令和2年出水市議会第4回定例会会議録第1号
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令和2年11月27日
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会議の場所 出水市議会議場
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出席議員 20名
1番 南 鶴 洋 志 議員
2番 橋 口 住 眞 議員
3番 上須田 清 議員
4番 日 髙 信 一 議員
5番 北御門 伸 彦 議員
6番 枦 山 卓 二 議員
7番 吉 元 勇 議員
8番 土 屋 工 吉 議員
9番 鶴 田 均 議員
10番 田 上 真由美 議員
11番 杉 本 尚 喜 議員
12番 出 水 睦 雄 議員
13番 鶴 田 悌次郎 議員
14番 中 嶋 敏 子 議員
15番 宮 田 幸 一 議員
16番 道 上 正 己 議員
17番 榎 園 隆 議員
18番 垣 内 雄 一 議員
19番 築 地 孝 一 議員
20番 髙 崎 正 風 議員
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地方自治法第121条の規定による出席者
椎 木 伸 一 市長
吉 田 定 男 副市長
山 元 周 作 総務課長
中 原 貴 浩 総務課職員係長
戸 﨑 基 夫 くらし安心課長
宮 﨑 毅 財政課長
大 田 直 子 財政課課長補佐兼財政係長
松 岡 秀 和 企画政策課長
宗 像 完 治 企画政策課秘書監(課長補佐)
田 中 一 将 情報課長
冨 永 栄 二 保健福祉部長
田 口 保 福祉課長
田 畑 幸 二 いきいき長寿課長
松 本 恵美子 いきいき長寿課主幹兼高齢者支援係長
小田原 由 美 いきいき長寿課課長補佐兼地域包括ケア推進係長
平 原 義 浩 いきいき長寿課介護保険係長
高 口 悟 こども課長
中 里 豊 こども課こども福祉係長
揚 松 智 幸 市民部長
松 原 淳 市 市民生活課長
新 森 章 悟 税務課長
春 田 和 彦 産業振興部長
東 畠 賢 一 農林水産統括監(参与)、農林水産整備課長事務取扱
小 村 郁 則 シティセールス課長
小 原 一 郎 建設部長(水道部長併任)
池 田 幸 弘 高尾野支所長
山 口 徹 野田支所長
鮫 島 幸 二 病院事業管理者
髙 橋 正 一 出水総合医療センター事務部長
﨑 迫 真 也 出水総合医療センター総務課長
松 島 邦 子 出水総合医療センター総務課総務企画係長
今 川 武 出水総合医療センター総務課主幹兼財政係長
大 平 伸 章 消防長
溝 口 省 三 教育長
溝 口 雄 二 教育部長
東 秀 文 教育総務課長
田 中 真一郎 学校教育課長
宇 都 眞由美 出水商業高等学校事務長
谷 口 雄 二 出水商業高等学校次長(係長)
冨 田 宏 選挙管理委員会委員長
川 平 信 二 選挙管理委員会事務局長
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議会事務局
畠 山 義 昭 局長
華 野 順 一 次長(課長補佐級)
浦 﨑 紀 光 主任主査
中 村 勇 士 主査
野 﨑 育 美 主査
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付議した事件
承認第13号 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度出水市一般会計補正予算(第12号))
議案第110号 出水市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第113号 出水市特別職の職員の給与に関する条例及び出水市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
発議案第4号 出水市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第111号 出水市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第123号 北薩広域行政事務組合規約の変更について
議案第124号 鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について
議案第96号 令和2年度出水市一般会計補正予算(第13号)
議案第98号 令和2年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
議案第101号 令和2年度出水市介護保険特別会計補正予算(第4号)
議案第103号 令和2年度出水市水道事業会計補正予算(第2号)
議案第105号 令和2年度出水市下水道事業会計補正予算(第2号)
議案第108号 令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第7号)
議案第107号 令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第6号)
議案第112号 出水市子ども医療費助成条例及び出水市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第114号 出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
議案第115号 出水市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
議案第116号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市放課後児童クラブ)
議案第117号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市出水老人福祉センター)
議案第118号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市高齢者ふれあいセンター)
議案第119号 公の施設の指定管理者の指定について(天神コミュニティセンター)
議案第120号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市畑作技術振興促進センター)
議案第121号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市漁船上架施設)
議案第122号 財産の取得について(教育用タブレット(市立高校用))
議案第97号 令和2年度出水市一般会計補正予算(第14号)
議案第99号 令和2年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)
議案第100号 令和2年度出水市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
議案第102号 令和2年度出水市介護保険特別会計補正予算(第5号)
議案第104号 令和2年度出水市水道事業会計補正予算(第3号)
議案第106号 令和2年度出水市下水道事業会計補正予算(第3号)
議案第109号 令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第8号)
報告議第2号 閉会中における所管事務調査の報告(産業建設委員会)
午前10時00分 開 会
△ 開 会
○議長(杉本尚喜議員) おはようございます。ただいまの出席議員は20名であり、定足数に達しております。これより令和2年出水市議会第4回定例会を開会いたします。
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△ 開 議
○議長(杉本尚喜議員) これより本日の会議を開きます。
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△ 日程第1会議録署名議員の指名
○議長(杉本尚喜議員) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において、2番橋口住眞議員、3番上須田清議員、4番日髙信一議員を指名いたします。
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△ 諸般の報告
○議長(杉本尚喜議員) 令和2年第3回定例会以降の諸般の報告を申し上げます。
諸会議の出席報告につきましては、お手元に配付のとおりであります。その配付してあります諸会議の概要及び監査委員から報告のありました例月出納検査の結果につきましては、事務局に保管してあります資料により御承知おき願いたいと思います。
また、市長から提出のありました諸会議の出席報告は、皆様の議席にその写しを配付しておきました。
以上が、議長としての主な報告事項であります。これで諸般の報告を終わります。
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△ 議会運営委員長の報告
○議長(杉本尚喜議員) ここで議会運営委員長の報告を求めます。
○議会運営委員長(田上真由美議員) おはようございます。本定例会の会期及び日程について、議会運営委員会が協議しました結果につきまして御報告申し上げます。
まず、会期日程について申し上げます。11月28日から12月8日までは休会とします。12月9日、10日、11日、14日は、本会議第2日、第3日、第4日、第5日の会議を開き、一般質問を行います。12月15日から12月21日までは休会とし、この間の12月15日、16日は、付託されました案件の委員会審査を行っていただきます。12月22日は本会議第6日の会議を開き、休会中審査事件の委員長報告の後、採決を行います。また、新たに意見書等の申し出があったときは、この日に上程することといたします。以上が、会期日程等の概要でございます。
なお、一般質問の通告期限は12月1日正午までとなります。質問をされる方は通告書に所定の事項を記載し、提出されるようお願いいたします。一般質問提出時に発言順位の抽せんを行います。一般質問は、申し合わせにより1日に5人としていますが、質問者の人数によっては、一般質問を予定している本会議が休会となることもあります。この場合、委員会審査予定日を変更し、委員会審査を行っていただきます。
以上のことから、本定例会の会期は、本日から12月22日までの26日間と定めました。
次に、本日の議事日程について申し上げます。日程第3の承認議案を上程、日程第4及び日程第5の条例議案2件を一括上程、日程第6の発議案1件を上程、日程第7から日程第9までの条例議案等3件を一括上程、日程第10から日程第15までの各会計補正予算議案6件を一括上程、日程第16の病院事業会計補正予算議案1件を上程します。日程第3から日程第16までは、いずれも委員会付託を省略し、即決の扱いとします。日程第17から日程第19までの条例議案3件を一括上程、日程第20から日程第25までの公の施設の指定管理者の指定議案6件を一括上程、日程第26の財産の取得議案1件を上程、日程第27から日程第33までの各会計補正予算議案7件を一括上程します。日程第17から日程第33までは、提案理由説明の後、これらの議案に対する総括質疑をいたします。総括質疑の後、委員会付託区分表のとおり、各関係常任委員会に付託いたします。日程第34の報告議議案1件は、産業建設委員長から閉会中における所管事務調査の報告を行いたいとの申し出がありましたので上程し、委員長報告を行っていただきます。
皆様の御協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の委員長報告といたします。
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△ 日程第2会期及び会期日程の決定
○議長(杉本尚喜議員) 日程第2、会期及び会期日程の決定を議題といたします。
お諮りいたします。本定例会の会期及び会期日程については、議会運営委員長の報告のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本定例会の会期は、本日から12月22日までの26日間とし、会期日程については、配付いたしております会期日程表のとおりとすることに決定いたしました。
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△ 議事日程の報告
○議長(杉本尚喜議員) 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおり定めました。
令和2年出水市議会第4回定例会
議 事 日 程 第 1 号
令和2年11月27日 午前10時 開 議
第1 会議録署名議員の指名
第2 会期及び会期日程の決定
第3 承認第13号専決処分の承認を求めることについて(令和2年度出水市一般会計補正予算(第12号))
第4 議案第110号 出水市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
第5 議案第113号 出水市特別職の職員の給与に関する条例及び出水市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第6 発議案第4号 出水市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第7 議案第111号 出水市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
第8 議案第123号 北薩広域行政事務組合規約の変更について
第9 議案第124号 鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について
第10 議案第96号 令和2年度出水市一般会計補正予算(第13号)
