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出水市令和3年第1回定例会 第6日

○14番(中嶋敏子議員) ただいま提案されております議案第27号出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、問題点を指摘をして反対したいと思います。
提案理由は委員長報告でもあったとおりですけれども、国保税の賦課方式を、現在の4方式から3方式に、令和5年度までに段階的に見直していくということであります。今年度については、資産割を6.5%減らして、その分、均等割2,200円引き上げる内容になっております。今年は税制改正もあり、また、前期高齢者の納付金分もあったことから、七、八割の方が下がり、そのほかは上がる方もおるという説明でありました。今後については、令和5年度までに標準的な賦課割合にしていくということでありますが、その後に来るのが私は問題ではないかというふうに思います。県内で賦課方式を統一をした上で、国保税そのものを均一化していく。そのことが、今、国会でも通常国会に法案が提案されているというふうに聞きます。資産割合が減ることは反対はしませんけれども、その分を大家族やあるいは、子供さんの多い多子家庭の一人一人に負担が増える均等割を増やしていくやり方には賛成できません。少子化に反するやり方ではないかというふうに思います。その後に待ち受けている県内での統一化というのも問題があるというふうに考えておりますので、以上、理由を述べて反対したいと思います。