当たっては、中立委員では、年齢、性別、農業経験の有無、志望意欲、公の職歴、農政・行政・経営の知識、地域からの支援の6項目。認定農業者では、中立委員の要件から農政・行政・経営の知識を除き、認定を受けてからの年数や農業に関する知識及び農業委員会業務の知識を加えた8項目。その他の候補では、認定農業者の要件から認定を受けてからの年数を除いた7項目について、各項目10点満点で採点しました。その後、選考委員6人分を、候補者ごとに合計し、並列して比較できるように中立委員の点数は6分の7を、認定農業者の点数には8分の7を乗じて平準化した上で、点数の上位から19人目までを農業委員会委員の候補者としたところです。
委員の内訳は、中立委員候補者が2人、認定農業者候補者が14人、その他候補者が3人となりました。性別等の内訳としては、女性が2人、50歳以下の青年農業者が4人となっています。なお、議案ごとの詳細については、農林水産部長に説明させます。
よろしく御審議の上、御同意賜りますようお願い申し上げます。
○池田幸弘農林水産部長 それでは、各候補者の詳細について説明します。
まず、尾道睦雄氏ですが、現在68歳で、上大川内に居住されています。これまで鹿児島いずみ農業協同組合や出水公共職業安定所に勤務され、現在は出水市民生委員・児童委員協議会連合会の地区会長として御活躍されています。中立的な立場で、農業委員会の活性化に御尽力いただくことを期待しています。
次に、花園ハルエ氏ですが、現在76歳で、下知識町に居住されています。高校の非常勤講師を経て、出水市に転入後は食生活改善推進員として女性団体連絡協議会で御活躍されました。現在、農業委員として御尽力いただいており、引き続き中立的な立場で御活躍いただきたいと考えています。
次に、井町和夫氏ですが、現在53歳で、野田町下名に居住され、認定農業者である法人の役員として、主に水稲やブロッコリーを栽培されています。地区の環境保全会や土地改良区の役員としても御活躍されており、現在も農業委員として御尽力いただいていることから、引き続き御精励いただけるものと期待しています。
次に、大城勝司氏ですが、現在39歳で、高尾野町上水流に居住され、採卵鶏を約13万5,000羽飼養しながら、主に水稲、バレイショを栽培されている認定農業者である法人の役員です。現在、農業委員として御尽力いただいており、今回提案させていただいた候補者の中で最年少になります。今後も御活躍いただけるものと期待しています。
次に、大塚雄二氏ですが、現在63歳で、境町に居住され、長年デコポンや甘夏を栽培されている認定農業者です。大将季の加温栽培に早くから取り組まれ、青年農業者への指導に御尽力されています。また、現在は鹿児島いずみ農業協同組合デコポン部会の会長として御尽力されており、農業委員としても御活躍いただけるものと期待しています。
次に、小倉幸夫氏ですが、現在68歳で、西出水町に居住され、主に水稲、たばこを栽培されている認定農業者です。現在は、鹿児島いずみ農業協同組合の理事を務められており、農業委員としても御尽力いただいています。引き続き御活躍いただけるものと期待しています。
次に、澤田泰之氏ですが、現在45歳で、下鯖町に居住され、主に水稲を栽培されている認定農業者です。平成12年に農業後継者として就農され、平成22年からは経営主として御活躍されています。現在、農業委員としても業務に御尽力いただいており、引き続き、御活躍いただけるものと期待しています。
次に、田下勉氏ですが、現在67歳で、野田町下名に居住され、主に水稲とミニトマトを栽培されている認定農業者です。旧野田町の時代から、農業委員として長年御活躍されています。引き続き御精励いただきたいと考えています。
次に、樋口修氏ですが、現在52歳で、高尾野町江内に居住され、主に柑橘を栽培されている認定農業者です。農林水産省の果樹試験場での研修を終了され、長く果樹経営に従事されています。現在、農業委員として御尽力いただいており、引き続き御活躍いただきたいと考えています。
次に、久野敏朗氏ですが、現在63歳で、高尾野町柴引に居住され、主に水稲やミニトマトなどを栽培されている認定農業者です。鹿児島いずみ農業協同組合に勤務されたあと就農され、現在、農業委員としても御尽力いただいています。引き続き御活躍いただきたいと考えています。
次に、福山勝也氏ですが、現在48歳で、荘に居住され、主にイチゴや水稲を栽培されている認定農業者です。今後、出水市の農業を担っていく農業者として、農業委員の業務にも御尽力いただけるものと期待しています。
次に、外園優氏ですが、現在70歳で、高尾野町唐笠木に居住され、水稲や露地野菜を栽培されている認定農業者です。現在、農業委員として御活躍されており、引き続き御尽力いただけるものと期待しています。
次に、松元重忠氏ですが、現在62歳で、高尾野町大久保に居住され、主に水稲や露地野菜を栽培されている認定農業者です。現在、鹿児島いずみ農業協同組合の総代や同組合の野菜振興協議会高尾野支部長として、地域の農業振興に御尽力されており、農業委員としても御活躍いただけるものと期待しています。
次に、松元浩文氏ですが、現在57歳で、高尾野町下水流に居住され、水稲を栽培されている認定農業者です。過去に農業委員を経験されており、現在は農地利用最適化推進委員として、遊休農地解消への取組に御尽力いただいています。農業委員としても御活躍いただきたいと期待しています。
次に、山口安任氏ですが、現在70歳で、浦田町に居住され、採卵鶏約7万6,000羽を飼養されている認定農業者である法人の役員です。過去に、市議会議員や農業委員の経験があり、農業委員として御活躍いただけるものと考えています。
次に、横峯均氏ですが、現在72歳で、高尾野町下高尾野に居住され、水稲とメロンを栽培されている認定農業者です。旧高尾野町時代から農業委員を務められ、現在は出水市農業委員会の会長や県農業会議の役員として御活躍されています。これまでの経験や見識を生かして、引き続き御尽力いただきたいと考えています。
次に、犬童正成氏ですが、現在71歳で、今釜町に居住され、主に水稲や露地野菜を栽培されています。過去には、鹿児島いずみ農業協同組合の常務理事や理事を務められており、農業委員として御尽力いただけるものと期待しています。
次に、大久保友恵氏ですが、現在45歳で、中央町に居住され、主にミニトマトを栽培されています。公務員として農政にも携わった経験をお持ちで、今回の女性候補者2人のうちの1人です。これから農業委員として御活躍いただけるものと期待しています。
最後に、福本悟氏ですが、現在70歳で、武本に居住され、主に水稲や露地野菜を栽培されています。出水平野土地改良区や鹿児島いずみ農業協同組合の総代を務められており、現在は農地利用最適化推進委員としても御尽力いただいています。これまでの経験を生かして、農業委員として御活躍いただけるものと期待しています。
以上、19人の候補者の経歴等についての説明を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で説明が終わりました。これから、同意第7号に対する質疑を許します。
○14番(中嶋敏子議員) 総括質疑というのがないのでですけれども、尾道睦雄さんを含め男性が、今回19名中16名から17名に増えて、女性が1人減っているわけですが、選考委員会にかけられた男性と女性の候補者は、それぞれ何人だったのか。選考委員会の委員数とか選考基準、選考方法等について、先ほどるる述べられましたけど、前回もいただいたんですけど、その資料があればいただきたいというのが要望ですが。また、尾道睦雄氏の選考結果は、今おっしゃったけれども、どうだったのか。あれば、また教えてください。
○池田幸弘農林水産部長 尾道睦雄氏につきましては中立委員ということで、30アール未満の経営規模でございましたので中立委員で選考されたところでございますけれども。女性委員の割合につきましては、今回22名の応募がありましたが、そのうち2名の方が応募され、2名の方が候補者として選考されております。そのほか、資料等につきましては前回もお渡ししている資料内容については、またお渡しできるものと考えております。
○7番(吉元勇議員) 今、市長のほうから説明がありましたけれども、前回の任命の議案については、平成30年6月13日に議員による不当要求行為があり、それが認定されましたが、今回の任命に至っては、議員等を含め行政に対して、この任命議案に対しての不当要求行為等はなかったでしょうか。
○議長(杉本尚喜議員) 吉元議員、今、同意7号に対しての質疑ですので内容がちょっと。
○7番(吉元勇議員) 総括質疑がないから、こういう質疑しかできないでしょう。
○議長(杉本尚喜議員) いえ、総括質疑ではございません。各議案に対しての質疑でございます。
○7番(吉元勇議員) 尾道委員の任命については、不当要求行為は議員等からはなかったでしょうか。
○池田幸弘農林水産部長 そういう事案は全くございませんでした。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
○14番(中嶋敏子議員) 今回、尾道睦雄さんを含む19名の農業委員が提案されています。前回は、平成28年4月1日施行の法改定後、経過措置を取っていた期限が平成30年9月12日をもって満了し、9月13日から新しい農業委員制度に移行することから、議会に対して同意案件として提案されました。今回は新制度に移行して3年間の任期満了に伴い、新しい19名の方について、議会の同意を求める案件として提案されたものと理解します。
前回も指摘をしましたが、新しい農業委員制度は、農業委員を公選制から首長による任命制に変え、その役割もこれまでの農地の番人から、規模拡大、競争力・輸出力強化目的の国の農政の先兵としての役割を主に担わされるものに変質してきております。今求められているのは、規模拡大一辺倒の農政から、価格保障と所得補償等の充実で、家族農業、小規模農業でも安心して農業に取り組める農政へ転換することで、自公政権下で30%台まで落ちた食料自給率を早急に50%台に引き上げることだと考えます。2017年12月、家族農業10年を定めた国連決議は、家族農業が飢饉と貧困をなくし、環境と生物多様性を保全する上で重要な役割を果たしていることを強調し、世界の食糧生産の80%以上を担う家族農業の重要性や役割に光を当てています。そして、農村地域の発展と持続可能な農業に資源を充て、小規模農民、女性農民を支援することは貧困を根絶する鍵であると強調しています。コロナで深まる食と農の危機を乗り越えるためにも、農業委員をもとの公選制に戻し、農業委員会が本来の役割を発揮できる体制にすべき立場であることを述べた上で、まず、提案されている尾道睦雄さんについては、これまでの経歴等を生かして頑張っていただきたいという思いで同意いたします。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに討論ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成18票、反対1票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第7号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第8号に対する質疑を許します。