第11 議案第98号 令和2年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)
第12 議案第101号 令和2年度出水市介護保険特別会計補正予算(第4号)
第13 議案第103号 令和2年度出水市水道事業会計補正予算(第2号)
第14 議案第105号 令和2年度出水市下水道事業会計補正予算(第2号)
第15 議案第108号 令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第7号)
第16 議案第107号 令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第6号)
第17 議案第112号 出水市子ども医療費助成条例及び出水市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について
第18 議案第114号 出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
第19 議案第115号 出水市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について
第20 議案第116号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市放課後児童クラブ)
第21 議案第117号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市出水老人福祉センター)
第22 議案第118号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市高齢者ふれあいセンター)
第23 議案第119号 公の施設の指定管理者の指定について(天神コミュニティセンター)
第24 議案第120号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市畑作技術振興促進センター)
第25 議案第121号 公の施設の指定管理者の指定について(出水市漁船上架施設)
第26 議案第122号 財産の取得について(教育用タブレット(市立高校用))
第27 議案第97号 令和2年度出水市一般会計補正予算(第14号)
第28 議案第99号 令和2年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第5号)
第29 議案第100号 令和2年度出水市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)
第30 議案第102号 令和2年度出水市介護保険特別会計補正予算(第5号)
第31 議案第104号 令和2年度出水市水道事業会計補正予算(第3号)
第32 議案第106号 令和2年度出水市下水道事業会計補正予算(第3号)
第33 議案第109号 令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第8号)
第34 報告議第2号 閉会中における所管事務調査の報告(産業建設委員会)
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△ 議 事
○議長(杉本尚喜議員) これより議事日程により、議事を進めます。
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△ 日程第3承認第13号 上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第3、承認第13号専決処分の承認を求めることについて(令和2年度出水市一般会計補正予算(第12号))を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 おはようございます。よろしくお願いいたします。
ただいま上程されました令和2年度出水市一般会計補正予算(第12号)の専決処分の承認を求めることについて、提案理由を説明いたします。
専決処分をしました補正予算は、出水市職員倫理委員会審査に係る損害賠償請求控訴事件の訴訟に要する経費を新規計上するものです。本件訴訟については、昨日の全員協議会で申し上げましたとおり、本年10月20日に原告の請求を棄却する第一審判決が出ましたが、その後、原告側が第一審判決を不服とし、福岡高等裁判所宮崎支部に控訴されたことから、訴訟に関する費用について緊急の予算措置が必要となりましたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、11月6日に専決処分を行ったものです。
議員の皆様におかれましては、諸般の事情を御賢察の上、御理解を賜りたいと存じます。
補正予算第1条の歳出では、第2款総務費、総務管理費の人事管理費において所要額を新規計上し、同額の普通交付税を歳入に計上しました。
以上が、本補正予算の内容ですが、今回の補正額は55万円の追加で、これにより予算規模は366億2,543万3,000円となるものです。
よろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 承認第13号専決処分の承認を求めることについて(令和2年度出水市一般会計補正予算(第12号))について、これから質疑を許します。
○7番(吉元勇議員) 今、市長から提案理由の説明がありました。その中で、昨日の全員協議会において、議員のほうには詳細な説明があったところですが、今日は本会議でありますし、傍聴席にはいらっしゃいませんけど、インターネット中継等で視聴されている方もいらっしゃいますが、改めて、この内容もですけど、1点お伺いしたいのは、この訴訟経費、いわゆる顧問弁護士に新たに支払う55万円のことですが、昨日の説明では、この55万円については、着手金等のことがあって顧問弁護士には年間契約といいますか、払っている以外の新たな訴訟経費だということで上げられておりますけども、少し内容を詳細に説明いただけますか。つまり、55万円の内容といいますか、根拠といいますか、見積りという形で出るのか。着手金以外にこういった経費でかかるから55万円の請求があったのか、それとも市長のほうでこれぐらいだろうということなのか、その説明をいただければと思います。
○椎木伸一市長 今回計上しております補正額55万円、今、議員がおっしゃったとおり、顧問弁護士がおりまして、この方に頼むわけですけども、年間の経費はもちろん払っておりますけども、それとは別個に、それぞれの案件ごとに着手すれば着手金を払うことになります。
内容の詳細については、総務課長のほうから答弁をさせます。
○山元周作総務課長 着手金については、見積りをいただいております。金額につきましては損害賠償の額に応じて決まってまいりますので、それに基づいた見積りと理解しております。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにありませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、承認されました。
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△ 日程第4議案第110号・日程第5議案第113号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第4及び日程第5、条例議案2件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました出水市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、ほか1件の提案理由を説明します。
本年10月の人事院勧告に基づく法案が、国会において可決・成立する見込みとなったことから、本市職員の給与についても、国家公務員に準じて改正しようとするものです。
それでは、改正の内容について説明します。
まず、出水市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定については、一般職、特定任期付職員及び会計年度任用職員の期末手当について、国家公務員に準じて改正を行うものです。
第1条の改正は、出水市職員の給与に関する条例に規定する一般職の令和2年12月支給分の期末手当の支給月数を、0.05月分引き下げるものです。
第2条の改正は、一般職の令和3年度以降の期末手当の支給月数を、6月及び12月支給分ともに同じ支給月数とするものです。
第3条の改正は、出水市一般職の任期付職員の採用等に関する条例に規定する特定任期付職員の令和2年12月支給分の期末手当の支給月数を、0.05月分引き下げるものです。
第4条の改正は、特定任期付職員の令和3年度以降の期末手当の支給月数を、6月及び12月支給分ともに同じ支給月数とするものです。
第5条及び第6条の改正は、出水市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例附則第2項に規定する会計年度任用職員の令和2年度及び令和3年度期末手当の特例について、引用している一般職の期末手当の支給月数の改正に伴い、必要な改正を行うものです。
附則ですが、この条例は公布の日から施行し、第2条、第4条及び第6条の規定は、令和3年4月1日から施行するものです。
次に、出水市特別職の職員の給与に関する条例及び出水市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、市長、副市長、教育長及び病院事業管理者の期末手当について、国における指定職職員の期末手当の改定率に準じて改正を行うものです。
第1条及び第3条の改正は、市長、副市長、教育長及び病院事業管理者の令和2年12月支給分の期末手当の支給月数を、0.05月分引き下げるものです。
第2条及び第4条の改正は、令和3年度以降の期末手当の支給月数を、6月及び12月支給分ともに同じ支給月数とするものです。
附則ですが、この条例は公布の日から施行し、第2条及び第4条の規定は令和3年4月1日から施行するものです。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、提案説明が終わりました。
これから、議案第110号出水市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
○14番(中嶋敏子議員) まず、110号のほうについてですけれども、3点ほどお尋ねいたします。
まず、第1点は、それは大前提だろうとは思いますけれども確認をさせてください、組合の合意はとれているのか。そして、2つ目が、ここで言う特定任期付職員というのはどういう職種の方がおられるのか。あと、3つ目が、一般職、特定任期付職員及び会計年度任用職員の期末手当の減額が、それぞれ幾らになるのかお答えください。
○椎木伸一市長 中嶋敏子議員のほうから、3点ほど御質問をいただきました。1点目の組合の合意については、残念でありますけども合意には至っておりません。2つ目の特定任期付職員について、それから3点目の、それぞれの減額がどれほどだったかという点については、総務課長のほうから答弁をさせます。
○山元周作総務課長 まず、特定任期付職員については、本市は該当者はございません。それから、一般の特定任期付職員については、該当者がおりますが影響額はありません。同じく、会計年度任用職員についても、令和2年度については影響はございません。
一般職の職員の影響額につきまして、職員1人当たり平均で申し上げますと約1万9,000円、全体で、一般会計、特別会計を合わせたところで約1,300万円の減額ということになっております。
○14番(中嶋敏子議員) ちょっと聞き取れなかったんですけど、2,300万円ということでよかったんでしょうか。1,300万円ですか、わかりました。
それと、今、組合が合意に至っていないということだったんですけれども、その理由がわかったら教えてください。
○山元周作総務課長 組合との交渉を、11月16日に行いました。その中で、組合としては、水道労組、それから現業協議会と労働協約を結ぶことを条件として合意をするということでした。私どもとしましては、労働協約については結ぶということで回答しましたが、判こを押して返してくれないと合意ができないということでしたので、労働協約の中身については、協議をして合意する方向で協約を結ぶ方向で協議をしましょうということで回答しているところです。
○14番(中嶋敏子議員) 合意に至らないままで、前回もこういうことがあったと思うんですけれども、こういうことをされるのはどうなのかなというふうに思いますけれども、そこらについての見解が、もしあれば教えてください。
○山元周作総務課長 今回の人事院勧告の内容が期末手当の0.05月分の減ということで、この改正は、支給基準日である12月1日以前に改正を行う必要があります。組合との交渉については、11月の頭から行いましたが、時間的にもぎりぎりで労働協約を結ぶいとまがなかったために、現時点では合意に至っていないということになります。
○14番(中嶋敏子議員) 先ほどの説明では、労働協約を結ぶことが前提だと。当局としては、文書でといういとまがないので、協約については賛同するというか、そういう立場での協議をされていたけれども、文書でというのが間に合わないまま決定したということで、今後、協定書についてはきちんとつくる用意があるということで理解してよろしいんでしょうか。
○山元周作総務課長 そのように、労働協約を結ぶことを前提に協議をしていきましょうということで回答をしています。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第113号出水市特別職の職員の給与に関する条例及び出水市病院事業管理者の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についての質疑を許します。
