議会議事録検索

出水市令和2年第3回定例会 第2日

○椎木伸一市長 この事件発生当初から、出水市としましては、まずは自分たちが何が足りなかったか、何をすべきだったか、今後どうすべきであるかということに着目して、前を向いていきましょうという話を、まず、職員にしました。
その中で出てきたのが、スキルが足りなかった部分については児相経験者、あるいは警察の方、そういった方々を入れて連携を強化しましょう。それから、スキルについても、いろんな児相の経験者を入れて上げていきましょう。それから、緊急性・重要性が足りなかったものについては、各種相談員がいる中で一局に集まって、そこで専門的なスキルの中で判断ができるようにしましょうというような対応をして、安心サポートセンターをつくったわけでございます。
そういった中で、県の検証を待った上で、我々の職員もヒアリングを受けておりますので、そういった県の検証結果を受けて、我々自体も委員会をつくり、その中で職員からの聞き取りも含め、再度、県の報告書の中身を検証し、今、取り急ぎつくった安心サポートセンターに、今後何が足りないのか、そこを具体的に検証していきましょうという思いがあります。その中で、児童福祉法に基づく法定機関である児童相談所の関係がどうあるべきだったか、あるいは警察署の関係がどうあるべきであった、相談員がどのような行動をすべきであったか、そういったところを現場であったところとして、掘り下げて検証をしていきたいと考えているところです。