○15番(宮田幸一議員) 3年前のときも緊急質問をさせていただけなかったので一般質問をしました。そのときもきちっとした資料を出さずに、ただ、紙の1枚で経歴とこれだけで議会に、いえば同意をしてもらおうとされています。それで、その後、農業委員の選考に漏れた方から、恐らく、今コロナで裁判が延期中だと思いますが、まだ判決が出たというふうに聞いておりません。その方がされるときに私にお願いをされましたので、農林水産庁本庁の農村振興局長からの資料を頂いて、今その裁判の係争中だと思うんですが、そこには農業委員を選考する場合には公平・公正・平等に扱うために、その審査結果を公表しなければならないというふうに明記してあって、それで戦っていらっしゃると思うんですが、3年前もそれをもらえませんでした。今回も、この紙切れ1枚でこの方をと言われて、花園ハルエさんに大変失礼な思いで今立っているんですけれども、私は全く存じません。存じない中で、要するに、各項目に分けた総合評価が何点だったというのも手持ちにありません。よって、選びたくても選べないという状況でありますが、なぜ、このようにして、前の議会でも聞いたときに、「ない」と言われたから、農林水産省から取り寄せた資料にはちゃんと書いてありました。それで裁判を打っている人は打っていると思うんですけれども。なぜ審査結果をくださらないのか。私も3年前もいましたけど、その当時の選考委員会の委員長は副市長をしていらっしゃった方で、5名の方がいらっしゃって、私に言わせれば密室で決められたものだというふうで、その辺も裁判にかけられていると思うんですが、なぜ、こういうたった1枚のこれに、この人の学歴だとか経歴だとかだけで、総合評価をされて、試験項目は3年前に質問したから勉強して知っています。そういう総合点の評価が、この方は何点だったんだ、この人だけじゃないですけど、なぜくださらないのでしょうか。
○池田幸弘農林水産部長 審査結果につきましては、個人情報に関わるところに繋がる関係がありまして、それを公表することはできないところでございます。
そしてまた、これまで選考委員会に関わる内容でございますとか、その選考に関わる議事録等の話につきまして、地方裁判所で裁判があったところですが、その結果は、市に対して裁判をされているところでございますが、原告の請求は棄却するということになっているところです。棄却するのはなぜかということなんですけれども、審査の方法及び会議録を作成しなかったことに対する義務違反はあったとは言えないというべきであるという結論が出ております。そしてまた、市に違法性があったとの原告の主張は、いずれも理由がなく、市に違法性があったとは認められないというふうな結論が出ております。原告の請求は理由がないから棄却するという判決文が、地方裁判所に出ております。そのこともありまして、私ども、選考委員会をやっている透明性も、今回また高めてきているところでございます。前回の選考委員に加えまして、鹿児島県の北薩地域振興局農政普及課の出水駐在の参事さんにも新たに加わっていただきまして、選考の透明性も高めてきたところでございます。
そしてまた、透明性のほかにも出水市の農林業振興対策会議の委員さんの方々にも、これらの選考の経緯等も、こういった方法で選考していきますということもお示しをしまして、そのことに関しまして何ら問題点の指摘もなく、御了解をいただいているところでございます。
今回の委員さん方の内容を、それぞれここに記載のある内容で選ばないといけないということに関しましては、選考委員会の中でしっかりと選考したものを提案を申し上げているところでございますので御理解をいただきたいと思います。
○15番(宮田幸一議員) 地方裁判所ではそうだったかもしれないけど、今、高等裁判所に行っているんじゃないですか。そして、国のほうに聞いたときも、会議録がないというのは、後々分からないと、どういうことで選考されて決まったのかということも、農林水産省本庁のほうからの文書ではもらっていますので、地方裁判所ではそうだったにしても、やはり、最高裁まで行かれるのかどうか、私は分かりませんけれども、そこの判決文で最終的には決まるんだろうと思います。ですから、今の花園ハルエさんについても、選考された過程については今の地方裁判所の判決事例をもって一切しないと、花園さんだけじゃなくて全部もそうでしょうけど、それはもう、最高裁まで行くかどうかは分かりませんけど、その判決が出るまでは、出水市としてはこの姿勢を貫くというふうに御理解していいですか。
○池田幸弘農林水産部長 一審判決にもございましたように、法律及び施行規則が定める基準に沿った選考を出水市はしております。そういった手続に違法性はなく、高裁に提訴されましたけれども、そういったところの原告主張の事実はないというふうに考えておりますことから、出水市もそれに応訴したところでございます。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
○14番(中嶋敏子議員) ただいま提案されております同意第8号出水市農業委員会委員の任命について、花園ハルエさんについて、討論いたします。
前回は、先ほども申しましたけれども、3名いた女性委員が、今回は2名に減っております。候補者がどうだったのかと聞いたら、候補者自体も2名だったということで、女性にもっと活躍してほしいなというふうな思いで、議会から議会推薦があった頃は女性の委員を選んでいた時期もあったかというふうに思いますので、ちょっと残念だなというふうに思います。
現在の農業は、高齢の方を含め、かあちゃん農業、女性農業で支えられているのが実態ではないかと考えます。提案されている花園ハルエさんは、前回に引き続き、これまでの経歴を生かして、数少ない貴重な女性委員として、さらにお元気に頑張っていただきたいという思いで同意いたします。
以下、17名の方についても同様の立場で判断して、是々非々で態度を表明するものであることを申し述べて討論といたします。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに討論ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成16票、反対3票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第8号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
ここで、昼食のため暫時休憩いたします。再開を午後1時といたします。
午後0時03分 休 憩
午後1時00分 再 開
○議長(杉本尚喜議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を続行いたします。
次に、同意第9号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで、投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成19票、反対ゼロ票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第9号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第10号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等はありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成16票、反対3票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第10号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第11号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成19票、反対ゼロ票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第11号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第12号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成17票、反対2票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第12号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定しました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第13号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等はございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成18票、反対1票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第13号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第14号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等はございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成17票、反対2票、うち白票2票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第14号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定しました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第15号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成18票、反対1票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第15号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第16号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成18票、反対1票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第16号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第17号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成18票、反対1票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第17号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第18号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成18票、反対1票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第18号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第19号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成16票、反対3票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第19号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第20号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成18票、反対1票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