○14番(中嶋敏子議員) 先ほどと一緒で、それぞれの減額がどれぐらいになるのか、総額で幾らになるかお答えください。
○山元周作総務課長 特別職の市長、副市長、教育長、合わせまして12万3,000円程度の減額となります。
○髙橋正一出水総合医療センター事務部長 管理者の分が、約4万8,000円程度になります。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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△ 日程第6発議案第4号 上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第6、発議案第4号出水市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。
提出者の趣旨説明を求めます。
○議会運営委員長(田上真由美議員) ただいま議題となりました発議案第4号出水市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、趣旨説明を申し上げます。
今回の改正は、特別職等と同様に議員の期末手当を減額しようとするものです。議員の期末手当につきましては、第1条で、12月期支給分を1.7月分から0.05月分を減額して1.65月分に改めることとし、第2条では、来年6月期支給分以降について、「1.65月分」から「1.675月分」に改正するものです。
なお、今回は本則による改正で、施行日は第1条については公布の日からとし、第2条については令和3年4月1日からとするものです。
以上、出水市議会会議規則第14条第2項の規定により、発議案を提出するものです。
よろしく御審議の上、御賛同賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) これより、発議案第4号出水市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
○14番(中嶋敏子議員) 昨日、全協で聞いたんですけれども、本会議ですので。総額が幾らになるかお答えください。
○議会運営委員長(田上真由美議員) 一般会計補正予算のほうにも記載がございますように、35万7,000円の減額でございます。
○議長(杉本尚喜議員) ほかにございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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△ 日程第7議案第111号・日程第8議案第123号
日程第9議案第124号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第7から日程第9までの条例議案等3件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま一括上程されました出水市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例等の一部を改正する条例の制定について外2件の提案理由を説明します。
まず、出水市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例等の一部を改正する条例の制定について説明します。
地方税法等の一部を改正する法律が本年3月31日に公布され、延滞金の割合の特例に関する改正について、令和3年1月1日から施行されることとなりました。これに伴い、地方税の延滞金の割合の例により、延滞金について規定している出水市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例、出水市後期高齢者医療に関する条例及び出水市介護保険条例の3条例においても所要の改正をしようとするものです。
それでは、改正の内容について説明します。
第1条から第3条までの改正は、各条例の附則において、延滞金の割合の特例に関し規定していますが、それぞれ条文中の特例基準割合の名称を延滞金特例基準割合に改め、その計算の前提となる割合を平均貸付割合と規定するものです。
附則ですが、附則第1項では、この条例の施行期日を定め、附則第2項では、この条例の施行に伴う経過措置を定めています。
次に、北薩広域行政事務組合規約の変更について、提案理由を説明します。
本案は、令和3年2月に、北薩広域行政事務組合の事務所が、現在の出水市野田町下名7035番地から出水市野田町上名7918番地1に移転することに伴う同組合規約の事務所の位置の変更について、地方自治法第286条第2項の規定により、構成市町において協議を行うに当たり、同法第209条の規定に基づき、議会の議決をお願いするものです。
次に、鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について、提案理由を説明します。
本案は、大島農業共済事務組合の解散に伴い、令和3年4月1日から同組合が脱退することによる鹿児島県市町村総合事務組合の規約の変更について、地方自治法第286条第1項の規定により、同組合から本市に協議を求められたので、同法第290条の規定に基づき、議会の議決をお願いするものです。
変更内容については、鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体及び共同処理する事務において、「大島農業共済事務組合」の文言を削るものです。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、提案説明が終わりました。
これから、議案第111号出水市税外収入金の督促手数料及び延滞金に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、質疑を許します。
○14番(中嶋敏子議員) 先ほど説明がありましたけれども、これは文書がちょっと変わったというだけで、実質的な市民への影響というものはないものなのか確認をさせてください。
それと、ここで出てくる特定基準割合、平均貸付割合は、何パーセントというふうな形で表されているのか、わかれば教えてください。
○椎木伸一市長 今、中嶋敏子議員のほうから、2点ほど質疑をいただきました。直接影響が市民にあるのかということ、それから、この割合について、具体的にあればということですけれども、財政課長のほうから答弁をさせます。
○宮﨑毅財政課長 先ほどの税外収入金の条例の改正の関係でございますけれども、文言については、先ほど言われたとおり、特例の基準割合のところが延滞金の特例基準割合、それから平均の貸付割合というふうに文言が変わるところは、特に実質的な影響はないところでございます。
率でございますけれども、平均の貸付割合が、今現在でいきますと0.6%、それから、延滞金の特例基準割合は、それにプラス1%を足した額となりますので1.6%ということになっております。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第123号北薩広域行政事務組合規約の変更について、質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第124号鹿児島県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び同組合規約の変更について、質疑を許します。
○15番(宮田幸一議員) 私も、鹿児島県市町村総合事務組合、何回も訪れて、いろんなことを聞いたことがあるんですが。そこで、1点だけ確認させてください。大島農業共済事務組合が解散されたということで数が少なくなるんですが、それに対しての出水市の負担というものについてはいかほどのものになるのか、教えてください。
○椎木伸一市長 宮田幸一議員のほうから、大島農業共済事務組合が解散ということで、それの出水市への影響額ということですけれども、総務課長のほうから答弁をさせます。
○山元周作総務課長 令和3年度の総合事務組合からの予算額、負担金の額については、変更がありませんでした。現段階で、大島農業共済事務組合の減少によります影響額というのは、令和4年度以降はあるかもしれませんけれども、令和3年度についてはないということになります。
○15番(宮田幸一議員) これは、確か、ここに加盟していらっしゃるところは、本来はそれぞれの組織で職員の退職金引当金とかそういうものをあれして精算をした後に不足分があれば、また総合事務組合から請求があると。もし不足分がなければ、そのままでいいということでやっていらっしゃって、ただ、そこになりますと、総合事務組合で働いていらっしゃる人の給与等があるので、1組織が抜けたとなると幾らかの影響があるのかなと思って聞きましたけれども、令和3年度についてはないと。令和4年度以降は、令和4年度直近にならないとわからないというふうに理解してよろしいですか。
○山元周作総務課長 はい。そのとおりです。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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△ 日程第10議案第96号・日程第11議案第98号
日程第12議案第101号・日程第13議案第103号
日程第14議案第105号・日程第15議案第108号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第10から日程第15までの各会計補正予算議案6件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました令和2年度出水市一般会計補正予算(第13号)外5会計に係る補正予算について、一括して提案理由を説明します。
今回の補正予算は、出水市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例に基づく期末手当支給率の改定、また、先ほど承認いただきました出水市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例等に基づく期末手当支給率の改定に伴い、各会計予算の職員給与費等において所要の措置を講じようとするものです。
各会計補正予算の歳出における減額は、特別会計への繰出金を除いた一般会計で1,273万4,000円、国民健康保険特別会計で26万4,000円、介護保険特別会計で39万3,000円、水道事業会計で32万4,000円、下水道事業会計で22万8,000円、病院事業会計で628万4,000円、合わせて2,022万7,000円の減額となるものです。
各会計の補正額ですが、一般会計は、職員給与費等の減額に特別会計繰出金を加えまして1,327万8,000円を減額し、その他の会計については、先ほど申しました職員給与費の額をそれぞれ減額するものです。これらに対します歳入としましては、一般会計では地方交付税を調整し、国民健康保険特別会計及び介護保険特別会計では一般会計繰入金等を調整しました。
今回の補正により予算規模は、一般会計が366億1,215万5,000円、国民健康保険特別会計が76億9,767万3,000円、介護保険特別会計が62億7,171万6,000円、水道事業会計の収益的収入及び支出の水道事業費用が7億6,923万円、資本的収入及び支出の資本的支出が4億9,659万1,000円、下水道事業会計の収益的収入及び支出の下水道事業費用が18億8,077万5,000円、資本的収入及び支出の資本的支出が11億9,947万6,000円となるものです。
なお、病院事業については病院事業管理者が説明いたします。
以上が、一般会計補正予算(第13号)外5会計の補正予算に関する説明です。よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○鮫島幸二病院事業管理者 おはようございます。令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第7号)について、説明します。
本補正予算は、職員の期末手当について、人事院勧告に基づく改定を行い、所要の措置を講じようとするものです。
第2条の収益的収入及び支出の病院事業費用において、期末手当支給率の改定に伴い628万4,000円を減額しました。また、第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費についても、職員給与費を調整しました。
今回の補正により、収益的収入及び支出の病院事業費用で628万4,000円を減額し、これにより予算規模は50億4,488万円となるものです。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、提案説明が終わりました。
これから、議案第96号令和2年度出水市一般会計補正予算(第13号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第98号令和2年度出水市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第101号令和2年度出水市介護保険特別会計補正予算(第4号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第103号令和2年度出水市水道事業会計補正予算(第2号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第105号令和2年度出水市下水道事業会計補正予算(第2号)に対する質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第108号令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第7号)に対する質疑を許します。
