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出水市令和2年第3回定例会 第2日

○20番(髙崎正風議員) 大体出水市が15億ないと、ほかの平均から見てですね、15億の数字ですよ、平均でいくと。そのぐらい頑張らないと、他市の平均はとれないということなんですよ。2億でなったから3倍になって、4倍になって喜んでいるところじゃないですよ、15億ですよ。その数字もはっきりと言えないでしょう。調べていないから、周りを見ていないからその数字が出せないわけですよ。ちゃんとした、さっき言ったように数字の根拠を出しなさいと、全く根拠を出してくれないんですか。ただ文言だけ言って、こういう数字になりましたとかという根拠は全く出てこない。
ところで、余りやり過ぎた町もあるんですよ。というのは、市長が言われるように、自分のところの産物でない、ほかから仕入れ販売をやって、そのときどんどんやり過ぎた。これは高知県の安芸郡奈半利町、この前、10日ぐらいのテレビだったか1週間ぐらい前のテレビで、朝のニュースでふるさと納税の件について、見られた方はいらっしゃると思うんですけれども、町長が頭を下げておりましたが。というのは、ここは人口が3,000人余りの町なんですね。そこで幾らやっているかというと、平成29年に39億、平成30年が37億、ものすごい数字で稼いでいる。ところがやり過ぎちゃって、職員が贈収賄で逮捕されたという汚名があります。ここまではやらなくていいんですけれども。ですから、やっぱり本気でやるところはこういうふうにやっているんですよ。大崎町の例もとったし、いろんなところの例もとりました。書画カメラで皆さん見ていただいたように、相当頑張ってやっている。ですから、何とか形を変えないと、変えていかないと、どこに問題点があるのか。職員があんまり、私たちがやかましく言うと萎縮してしまっているんじゃないかという責任もあるんですよ。言いすぎると萎縮してしまう、前に行かないと。だから、そういうことのないように私は質問をしたいし、ものも言いたいんですけれども、そういう萎縮をしないで、みんな頑張ってやってください。頑張らなきゃだめだという気持ちにならないとだめだと思います。ですから、そういう事件もあるし、やはりやり過ぎない程度に一生懸命やっていただければいいと思いますが、出水市の応援基金のやつの内容、ホームページに出してもらっているんですけれども、結局、使い道も趣旨も全部書いてあります。ですから、こういうのを広げていくと、まだまだ自主財源をふやしていくと、例えば、みんなが一生懸命一般質問等でやっているのが里道整備なんですよね、里道整備なんかがこうやって使ったら非常にいいなと思うんですよ、これを頑張ってやってですね。予算がないから、全部里道は、法定外公共物はやるべきじゃないと言いますけど、しかし、こういう寄附金で、自分のまちに何とかしようと、稼がさせようという人たちが寄附してくれるわけですから、返礼品ばかりでもなくてですね。であれば、そういう里道整備も考えていくべきじゃないかと、ただ単に、ほかの予算に回さないで、かねてできないものに回すのが自主財源確保してくるわけですから、そういう方向に使っていくと、使えないかと。そういうのもやっぱり知恵を出していただければいいなと思うんですけど、市長、総まとめとしてどういう御答弁をいただけますか。