第20号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第21号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成16票、反対3票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第21号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第22号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成17票、反対2票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第22号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第23号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意を願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等はございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成17票、反対2票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第23号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第24号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等はございませんでしょうか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成16票、反対3票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第24号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
○議長(杉本尚喜議員) 次に、同意第25号に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員会付託を省略することに決定しました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決につきましては、髙崎正風議員及び鶴田悌次郎議員から、無記名投票にされたいとの要求書が提出されております。これは会議規則第71条第1項の要件を満たしております。よって、この採決につきましては、会議規則第73条第3項の規定に基づき、電子投票システムによる無記名投票を行います。
議場の閉鎖を命じます。
[議場の閉鎖]
○議長(杉本尚喜議員) ただいまの出席議員数は19名です。
無記名投票による表決におきましては、会議規則第73条第5項の規定により、投票機の賛成表示と反対表示のいずれも押していないときは、反対表示を押したものとみなしますので御注意願います。
それでは、本案について賛成の方は賛成を、反対の方は反対をお押し願います。
押し忘れ等ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 押し忘れ等はないものと認めます。
これで投票を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 投票の結果を御報告申し上げます。投票総数19票、有効投票19票、無効投票ゼロ票です。有効投票のうち賛成17票、反対2票、うち白票1票。
以上のとおり、賛成が多数でございます。よって、同意第25号出水市農業委員会委員の任命については、同意することに決定いたしました。
議場の閉鎖を解きます。
[議場開鎖]
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△ 日程第29議案第45号・日程第30議案第46号
日程第31議案第48号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第29から日程第31の条例議案3件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま一括上程されました出水市手数料条例等の一部を改正する条例の制定について外2件の提案理由を説明します。
まず、出水市手数料条例等の一部を改正する条例の制定について説明します。
本案は、本年5月19日に公布されましたデジタル庁設置法及びデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律により、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部が改正されたことに伴い、関連する本市の3条例について所要の改正をしようとするものです。
それでは、改正の内容について説明します。
第1条の出水市手数料条例の一部改正は、個人番号カードの発行主体が地方公共団体情報システム機構と明確に位置付けられ、カードの発行に関する手数料を同機構が徴収することとされたことに伴い、カードの再交付手数料を本市が徴収しなくなることから、当該手数料の規定を削除するものです。
第2条の出水市個人情報保護条例及び第3条の出水市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部改正は、条例中における法律の引用条文等を改めるものです。
附則ですが、この条例は、本年9月1日から施行するものです。
次に、出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明します。
本案は、事業者の業務負担軽減等を図る観点から、事業における諸記録の作成、保存等について、原則として電磁的記録による対応を認めることなど、基準省令の一部改正がありましたので、条例の規定を改めるものです。
それでは、改正の内容について説明します。
第1条の条例改正において、先ほど電磁的記録による対応を認めるよう第49条の規定を加えるもので、このほかの第1条及び第2条の改正規定は、連携施設における文言の整理を行うものです。
附則ですが、この条例は、電磁的記録による対応に係る規定は、本年7月1日から、その他の規定は、公布の日から施行するものです。
次に、出水市税条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明します。
地方税法等の一部を改正する法律が、本年3月31日に公布され、一部を除き、令和4年1月1日以降施行されることに伴い、出水市税条例についても所要の改正をしようとするものです。
それでは、主な改正の内容について説明いたします。
第24条、第32条、第36条の3の3及び附則第5条の改正規定は、個人住民税均等割及び所得割の非課税限度額の算定並びに個人住民税均等割の軽減の基礎となる扶養親族の範囲を、令和2年度税制改正での扶養控除における国外居住親族の取扱いと同様とするものです。
附則第6条の改正規定は、医療費控除の特例として、健康増進の取組を行う個人が、対象医薬品の購入費用について医療費控除を受けるセルフメディケーション税制を5年間延長するものです。
以上が、主な改正内容であり、そのほか、引用条文の整理を行っています。
附則ですが、附則第1条では、この条例の施行期日を定め、附則第2条では、この条例の施行に伴う経過措置を定めています。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、提案説明が終わりました。これから、議案第45号出水市手数料条例等の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
○14番(中嶋敏子議員) ただいま提案されております議案第45号出水市手数料条例等の一部を改正する条例の制定について、問題点を指摘して反対いたします。
この条例改正は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に係る法律の一部改正に伴う改正であるとの説明でした。それによれば、これまで再交付の手数料を市が徴収していたものを、地方公共団体情報システム機構で徴収することになること、所管が総務省から内閣総理大臣に変更になることに伴う改正であるとのことであります。今国会で、菅総理の看板政策であるデジタル関連法が5月19日成立しました。デジタル化により便利になる部分もありますが、今回のデジタル関連法は、個人情報保護法制の一元化とオープンデータ化、国・自治体の情報システムの共同化・集約、マイナンバー制度の利用拡大、強大な権限を持つデジタル庁の設置という4つのツールを設け、データ利活用をさらに使いやすい仕組みにしようとするものであるとされています。
一方で、これはプライバシーの侵害、地方自治の侵害、国民生活への影響、官民癒着の問題等があることが指摘をされております。国の法改正に伴うものではありますが、情報の集約化と総務省から内閣総理大臣へ所管が変更されることで、指摘されている問題が今後一層強くなることが懸念されることから、今回の条例改正には賛成できません。
よって、議案第45号には反対いたします。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに討論ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。この採決は起立によって行います。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(杉本尚喜議員) 起立多数です。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第46号出水市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例及び出水市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第48号出水市税条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
○14番(中嶋敏子議員) お尋ねいたします。この条例の一部改正によって、今後、出水市や市民への影響額が出てくるのか、分かれば教えてください。
○揚松智幸市民部長 まだ算定をしておりますので、分かりません。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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△ 日程第32議案第50号 上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第32、訴訟上の和解についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました訴訟上の和解について、提案理由を説明します。
最初に、故人及び御遺族に対しまして、改めまして哀悼の意を表します。
本案は、鹿児島地方裁判所からの和解勧告を受け入れ、訴訟上の和解をしようとするため、地方自治法第96条第1項第12号の規定に基づき、議会の議決をお願いするものです。
対象となる事件は、出水市内の中学校に通っていた原告らの孫が平成23年9月1日に自死した件に関して、自死の原因が所属していた部活動内のいじめにあると主張し、中学校を運営する出水市に対し、いじめに対する対処についての安全配慮義務、その後のいじめに関する調査に関しての調査義務、調査結果の原告らへの開示についての義務について、それぞれ違反があったとして提訴された損害賠償請求事件です。