○14番(中嶋敏子議員) 先ほど、一般職のところでもお尋ねしたんでしたけれども、ここでも、病院労組との協議は整って合意されたのかお尋ねいたします。
○髙橋正一出水総合医療センター事務部長 病院は、労使交渉を行いまして合意を得ております。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
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△ 日程第16議案第107号 上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第16、議案第107号令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第6号)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○鮫島幸二病院事業管理者 令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第6号)について、提案理由を説明します。
本補正予算は、令和3年4月からの院内保育所開設に向けて、運営委託に係る手続を早急に開始する必要があるため、院内保育所運営業務に係る委託費を新規計上するとともに、ふるさと納税制度を活用し、医療センターへの寄附金を早期に受け入れるため、寄附金と事務委託費を新規計上するものです。また、連続血管撮影装置の早急な修繕が必要となりましたので、所要の調整を行うものです。
まず、第2条の収益的収入及び支出の支出では、医業費用において連続血管撮影装置の修繕費を調整し、院内保育所運営事業委託費及びふるさと納税受入れに係る事務費として委託料を調整しました。
第3条の資本的収入及び支出の収入では、ふるさと納税に係る寄附金を新規計上し、第4条の債務負担行為では、院内保育所運営業務委託について期間と限度額を設定しました。
今回の補正により、収益的収入及び支出の病院事業費用で2,246万2,000円を追加し、これにより予算規模は50億5,116万4,000円となり、また、資本的収入及び支出の資本的収入で300万円を追加し、これにより予算規模は5億8,902万円となるものでございます。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、提案説明が終わりました。これから、議案第107号令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第6号)に対する質疑を許します。
○14番(中嶋敏子議員) 2点ほど、関連してお尋ねいたします。
院内保育所の運営が業務委託をされるということの提案として出されておりますけれども、どういうところに委託をされると想定されているのか。また、あるいは、委託業務をしていただくところはこれから募集をかけられるところなのか。そこらについて、ちょっとお尋ねいたします。
○髙橋正一出水総合医療センター事務部長 委託の内容でございますが、普通保育に係る分の運営委託全てを、今回委託しようと考えております。
それから、募集に関しましては、今回議決をいただいて、それから公募という手続に入りますので、今後決定するということになります。
○14番(中嶋敏子議員) 職員の子供さんが原則かなと思うんですけれども、大体何人ぐらいを想定しておられるんでしょうか。
○髙橋正一出水総合医療センター事務部長 定員は19人としておりますが、昨日現在で、職員からの申込みというのが9人になっております。現在のところ、9人でございます。
○8番(土屋工吉議員) 連続血管撮影装置のX線管球交換となっていますけども、この器材は非常に修理も結構高額になっていますが、耐用年数としては何年ぐらい、今ある分が何年ぐらいになるのか伺います。
○髙橋正一出水総合医療センター事務部長 この管球の部分は、金額は高額ではございますが消耗品でございます。どういった部分かと申しますと、血管を撮影するときにX線を照射する、その装置の心臓部分でございまして、これは大体3年から5年が耐用年数ということになっておりまして、それを過ぎていきますと、だんだん、だんだん精度が落ちていくという形でございまして、交換の時期を迎えるということです。
○8番(土屋工吉議員) 撮影装置の本体の耐用年数としては何年ぐらいを見ているのか、伺います。
○髙橋正一出水総合医療センター事務部長 耐用年数そのものは、本体も5年ということでございますが、実際には5年で壊れる器械でもございませんので、使える限り使うという形で対応しています。
○8番(土屋工吉議員) 本体は非常に古くなっているとかという状況にあるのかですね。まだ、装置としては新しいんだと、そこら辺はどうなんですか。
○髙橋正一出水総合医療センター事務部長 本体につきましては、フルメンテナンスを行って、それが5年間のフルメンテナンスは業者のほうが対応してくれるんですが、それを超えますとメンテナンスが効かないということで、今回、管球の更新という形を迎えたということでございますので、8年から9年ぐらいは経過しているかと思います。
○2番(橋口住眞議員) 院内保育所運営委託についてお尋ねをいたします。院内に保育所ができるという、とてもすばらしい、画期的な施設だと思うんですけれども、この開所時間、延長保育を入れたところで、どういうふうな想定をされているのか教えてください。
○髙橋正一出水総合医療センター事務部長 原則といたしまして、平日の午前7時30分から午後7時30分までということでございます。保護者の方が看護師という形で交替制勤務ではございますが、こういった看護師につきましては、できる限り日中のこの時間帯に保育ができるというような勤務の調整を行って対応していきたいと考えております。
○2番(橋口住眞議員) 19人募集のうち、今、9人だということなんですが、先ほどおっしゃられたように、できるだけ7時30分から午後7時30分までに収まるような形でその方たちは勤務するようにということなんですが、19人のうち9人ということは、利用したくても、なかなか日勤の勤務に自分が希望してもならないんじゃないかなというような形で利用を控えていらっしゃる、せっかくのいい施設なんですけれども、勤務実態に保育所の開所時間が追いついていかないところがあるのかなと思うんですが、その辺のところはいかがなんでしょうか。
○髙橋正一出水総合医療センター事務部長 当医療センターが院内保育所を開設するのは、今回初めての経験でございまして、まずは日中の時間帯で保育所運営がきちんとできるかという部分もございますので、そこをまず、きちんと軌道に乗せた上で、今後、時間の延長等については検討していきたいと考えております。
○2番(橋口住眞議員) 病院の院内に保育所ができるということで、まずは第一歩で日中をということなんですが。しかしながら、看護師の働く側から見ますと、どうしてもその辺の開所時間とのマッチができないと利用できないというところがございますので、その辺のところも、今後、日中をということですが、同時並行でぜひ進めていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
○髙橋正一出水総合医療センター事務部長 検討につきましては、院内のワーキンググループを設置しておりまして、その中で検討をるるしていく中での、先ほど申しましたように、まず、最初は、日中の時間帯の保育を進めたいということでございますので、当然、その後、そういう夜間勤務にも対応してくれというような要望が職員の中から多く寄せられれば、需要がないと、こちらもそれを提供していても経費自体はかかりますので、そこらあたりも十分検討していきたいと考えております。
○2番(橋口住眞議員) 検討していただけるということで、前向きな回答をありがとうございます。検討されるに当たっては、ぜひアンケート調査なりとっていただいて、希望の漏れがないように、ぜひお願いをしたいと思いますが、アンケートをとっていただくとかという検討はいかがでしょうか。
○髙橋正一出水総合医療センター事務部長 開設に当たりましても、職員からのアンケートを必要に応じて実施しておりますので、今後、もちろんアンケート等をして需要調査をするには、どうしてもその方々の希望をとらないと、こちらとしては進めていいのかどうかという判断ができませんので、アンケートを実施したいと考えております。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員会付託を省略することに決定いたしました。討論を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。
採決いたします。本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は、原案のとおり可決されました。
ここで暫時休憩いたします。再開を11時15分といたします。
午前11時02分 休 憩
午前11時15分 再 開
○議長(杉本尚喜議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を続行いたします。
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△ 日程第17議案第112号・日程第18議案第114号
日程第19議案第115号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第17から日程第19までの条例議案3件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま一括上程されました出水市子ども医療費助成条例及び出水市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について外2件の提案理由を説明します。
まず、出水市子ども医療費助成条例及び出水市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の制定について説明します。
本案は、平成30年10月から開始した、市町村民税非課税世帯を対象とする医療費の現物給付、いわゆる医療機関等の窓口における自己負担額の支払いが不用となる制度の対象年齢を、現在の未就学児から18歳までに拡充するとともに、個人番号の独自利用により転入者等の課税状況を確認することで、対象者の利便性を向上し、あわせて事務の効率化を図ろうとするものです。
改正の内容について説明します。
まず、第1条の改正では、対象年齢の拡充により未就学児とそれ以外の子供を区別する必要がなくなったことから、乳幼児の定義を削り、条例中の「乳幼児」を「子ども」に改めるものです。そのほか、文言の整理を行っています。
次に、第2条の改正では、個人番号の独自利用による情報連携を実施するため、別表第1及び別表第2において、子ども医療助成に関する事務の規定を加えるものです。
附則ですが、附則第1項では、この条例の施行期日を令和3年4月1日とし、第2条の規定は、情報連携に必要な手続を経る必要があるため、施行期日を令和3年4月1日から起算して1年以内としています。附則第2項では、この条例の施行日以前であっても、給付受給資格者証の交付に関し必要な手続等ができることを定め、附則第3項では、第1条の出水市子ども医療費助成条例の改正により、当該条例の条項を引用している2本の条例の規定を改めています。
次に、出水市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明します。
地方税法施行令の一部を改正する政令が、本年9月4日に公布され、国民健康保険税に関する改正について、令和3年1月1日から施行されることとなりました。これに伴い、出水市国民健康保険税条例においても所要の改正をしようとするものです。
それでは、改正の内容について説明します。
まず、第23条の改正規定は、国民健康保険税の軽減判定所得の基礎控除額相当分の基準額を33万円から43万円に引き上げるものです。ただし、被保険者のうち、一定の給与所得者と公的年金等の支給を受ける者の数が、合計が2人以上の場合は、その人数から1を減じた数に10万円を乗じて得た金額を、43万円に加算した金額が基準額となります。
次に、附則第2条の改正規定は、公的年金等の所得に係る国民健康保険税の課税の特例について、第23条の改正に伴い、必要な改正を行うものです。
以上が、主な改正内容であり、そのほか、文言の整理等を行っています。
附則ですが、附則第1項では、この条例の施行期日を定め、附則第2項では、この条例の施行に伴う適用区分を定めています。
次に、出水市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由を説明します。
本案は、指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準及び指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が改正されたため、基準省令に準じ条例の規定を定めるものです。
それでは、改正の内容について説明します。
まず、第6条第2項の改正規定は、令和3年4月1日以後、居宅介護支援事業所の管理者となる者は、いずれの事業所であっても主任介護支援専門員でなければなりませんが、やむを得ない理由がある場合については、介護支援専門員を管理者とする取扱いを可能とするものです。
次に、附則第2項及び第3項の改正規定は、令和3年3月31日時点で主任介護支援専門員でない者が管理者である居宅介護支援事業所については、当該管理者が管理者である限り、管理者を主任介護支援専門員とする要件の適用を、令和9年3月31日まで猶予するものです。
附則ですが、この条例は公布の日から施行し、第6条第2項にただし書きを加える改正規定は、令和3年4月1日から施行するものです。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で提案説明が終わりました。
これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは議案番号を示していただき、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては、所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。なお、質疑回数は4回以内といたします。
質疑を許します。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっています条例議案3件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、文教厚生委員会に付託いたします。
なお、付託された議案で自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨をお伝えおき願いたいと存じます。
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△ 日程第20議案第116号・日程第21議案第117号
日程第22議案第118号・日程第23議案第119号
日程第24議案第120号・日程第25議案第121号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第20から日程第25までの公の施設の指定管理者の指定議案6件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま一括上程されました公の施設の指定管理者の指定議案6件について、提案理由を説明します。
これらの議案は、令和3年3月31日で指定管理者の指定期間が満了する公の施設について、新たに指定管理者を指定するため提案するものです。
公の施設の指定管理者候補者の選定については公募が原則となっていますが、出水市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例第5条の規定により、施設の性格、規模、機能等により公募に適さないと認められるときには、公募によらず選定することができることとなっています。今回提案する施設は、いずれもこの要件に該当していることから、公募によらず指定管理者候補者を選定するものとし、公の施設指定管理者選定審議会に諮問し、審議していただいた結果、諮問どおり選定することに問題はない旨の答申を受けたものです。
それでは、議案ごとに説明いたします。
まず、出水市放課後児童クラブ7施設については、平成28年4月1日から5年間、社会福祉法人出水市社会福祉協議会を指定管理者としているところです。同協議会は、児童クラブの業務運営等に精通しており、支援員の経験やノウハウが蓄積されており、今後の管理運営についても、これらの経営資源を活用することにより、施設の設置目的を効果的かつ効率的に達成できると判断しました。また、公の施設指定管理者選定審議会からも、引き続き、社会福祉法人出水市社会福祉協議会を選定することに問題はない旨の答申を受けましたので、同協議会を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの指定管理者として提案するものです。
次に、出水市出水老人福祉センターについてです。この施設も、平成28年4月1日から5年間、社会福祉法人出水市社会福祉協議会を指定管理者としているところです。同協議会は、平成18年1月から指定管理業務を行っており、高齢者の健康増進、教養の向上及びレクレーション等の利便に供し、出水老人福祉センターの管理運営に精通していることから、今後の管理運営についても、蓄積されたノウハウを活用することにより、施設の設置目的を効果的かつ効率的に達成できると判断しました。また、公の施設指定管理者選定審議会からも、引き続き、社会福祉法人出水市社会福祉協議会を選定することに問題はない旨の答申を受けましたので、同協議会を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの指定管理者として提案するものです。
次に、出水市高齢者ふれあいセンターについては、平成28年4月1日から5年間、公益社団法人出水市シルバー人材センターを指定管理者としているところです。同法人は、平成18年1月から指定管理業務を行っており、高齢者の学習活動、ボランティア活動等の利便に供し、高齢者ふれあいセンターの管理運営に精通していることから、今後の管理運営についても、蓄積されたノウハウを活用することにより、施設の設置目的が効果的かつ効率的に図られると判断しました。また、公の施設指定管理者選定審議会からも、引き続き、公益社団法人出水市シルバー人材センターを選定することに問題はない旨の答申を受けましたので、同法人を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの指定管理者として提案するものです。
次に、天神コミュニティセンターについては、平成28年4月1日から5年間、天神自治会を指定管理者としているところです。本施設は、地域活動の重要な拠点施設であり、施設が所在する天神自治会の集落施設としての利用が最も多いことから、同自治会を指定管理者として維持管理を行うことで施設の効用を最大限に発揮できるものと判断しました。また、公の施設指定管理者選定審議会からも、引き続き、天神自治会を選定することに問題はない旨の答申を受けましたので、同自治会を令和3年4月1日から令和6年3月31日までの指定管理者として提案するものです。なお、本施設については、本年第3回定例会において、同自治会へ令和6年4月1日に譲与することについて議決をいただいております。
次に、出水市畑作技術振興促進センター、通称アグリセンターについては、平成30年4月1日から3年間、鹿児島いずみ農業協同組合を指定管理者としているところです。同組合は、平成18年1月から指定管理業務を行っており、野菜等の優良種苗の生産・供給による農業経営の改善合理化、生産技術向上及び情報交換等を通じて、農業分野の専門的技術や情報、経験を有しています。このことから、今後の管理運営についても、これらの経営資源を活用することにより、施設の設置目的を効率的・効果的に達成できると判断しました。また、公の施設指定管理者選定審議会からも、引き続き、鹿児島いずみ農業協同組合を選定することに問題はない旨の答申を受けましたので、同組合を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの指定管理者として提案するものです。
最後に、出水市漁船上架施設については、平成28年4月1日から5年間、高尾野町漁船上架施設管理運営組合を指定管理者としているところです。同組合は、施設の開設当初から管理運営を受託し、平成18年1月からは指定管理業務を行っており、施設の操作等専門技能を有しています。このことから、今後、管理運営についても、これらのノウハウを活用することにより、施設の目的を効果的かつ効率的に達成できると判断しました。また、公の施設指定管理者選定審議会からも、引き続き、高尾野町漁船上架施設管理運営組合を選定することに問題はない旨の答申を受けましたので、同組合を令和3年4月1日から令和8年3月31日までの指定管理者として提案するものです。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で提案説明が終わりました。
これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは議案番号を示していただき、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては、所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。なお、質疑回数は4回以内とします。
質疑を許します。
○8番(土屋工吉議員) 議案第119号なんですが、今、説明がありましたように、第3回の定例会で譲渡が決まっているんですが、こういった自治会での、自分の地域は自分で守るんだということは非常にすばらしいなと思うんですが、過去3年間の財政状況で、平成29年度と30年度、令和元年度と対比したら、平成29年の376万7,000円の総収入ということなんですが、これは最初の投資として、こういった施設があって、非常に地域としては喜ばれるんですよというのがあったらお教えいただきたいと思います。
○椎木伸一市長 申しわけございません。議案第119号の天神自治会への指定管理の件で譲与が決まっているということでございますけれども、もう一回、済みませんけれども質問をお願いしたいのですが。
○8番(土屋工吉議員) 過去3年間の財政状況の中で、平成29年度、30年度とを対比したら、非常に額が違うんですが、そういう自治会でここを守るに当たって、何か設備投資とかそういうものをして、非常にこういうのがすばらしいものがあるんですよというのがあれば伺いたいということです。
○議長(杉本尚喜議員) 土屋議員、ちょっと確認ですけども、今の質疑はこれまでの経緯を聞きたい旨の質疑になりますか。
○東畠賢一農林水産統括監 年度によって歳入規模が大きい、その次の年が落ちているということでございましたけれども、地域コミュニティセンターの中で防災無線のデジタル化を行った関係で、その年度は補助金があったということで、その次の年からが通常の管理経費ということで御理解をいただきたいと思います。
○7番(吉元勇議員) 議案第116号の児童クラブの指定管理ですが、ずっと歴史的に社協のほうがやっていただいて、安定した運営も行っているのは事実でございます。また、あわせて、この児童クラブというのは民間のほうもやっていますし、民間あるいは個人のグループといいますか、非常に魅力ある事業でもあるというのは、僕もこれは現実だと思うんですが。社協にお願いするのがいいという考えもありますが、長年やっているといろいろと、僕らの世界でもなんですけれども、長年のいろんな疲弊もあって、管理だとか、あるいは安全面とかおろそかになるのも、これもまた長年やっているからこそ出るようなこともあるんですが。ここ3年か5年ぐらい、ずっと社協でやっていますけど、あわせて民間だとか、あるいは個人のグループだとか、この施設、例えば出水児童クラブ以下6の児童クラブの中で、ぜひ私たちも、あるいは社会福祉法人等も含めて事業に参入したいという考えがあるんだといったような問い合わせ等がなかったかどうか、ちょっとお伺いします。
○椎木伸一市長 吉元議員のほうから、児童クラブについての御質問でございまして、児童クラブについては新型コロナウイルスの感染対策でいろんな緊急事態の中でも、臨機応変にそれぞれ、社協が経営されているところ、民間が経営されているところ、いろいろありますけども、全て非常に協力的に、積極的に対応してくださって、心から感謝をしているところであります。
今、御質問のあった、そういった問い合わせ等については、保健福祉部長のほうから答弁をさせます。
○冨永栄二保健福祉部長 社協以外、また民間のほうからの参入の問い合わせということですけども、現時点では今までございませんでした。ただ、おっしゃるとおり、社会福祉協議会に抱えてもらって、職員のほうも抱えてもらっていらっしゃいますので、そういう運営面では大分助かっているところもございます。また、今後必要とする児童クラブが地域的にありますので、そこあたりについては民間の方とか検討も必要だということで、今、考えているところです。
○8番(土屋工吉議員) 議案第120号なんですが、公の施設の畑作技術振興促進センターなんですが、ヒアリングがあれば、最近は各お宅で1坪農園とか野菜をつくってみたいとか、いろいろいらっしゃいます。その中で、市民の方々の希望に対しての育苗、若い方のそういう先進的な育苗をされているような、ヒアリングの中ではそういうのは出なかったのか伺います。
○椎木伸一市長 アグリセンターについて、育苗を主に業務としてやっているわけですけれども、若い人のそういった取組についてのお話等については、産業振興部長のほうから説明をさせます。
○春田和彦産業振興部長 この指定管理者、JAのほうで運営をされておりますけれども、企画運営業務ということで、JAのほうでは、女性部の研修等も含めて、野菜づくりの秋野菜のつくり方教室というのを行っているようでございます。3回実施しまして、そのときは延べ120名の参加があったというふうになっております。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております公の施設の指定管理者の指定議案6件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。
なお、付託された議案で自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨をお伝えおき願いたいと存じます。
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△ 日程第26議案第122号 上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第26、議案第122号財産の取得について(教育用タブレット(市立高校用))を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました財産の取得について、提案理由を説明します。
本案は、国が進めるGIGAスクール構想の1人1台端末を実現し、ICTを活用した学習の充実を図るため、出水商業高等学校に教育用タブレットを整備しようとするものであり、地方自治法第96条第1項第8号及び出水市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、提案するものです。
