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出水市令和3年第1回定例会 第3日

○2番(橋口住眞議員) 先ほど椎木市長のほうからラムサール条約について御説明をいただいたところでございますが、1999年、コスタリカで開かれました第7回ラムサール条約締結国会議では、防災や水資源の確保という視点からも広域の環境保全を進めていくべきことが各国に強く求められました。これは条約の従来の主目的である水鳥をはじめとする生物の生育にとって重要な湿地の保全という枠組みを超え、環境保全を図ることを目指した決議がなされたものでございます。
 前回、出水市議会令和2年12月議会において、北さつま風力発電計画事業が着工された場合のデメリットについて、市長は答弁の中で環境への負荷がかかることが懸念されますと自ら述べておられます。
 先ほどの1999年の決議に基づけば、広域の環境保全を目指すラムサール条約の登録を推進するのであれば、環境への負荷がかかることが懸念される巨大風力発電計画に対し、ラムサール条約を推進する自治体の長として明確に意思表示をされるべきではありませんか。