本件訴訟は、平成29年5月23日の提訴以来、約4年間にわたって、原告、被告双方による主張立証が行われてきましたが、令和2年12月15日に口頭弁論が終結しました。その後、裁判所から和解に関する協議を提案され、裁判所及び原告、被告双方による協議を重ねた結果、双方の協議が整ったことから、本年5月20日付で、裁判所による和解勧告がなされたところであります。
当該和解勧告では、「いじめ」の定義に関しては、事故後の平成25年に制定されたいじめ防止対策推進法において、文言上は広い範囲を包含しうるものとされており、被害者の視点からすると、被害防止のために幅広く対応すべきだという考えになるのももっともな面はある。他方で、教育現場で実際の対応を行う学校側の視点からすると、一般的に、集団生活が行われる学校において生徒間のささいな行為による摩擦や衝突はしばしば生じることから、学校側において、それらの行為全てをいじめとして対応するのは現実的に困難な場合もあり、また、一過性の行為とそれらが積み重なって起こるいじめを区別するのも容易ではないという点にも留意する必要があると思われる。また、本件における原告らも、被告及びその背後の学校関係者も、法的な相当因果関係や責任の有無等に関する争いをおくとすれば、いじめや生徒の自死などの事態を防止したいという強い思いを有している点に違いはないと推測される。しかるに、形式的にいじめの定義に該当するかどうかを議論することは有益とは言い難く、現実的な対処の場面では、いじめ防止のために自体を広く捉えるという視点と、現場における個々の事情に応じていかなる対処をすべきか、できるかという視点の双方を理解することが重要である。
そこで、学校側においては、原告らの孫の自死の前に認識していた事実を前提とした場合に、平成23年9月以前の時点における法的義務の観点から問題はあったとは言えなかったとしても、いじめ防止という観点から広く自体と捉える必要があるという視点を再確認し、今後、同様の事態が生じた場合に、事後の調査を含めて、本件とは異なる対応が可能であるかどうかを検討してもらいたい。
他方で、原告らにおいても、いじめの定義にかかわらず、いじめ防止の理念を現実化するために、その理念を念頭に置きつつも現実的に対処可能な対応を促すことで、いじめ防止の実を上げるという観点についても検討してもらいたいとしています。
和解の内容としては、市は、裁判所が認めた事実と近接した時期に自死するに至ったこと及び死亡後の調査や対応が原告らの期待に沿うものではなかったことに関して、遺憾の意を表し、陳謝する。市は、事故後に制定されたいじめ防止対策推進法等に照らして考えた場合には、いじめの存在を想定して対応を検討すべき状態にあったこと、また、今後、いじめ防止の視点を重視しつつ、推進法等において想定された対応を取ることができるよう、真摯に検討するものとする。市は、本件解決金として200万円の支払い義務があることを認める。原告らは、本件に関して、被告、学校関係者、その他本件に関係する一切の者に対して何らの責任追及を行わないことを約束する。
以上が、主なものとなっています。
本市としても、法的な義務違反、調査で明らかになった様々な出来事に対する見解、自死との因果関係などに関して、本市の主張が反映されていること、本件に関係する一切の者に対して責任追及を行わないことが約束されていること、平成23年9月以前の時点において、法的な義務はなかったが、事故後に制定されたいじめ防止対策推進法に照らして考えた場合には、いじめ防止の観点から、より幅広く自体を捉えて対応すべきであったと認識したこと、さらに、真相究明をすることができず、結果的に原告の期待に沿うことができず、長い間、負担をかけてしまったとの思いから、裁判所の和解勧告を受け入れようとするものであります。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で提案説明が終わりました。
ここで暫時休憩いたします。再開を午後2時15分とします。
午後1時59分 休 憩
午後2時15分 再 開
○議長(杉本尚喜議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を続行いたします。
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△ 議員の途中退席の申出
○議長(杉本尚喜議員) ここで申し上げます。垣内雄一議員より、途中退席する旨の届出がございました。御報告申し上げます。
これから、議案第50号訴訟上の和解について、質疑を許します。
○15番(宮田幸一議員) ここに出された第50号のところの3ページの和解条項の2の(1)の部分の記述、読んでみた途中によると、平成25年に制定された推進法、同年に作成された基本的な指針、その後のいじめに関する知見等に照らして考えた場合には、いじめの存在を想定して対応を検討すべき状態であったことを認めるとはっきり条文に書いてありますが、私が勉強した限りで、事後法では法制定以前の事件には遡及できないはずであります。この文言をどう解釈されて、和解の方向へ進まれたのか。県の教育委員会の重責を歴任された大久保教育長並びに和解の当事者の一方である椎木市長の見解や心情を、合わせて教えてくださいますようお願いいたします。
○椎木伸一市長 宮田幸一議員の御質問のとおり、和解条項の2の(1)同年に作成された基本的な指針その後のいじめに関する知見等に照らして考えた場合には、そういうことだと認識しております。私どもも、この事案が発生したのは平成23年9月、そして、いわゆる推進法ができたのが2年後の平成25年ということでありまして、当時は当時の指針に基づいて、これまでも答弁しておりますように、適正に調査がされたと考えているところでありまして、その後、こういった法ができました。その法をよく解釈して、今後そのようなことがあった場合は、法の趣旨に基づいて広くいじめの事象を捉えた上で対処しなければならないと考えているところであります。
○大久保哲志教育長 今、市長からもありましたように、議員のおっしゃるように、それぞれの事件が起こった時点での法に照らして行うというのはもっともであると、法に基づいて進めていくということがもっともであり、遡及するような状況というのはないわけでございますけれども、和解勧告の中にも、被害者の視点からすると、被害防止のために幅広く対応すべきだという考えになるのはもっともな面はあるというように理解を求めていることもあることから、この和解内容の(2)のその後のいじめに関する知見等に照らして考えた場合には、いじめの存在を想定して対応を検討すべき状態にあったことは認めると。したがって、今後、このようなことが起こった場合には、現在の、平成25年に制定されたいじめ対策推進法に基づいて進めていくということを言ったものであると理解しています。
○15番(宮田幸一議員) 今、市長も教育長も、答えられたのは、この和解条項の2の(2)のことだと、こんなのは、ここにいる人はみんな常識だと、法が成立した後、法に沿ってするのは当たり前なことなんです。そこで、県の教育委員会の重責を担っていらっしゃった大久保教育長にお尋ねしますが、平成25年にいじめ防止対策推進法並びにそれの基本的な推進というのが示されました、だから、それ以前の基本方針によって、恐らく出水市、当時は調査をされたと思うんです。その大きな違いを教えていただけませんか。要するに、推進法ができた平成25年から後は、この法律に従って、これを見ますといろいろ書いてありますが、難しい場合には公共地方団体の長が第三者委員会をつくってとかいろいろ文言が出てきます。しかし、以前はありませんから、だから、そこの大きな違いというのはどういう違いがあるのかを教えてください。
○吉元利裕学校教育課指導監 まず、改めまして哀悼の意を表しますとともにお悔やみ申し上げます。
私どもが進めてきた調査は、平成23年6月に出された子どもの自殺が起きたときの背景調査指針という指針に基づいて行ったものであります。ですので、今のいじめ防止対策推進法は児童・生徒の生命、財産、心身に対して重大な事態があったとき、いじめが疑われる場合はその調査を進めていくと。以前はその法はなかったですので、私たちが進めてきたのは、平成23年6月に文科省から出されました子どもの自殺が起きたときの背景調査指針というのに基づいて、理由がいじめとかそういうことではなくて、全て、亡くなったことに対して何か原因がなかったのかというのを調べていく調査です。
○15番(宮田幸一議員) 私は教育長にお尋ねをしたんですが。なぜ聞いたか言います。恐らく、ここにいらっしゃる方は行政法という法律があるのは御存じだと思います。行政法の中では、公務員は、国家公務員、地方公務員にかかわらず、必ず事務引継ぎをしなければならないと義務が課せられています。ということは、前任者の、頑張っていらっしゃった溝口省三教育長から大久保教育長はその引継ぎをされているから、中身はちゃんと把握した上でこういう文言のことも理解して和解をしようとされているのかなと思ったから聞いたんですが、教育委員会に長く勤めていらっしゃったんですから、すみませんが、その辺のところをもう一度、教育長の言葉をお聞きいたしたいと思います。
○大久保哲志教育長 今、話の中にありましたように、子どもの自殺が起きたときの背景調査の指針というものは、今、指導監が説明したとおり、以前からありまして、現在は改訂版が出されておりますが、当時はその改訂版の前の状態のものはございました。しかし、ここに書いてあります、平成25年に制定されるいじめ対策推進法に当たるものは当時はなかったわけで、当時はいじめに係る、あるいはかかわらず、子供の自殺が起きたときについてはこの指針に基づいて調査等は行うわけで、当時の市の教育委員会において行った調査というのは適正であったと理解しております。
○14番(中嶋敏子議員) 今の質疑を聞いていて思ったんですけれども、平成25年に制定されたいじめ防止対策推進法は、実はその前に大津市の本田さんの事件とか、真弥香さんの事件とかそういうのがあって国会で問題になって、できた法律なんですよ。法律って突然できませんのでね。私も国会にも何回も行きましたけれども、だから全く関係ないということではないんですよね。それは了解していただきたいと思います。
5点ほど質疑したいと思います。まず、1つは、先ほども市長が言われましたけれども、真相究明がなかなかできず、長い間、原告に負担をかけてしまったとの思いから和解を受け入れたと説明されましたが、事故発生から、本当に考えると10年経っているんですね。こんなに時間がかかった理由は何だとお考えでしょうか、お聞かせください。2つ目が、遺憾の意を表し、陳謝した理由の1つに、中村真弥香さん死亡後の調査や対応が遺族らの期待に沿うものでなかったことを上げておられますけれども、遺族が期待していたものというのはどのように認識しておられるかお聞かせください。3つ目が、もう1つ、遺憾の意を表し、陳謝した理由に10項目の事実があったこと、それらの事実と近接した時期に真弥香さんが自死するに至ったことを上げておられます。市教委の事故報告書にも出てきていない、これまで議会論戦でも認めてない、近場では、昨年10月9日に裁判所に提出された第5準備書面の中で、亡真弥香の鞄を蹴った事実は認められないと主張しておられますけれども、10項目の中に平成23年8月頃、ある生徒が亡真弥香の鞄を蹴ったという事実が含まれています。このことと、これまで主張してこられたこととの整合性についてどう考えておられるかお尋ねいたします。4つ目に、この和解の中で、裁判所が指摘した10項目の中に「ある生徒」という表現が4回出てきます。これは吹奏楽部内の同じ生徒と考えてよいのかお伺いいたします。最後の5つ目ですが、勧告では平成23年9月の亡真弥香の状態について、いじめの存在を想定して対応を検討すべき状態であったことを認め、また、今後、学校等においていじめの兆候と思われる事態に接した場合には、いじめ防止対策推進法、基本的指針等において想定された対応を取ることができるよう、真摯に検討するものとするとされておりますけれども、これを受けて、今後、事件の検証と再発防止に向けて、どのような取組を考えておられるかお聞かせください。