取得しようとする財産は、1年生及び2年生が使用するタブレット端末270台及び統合ソフトになります。取得の相手方は、鹿児島県出水市本町6番1号、株式会社吉原商事で、取得価格は3,355万円です。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願いします。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で提案説明が終わりました。
これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては、所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。なお、質疑回数は4回以内といたします。
質疑を許します。
○7番(吉元勇議員) 事前に確認すればよかったんですが、購入はもう済んでいるんですか。通ったので、その後の吉原さんから買うということで予算も計上されて、手続は済んでいると思っているんですが、もう購入が済んでいるというふうに理解していいですか。
○議長(杉本尚喜議員) 在席のまま、暫時休憩いたします。
午前11時42分 休 憩
午前11時42分 再 開
○議長(杉本尚喜議員) 再開いたします。
○7番(吉元勇議員) 財産取得ということで、そういう手続が必要だというふうに私は認識したので、確認ですけど、取得が済んだから、それを財産として手続をやりたいというふうに認識しているんですが、違いますか。まだ取得できてないだったら取得していないでいいですよ。
○議長(杉本尚喜議員) 吉元議員、ただいまのは全くちょっと違う内容のことでございますので、取り下げ願いたいと思うんですが。
○7番(吉元勇議員) じゃあ、これから取得するということですね、それでよろしいんですか。ちょっと僕は、財産の取得をしたから、それを手続上、議会の議決を求めると判断したんだけど、その前の段階、まだなんですね。何か答弁してください。
○椎木伸一市長 このGIGAスクール構想で、出水商業高等学校3年生については、平成2年度、195台もう契約済みでございます。それで、2年生、1年生の分については、本年度に前倒しして、地方創生臨時交付金を活用して購入するということになっておりまして、9月議会で補正予算を議決いただきました。それに基づきまして手続をして、仮契約というようなことで議決をいただいた上で本契約にするという段階でございます。
○14番(中嶋敏子議員) 入札執行調書をちょっと見ているんですけれども、12者が入札に参加される予定だったんですかね。8者が辞退されて、1者は不参加で、結局入札に参加されたのは、3者のみということですけれども。辞退者は非常に多数で、ちょっと理解できないんですけど。何か特別な、業者の理由だとおっしゃればそうかもしれませんが、何か理由があるのか、わかれば教えてください。
○議長(杉本尚喜議員) 在席のまま、暫時休憩いたします。
午前11時45分 休 憩
午前11時46分 再 開
○議長(杉本尚喜議員) 再開いたします。
○椎木伸一市長 入札執行調書についての御質問でございました。内容が、今おっしゃるように、見てみますと商業高校の教育用タブレットということで、私どもの契約検査課のほうで事務を進めておりますけれども、おっしゃるとおりの辞退者が出ておりまして、それぞれの辞退の理由については把握しておりません。入札者が3者ということでの競争入札ということでございまして、その結果が今回の議案でお願いした結果となっているという状況でございます。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっています財産の取得について(教育用タブレット(市立高校用))につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、文教厚生委員会に付託いたします。
なお、付託された議案で自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について質疑される事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨をお伝えおき願いたいと存じます。
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△ 日程第27議案第97号・日程第28議案第99号
日程第29議案第100号・日程第30議案第102号
日程第31議案第104号・日程第32議案第106号
日程第33議案第109号 一括上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第27から日程第33までの令和2年度各会計補正予算議案7件を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 ただいま上程されました令和2年度出水市一般会計補正予算(第14号)外6会計に係る補正予算について、一括して提案理由を説明します。
まず、一般会計補正予算(第14号)について説明します。
今回の補正は、事務事業費の確定見込み等による調整、人事異動等に伴う給与費の調整、国・県負担金の過年度精算返納金等の新規計上、北薩広域行政事務組合負担金の調整及び特別会計への繰出金等を措置するものです。なお、新型コロナウイルス感染症対策に伴い会議やイベントが中止になっているものなどについては、不用額を減額しています。これらのほか、新規計上事業など主なものについて、第1条の歳入歳出予算の補正の歳出から説明します。
33ページ、第2款総務費、企画費の企画一般管理費では、延期になっておりました東京2020オリンピックの聖火リレーが、本市では令和3年4月28日に開催されることとなりましたので、開催経費に係る県実行委員会負担金を新規計上しました。
33ページから35ページにかけての地域活性化対策費の定住促進事業費では、住宅取得補助金等の申請件数が増加していることから、所要見込額を追加計上し、ふるさと納税事務費では、出水総合医療センターからのふるさと納税に係る事務委託料の予算計上に伴い、財源変更をしました。
次に、37ページ、徴税費の収納業務費では、令和3年度において、地方税法第48条に基づき、市県民税等に係る県の特別滞納整理班が北薩地域振興局内に設置されることとなりましたので、電算システムネットワーク整備費などの準備経費を新規計上し、戸籍住民基本台帳事務費では、国のマイナンバーカードの普及促進や今後の健康保険証としての利用開始に向け、申請者数の増加が見込まれることから、事務補佐員の雇用に係る経費を新規計上しました。
続きまして、39ページの第3款民生費、障害福祉サービス給付費の給付事務費では、令和3年度報酬改定等に向けた福祉総合システム改修委託費を新規計上し、介護給付費、訓練等給付費及び計画相談支援給付費において、利用件数の増加等により扶助費に不足が見込まれますことから、それぞれ所要見込額を追加計上しました。
次に、41ページ、老人福祉費の地域介護基盤整備事業費では、県の地域介護基盤整備事業を活用し、簡易陰圧装置を設置される介護施設への補助金を新規計上しました。
43ページ、児童福祉費、児童発達支援給付費では、利用者の増加により所要見込額を追加計上し、保育対策総合支援事業費では、保育支援者の配置経費に対する保育体制強化事業費補助金、保育補助者の雇用経費に対する保育補助者雇上強化事業費補助金のほか、病児保育実施のための保育室改修に対する保育環境改善等事業費補助金を新規計上しました。また、放課後児童健全育成事業費では、新型コロナウイルス感染症対策としての学校の臨時休業に伴う児童クラブの開所時間延長に対する国・県支出金の内示により、財源変更しました。
43ページから45ページにかけての地域子育て支援拠点事業費では、国の単価改定に伴い、委託費を追加計上し、ファミリーサポートセンター事業費では、放課後児童健全育成事業費と同様に、利用料免除に対する国・県支出金の内示により財源変更しました。
次に、生活保護費の生活保護適正実施推進事業費では、制度改正に伴う生活保護システム改修委託費を新規計上し、医療扶助費では、高額な治療費が必要となる対象者の増加により、所要見込額を追加計上しました。
続きまして、47ページ、第6款農林水産業費、農業費の鳥獣被害対策実践事業費では、7月の豪雨災害により被害を受けている金網柵の災害復旧分として、イノシシ・シカ用金網柵等設置事業補助金の内示がありましたので、新規計上するとともに、既に予算計上していた補助金の確定見込みにより不用額を減額し、産地づくり対策事業費についても、追加内示に伴う2つの生産組合への省力化機械導入補助金を新規計上するとともに、既に予算計上していました補助金の確定見込みにより不用額を減額しました。
47ページから49ページにかけての中心経営体等施設整備事業費では、7月の豪雨災害により被災した農業用ハウス撤去に対する被災農業者支援型補助金を新規計上し、環境保全型農業直接支援対策事業費補助金では、対象面積の増加に伴う補助金を追加計上しました。また、機構集積協力金交付事業費補助金では、農地中間管理機構を通して農地を貸し付けする場合に交付される地域集積協力金及び経営転換協力金を新規計上したほか、平成28年度に地域集積協力金の交付を受けているもののうち、農地賃貸借契約の中途解約により協力金の返還が生じたため、国庫補助金返還金を新規計上しました。
次に、海岸堤防等老朽化対策緊急事業費では、県が実施する出水干拓海岸堤防改修事業費の増加に伴い負担金を追加計上しました。林業費の林業振興一般管理費では、イヌマキの病害虫被害拡大防止対策について、当初の見込みより防除用薬剤散布委託費が増加する見込みであることから、所要見込額を追加計上し、有害鳥獣防除事業費では、イノシシ・鹿等の捕獲件数の増加により補助金を追加計上しました。
49ページから51ページのかごしまの竹と生きる産地づくり事業費では、県補助金の追加内示がありましたので、出水特林会の省力化機械導入に対する補助金を追加計上しました。
続きまして、第7款商工費、商工業振興費の飲食店等緊急支援事業費では、新型コロナウイルス感染症対策として実施しております店舗改修事業補助金の申請件数の増加に伴い、所要額を追加計上しました。
次に、53ページの第8款土木費、道路橋梁費の道路維持補修費では、地域経済対策及び年度間の端境期対策としまして、市道9路線に係る側溝整備工事費等を追加計上し、一般道路整備事業費につきましても同様に、市道7路線に係る改良工事費等を追加計上しました。いずれの路線も、安全・安心の面から緊急性が高く、計画の前倒しをするものです。今回、歳出予算と併せて繰越明許費を設定しておりますので、本年度末から来年度当初を通じまして、本市地域経済の下支えに一定の波及効果をもたらすものと考えているところです。
次に、県施工事業負担金では、県が実施する湯出大口線の改良事業費の増加に伴う負担金を追加計上し、55ページ、砂防事業費の県単独砂防事業負担金では、白木川内第二支渓保全工事に係る県の負担金を新規計上いたしました。また、県単急傾斜地崩壊対策事業費では、松尾地区の住宅に近接する急傾斜地の崩壊対策工事費を新規計上し、災害関連地域防災がけ崩れ対策事業費では、7月の豪雨災害による野口地区のがけ地崩壊防止事業に係る事業費を新規計上しました。
次に、住宅費の住宅維持補修費では、台風10号災害に伴う住宅修繕費の増加による所要見込額を追加計上し、57ページ、建築物耐震改修促進事業費及び空家等対策事業費では、補助金の申請件数の増加により、所要見込額をそれぞれ追加計上しました。
続きまして、第9款消防費、消防総務業務費では、令和3年度採用予定消防職員の被服等購入費を新規計上しました。
57ページから59ページにかけての第10款教育費、教育総務費のICT教育推進事業費では、小・中学校での教育用タブレット導入など、急速な学校のICT化に対応するため、授業や職員研修等の支援委託費及び緊急時における家庭学習を行う場合に通信環境が確保されていない要保護世帯等を対象として、モバイルルーターを貸し出すための備品購入費を新規計上しました。
次に、小学校費の小学校施設維持補修費では、来年度特別支援学級数が増加する見込みとなっておりますことから、教室改修に係る準備経費を新規計上し、小学校特別支援教育就学奨励費では、対象者の増加等により所要見込額を追加計上しました。また、中学校費の中学校施設維持補修費では、小学校と同様に、来年度、特別支援学級数が増加する見込みとなっておりますことから、教室改修に係る準備経費を新規計上し、中学校就学援助費では、対象の増加等により所要見込額を追加計上しました。
63ページ、保健体育費の社会体育施設維持補修費では、台風10号の被害を受けている高尾野体育館の外壁修繕経費を新規計上し、社会体育施設整備事業費では、建設から31年経過し、老朽化しております市民プールについて、施設の詳細調査の結果を踏まえ、大規模改修実施設計業務に係る委託費を新規計上しました。
続きまして、第11款災害復旧費の現年発生農地補助災害復旧費では、本年7月の豪雨災害により被災した田原地区・前田地区の法面復旧費等を新規計上し、現年発生公立学校施設等単独災害復旧費についても、本年7月の豪雨災害により被災した大川内中学校の南側法面復旧費を新規計上しました。
以上が、歳出の概要ですが、これに対します歳入としましては、市税等の減額のほか、地方交付税、国・県支出金及び市債等を追加計上しました。
次に、8ページ、補正予算第2条の繰越明許費の補正は、勤怠管理システム導入事業ほか12件について、所要の事業期間確保等の関係から繰越明許費を設定するものです。また、9ページから10ページの補正予算第3条、債務負担行為の補正は、秘書窓口業務委託など業務委託に関するもの18件、出水老人福祉センター等の公の施設の指定管理料4件のほか、予防接種ワクチン等購入費など合計30件について、期間及び限度額を設定するものです。
10ページから11ページの補正予算第4条の地方債の補正は、災害関連地域防災がけ崩れ対策事業及び現年発生農地補助災害復旧事業を追加し、市道整備事業及び急傾斜地崩壊対策事業の限度額を、それぞれ変更しようとするものです。なお、本条によります補正後の市債の現在高は、予算説明書68ページから69ページの資料のとおりとなるものです。