○椎木伸一市長 私のほうから、5点質問をいただきましたけれども、まず、最後のところから答弁をさせていただきたいと思います。
今後、再発防止の観点からどのような取組をされるかというような御趣旨だったかと思います。今後につきましては、先ほども言いましたように、新しい推進法、いじめ防止対策推進法の趣旨に基づき、もしそういったことが発生すれば、広くいじめの概念を捉えて調査対応をしていきたいと思っております。これは、あくまでもいじめの防止をするという観点からの趣旨のとおりであります。そしてまた、子供の非常に貴重な、大切な命をなくすことがないように、教育委員会とも連携協力しながら、子供たちに対して、先ほど大久保教育長も話をしましたとおり、心の教育、人間力の教育、人の命を大切にするんだという教育を今も、溝口教育長のもとで今までもやってまいりましたけれども、さらに充実させて取り組んで、再発しないように取り組んでいきたいと強く今思っているところであります。
そして、2番目に、陳謝ということで、遺族が期待されていたものというものは何でしょうかというような御趣旨だったかと思います。その2番目につきましては、やはり真弥香さんがなぜ自死を選んだのか、そこの真相究明をしたいということに尽きるのではないかと考えております。それが御遺族の思うように真相究明ができずに、10年間という長い期間がかかったというようなことであります。この10年につきましても、また具体には後ほど指導監のほうから答弁をしてもらいますけれども、双方のいろんな、先ほどの御質問にもあったとおり、当時の指針で対応したこと、そしてまた、その後に推進法ができまして、社会問題となっておりましたいじめへの対応が非常に国の方針も変わってきたというようなこともありまして、その流れの中で、お互いに裁判の中等々でいろんな協議がなされてきたというようなことであります。また、詳細については指導監のほうから答弁をさせたいと思っております。
私からは、この2点について答弁をさせていただきました。
○吉元利裕学校教育課指導監 まず、今後ということですが、事故後の平成25年に制定されたいじめ防止対策推進法の定義に関する通知によれば、推進法の定義は社会通念上のいじめと乖離した行為、ごく初期段階のいじめ、善意から行ったが意図せず相手を傷つけた場合などのほんのささいな行為が予期せぬ方向に推移し、重大な事態に至ってしまうことがあるという事実を教訓として学び取って規定している。よって、初期段階のいじめであっても、学校が組織として把握し、見守り、必要に応じて指導し、解決につなげることが重要であるというふうに通知の中で示されております。このことから、児童・生徒のささいな言動や行動等の変化に注意を払って、いじめも含め、あらゆる可能性を想定して組織的に早期に対応することが必要だというふうに理解しております。和解勧告を解釈しても、平成23年9月以前の時点における法的義務の観点から問題がなかったとしても、その後のいじめ防止対策推進法に照らして考えた場合は、いじめ防止という観点から、そのようなささいな行為もいじめの有無にかかわらず様々な状況を想定して、より幅広く事態を捉えた対応が必要であるという視点を再確認し、今後、同様の事態が生じた場合には、本件と異なる対応が可能であるかどうかを検討してもらいたいという裁判所の趣旨ですので、このことについてしっかりと受け止めていきたいというふうに考えているところです。
続きまして、遺族の期待しているというものについては、とにかく真相究明だと考えます。私も調査をしながら、なぜこんなことが起きたのかという真相究明については、今でもなぜだったんだ、なぜだったんだと思いながら感じているところですので、結果的に真相究明できなかったことに対しては遺憾の意を表しますということです。
あと、整合性についてですが、私どもの調査があって事故調査報告書には、アンケートや聞き取り調査で出てきた内容について、繰り返しの聞き取り、複数の証言をもとに、確実性が高い出来事、実勢への影響を分析する必要があると考える出来事について記載したものです。裁判所から出された別紙記載事項は、教育委員会の事故報告書記載内容や、その他裁判所に提出した資料及び原告、被告双方の主張から、裁判所が事実として認定した事項であると理解しています。これまで、この事項について裁判で双方の主張が繰り返されてきたわけですが、今回示された和解勧告には、本件事案後に作成されたいじめ防止対策推進法におけるいじめの定義自体は広く規定されていることから、形式的にいじめの定義に該当するかどうかを議論することは有益とは言い難く、現実的な対処の場面では、防止のために事態を広く捉えるという視点と現場における個々の事情に応じて、いかなる対処をすべきか、できるのかという視点の双方を理解することが重要であるという考えが示されていることから、記載内容一つ一つについて主張、見解をすることは差し控えたいと思います。ということで、「ある生徒」という言葉がたくさんあるということですが、この「ある生徒」というのは1人の生徒のことではありません。
○14番(中嶋敏子議員) 今いろいろ、るるおっしゃいましたけど、いじめの取組にしても、市長が子供たちに命は大事なんだよという教育をしないといけないことをおっしゃいました。当然ではありますけれども。しかし、私はこの問題では、子供たちよりも、子供たちは正直にいろんなことに答えようとしたのに、学校と市が情報を隠して、なかなか開示しなかった、そのことが解決を長引かせた大きな要因になっているというふうに思うんですね。真相究明を遺族が求めたわけですけれども、私は真相究明するためには情報を共有する、お互いが持っている情報を共有して歩み寄って真相に迫るという努力が必要だったというふうに思うんですけれども、市教委も市も、子供たちが書いたアンケートを校長は開示しますと約束して取ったんですよ。子供たちは遺族に向かって、遺族が自分の子供が死んだ真相を知りたがっていると、だから知っていることを全て、勇気を持って書きなさいって書いたんですよ。ところが、遺族にそれを開示しない。そして、遺族は裁判までして開示した。4年4か月もアンケートを開示するのに時間がかかったんですよ。そうしたことの責任といいますか、長引かせた原因があえて市教委の側にあるんだという認識があられるか、そこらをちょっときちんと捉えていただかないと、今、いじめ防止対策推進法に基づいて今後はやるんだとおっしゃるけれども、そこはきちんと捉えていただかないと、私は同じことを繰り返すんじゃないかというふうに思うんですよ。だから、そこらはどう捉えておられるのか、もう一回答えていただければというふうに思います。真相究明に対して誠実な対応を全くされてこなかった、そのことが事を長引かせた。その主な要因をつくったんだということの認識があるかということですよ。どうですか。
○椎木伸一市長 こういった事案が発生した場合には、やはり学校現場、そして教育委員会、市長部局が連携しながら、おっしゃるように情報共有しながら対応していくことがスピード感のある解決、真相究明につながるものと認識はしております。
今回の本件は、安全配慮義務違反、そして調査義務違反、そして開示の義務違反という3点の義務違反を損害賠償請求がなされたということでありますけれども、先程来、紹介されておりますけれども、今回の和解勧告によりますと、安全配慮については平成23年9月以前の時点における法的な義務の観点からは問題があったとは言えなかったとされております。そしてまた、調査義務、開示に関する義務につきましても、原告の期待に沿うものではなかったという表現がありますけれども、法的な義務違反については言及されておりません。開示についても、市のほうで開示の専門委員会というのがありまして、その中で開示ができるのか、できないのか、その委員会で決めるというような仕組みになっておりまして、決して学校側が、教育委員会側が隠したというわけではございません。正式なそういった委員会を通して、個人情報として出せないという回答をしたものであるということで、黒塗りをして後ほど開示をしたと思っているところであります。
不足する部分があれば、指導監のほうから答弁をさせます。
○吉元利裕学校教育課指導監 今、市長からの説明があったとおりでございますが、私どもは、当時の指針、子どもの自殺が起きたときの背景調査の指針に基づいて調査、そしていろんなことを進めて来たということです。情報開示につきましても、条例に基づいて、一部開示、不開示を決定いたしました。その後の審査会においても、その決定は正しかったということで受けておりますので、行政機関といたしまして、その条例に基づいて判断していただいたものを全て出すわけにはいかなかったということでございます。
今回は裁判の中で文書提出命令ということで、全ての文書を裁判所に提出しております。その中で、裁判所が考えて判断したものだというふうに考えているところです。
○14番(中嶋敏子議員) 市長がおっしゃったように、情報を共有して認識を一致させるということが大事だというふうにおっしゃいましたけれども、アンケートについても、いろんな情報についても、当時の市の開示条例に基づいてやったとおっしゃるけど、開示条例では、遺族が何回開示請求しても、全部却下してきたんですよ。開示したのは、裁判によって開示されたんですよ。それで長引かせたんですよ。年金暮らしの僅かな年金で暮らしていらっしゃる遺族が裁判の費用まで出して、年数もかけてやられたというのが事実なんですよ。だから、そこはきちんと認識していただかないと、今のような答弁では納得されないと思いますね。そしてまた、私はいつもこういう事件が起きたとき、どこかでか命を救う手だてはなかったのかというのをずっと見てきているわけですけれども、よく、こういう問題が起きたときは学校、地域、家庭が連携してとか、学校で教師間が協力してとか、マニュアルには書いてあります。でも、全く機能していませんでした、本当に。家庭でもいろんなことが起きていたんです。学校の部活の中でも、最後の6月なんか、暴漢が襲ったんじゃないかというぐらいのことが起きていましたけど、それに対しても、やっぱりそういう教師間の協力も連携もできていなかったんです。だから、やっぱりマニュアルはあっても、やはり教師間のスキルアップの問題とか、そういう現場でのいろんな対応が、今後やっぱりきちんと改善されないと、救える命も救えないことにつながるんじゃないかというふうに考えますけど、そこら辺のところは直接事件に当たられた吉元指導監のほう、そういう認識はなかったでしょうか、されなかったですか。
○吉元利裕学校教育課指導監 当時の状況を考えて、学校が知り得ていたこと、または、その当時分からなかったこと、いろいろあると思います。ただ、学校としては情報を共有しながら、学校内で対応してきたというふうに私のほうは捉えております。
先ほどお話しましたように、児童・生徒のささいな言動や行動、変化に、やはり、どんなものであっても注意する必要が学校にはある。そして、それを家庭と共有する必要がある。そして、その子の成長といいますか、そういうのにお互い役立てていく必要があると思います。
今回、和解の内容につきましては、裁判所及び原告、被告らが協議を重ねた結果、双方が了承できる形で整ったことから裁判所が示したものだと考えておりますので、市としては、私としては、裁判所が示した勧告を尊重して和解勧告記述内容のそのままを受入れたいというふうに考えているところです。
○椎木伸一市長 言葉足らずではございました。吉元指導監が申したとおりのことでございますけれども、本当に御遺族の方々には真相究明ができずに、この10年という長い間、あるいは今回の訴訟では4年という長い間、非常に原告の皆さんには負担をかけてしまったという思いがあります。そういった思いで、今回この和解案を、この形で双方協議の上、受け入れたいということになったわけでございまして、今、吉元指導監も申しましたとおり、吉元指導監自体も真相究明をしたいという思いで、これまで取り組んできたことでありますので、双方、その気持ちは一緒だと思っております。和解勧告の中にも、学校側も、そして原告側も思いは一緒だという表現がありますけれども、その一緒のところを今後に生かしていきたいという思いでおりまして、今後、二度とこういった事案が発生しないように、いろいろ教育長とも連携しながら、引き続き対応していきたいと考えておりますので、御理解を賜ればと思います。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。
討論を許します。
○15番(宮田幸一議員) 私は、参考資料として添付されている3ページの和解条項の2の(1)の条文に強い疑義を感じます。御承知のとおり、事後法の禁止で示されるよう、遡及処罰の禁止があります。事件が発生したのが平成23年9月、いじめ防止対策推進法並びに基本的指針が制定されたのは平成25年であります。法律制定以前の事件は遡及できないはずであります。しかしながら、教育委員会の置かれた立場に心をはせると、当時の教育委員会は当時の状況でできうる限りの調査をされた自負がある一方で、真弥香さんの死にあたり、悲しみの中で苦悩の原因追及を長年続けてこられた御遺族の皆様の心中をおもんぱかる心情で、教育委員会としては悩ましい葛藤があったことだろうと思います。鹿児島地方裁判所の和解勧告には、いじめがあったと認定する記述はありませんが、将来のある児童・生徒の自死事件やいじめが一日も早くなくなることを心から祈り、願って、議案第50号に賛成いたします。
○14番(中嶋敏子議員) ただいま提案されています訴状の和解について、意見、要望を述べて賛成いたします。苦節10年とよく言いますけれども、事件から丸10年が経とうとしております。遺族の願いは、孫の死の真相を知りたい、この1点でした。真相に近づくために求められるのは、情報を共有することです。遺族が要望し、全校生徒368人中341人が回答してくれたアンケートは、当初、校長が遺族に言明していていた開示約束を守ってもらえず、遺族は年金暮らしの苦しい生活の中で、3年後の2014年4月、アンケート開示を求めて鹿児島地裁に提訴されました。2015年12月、鹿児島地裁の開示命令を受けて市教委がアンケート開示したのは、翌2016年の1月でした。アンケートを手に入れるだけでも実に事故発生から4年4か月も経っていました。遺族はアンケート結果を受けて、市長と市教委へ第三者調査委員会の設置と再調査を要望されましたけれども、市側がこれを拒否したため、2017年5月、やむなく提訴されました。その間、市側が調査に使った関連資料等も、鹿児島地裁の開示命令を受けるまで示してもらえませんでした。私はこの間、いじめ問題を考える会の一員として遺族に寄り添い、一般質問では13回、この問題を取り上げ、市長及び教育長と向き合ってきました。生徒が勇気を持って書いたアンケートは、全て噂話、伝聞で嘘だったと答弁されるなど、こちらの指摘や遺族の訴えには一切耳を貸さず、市教委の事故報告も検証不足や虚偽記載とおぼしき箇所が何か所もあるなどの指摘に対しても不誠実で、最後まで真相解明に背を向け続ける態度を取ってこられたことは許しがたいことだと考えます。それどころか、昨年10月9日提出された第5準備書面で、亡真弥香の自死について、家庭要因が大きなウエイトを占めているものと考えられるという主張をされたことでも明らかなように、遺族からの聞き取りは一切されないままで、最後まで家庭に要因あり、幹年さんの厳しいしつけが原因とする姿勢をとり続けたことが事件の真相解明を遅らせる大きな要因になったことを指摘しておきたいと思います。
和解にこぎ着けた裁判所と、これを受け入れた原告、被告両方に敬意を表しますけれども、今回の裁判所の勧告は判決ではありませんので、和解にこぎ着けるためには双方の主張や立場に配慮する必要があることから、どうしてもある面、玉虫色にならざるを得ないのは理解できますけれども、出水市側がいじめとか加害とか被害という言葉を使われることを極端に嫌っておられたことに配慮してか、勧告書の中にはそういう言葉は出てきていませんけれども、10項目の事実は亡真弥香さんにとってはいじめ以外の何ものではないと私は考えます。これを読んだほとんどの人が、そう判断するのではないでしょうか。遺族は、「あのとき、真弥香がこんなひどい目に遭っていたのかと思うと涙が止まりません、この10項目については明らかに被害の事実であり、いじめであると考えています。真弥香はその辛さに耐えきれず、生きる希望を失い、死を選んだのだと思います。」と述べ、「優しかった真弥香に報いるためにも事故をしっかり検証して再発防止に生かしてほしいと思います。」と語っておられます。出水市が今後、勧告に従い、何よりも遺族のこの願いに応える取組を真摯に検討されるよう強く要望して賛成討論といたします。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに討論ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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△ 日程第33議案第37号・日程第34議案第39号
日程第35議案第42号・日程第36議案第43号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第33から日程第36までの各会計補正予算議案4件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました令和3年度出水市一般会計補正予算(第5号)外3会計に係る補正予算について、一括して提案理由を説明します。
はじめに、一般会計補正予算(第5号)について説明します。
今回の補正は、本市における新型コロナウイルスの現在の感染状況を踏まえ、令和2年度に引き続き、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した生活支援・地域経済対策や感染症拡大防止対策等のほか、先ほど可決されました議案第50号の和解議案に伴う解決金について、それぞれ所要の予算措置を講じようとするものです。
まず、補正予算第1条の歳入歳出予算の補正について、歳出の主なものから説明します。
予算書の13ページ、第4款衛生費、保健センター維持補修費では、出水保健センターの2階のホール等を、健診時の待合室や避難所として密を避け有効に活用するため、空調設備修繕経費を新規計上しました。
次に、第7款商工費、地場産業支援事業費の移動販売支援事業費では、今もなお感染症の影響を受けている飲食業関係者等を引き続き支援するため、移動販売を行う方を対象として、車両の新規購入や改造等経費に対する移動販売支援事業補助金を新規計上し、地域消費喚起・生活支援事業費のプレミアム付き商品券発行事業費では、長引く感染症の影響による地元経済の落ち込みに対する消費喚起及び生活支援として、額面8,000円の商品券を5,000円で販売するプレミアム付き商品券発行経費を新規計上しました。また、飲食店等緊急支援事業費では、引き続き感染拡大防止対策を強化するため、アクリル板等の設置や施設を改修する飲食店等に対して、改修費等の一部を助成する飲食店等改修支援事業補助金を新規計上しました。
次に、15ページ、第10款教育費、教育総務費の事務局一般管理費では、損害賠償請求事件の和解に伴う解決金を新規計上しました。
以上が歳出の概要ですが、これに対します歳入としましては、国庫支出金及び地方交付税を追加計上しました。
以上が、一般会計補正予算(第5号)の概要ですが、今回の補正は1億9,000万円の追加で、これにより予算規模は266億1,011万9,000円となるものです。
次に、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について説明します。
今回の補正は、歳出では、人事異動等に伴い職員給与費を調整し、これに対します歳入では、一般会計繰入金を調整しました。
今回の補正額は198万3,000円の追加で、これにより予算規模は76億4,248万3,000円となるものです。
次に、下水道事業会計補正予算(第1号)について説明します。
今回の補正は、補正予算第2条の収益的収入及び支出の収入では、国庫補助金の内示に伴い補助金を調整し、支出においても、国庫補助金の内示に伴い下水道事業ストックマネジメント計画策定に係る委託料を調整しましたほか、人事異動等に伴う給与費等の調整を行いました。また、補正予算第3条の資本的収入及び支出の支出では、人事異動等に伴う給与費等の調整を行い、補正予算第4条の議会の議決を経なければ流用することができない経費については、職員給与費を調整しました。
これにより、収益的収入及び支出の収入では202万円を減額し、予算規模は19億2,430万9,000円となり、支出では466万6,000円を減額し、予算規模は18億4,563万1,000円となり、また、資本的収入及び支出の支出で90万8,000円を減額し、予算規模は11億5,653万8,000円となるものです。
次に、令和3年度出水市病院事業会計補正予算(第2号)について、提案理由を説明します。
本補正予算は、日々の診療等で使用する手術用機器及び検査用機器の更新等について、所要額を計上するものです。
まず、第2条の収益的収入及び支出では、医業外費用において、控除対象外消費税の増加に伴い、雑損失を調整しました。
第3条の資本的収入及び支出では、建設改良費において、デジタルガンマカメラやMRI装置等医療器械の購入費として固定資産購入費を追加計上し、その財源として企業債を追加計上しました。
第4条の企業債では、建設改良事業の限度額を調整し、第5条の重要な資産の取得では、デジタルガンマカメラほか2件を追加しました。
今回の補正により、収益的収入及び支出の病院事業費用で2,829万2,000円を追加し、これにより予算規模は53億12万3,000円となり、また、資本的収入及び支出の資本的収入で3億1,120万円を追加し、これにより予算規模は9億3,270万4,000円となり、資本的支出で3億1,121万円を追加し、これにより予算規模は10億9,708万9,000円となるものです。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、提案説明が終わりました。これから、議案第37号令和3年度出水市一般会計補正予算(第5号)に対する質疑を許します。質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第39号令和3年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第42号令和3年度出水市下水道事業会計補正予算(第1号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第43号令和3年度出水市病院事業会計補正予算(第2号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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△ 日程第37議案第47号・日程第38議案第49号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第37及び日程第38の条例議案1件及び財産の取得議案1件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま一括上程されました出水市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について、外1件の提案理由を説明します。