以上が、一般会計補正予算(第14号)の概要ですが、今回の補正額は3億6,984万2,000円の追加で、これにより予算規模は369億8,199万7,000円となるものです。
○議長(杉本尚喜議員) 提案説明の途中でありますが、昼食のため、ここで暫時休憩いたします。再開を、午後1時といたします。
午後0時02分 休 憩
午後1時00分 再 開
○議長(杉本尚喜議員) 再開いたします。休憩前に引き続き会議を続行し、令和2年度各会計補正予算議案7件のうち、日程第28議案第99号以降の提案理由の説明を求めます。
○椎木伸一市長 それでは、引き続きお願いいたします。
次に、国民健康保険特別会計補正予算(第5号)について説明します。
歳出の総務費では、人事異動等に伴い、給与費を調整し、会計年度任用職員の社会保険料率の改定等により共済費を調整しました。また、保険給付費では、高額療養費の増加により所要見込額を追加計上しましたほか、国民健康保険事業費納付金では、一般会計からの保険基盤安定繰入金等の確定に伴う納付金の財源変更を行い、保険事業費では、会計年度任用職員の社会保険料率の改定等により共済費を調整しました。
これに対します歳入では、県支出金及び一般会計繰入金を追加計上し、基金繰入金を減額して調整しました。
今回の補正額は2,098万6,000円の追加で、これにより予算規模は77億1,865万9,000円となるものです。
次に、後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について説明します。
歳出の総務費では、保険料軽減特例の見直し等の制度改正に伴う後期高齢者医療システム改修委託費を新規計上し、これに対します歳入では、一般会計繰入金を追加計上しました。
今回の補正額は92万4,000円の追加で、これにより予算規模は7億4,145万2,000円となるものです。
次に、介護保険特別会計補正予算(第5号)について説明します。
まず、歳出の総務費では、共済費の増による給与費を調整し、介護報酬改定等の制度改正に伴う介護保険システム改修委託費及び北薩広域行政事務組合介護保険業務費負担金を計上しました。また、保険給付費の介護予防サービス給付費、地域密着型介護予防サービス給付費及び高額介護サービス費では、利用者の増加等により、それぞれ所要見込額を追加計上しました。地域支援事業費の訪問型サービス事業費では、利用者の増加による所要見込額の追加計上のほか、保険者機能強化推進交付金の確定に伴う財源変更を行い、また、通所型サービス事業費についても、保険者努力支援交付金の確定に伴う財源変更をしました。介護予防ケアマネジメントサービス事業費では、ケアプラン作成委託件数の減少に伴う不用額を減額し、基金積立金では、介護給付費準備基金積立金を調整し、諸支出金では、令和元年度の介護給付費国庫補助金精算返納金を追加計上しました。
これに対します歳入では、国・県支出金、支払基金交付金を追加計上しましたほか、一般会計繰入金を調整しました。
今回の補正額は4,836万3,000円の追加で、これにより予算規模は63億2,007万9,000円となるものです。
次に、水道事業会計補正予算(第3号)について説明します。
今回の補正は、補正予算第2条の収益的収入及び支出の支出では、人事異動等に伴う給与費を調整し、第3条の資本的収入及び支出の支出では、給与費の調整のほか、市道上使線改良工事及び市道太田朝熊線改良工事に伴う配水管整備工事費を追加計上しました。第4条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費については、職員給与費を調整し、第5条の債務負担行為については、取替メーター購入費ほか2件に係る期間と限度額を設定するものです。
今回の補正により、収益的収入及び支出の水道事業費用で294万円を追加し、予算規模は7億7,217万円となり、また、資本的収入及び支出の資本的支出で412万3,000円を追加し、予算規模は5億71万4,000円となるものです。
次に、下水道事業会計補正予算(第3号)について説明します。
今回の補正は、補正予算第2条の収益的収入及び支出の支出及び、第3条の資本的収入及び支出の支出では、それぞれ人事異動等に伴う給与費を調整し、第4条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費については、職員給与費を調整しました。第5条の債務負担行為については、出水浄化センター維持管理業務ほか8件に係る期間と限度額を設定するものです。
今回の補正より、収益的収入及び支出の下水道事業費用で41万5,000円を追加し、予算規模は18億8,119万円となり、また、資本的収入及び支出の資本的支出で2万4,000円を減額し、予算規模は11億9,945万2,000円となるものです。
以上が、一般会計補正予算(第14号)外6会計の補正予算に関する説明ですが、病院事業会計補正予算(第8号)については、病院事業管理者に説明させます。よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○鮫島幸二病院事業管理者 令和2年度出水市病院事業会計補正予算(第8号)について、提案理由を説明します。
まず、第2条の収益的収入及び支出の医業費用において、人事異動等に伴う給与費及び非常勤医師の増員等に伴う経費を調整したほか、個人被曝線量に関する法令改正に伴い、放射線防護要器具購入費を計上し、その財源として、医業外収益において国庫補助金を計上しました。また、医業外費用において、控除対象外消費税の増加に伴い雑損失を調整し、付託事業収益において、夜間一次救急診療所の令和元年度分運営費精算に伴い、令和2年度の一般会計負担金に減額が生じましたので所要額を調整しました。
第3条の資本的収入及び支出では、放射線防護用器具購入及びマイナンバーカードを活用したオンライン資格確認システム導入に伴う固定資産購入費及び電算事業費をそれぞれ計上し、その財源として企業債及び国庫補助金を計上しました。
第4条の債務負担行為では、内視鏡機器保守業務委託ほか43件について、期間と限度額を設定しました。
第5条の企業債では、病院設備整備事業の限度額を調整し、第6条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費では、職員給与費を調整しました。
今回の補正により、収益的収入及び支出の病院事業収益で56万4,000円を減額し、これにより予算規模は49億9,215万3,000円となり、病院事業費用で3,137万5,000円を追加し、これにより予算規模は50億7,625万5,000円となり、また、資本的収入及び支出の資本的収入で419万7,000円を追加し、これにより予算規模は5億9,321万7,000円となり、資本的支出で429万1,000円を追加し、これにより予算規模は8億106万円となるものでございます。
よろしく御審議の上、御協賛賜りますようお願い申し上げます。
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、提案説明が終わりました。
これより総括質疑に入りますが、質疑をされるときは、議案番号、ページ数を示していただき、簡潔にお願いいたします。細部にわたっては所管委員会において審査いたしますので、本日は大綱についての質疑をお願いいたします。
なお、質疑回数は4回以内といたします。質疑を許します。
○7番(吉元勇議員) 議案第97号の一般会計補正予算(第14号)の33ページでありますが、企画一般管理費で東京2020オリンピック聖火リレー県実行委員会負担金、これは、また新たな支出ですけど、僕が記憶する限り、以前、この聖火リレーのことに関して出水市は600万円ぐらい支出、負担していますよね。僕は、県の実行委員会というか担当課に聞いて、短い区間なのになぜこんなにかかるのかと話をしたら、警備費のことだとかその辺が大分かかるという話でありましたが。これは、また何で新たにかかるんですかね。
それと、前回の600万円ぐらいの支出は、これはそのまま実行委員会に負担したままですか。その辺をちょっとお伺いしたいと思います。
○椎木伸一市長 東京オリンピック2020の聖火リレーの負担金の御質問でございます。企画政策課長のほうから答弁をさせます。
○松岡秀和企画政策課長 聖火リレーにつきましては、本年は4月29日の祝日に本市で行われる予定でございました。その際、祝日ということもありまして、出発式の会場を市役所の駐車場としておりました。しかしながら、来年の聖火リレーが4月28日、平日となりましたことから、市役所利用者の駐車場確保のために、出発式の会場を別の会場に変更をしないといけないということで、その会場変更に伴いまして警備の計画や告知看板の変更等で別途費用が必要になったために負担金を追加で支出するものです。
それから、今年度負担をしておりました負担金は、県の実行委員会のほうでまだ確保しておりまして、その分は来年度の聖火リレーで使われる予定でございます。
○7番(吉元勇議員) 同じく一般会計の37ページのマイナンバーカード交付事務、昼、ちょっとニュースを聞いておりましたら、総務大臣が、今、カード取得率が、国民大体二十何パーセントだということで約八千万人の国民がまだ取得していないということで、もう1回、申込用紙的なシートを配布するんだというニュースの報道がありました。そこで、お1人の方を採用して、マイナンバーカードの発行のほうに採用するんだということでしたけれども、これは1人で大丈夫ですかね。僕は以前から、マイナンバーカードの発行は相当な事務量、それから来庁者云々があるよという話をして、都城市役所に行って調査もして、都城市役所では専用フロアを設けて住民の対応をやっているということで、普及率も大分進んでいるんですが。これは1人で大丈夫ですか。結局、カードの発行の処理をされるんですか。それとも、申込用紙の手続関係をされるということなんですか。ちょっと、1人で相当な事務が増えるんだと認識しているんですが。
○椎木伸一市長 マイナンバーカードの交付事務についての会計年度任用職員の事務補佐員を1人採用することにつきましての御質問でございます。市民部長のほうから答弁をさせます。
○揚松智幸市民部長 今、既に1人、会計年度任用職員でマイナンバーカードの対応をしておりますが、先ほど議員からもありましたとおり、来年の2月に再度、取得されていない方々にQRコード付きの申請書をお送りされるということもあります。それに伴い、1人ではどうしても足らないだろうということで、今回、2人目を要求し、対応しようと考えているところです。
○14番(中嶋敏子議員) 何点かあるんですけど、まず1点は、コロナ関連予算の減額がそれぞれ出ているんですけれども、これに関連する減額が総額で幾らになるのか、ちょっとわかれば教えてください。
それと、51ページのほうのコロナ関連支援事業の減額が出ているわけですけれども、それぞれの申請件数と金額がわかれば、ここでわからなければ、後ほど資料として出していただければというふうに思いますが。その中で、中小企業等緊急支援事業費が5,056万1,000円の減額補正で、非常に多額かなと思うんですけれども、この理由がわかれば教えてください。
続けてよろしいでしょうか。それと、あと、今、マイナンバーカードの質疑がありましたけれども、現状で、市の交付状況が分かれば教えていただきたいと思います。
それと、37ページの県の特別滞納整理班の事業が上がっておりますけれども、この目的とどういうことをされる予定なのか、そこらをちょっと教えていただきたいというのが一つです。
それと、57ページの危険ブロック塀等安全確保支援事業補助金が増額で出ておりますけれども、その対象となった場所はどこか分かれば教えてください。
それと、もう一つは、55ページの崖地対策の事業がゼロになっていますけど、これはされなかったということなのか、ほかの事業に予算が変わったのか、そこらが分かったら、私は聞き逃したかもしれませんけど、確認もあって、教えてください。とりあえず1回、それだけ教えてください。
○椎木伸一市長 7点ほど御質問をいただきました。一つずつ答弁をさせてください。一つずつ区切って答弁をさせていただいてよろしいでしょうか。
まず、コロナの減額等の総額は幾らかということでございますけれども、財政課長のほうから答弁をさせます。
○宮﨑毅財政課長 今回のコロナ関係での減額の調整の金額は、今見ましたところ、おおよそ2,400万円ほどの減額ということになっております。
○椎木伸一市長 次の51ページの関係で、新型コロナウイルス感染症関係の減額の内訳、それから、中小企業等緊急支援事業費が多額の減額になっているが、その理由をという御質問でございました。産業振興部長のほうから答弁をさせます。
○春田和彦産業振興部長 まず、中小企業等緊急支援事業費の5,056万1,000円の減額のことですが、これにつきましては緊急に予算を計上させていただいたところですが、予算を計上させていただいたときは1,500件程度あるのではないかということで1億5,000万円ほど予算を確保させていただきました。申請を受け付けた結果、968件の申請がございましたので、事務費等も含めまして、今回の減額ということになっております。
また、ほかの51ページの個々の申請件数等につきましては、ちょっと今、全てを持ち合わせをしておりませんので、また後もってということでお答えさせていただきたいと思います。
○椎木伸一市長 次に、マイナンバーカードの現状、交付状況について、それから、特別滞納整理班に関する御質問については、市民部長のほうから答弁をさせます。
○揚松智幸市民部長 まず、マイナンバーの取得率です。令和2年10月末現在で19.1%の取得となっております。
次に、県の特別滞納整理班の業務ということですが、これは我々が通常行う国税徴収法に基づく調査、それから捜索を行うというふうになっております。
○椎木伸一市長 まず、55ページのがけ地近接危険住宅移転事業費がゼロになっているということについての説明について、建設部長のほうから答弁をさせます。