まず、出水市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明します。
本案は、人事院規則の一部改正に伴い、国家公務員の特殊勤務手当のうち防疫等作業手当について、新型コロナウイルス感染症への対応に係る特別措置が講じられたことから、本市においても同様の措置を講じるため、所要の改正をするものです。
それでは、改正の内容について説明します。
附則第3項として、新型コロナウイルス感染症の患者の身体に接触して行う作業等に従事した場合に防疫手当を支給する規定を加え、附則第4項として、その手当額を規定し、手当額については、作業に従事した日1日につき1,000円とし、作業が長時間にわたる場合は1,500円とするものです。
附則ですが、この条例は、公布の日から施行するものです。
次に、財産の取得について提案理由を説明します。
本案は、消防団第2分団自動車部に配置している消防ポンプ自動車が購入後20年を経過していることから、消防団車両更新計画に基づき更新しようとするものであり、地方自治法第96条第1項第8号及び出水市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき提案するものです。
取得しようとする車両は、消防団が対応する消火活動等に必要な資機材等を装備し、消防団活動の主力となる消防ポンプ自動車1台です。
取得の相手方は、鹿児島県鹿児島市南林寺町16番6号、株式会社鹿児島消防防災で、取得価格は2,178万円です。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で提案説明が終わりました。
これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは議案番号を示していただき、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては、所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。なお、質疑回数は4回以内といたします。
質疑を許します。
○14番(中嶋敏子議員) 議案第47号ですけれども、職員の特殊勤務手当ですけども、大きなリスクを抱えた仕事をされる割には1日に1,000円とか1,500円とか、1時間に1,000円なのかなと思ったら、1日につき1,000円とか、マスコミでもテレビでも非常に問題になっておりましたけれども、これは国が定めた基準に基づく支給だと理解しないといけないんでしょうか。
○大平伸章消防長 そのとおりで、人事院が示した額で、1日につき1,000円ということであります。1日を超えた場合は1,500円ということで、1日は7時間45分とみなしております。
○9番(鶴田均議員) 議案第49号なんですが、ここに消防ポンプ自動車、財産取得についてですが、これは何分団の消防ポンプ自動車なのでしょうか、分かっておれば教えてほしいと思います。
○大平伸章消防長 今回購入いたします消防ポンプ自動車は、第2分団、小学校区でいいますと東出水小学校区を管轄しております広瀬にあります第2分団の車両でございます。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております条例議案1件及び財産の取得議案1件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、総務病院委員会に付託いたします。
なお、付託された議案で自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨お伝えおき願いたいと存じます。
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△ 日程第39議案第38号・日程第40議案第40号
日程第41議案第41号・日程第42議案第44号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第39から日程第42までの令和3年度各会計補正予算議案4件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました、令和3年度出水市一般会計補正予算(第6号)外3会計に係る補正予算について、一括して提案理由を説明します。
はじめに、一般会計補正予算(第6号)について説明します。
今回の補正は、国・県支出金の内示等に伴う事務事業費の追加及び財源変更、市単独事務事業費の新規計上、特別会計繰出金や北薩広域行政事務組合負担金の調整のほか、人事異動、共済負担率の変更等に伴い給与費等を調整するため、それぞれ所要の予算措置を講じようとするものです。また、新型コロナウイルス感染症対策として、先ほど説明しました一般会計補正予算(第5号)と同様に、感染症拡大防止対策、生活支援・地域経済対策等に係る経費を計上しています。
まず、補正予算第1条の歳入歳出予算の補正について、歳出の主なものから説明します。予算書の29ページ、第2款総務費、総務管理費のラムサール条約登録推進事業費では、ラムサール条約登録推進保全利活用計画の策定について、国の補助事業を活用し、出水ツルの越冬地生物多様性協議会において実施することとなりましたので、計画策定経費を調整し、また、ラムサール条約登録広報経費等について、県補助金を活用し農家民泊の取組とも連携しながら、いずみ民泊体験推進協議会において実施することとなりましたので予算を組み替えております。
次に、地域再生可能エネルギー利活用推進事業費では、令和2年度に作成した出水市版産業連関表を踏まえ、そのほとんどを市外からの供給に依存している本市の電力について、再生可能エネルギーの地産地消、地域内循環による地域経済活性化を目指すため、国の補助事業を活用し、再生可能エネルギーの利活用可能性調査や事業計画検討等に係る委託費を新規計上しました。また、感染症拡大防止対策情報化推進事業費では、上場・大川内・江内地区を対象とした光ブロードバンド利用促進事業について、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して実施することとし、電算システム管理運営費から補助金を組み替えております。
29ページから31ページにかけての自治会活動費では、財団法人自治総合センターの事業採択を受けて屋外無線放送設備等を整備される上場自治会及び名古西自治会へのコミュニティ助成事業補助金を新規計上しました。
続きまして、33ページ、第3款民生費、社会福祉費の障害福祉サービス給付費では、令和3年度の制度改正に伴う福祉総合システム改修委託費を新規計上し、35ページ、児童福祉費の保育所等整備事業費補助金では、事業費の確定見込み及び国の補助基準額の改定により補助金を調整したほか、母子生活支援施設措置事業費では、対象世帯の増加等に伴い所要見込額を調整し、高等職業訓練促進給付金等事業費では、給付金の支給期間の拡充など、国の制度改正等に伴い所要見込額を追加計上しました。また、放課後児童健全育成事業費では、東出水小学校・出水小学校で実施している児童クラブについて、それぞれ隣接する空き教室を活用し増設することとして、管理運営委託料を調整し、出水児童クラブの空調設備等設置工事費を新規計上しました。
次に、子育て支援室整備事業費では、高尾野農業者健康管理センターへの移転に向け、改修事業を進めておりますが、国の補助事業を活用できることとなりましたので財源変更をしました。
37ページ、第5款労働費のスキルアップ事業費では、子育て世代や在宅勤務を希望する方の就労支援のため、令和2年度に引き続き、在宅就労研修会開催経費を新規計上しました。
続きまして、39ページ、第6款農林水産業費、農業費の鳥獣被害対策実践事業費では、有害鳥獣捕獲対策協議会におけるイノシシ・シカ用金網柵等設置事業に対する補助金を新規計上し、農業・農村活性化推進施設等整備事業費の産地づくり対策事業費では、針原果樹生産組合ほか9組合の省力化機械導入に係る補助金を新規計上し、中心経営体等施設整備事業費では、融資を受けて農業機械を導入する際に融資残額の一部を助成する融資主体型補助事業費補助金として、トラクター・コンバイン等購入に係る補助金を新規計上しました。
39ページから41ページにかけての来て観て体農自味交流事業費では、県補助金の内示に伴い、国内外誘客セールス事業経費等について予算を組み替えております。また、農業再生事業費の生産性の高い水田農業確立推進事業費では、県補助金の内示に伴い農業再生協議会への補助金を調整し、農産品販路拡大可能性調査事業費では、地方創生推進交付金を活用し、令和2年度に引き続き、本市農産品の価値を引き上げるとともに、農家所得の向上を図るため、より具体的な市場ニーズとマッチングの支援などを行う農産品販路拡大支援業務委託費を新規計上しました。
次に、農業振興施設等整備事業費では、特産館いずみ来客者の増加に伴い、館内トイレが混雑する状況にあることから、コロナ対策も踏まえ、屋外トイレ設置工事費を新規計上しました。また、畜産クラスター事業費補助金では、出水市畜産クラスター協議会の豚舎の整備や、マルイクラスター協議会の鶏舎等の整備に係る補助金を新規計上しましたほか、農業農村整備対策事業費では、県補助金の内示を受け、西水流地区の用排水路の自動転倒ゲート整備に係る工事費を新規計上しました。
41ページから43ページにかけての林業費の有害鳥獣防除事業費では、国の補助事業の内示を受け、イノシシ・シカ等緊急捕獲活動支援事業補助金を新規計上したほか、イノシシ・シカ捕獲用機材購入に対する補助金及び、ジビエの普及促進を図るため、処理加工技術の研修会経費や商談会等参加経費に係る補助金を新規計上しました。
次に、特用林産物の魅力ある産地づくり事業費では、出水特林会に対する特用樹林の造成に係る補助金を新規計上しましたほか、かごしまの竹と生きる産地づくり事業費では、出水特林会ほか2団体の竹林改良及び管理路整備に係る補助金を新規計上し、緑化産業活性化推進事業費では、地方創生推進交付金を活用し、植木の定額料金制サービスなどの新しいビジネスモデルを開発するための研修講演会開催経費を新規計上しました。また、ふるさとの森生産性強化対策事業費では、森林経営計画に基づき、市有林の間伐及び森林作業道整備に係る経費を新規計上し、林道点検診断保全整備事業費では、林道角石線の橋梁補修工事費を新規計上しました。
次に、45ページ、水産費の離島漁業再生支援交付金交付事業費では、桂島地区における漁場の生産力向上の取組に対する補助金を新規計上し、名護漁港機能高度化事業負担金では、県施工の物揚場防蝕工事や航路しゅんせつ工事等に係る負担金を新規計上しました。
続きまして、第7商工費の企業立地促進事業費では、設備投資や新規雇用に対する企業立地促進補助金の所要見込額を新規計上し、地場産業販路拡大促進事業費では、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている市内特産品等製造事業者等を支援するため、市内の特産品等を扱う新観光戦略組織「観光特産品協会」を通じて購入した商品の送料を助成する経費を新規計上しました。また、リノベーションまちづくり事業費では、地方創生推進交付金を活用し、令和2年度に引き続き、出水駅から商店街を経由した麓地区までのエリアの再生を図るため、民間の遊休不動産等を活用したビジネスを創出するための座学や集中講座開催経費を計上しました。
45ページから47ページにかけての観光業等緊急支援事業費では、新型コロナウイルス感染症の長引く影響により利用が激減している貸切バス事業者を支援するため、市民が市内事業者の貸切バスを利用する際に、借上料の70%を助成する貸切バス利用促進事業に係る補助金を新規計上しました。日帰り利用の場合は上限6万円、1泊2日利用の場合は上限12万円まで助成することとしています。また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けているホテル・旅館等の早期事業回復を支援するため、熊本県、鹿児島県にお住まいの方が出水市内のホテル・旅館等に宿泊する場合に宿泊費の50%を助成し、宿泊された方に対し、市内の食事・お土産等で使える3,000円の地域応援クーポンを贈呈する、泊まって応援キャンペーンの実施経費を新規計上しました。ただし、この観光業等緊急支援事業につきましては、緊急事態宣言発令地域等の往来自粛地域は対象外とし、鹿児島県に緊急事態宣言発令時またはまん延防止等重点措置適用時は休止とすることとしております。
次に、観光費の観光施設管理費では、出水麓武家屋敷竹添邸内の樹木について、老朽化による倒木を防ぐため、剪定委託費を新規計上し、観光施設維持補修費では、新たなツルの見せ方として、早朝のツルの飛び立ちが見られるツル観察センターの屋上展望所の改修経費を新規計上しましたほか、観光事業費では、出水市・錦江町敵対都市連絡協議会へのPR活動等に対する負担金を新規計上しました。
続きまして、49ページ、第8款土木費、道路橋梁費の道路新設改良補助事業費では、国の防災・安全交付金や道路メンテナンス事業費補助金を活用し、六月田上村線及び平松東上線の測量設計費や、江川野丸塚線・丸塚平岩線のロックシェッド点検委託費を新規計上し、橋梁維持補修補助事業費におきましても国の道路メンテナンス事業費補助金を活用し、橋梁点検委託費及び新上場橋ほか4橋の補修工事費を新規計上しました。また、急傾斜地崩壊対策事業費では、田原地区の崩壊対策に係る工事費を新規計上しました。
51ページ、景観形成推進事業費では、令和2年8月に都市計画決定された地域地区の見直しも勘案しながら、景観資源の活用や地域の特性を考慮したエリア分けをした上で、規制基準の設定を行う景観計画見直しに係る委託費や、景観審議会の開催経費を調整しました。
次に、住宅費の公営住宅ストック総合改善事業費では、公営住宅等長寿命化計画に基づき、鶴亀タウン及び西町団地の3点給湯・給水管等改修経費や鹿島、早馬及び平和団地の外壁・屋上防水改修経費を新規計上しました。
続きまして、53ページ、第9款消防費、非常備消防費の消防団活動費では、消防団に配備いたします投光器及び発電機の購入費を新規計上し、防災対策推進事業費では、県が指定している土砂災害警戒区域、米之津川洪水浸水想定区域、原子力災害における広域避難情報等を地図上に掲載したハザードマップを作成し、市内全世帯に配付する経費を新規計上しました。
続きまして、第10款教育費、教育総務費の特色ある学校づくり推進事業費では、大川内小学校の特認校生が当初の見込みより増加し、登下校に利用しておりますふれあいバスの定員を超える状況となりましたことから、通学タクシーの借上料を追加計上し、地域ぐるみ学校安全体制推進事業費では、県補助金の内示を受け、通学路の巡回等を行うスクールガードの方々の支援や指導等を行うため、スクールガードリーダー2人の配置に係る経費を新規計上しました。また、人権教育研究推進事業費では、大川内小学校を指定校として、子供たちがお互いの個性を認め合い、自他の存在を尊重するなど、人権意識を培うため、学校・家庭・地域が連携・協力しながら、幅広い視点から実践的な研究を行うための研修会等実施経費を新規計上しました。
次に、55ページ、小学校費の小学校通学補助費では、特認校の対象児童が当初の見込みより増加しましたので、通学補助金の所要見込額を追加計上し、小学校教育設備整備事業費では、児童・生徒数の増加により教育用タブレットの予備機が不足することから、機器購入費を新規計上しました。また、中学校費の中学校通学補助費では、小学校と同様に、特認校の対象生徒が当初の見込みより増加しましたので、通学補助金の所要見込額を追加計上しました。
次に、57ページ、社会教育費の文化祭開催事業費では、茶道や華道など、地域の伝統文化等を体験できる伝統文化親子体験フェスタ開催経費を新規計上しました。なお、本年度から3地域の文化祭を統一して開催いたします出水総合文化祭と、同日開催を予定しております。また、保健体育費の社会体育施設整備事業費では、陸上競技場全天候化事業において、スポーツ振興くじ助成金を活用できることとなりましたので、財源変更をしました。
以上が、歳出の概要ですが、これに対します歳入としましては、国・県支出金及び市債等を追加計上し、使用料及び手数料等を調整しております。なお、国庫補助金においては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を追加計上し、対象事業への充当及び財源変更をしております。
次に、8ページの補正予算第2条債務負担行為の補正は、給食サービス業務委託を追加し、8ページから10ページの補正予算第3条地方債の補正は、農業水利防災事業ほか3件を追加し、子育て支援室整備事業ほか4件の起債限度額を変更するものです。本条によります補正後の市債の現在高は、予算説明書63ページの資料のとおりとなります。
以上が、一般会計補正予算(第6号)の概要ですが、今回の補正額は10億2,316万4,000円の追加で、これにより予算規模は276億3,328万3,000円となるものです。
○議長(杉本尚喜議員) ここで暫時休憩します。再開を3時45分といたします。
午後3時28分 休 憩
午後3時45分 再 開
○議長(杉本尚喜議員) 再開いたします。休憩前に引き続き、会議を続行いたします。
各会計補正予算議案の提案説明をお願いいたします。
○椎木伸一市長 それでは、提案理由の続きを申し上げます。
次に、介護保険特別会計補正予算(第1号)について説明します。
今回の補正は、歳出では、人事異動等に伴い職員給与費や北薩広域行政事務組合負担金を調整しましたほか、介護予防ケアマネジメントサービス事業費では、会計年度任用職員介護支援専門員給与費を追加計上し、諸支出金では、令和2年度の介護給付費等の確定見込みに伴う社会保険診療報酬支払基金への精算返納金を新規計上しました。これに対します歳入では、支払基金交付金及び令和2年度決算の確定見込みに伴う前年度繰越金を追加計上し、国・県支出金及び繰入金を調整しました。
今回の補正額は682万9,000円の減額で、これにより予算規模は62億3,527万1,000円となるものです。
次に、水道事業会計補正予算(第1号)について説明します。
今回の補正は、補正予算第2条の収益的収入及び支出の支出では、人事異動等に伴う給与費等の調整を行い、補正予算第3条の資本的収入及び支出の支出では、人事異動等に伴う給与費等の調整のほか、国道328号の下知識地内配水管新設工事費を追加計上し、収入では、その財源として電源立地地域対策補助金を計上しました。また、補正予算第4条の議会の議決を経なければ流用することができない経費については、職員給与費を調整しました。
これにより、収益的収入及び支出の支出で411万4,000円を減額し、予算規模は7億7,723万5,000円となり、また、資本的収入及び支出の収入で300万円を追加し、予算規模は1億3,564万9,000円となり、支出で289万2,000円を追加し、予算規模は4億4,147万3,000円となるものです。
次に、令和3年度出水市病院事業会計補正予算(第3号)について、提案理由を説明します。
まず、第2条の収益的収入及び支出では、医業費用において、人事異動等に伴い給与費を調整しましたほか、非常勤医師等の増員等に伴い、経費を調整しました。また、医業外費用では、控除対象外消費税の増加に伴い、雑損失を調整しました。
第3条の資本的収入及び支出では、建設改良費において、出水総合医療センターの病床ベッド更新に伴う固定資産購入費を追加計上し、収入では、その財源として企業債及び電源立地地域対策補助金を追加計上しました。
第4条の企業債では、建設改良事業の限度額を調整し、第5条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費では、職員給与費を調整しましたほか、第6条の重要な資産の取得では、病棟ベッドを追加しました。
今回の補正により、収益的収入及び支出の病院事業費用で484万8,000円を減額し、これにより予算規模は52億9,527万5,000円となり、また、資本的収入及び支出の資本的収入で2,368万8,000円を追加し、これにより予算規模は9億5,639万2,000円となり、資本的支出で2,377万9,000円を追加し、これにより予算規模は11億2,086万8,000円となるものです。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で提案説明が終わりました。
これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは、議案番号、何ページと示していただき、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。なお、質疑回数は4回以内といたします。
質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております令和3年度各会計補正予算議案4件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。
なお、付託された議案で、自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について、質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨をお伝えおき願いたいと存じます。
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△ 日程第43陳情第3号 上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第43、陳情第3号教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度2分の1復元をはかるための、2022年度政府予算に係る意見書採択の要請についてを議題といたします。
陳情第3号については、請願等の委員会付託区分表のとおり、文教厚生委員会に付託いたします。
なお、付託された議案について、文教厚生委員以外の委員で質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨をお伝えおき願いたいと存じます。
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△ 散 会
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、本日の日程は全部終了しました。よって、本日はこれで散会いたします。第2日の会議は6月17日に開きます。御苦労さまでした。
午後3時51分 散 会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
出水市議会議長
出水市議会議員
出水市議会議員
出水市議会議員
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