○小原一郎建設部長 がけ地近接危険住宅移転事業につきましてお答えいたします。当初におきましては、申請人の方が今年度移転を予定するということで計画を立てておられましたけれども、諸事情等によりまして移転できないということの話がありまして、今回減額するものでございます。
○椎木伸一市長 大変失礼しました。その前に、57ページの建築物耐震改修促進事業費の危険ブロック塀等安全確保支援事業補助金の増減等についての御質問もございました。これにつきましても、建設部長のほうから答弁をさせます。
○小原一郎建設部長 危険ブロック塀等安全確保支援事業補助金につきましては、今年度から実施しております。想定よりも多くの申請者がございまして、今回90万円を増額するものでございます。
○14番(中嶋敏子議員) 一つは、中小企業等の支援事業が非常に件数が予想外に少なかったということですけれども、申請期限がちょっと短かったのではないかという意見も聞いたりとかしたんですけれども、周知不足とあわせてそういうことはなかったのか、ちょっと意見を聞かせてください。
それと、先ほどの県の特別滞納整理班の事業ですけど、これは新規事業で上がっているので、先ほど言われた、いつものとおりの事業ですみたいな説明をされたかなと思ったんですけど、今回、新規で上がってきた理由をちょっと聞かせていただきたいというふうに思います。
あと、先ほどの分で確認ですけど、コロナ関連支援事業の、それぞれいっぱいいろんな事業がありました、その申請件数とか金額とかというのについては、後ほど資料として提供していただけるということで確認してよろしいんでしょうか。よろしくお願いします。
○春田和彦産業振興部長 中小企業等緊急支援事業でございますが、申請期間につきましては、5月の連休明けから6月30日までという期間を設けて制度の周知に努めたところです。前年同月比で20%以上の売上が減少された事業者ということを対象に申請をしていただきましたが、この事業のほかで融資制度の活用とかもされている申請の書類を見ましたところ、20%にいかない、18%の減とかそういった方も結構いらっしゃったのかなというところで考えております。
済みません。1回目の質疑の中で、51ページの個々の関係の質疑がございました。まず、51ページの商工業振興イベント事業につきましては、コロナの影響でイベントを中止した事業が、夏祭りでありますとかもろもろのイベントを中止した分の不用額を調整させていただきまして387万7,000円、それから、飲食店等緊急支援事業費ですが、これにつきましてはこれまでのところ、申請が31件ございました。それで、今後も相談等もございましたことから、今回100万円の増額をお願いしているところでございます。
○揚松智幸市民部長 特別滞納整理班のことについてのお尋ねですが、皆様方がいつも言われている、市税の中の市民税とおっしゃり方をしますが、地方税法の41条の中で市民税と県民税は同一に徴収をするということが定められており、各自治体で県民税も合わせて徴収をしております。鹿児島県といたしましては、当然、これが収納率が落ちてくると収納ができませんので、48条の中で都道府県は市町村から同意を得て徴収をすることが、滞納処分をすることができるというふうに定められております。それをもって、直近で言いましたら、平成25年に姶良市、平成26年に薩摩川内市、平成27年に鹿屋市、平成28年から30年まで鹿児島市、令和元年に鹿児島市、伊佐市、姶良市というふうに特別滞納整理班が入っております。
今回、北薩地域振興局内の出水市と阿久根市が、令和3年に入るということで、今回は新規事業という形になっております。
○14番(中嶋敏子議員) 先ほどの春田部長の答弁の中で、5月の連休明けから6月末までの申請だったということで、周知と同時に、周知したら終わっていたということで、ある事業所の団体の方もちょっともう少し締め切りを遅らせる必要があるんじゃないかということの問い合わせもされたらしいということも耳にしたものですから。これはちょっと締め切りが早すぎたんじゃないかと。いろんな制度が当時出ておりましたので、事業者の皆さんもどれなのかわからない。今、農家の方もいろんな支援が入って、私もいろんな相談を受けたりとかしているんですけど、混同して考えておられる方もたくさんおられるので、そこらで、せっかく予算を組んでいただいたのにもう少し延ばす必要があったのではないかというふうな気がいたしますが、そういうのはないですか。
○春田和彦産業振興部長 中小企業等緊急支援事業費につきましては、申請を受け付ける段階で、数回放送等も使いまして周知を図っております。それで、締め切りが早いというような御相談は、こちらのほうには届いていないところでございます。
○議長(杉本尚喜議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております令和2年度各会計補正予算議案7件につきましては、お手元に配付の議案の委員会付託区分表のとおり、それぞれの所管委員会に付託いたします。
なお、付託された議案で、自己の属する委員会以外の委員会が審査する部分について質疑をされる事項があれば、あらかじめ当該委員長にその旨お伝えおき願いたいと存じます。
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△ 日程第34報告議第2号 上程
○議長(杉本尚喜議員) 日程第34、報告議第2号閉会中における所管事務調査の報告についてを議題といたします。
産業建設委員長の報告を求めます。
○産業建設委員長(髙崎正風議員) それでは、産業建設委員会が閉会中における所管事務調査を行い、主なものについて、会議規則第39条の規定により報告いたします。
令和2年11月10日の9時から13時36分にかけて現地調査を行い、全委員出席で13時54分から15時24分まで机上調査を行いました。
それでは、農政課分について、鳥獣被害対策実践事業費について、国の鳥獣被害防止総合対策交付金で、イノシシ・鹿等による農作物の被害を防止することを目的としており、国の全額補助であるとのこと。今年度は10地区を予定していたが、国の予算配分の関係で8地区の整備となったとのこと。そのうち、一部の高尾野町の中尾地区の設置代表者立会いのもと、現地調査を行いました。まだ整備途中でありました。
質疑では、委員から、災害で金網等が壊れたときは、復旧は個人で負担するのか、別に事業費があるのかについて、人件費は対象でないが、資材については調達されるとのことでした。また、イノシシ・鹿用金網柵等の設置補助は、基本的に3戸以上でないとできないのかについて、基本的に3戸以上で構成することが要件になっているとのことでした。
次に、農業次世代人材投資資金交付事業費について、新規就農対象者の延べ25人が受給中で、高尾野町の内野々でミニトマトをハウス栽培されている新規就農者の現地調査を行いました。
質疑では、委員から、この事業では経営開始型と準備型があるが、本日調査したところは3人ぐらいの雇用をしているとの話であった。国の事業である農の雇用事業を取り入れることができないのかとの質疑に、農の雇用事業については、農業委員会の所管である。認定農業者であれば活用できると思う。本日調査した方は、就農5年未満の方で、5年が経過すれば認定農業者に切り替える形になりますとのことでした。
農林水産整備課分について、みんなで守るふるさと農道管理事業費について、広域農道防草対策工事(その1)ということで、国道328号西之口交差点から西に入る駄子田付近の現地調査を行いました。その2の高尾野地区については、砂原交差点から西へ100メートルくらいから、それと内野々下と上の付近での計画であるとのことでした。
農道管理事業費全体については、除草の奉仕作業の報奨金、業者委託する除草作業、広域農道沿いの自治会にお願いしている敷地等の花植え経費等であるとの説明があり、質疑では、委員から、市管理農道また連絡農道は、誰が除草作業をするのかわからない。特に樹園地や山の中などは除草されていないところが多くあることについては、農林水産統括監より、特に野田地区は草の茂っているところが多い。それに耕作放棄地も多いところであるので、来年度は除草にもう少し予算を組んでいきたいとのことでした。
次に、基幹水利施設管理費について、高川ダム、五万石頭首工、小原揚水機場の管理委託を出水平野土地改良区で行っているとのこと。現地調査を行った高川ダムの小水力発電所は、本年度完成したものであるとのこと。売電料は、基幹水利以外の経費、出水平野土地改良区が行っていく経費等に使っていくということで、20年間は買い取り価格が高いので、その中で借入金の償還や高川ダムの小水力発電に係る経費等に使っていくとのことでした。
次に、林業振興一般管理費について、ドローン購入1台が30万円程度で、本年度は2台購入した。活用方法については、森林の状況調査、林道等の状況調査に活用していくとのことでした。現在では、機器の講習を受けている出水消防署に依頼し、活用しているとのこと。実際に出水消防署の屋内で実演してもらい、確認を行いました。3日間の講習が必要であるとのことで、農政課と農林水産整備課の職員から1人ずつ講習を受けることになっているとのことでした。
都市計画課分について、出水駅周辺都市計画施設管理費について、出水駅西口広場ほか4施設管理運営委託料について、平成16年3月に、九州新幹線出水駅の開業にあわせ、駅利用者の利便性、通行の安全性の確保及び円滑化を図るための関連施設に使われるものであるとのこと。平成22年度から指定管理者制度を導入し、現在3期目で、令和5年3月31日まで、株式会社トシヒロを指定管理者として運営を行っているとのこと。西口広場に飾る予定の冬のイルミネーションの準備を、現地調査で確認しました。
次に、出水駅周辺施設関連の補修について、平成16年3月の整備から16年を経過している西口広場や、東西自由通路の屋根鉄骨の腐食や塗装の劣化、屋根膜材の汚れなどが目立ってきており、また、高圧受電設備の更新推奨時期が経過している機器があるので、施設の長寿命化を図るため補修を実施したとのこと。現地調査では、全体がきれいに整備されていました。
質疑では、委員から、西口広場駐車場の利用者が少ないようであるが、活用方法を検討したらどうかとの質疑があり、活用方法を検討すべきであるとの提案を受けており、考えていきたいとのことでした。
住宅課分について、空家等対策事業についての現在までの執行状況について、空家等対策等の事業の主なものは、空家等対策協議会の開催、特定空家等の除却等の除去事業補助金、空家バンク等の登録物件改修事業補助金となるとのこと。協議会開催は、1回目を6月に開催し、2回目を12月に予定をしている。特定空家等の認定及び改善状況は、今年度は認定6件について、全て除却されたとのことでした。空き家バンク登録物件改修事業補助金について、今年度は改修工事が3件、家財処分と清掃が4件で合計7件、全て執行済みであるとのことでした。
質疑では、委員から、特定空家の物件の表示とかはしないのかとの質疑に、実際には掲示していない。本人に指導の形で文書での通知や、直接本人に面談で、危険であるので除却のお願いをしているとのことでした。
道路河川課分について、新焼却処分場取付道路整備事業費について、出水市道菜切線舗装工事は、延長1,025メートル、幅員6メートルの舗装工事で、3工区に分けて発注を行い、工事費の各市町村負担率は、出水市が62.36%、阿久根市が24.62%、長島町が13.02%となっているとのこと。この負担割合は、均等割分10%、人口割合40%、あとはごみ処理量の実績分50%から算出しているとのことでした。
質疑では、委員から、今回の舗装工事の入札は出水市内の業者だけのようだが、阿久根や長島の業者もいると思うが、阿久根市や長島町から意見はなかったのかとの質疑があり、出水市が管轄している市道であるので、出水市内の業者が選定されたとのことでした。また、道路の幅員については、中央線がないがとの質疑に、全線が6メートル道路である。ほとんど地元等の車は通らない。今後は、ごみ処理施設が完成するとごみの運搬車両しか通らないので、6メートルに決定したとのことでした。
下水道課分について、農業集落排水事業の繰出金について、臨時財政特例債が同様の公共下水道事業や特定環境保全公共下水道事業にもあるように、これについても臨時財政特例債のほかに同様な形で緊急下水道整備特定事業実施要綱に基づく臨時措置分と、平成5年度の国庫補助負担率の恒久化に伴い、平成12年度までに許可された下水道事業債特例措置分と含んでいるとのことでした。
質疑で、委員から、繰入れは順調に執行されているのか、何か滞っていないか、また、そのほか事業の執行状況はどうなっているのかについて、繰入れについては、当初4月に出資金の1億円の繰入れ、9月に、起債償還のため3条予算のほうで雨水負担金と他の会計補助金、3条予算の部分については全て一般会計から繰入れしているので、滞りなく執行できているとのことでした。出水浄化センターの改修工事の機器単価の特別調査委託を行った分の見積りが不調になった関係で10月に執行したので、時期が遅れて年度内完成が難しくなる可能性があるとのことでした。
以上で、産業建設委員会の委員長報告を終わります。
○議長(杉本尚喜議員) 報告議第2号閉会中における所管事務調査の報告について、産業建設委員長の報告のとおり受理することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
○議長(杉本尚喜議員) 御異議なしと認めます。よって本案は、委員長の報告のとおり受理することに決定いたしました。
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△ 散 会
○議長(杉本尚喜議員) 以上で、本日の日程は全部終了しました。よって、本日はこれで散会いたします。第2日の会議は12月9日に開きます。御苦労さまでした。
午後1時44分 散 会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
出水市議会議長
出水市議会議員
出水市議会議員
出水市議会議員
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